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インターネットのブログを覗いていたら,以下の表現にぶつかりました。
『下の図を見てください。スイングを上から見下ろした時のクラブの動きです。赤い線はグリップの軌跡です。実はこれは模型を使ってグリップとクラブの動きをシミュレーションし、連続したアニメーションとして表したものです。
赤い線上のグリップとクラブは何も拘束されていません。ただシャフトエンドを一点で自由回転できるようにし、その点を赤い円上に動かしただけです。ブラブラの状態でシャフトエンドを円軌道に沿って引っ張ると、クラブははじめただ引っ張られているだけですが,あるところまで来ると突然外へ放り出されます。(リリースポイント)
ただし,条件は「グリップを円運動させる」ことです。
実際グリップを強く握ってクラブヘッドを走らせようとするとかえって振り遅れが起きます。』(ブログ「Golf IT Now!」より引用)
私は大いに驚きました。
私が今まで信じてきたスイング中のグリップ軌道と大きく異なるのです。
私が思っていたスイング中のグリップ軌道は,上から見たら,クラブヘッドの軌道と同心円で,身体を中心として,ボールの前後で左右対称に移動している,というものです。
ところが,このブログでのグリップ軌道は赤線で示されている円弧で,ボールの前後で左右対称でなく,体の右隣に中心がある比較的小さな円弧で,ボールの後ろ側だけで完結しており,ボールの左側にグリップの軌道がないものとなっています。
このブログで指摘しているグリップ軌道が正しいものかどうか,他で同じような指摘をしている例はないか,インターネット上のブログを当たってみました。
ありました,ありました。
(ブログ「Timのお気軽ゴルフ日記」より引用)
少し見づらいかもしれませんが,白い手袋の軌道がグリップの軌道で,上段がプロのもので,下段がアマのものです。
上段のプロのグリップ軌道は,確かにボールの右側でグリップ軌道がほぼ完了しています。(少しボールの右側にも軌道が出てはいますが。)
下段のアマのグリップ軌道は,私が今まで信じて疑わなかった,ボールの右側の軌道と左側の軌道が同じ,身体を中心とした左右対称の軌道となっているようです。(そして,クラブフェースが開いてインパクトしています。)
どうやら,先のブログ 「Golf IT Now!」での指摘は間違いではないようです。
皆さんは,どのように思われますか。
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