世界の片隅 ~忘れられた名の集う場所~
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朝が来る毎日変わらない何も変わらない朝が人は何かにすがりたかったんだ自分では何も出来ないから何かに道を示して欲しかったんだ俺はそんなくだらない人間のためにカミサマを作ったのか?自分では何も出来ない弱い人間達に・・・・・街の中央、ピラミッドここにカミサマがあり、巫女がいる内部には白髪の女性はコントロールパネルの前に立っている「カミサマ・・・この国はもうすぐ理想郷になります私達がずっと願ってきた理想郷に・・・・」・「カミサマのお膝元ね・・・この国もずいぶんと発展したもんだ・・・」ビルの上で緑色の髪をたなびかせ麻生ケイスケは街を眺めていた「でも、この国の人たちの笑顔は見たことがない」あの日からだ皆の笑顔が消えたのは「まるで操り人形だみんなカミサマの言うとおりに行動する」自分のせいであることはわかっているだからこそ自分で終止符を打つんだ「たとえそれが・・・誰かの命を奪うことでも・・」街が騒がしくなる『お告げ』の時間だろう毎日朝、昼、夜には巫女からのお告げがあるそこかしこにある宙に浮く液晶のような画面が一斉に替わるそして、白髪の女性が写る『諸君、残念な知らせだ』白髪の女性はそういった『竜馬ケン、望月ユウジ、この二人がこの国をよからん方向に向かわせるとカミサマが告げた』騒ぎが起きる「そんな!俺はこの国のために尽くしてきた!なのに、なぜ殺されなくてはいけないんですか!」竜馬ケンか望月ユウジか分からないが叫んだここからでも聞こえるいや、ここから出なくとも聞こえたか「うるさい!」おそらく、誰かがその叫んでいた男を投げたのだろう人が落ちる音が聞こえたそして------「この国のためだ悪く思うなよ」「い・・・嫌だぁ・・・」『・・・・やれ』拳銃の雄たけびとともに男の断末魔が聞こえる耳をふ塞ぎたかったが俺は塞いでも意味がない耳の裏を触るとその声は遠のいていったおそらく、もう1人もやられたであろう遠くからまた拳銃の音が聞こえる「・・・・・ちっ」ケイスケは下を打ち、ビルを降りていった俺がすべてを終わらせるそうしなければさらに無駄な血が流れる俺の手で・・・・・・・
Jan 26, 2007
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