ドイツでマルチリンガルを育てる

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2011年01月11日
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テーマ: 海外生活(7812)
カテゴリ: カテゴリ未分類
今回の日本滞在は、前半は九州旅行、後半は東京の実家で過ごした。
ドイツから東京に着いた日、気温が15度もあって、子供達は「夏みたいだ!」と驚いていた。
翌日から九州旅行だったのだが、東京がこんなに暖かいなら、鹿児島はもっと暑いに違いないと思い、なるべく荷物を減らすため、厚手の服をあまり持っていかなかった。
ところが、九州には寒気団がきており、めちゃくちゃ寒かった。毎日、冷たい雨。最後の二日間は雪だった。

九州旅行は、私たち4人を含め総勢15名。3歳から80歳と年齢も幅広い。子供はうちの3人と義姉の友達夫婦のところの2名。6歳と8歳の女の子だった。私と子供達は、日本語で話し、あとの人たちは広東語で会話している。でも、私たちと話すときは、みんな英語を使ってくれる。驚いたのは、6歳と8歳の女の子も、英語がかなり上手だったこと。彼女たちは、家では広東語しか使っていないそうだ。幼稚園はインターに通っていたそうだが、小学校は、公立で広東語で授業が行われる。英語は授業で習っているだけ。中国語(北京語)の授業もあるそうで、北京語もかなりできるらしい。

ドイツも、私たちの州は小学校1年生から英語の授業があるが、日常英会話が支障なくできる子なんて、家で使っていないかぎり、いないと思う。
日本でもそうだと思う。今の事情は知らないが、中学から英語を本格的に習っても、中学生で堂々と英語で会話できる子が何人いるのかと思う。
どうしてこんなに英語がしゃべれるのか彼女たちのママに聞いてみたら、たぶんてれびを見ていて覚えたのではないかと思う、と言った。
香港では、私が住んでいたときは、地上波は4つチャンネルがあり、二つが広東語、あとの二つが英語放送だった。放送局は二つで、それぞれが英語と広東語のチャンネルを持っていたように記憶している。同じ番組でも、広東語と英語の両方で見ることができた。もちろん、ケーブルに加入すれば、日本語放送も含め、さらにいろいろな番組がみることができる。1997年までイギリスの植民地だったので、公用語は広東語と英語のふたつで、役所の書類は、すべて2ヶ国語で用意されていた。今は、たぶんそれに中国語(北京語)も加わっているのではないかと思う。


私たちの今回の旅行は、すべてアメリカに住む義兄が計画を立ててくれた。ホテルもすべて彼が予約してくれた。義兄は日本語が上手なので、現地でも、率先して立ち回ってくれた。
ローカル電車やバスの時刻表もあらかじめインターネットで調べ、すべてプリントアウトしてあった。鹿児島に着いた翌日、電車とバスで、流しそうめんで有名な唐仙峡と指宿の砂蒸温泉にいったのだけど、電車やバスの本数の少ないところだった。でも、義兄があらかじめ全部計画を練ってくれていたので、スムーズにすべてのことが運んだ。
冬に流しそうめんなんて、ちょっとびっくりだったが、観光地のようで、年中無休という看板があった。さすがに人は少なく、だるまストーブにあたりながら流しそうめんを食べるのは不思議な感覚だったが、初めての経験だったので、話のネタにはなった。

私たちは、どこに行っても、不思議な団体に思われたようだ。3カ国語が飛びかっているし、老人から幼児まで、年齢もばらばら。義兄は日本語が達者だが、アクセントで外人と一発でわかる。だから、私が日本語を話すと、「あら、あなた、日本語上手ね。」「えっ、日本人なの? どおりで、日本語がうまいと思ったわ。」としょっちゅう言われた。旅館の仲居さんに、「失礼だけど、あなたたちのご関係はどうなっているの?」と直接聞かれたこともあった。レストランでみんなのオーダーを取っている時に、「悪いけど、添乗員さんが、みなさんの注文をまとめてくれる?」と私に言った人もいた。

私たちは韓国人と間違えられることが多かった。それほど韓国からの旅行客が多いのだろう。どこに行っても、韓国語と中国語の表示はあった。東京では見慣れた光景だが、九州もいたるところでそうだった。鹿児島からは、ソウルや上海に飛ぶほうが、東京より早い。鹿児島県からも、天気のいい日には韓国が見えるほどの近さらしい。鹿児島からは香港への直行便もでている。

地方の国際化って私が思っている以上に進んでいるのだなーと感じた旅行であった。

もうひとつ驚いたことは、どこに行っても、消毒液のスプレーがあったこと。ホテルでも、旅館でも、水族館でも、レストランでも、本当にいたるところにおいてあった。私は、日本人の潔癖症は、ちょっと過剰すぎると思った。マスクをしている人もいたるところにいる。しかも、接客しているのに、マスクをしているのが、すごく気になった。別に風邪をひいているわけではなく、たぶん予防のためにしているマスクだろう。ドイツでの生活になれた私にとっては、ものすごく違和感を感じる光景だ。病院でもないのに、こんなにしょっちゅう消毒していたら、免疫力が低下するのではないかと思う。特に、消毒のしすぎは、乳児以外の子供にはかえってよくないのではないかと思った。 インフルエンザ予防のため、と言う表示があったが、口蹄疫騒ぎも関係しているのかもしれない。それにしても、私には、この光景は異常に映った。





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最終更新日  2011年01月11日 17時49分58秒
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