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ゴルフを習い始めたころに,よく言われることに,「スイング中,頭を動かすな」という教えがあります。 そういわれた方も多いのではないかと思います。 また,「スイング中,多少は頭が左右に動いてもよい」ということを言われる方もいます。そうしないと,スインクの動きがこじんまりとして,ボールを力強くヒットできなくなってしまう,という考えからなのでしょうか。 アドレスで構えた時の頭の位置と,インパクトの際の頭の位置が変わってしまうと,クラブフェイスの思った位置にボールをヒットさせることが難しくなって,チョロ,ダフリ,ひどいときには空振りなどとなってしまいやすくなるのは確かです。 そこで,私が最近,心がけていることは,アドレスで構えた時の「左鎖骨の付け根」の位置をスイング中に固定させることで,アドレスでの頭の位置とできるだけ同じ頭の位置でインパクトできるようにしています。 「左鎖骨の付け根」の位置は,「のどぼとけの5cmほど左下辺りの左鎖骨の端(少し出っ張ったところ)」です。 「左鎖骨の付け根」を固定してスイングするために,アドレスの際に,「ボールの位置(又は,クラブの最下点)」と「左鎖骨の付け根」を結んだ直線を意識して,その斜めの想像線を思い浮かべます。 そして,その斜めの想像線上に「直径5cm程度の丸太」を想像します。 そして,その丸太をアドレスからインパクトまで,「左鎖骨の付け根」で「ボール位置(又はクラブの最下点)」に押し付けて,斜めの丸太の前後左右の角度を固定することを意識して,スイングします。 そうすると,アドレスで構えた際の頭の位置とさほど変わらない頭の位置でインパクトすることができ,インパクトでの,「体の突っ込み」,「伸びあがり」等がおさえられます。 ドライバー,フェアウェイウッド,アイアンともに,ミスヒットが格段に減りました。
2024年02月28日
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『スイング中,最も力を入れて振る「箇所」はどこか』と問われて,私は,現在は,「切り返し直後からハーフウェイダウンにかけて」と答えると思います。 よく,『フォローで「ビューン」と音がするように振れ』(古閑美保プロなど)と言われますが,ドラゴンプロなどは,「切り返し直後に力を入れてクラブを振りおろせ」などともいわれます。 また,井上透ティーチングプロは,『ものを動かすときに一番力を必要とするのは「初動」なのです。ゴルフスイングの「初動」は「切り返し」なのです。ゴルフスイングで最も力を入れなければいけないのは「切り返し」です。初動のスピードがインパクトのスピードに直結するのです。「切り返し」が早ければ早いほど,強ければ強いほど,インパクトでスピードが上がるのです。』と言っています。 私は,特に最近,この井上ティーチングプロのいっていることが,納得できるようになっています。 スイング中のトップから,以下の二つの動きを同時に行います。 (1) 飛球線後方を向いた胸の正面に上がったグリップ・クラブを,上半身で,飛球線後方(球を飛ばす方向とはまさに,逆方向)にグリップエンドを先頭に力いっぱい振り下ろします。 (2)脚・腰を使って,右腰を身体の正面から飛球線前方に向けて移動させ,同時に左腰を身体の後ろから飛球線後方に移動させ,腰全体を左回転(自分から観て,反時計回り)させます。 切り返し直後は,上半身は飛球線後方,下半身は飛球線前方に移動することで,身体は引っ張り合いの状態になりますが,直後,宙に浮いている上半身は地面に接している下半身の力に負けて,飛球線方向に引き戻され,腕の力を抜いていても,クラブヘッドは飛球線方向に力強く振り込まれ,ボールを強く打つことができます。
2023年08月03日
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『スイング中,最も力を入れて振る「箇所」はどこか』と問われて,私は,現在は,「切り返し直後からハーフウェイダウンにかけて」と答えると思います。 よく,『フォローで「ビューン」と音がするように振れ』(古閑美保プロなど)と言われますが,ドラゴンプロなどは,「切り返し直後に力を入れてクラブを振りおろせ」などともいわれます。 また,井上透ティーチングプロは,『ものを動かすときに一番力を必要とするのは「初動」なのです。ゴルフスイングの「初動」は「切り返し」なのです。ゴルフスイングで最も力を入れなければいけないのは「切り返し」です。初動のスピードがインパクトのスピードに直結するのです。「切り返し」が早ければ早いほど,強ければ強いほど,インパクトでスピードが上がるのです。』と言っています。 私は,特に最近,この井上ティーチングプロのいっていることが,納得できるようになっています。 スイング中のトップから,以下の二つの動きを同時に行います。 (1) 飛球線後方を向いた胸の正面に上がったグリップ・クラブを,上半身で,飛球線後方(球を飛ばす方向とはまさに,逆方向)にグリップエンドを先頭に力いっぱい振り下ろします。 (2)脚・腰を使って,右腰を身体の正面から飛球線前方に向けて移動させ,同時に左腰を身体の後ろから飛球線後方に移動させ,腰全体を左回転(自分から観て,反時計回り)させます。 切り返し直後は,上半身は飛球線後方,下半身は飛球線前方に移動することで,身体は引っ張り合いの状態になりますが,直後,宙に浮いている上半身は地面に接している下半身の力に負けて,飛球線方向に引き戻され,腕の力を抜いていても,クラブヘッドは飛球線方向に力強く振り込まれ,ボールを強く打つことができます。
2023年08月03日
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以下の写真1は,タイガー・ウッズのドライバーのアドレス,写真2は,トップ,写真3は,ハーフウェイダウン直前のものです。(写真1)(写真2)(写真3) 写真1(アドレス)の上方の赤線は,タイガー・ウッズの前に映っているキャディバッグの底の部分とタイガー・ウッズの左太もも辺りの距離を,下方の赤線は,ボールとタイガー・ウッズの左脚のスネの辺りの間隔を示しています。 写真2(トップ)の赤線を見ると,アドレスより少し広がっているようですが,あまりアドレスから動いていません。 写真3(ハーフウェイダウンの直前)で見ると,写真1(アドレス),写真2(トップ)であった,キャディバックの底と左太もも当たりとの距離,ボール左スネ辺りとの距離がなくなっており,タイガー・ウッズの身体が目標方向に動いていることがわかります。 また,写真3(ハーフウェイダウンの直前)の右上の緑の四角で囲まれた部分の斜めの白い線が写っています。 これは,クラブヘッドの位置,動きを示しています。 この斜めの動きを上下方向と水平方向に分解すると,縦の緑の矢印と横の緑の矢印の動きに分解できます。 縦の矢印は上から下に落ちる動きを,横の矢印は左から右に,つまり,目標とは反対方向の後ろへの動きを示しています。 つまり,タイガー・ウッズの身体は目標方向の前に動いていると同時に,クラブヘッドは目標とは反対方向の後ろに動いており,そのため,クラブヘッドと身体が引っ張り合いをしていることになります。 ボールを力強く打つために,このクラブヘッドと身体の引っ張り合いが,大変に重要だと考えています。 トップからハーフウェイにかけての,クラブヘッドの目標と反対方向への動きと,身体(特に脚・腰の下半身)の目標方向への動きは,片方だけでは意味がありません。 この動きは,両方を同時に起こすことが必要で,片方の動きだけでは,クラブヘッドと身体の引っ張り合いが生じません。 貴方のスイングにおいて,トップからハーフウェイダウンにかけて,身体(特に脚・腰の下半身)の目標方向への動きはありますか,また,クラブヘッドの目標と反対方向への動きはありますか。 また,それは,同時に発生させていますか。
2022年03月11日
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(写真1)(写真2) 上に示した写真1はタイガーウッズプロの,写真2は松山英樹プロのスイングのインパクト付近のものです。 タイガーウッズプロも松山英樹プロも左右両肩を結んだラインはボール方向に向いているのに,左右両腰を結んだラインはボール方向からかなり目標方向に向いていて,上体がかなりひねられた形でインパクトを迎えています。 なぜ,このように上体をひねった形でインパクトを迎えているのかを考えてみました。 第1には,ダウンスイングを下半身主導で行っており,両腕,クラブはトップから腰が回転した後に腰に引っ張られる形で,腰より遅れて動き出すために,上体がひねられた形でインパクトを迎えているものと考えました。 第2には,ボールを打つために,腕を身体に対して左方向に移動させていない(腕だけでボールを打ちに行っていない)ためだと考えました。 なぜ,この形がいいスイングなのかと考えました。 一つは,脚,腰が主導して,腕,クラブが受動的に動かされてクラブが振れらるため,ボールを打つために腕に力を込める必要がないため,素早くクラブを振ることができるということ。 もう一つは,身体の左サイドがめいっぱい伸ばされて,身体がひねられているため,身体の剛性がひねる前より増して,インパクトの際に当たり負けしにくいためということ。
2022年01月18日
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「身体をゴムの様に使う」といわれると,眉唾のように聞こえるかもしれませんが,私が体験した感覚は正に「体をゴムの様に使う」という感覚なのです。 どのようにスイングするかといえば, 1 まず,トップからダウンスイングの際,クラブを握ったグリップを飛球線後方に振り下ろします。 (大西翔太プロによると,握ったクラブをグリップエンドから,右腕で槍投げの様に飛球線後方に放り投げるつもりで,グリップが身体からできるだけ遠くに離れるように,飛球線後方に振り下ろすということです。) 2 グリップを飛球線後方に振ると同時に,右腰を逆方向,飛球線前方に,かつ,ボール方向に,左腰を中心として移動させる。 1 の動きと2 の動きを同時に行うことにより,腰から上の身体について,腰に近い方の身体は目標方向に引っ張られ,肩に近い方の身体は目標と反対方向に引っ張られ,腰から上の身体は,ゴム紐の様に引っ張り伸ばされる状態になります。 また,右腰は,左腰を中心に反時計回りに回転し,肩に近い方の身体は飛球線後方に引っ張られるため,腰から上の身体は,引き延ばされると同時に,ひねられることにもなります。 1 の動きと2 の動きを同時に行った後,どうなるかというと,右腰の回転をインパクトフォローに向けて続けることにより,飛球線後方に振り下ろされたグリップ,クラブは,引き延ばされ,ひねられた身体が,急激に引き戻され,ひねり戻されることにより,「腕を飛球線方向に振る意識がないまま」グリップ,クラブが飛球線方向に振られて,力強くボールを打ち飛ばしてくれます。 そう,お笑いで,一時期はやった,ゴムパッチンのゴムの要領です。ゴムを二人で引き合って,十分引き延ばしたあと,一人が握っているゴムの端を離すと,勢いよく,もう一人の手元に戻って.痛い目に合わせる,あの状態です。 引き延ばされたゴムは,元に戻ろうとするだけで,力を出しているわけではありません。力が必要なのは,戻る時ではなく,引き延ばすときです。 同じように,この方法のスイングでは,力を入れるのは,ダウンスイングの前半です。1 の動き(飛球線後方にグリップ,クラブを放り投げる)と 2 の動き(右腰を左腰を中心に反時計回りに回転させる)を同時に行う際に最大の力を必要とします。 スイングの後半では,引き延ばされた身体が元に戻るだけで,力はいりません。むしろ,力むと,ブレーキになり,ヘッドスピードが落ちます。 皆様がすべて,私が体験できたように体験できるとは言えませんが,興味のある方は,ぜひ,お試しを。 まずは,ウェッジから。
2022年01月17日
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一般的に,トップで,腰の回転がアドレスから約45度,肩の回転がアドレスから約90度,が基本とされています。 ということは,腰の回転と肩の回転差は約45℃ということになります。 私は今まで,このトップでてきたこの約45度の回転差をインパクトに向けて「ほどいて」ボールを打つと考えて,そのようにクラブを振っていました。 ところが,「飛んで曲がらないスイング理論」(Smile 著)(電子図書 Kindle)で,「固定軸の入れ替え」という考え方を知りました。 「固定軸の入れ替え」とは,概略を説明すると,体幹を捩じる際,の「腰の軸」と「肩の軸」を考えたときに,テイクバックでは,アドレスから腰を約45度回転させたところで「固定」し,「肩の軸」をそこから更に約45度回転させて,腰と肩の回転差,約45度を維持してトップを迎え,ダウンスイングする際は,「固定」する軸を腰から肩に入れ替えて,「肩の軸」を固定して,「腰の軸」を先に逆回転させて,スイングするというものです。『詳しくは,「飛んで曲がらないスイング理論」(Smile 著)(電子図書 Kindle)参照』 『「肩の軸」を「固定」して,「腰の軸」を先に逆回転させる』ということは,トップでできた腰と肩の回転差「約45度」は「約45度以上」になってダウンスイングが開始されるということになります。 つまり,「体幹をほどく」のではなく,「体幹をしぼる」のです。 「飛んで曲がらないスイング理論」では,以下のように指摘しています。 【「ひねり戻しなさい」と言われれば,ほぼ100%の人が最初に行った側を元に戻して「ひねり戻し」を行います。 固定軸を入れ替えて捻転力を高めてから「ひねり戻し」をするなど想像すら出来ないのでしょう。 それ故,多くの人は肩の捻転がせっかく出来たとしても,回した肩をそのまま戻してしまいます。 しかし,プロの場合は,先に回した肩を一度固定軸に入れ替え,下図のように,回転軸を変えた腰を先に戻して捻転力を高めた後,肩のひねり戻しを行っています。(図) だから,プロのダウンスイングは捻転力を高める過程になり,アマチュアのダウンスイングは捻転力を無くする過程になってしまうのです。 これが,プロとアマとでは,インパクトの力が全く違う過程になってしまうのです。】 「固定軸の入れ替え」といわれると難しそうですが,テイクバックからトップに腕・クラブが上がっている途中,上がりきる前に,腰を逆回転させ,トップまで上がろうとしている「腕・クラブを,腰でハーフウェイダウンに引き下ろす」つもりで右腰をボール方向に移動させると,「回転軸の入れ替え」が意識することなく行われ,腕・クラブと腰が引っ張り合いをし,体幹が強く捩じられた後,クラブヘッドがボール方向へ振り戻され,インパクトを意識することなく,スパーンとインパクトゾーンをクラブが走って,力強いボールを打つことができます。お試しを。
2021年12月24日
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一般的に,スイングは,『アドレス』から「テイクバック」,『トップ』,「ダウンスイング」,『ハーフウェイダウン』,『インパクト』,「バックスイング」,『フィニッシュ』で,一振りを表現されることが多いようです。 この『ハーフウェイダウン』で『クラブシャフトは「地面と平行」で「飛球線に平行」になるようにするべきだ。』という教えを聞いたことがあります。ただ,私は,今まで,スイングする際にそのことにあまり注意することなく,ボールを打っていたようです。(写真1)(写真2) 上の写真1はローリー・マキロイの,写真2はジャスティン・ジョンソンの,それぞれ,ドライバーのハーフゥェイダウンのものです。 いずれも,上の青丸印がクラブヘッドの位置を,下の青丸がボール位置を示しています。 赤の曲線矢印がクラブヘッドの想定軌道を示しています。 クラブヘッドが腰の高さに降りてきた際のクラブヘッドの位置は,「ボールよりかなり後方に位置している」と感じないでしょうか。 また,クラブヘッドは,腰の高さから地面に近いボール位置に徐々に下がりながら,言い換えれば,「上から下に移動しながら」ボールに向かっています。 クラブヘッドは確かに「上から下に移動」しているのですが,写真の赤い曲線矢印を意識すると,プレーヤー自身からみたクラブヘッドは,腰から下で,「ボール後方からボールに向かっている」意識で,「上から下に移動」していることはあまり感じられません。 以前の私は,ダウンスイングで,ベン・ホーガンのいう「スイングプレーン」を意識したり,「ダウンスイング」,また,「ダウンブロー」の言葉を意識してか,インパクト直前のクラブヘッドの軌道を「上から下」の意識を強く持ってスイングしていましたが,クラブヘッド軌道が「アウトサイドイン」となってしまい,出玉が極端に左になってしまったり,極端なスライスボールになってしまい,思うようなボールが打てない状態でした。 しかし,この写真の赤い曲線矢印の軌道を意識して,インパクト直前のクラブヘッドの軌道を「腰の下の低い位置からボールに向かう」ように,「クラブヘッドを,右脇の斜め後ろ下(右脇の下)からボールに向かわせる」意識で,トップの高い位置にあるクラブヘッドをいきなりボール方向に向かわせるのでなく,いったん,飛球線後方の右背中後ろの低い位置(腰の辺り)に振り下ろし,「右脇の斜め後ろの下(右脇の下)から」クラブヘッドをボールに向かわせる低い軌道を意識してスイングするようになってから,クラブヘッド軌道がインサイドアウトに変わり,かなり,思い通りのボールが打てるようになりました。
2021年10月13日
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アドレスでクラブを構えた時,左右の腕(上腕,肘,前腕,手首,手)は,ほぼ,飛球線に平行に構えること,また,クラブフェイスの向きは飛球線に直角にすることから,ボールを目標方向に打つために,両腕の振る方向は,飛球線に平行に,常に飛球線に平行に振るものと,何の疑いもなく思い込み,そのように振っていました。 飛球線に平行に腕を振るとは,右打ちの場合,左腕を先頭に,その後を右腕が追いかける形で横に振るということになります。 ところが最近,どうもそうでもないぞ.と思えるようになりました。 以下の写真1から写真4は,ダスティン・ジョンソンとタイガー・ウッズのトップ及びハーフウェイダウンの写真です。(写真1)(写真2)(写真3)(写真4) ジョンソンもウッズも,トップからハーフウェイダウンにかけて,右腕の後を左腕が追いかける横方向ではなく,右腕と左腕がほぼ一緒に,飛球線後方に,縦方向に振り下ろしています。 そのため,ハーフウェイダウンで,まっすぐ伸びた右腕と,体の近くで直角近く(ウッズはほぼ120度)に曲がった左腕で三角形を形作り,飛球線後方が飛球線前方の景色を覗き見ることができます。 つまり,ハーフウェイダウンで左右の腕は,飛球線に平行方向ではなく,ほぼ,飛球線に垂直方向に位置していることになります。 トップからハーフウェイダウンにかけて,腕を横に振った場合,この三角形は形作られず,飛球線後方から飛球線前方の景色を覗き見ることができません。 トップからハーフウェイダウンにかけて,腕を縦に振るか,横に振るがの違いが,ボールを遠くに飛ばせるか飛ばせないかの境目のひとつなのかもしれません。
2019年05月22日
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(図1) 上の図1は著書「[新装版]ベン・ホーガン モダン・ゴルフ」(塩谷 紘 訳 ベースボール・マガジン社)の110ページから借用した,インパクト前後での左手首の動きを示したものです。 そして,真中の赤丸で拡大表示した絵がインパクトでのものです。 そのページの説明文として,『インパクトで左手首の「外転」運動が始まる。手首の骨は隆起し,ターゲットを指す。』と掲載されています。 図を見ると,左手首の「外転」はインパクトからではなく,インパクト手前から始まっているように見えますが。 (よくみると,この本の後半部分の「まとめと復習」の章の130ページに,赤丸で囲まれた部分のインパクトでの左手首の絵が再掲されており,その説明文として,「インパクトの直前に,左手首が外転運動を始める。左手首の骨は隆起し,直接ターゲットを指す。」と表示されています。) 110ページの絵に対応する説明として,赤字で「インパクトでは,左手甲がターゲットに向かっている。ここでは,手首の骨は顕著に隆起している。この骨もターゲットに向かっており,クラブフェースがボールにコンタクトする瞬間に前方に突き出て,手のどこの部分よりもターゲットに近い位置にきている。」と記しています。 続けて,普通の黒字に戻り,「左手首がこの位置にきていれば,左手は勢いよく走っているクラブヘッドのスピードを抑えたり,妨げたりしない。右手の力が左手に勝ってクラブをこねてしまう危険もない。そんなことは起こりえないのである。インパクトのパワーを増大させようとする限りにおいては,私は右手が三つあってもよかったと思うくらいである。」 さらに続けて,「すべての優れたゴルファーの左手首は,インパクトでこの外転運動を行う位置にきている。だが,腕の悪いゴルファーの場合,これとまったく逆のことをする。クラブがボールをとらえる際に,左手首を「内転」させてしまう……つまり,手のひらが下を向いてしまうように,外転とは逆の方向に手首を回すのである。」と記しています。 また,著書「Sメソッド 完全解説 佐久間 馨」(主婦と生活者)では,「第1章 Sスイングの作り方 編」においても,「01 Sメソッド誕生」に続いて,「02 Sスイングで最も大切なのは両腕の回転」として,「Sスイングのアプローチで最も大切なのは両腕の回転です。バックスイングでは,右の前腕と左腕を時計方向に回転させてクラブヘッドを動かします。ダウンスイングでは逆に,反時計方向に回転させて元の位置に戻します。その結果,ソールが芝の上を滑り,クラブヘッドが元の位置に戻るので,確実にフェイスの芯でボールをとらえられるのです。」として,インパクトに向けて,両腕の反時計方向に回転(左腕の外転)させてボールを打つことが大切である旨を強調しています。 更に森守洋ティーチングプロも,手首を返してボールを打たなければ飛距離を稼ぐことができないと指摘しています。(図2) 図2は,ゴルフ週刊誌「ゴルフダイジェスト」(2014年6月3日号 No20)に掲載された「左腕返しに目覚めたぞ!」(森守洋ティーチングプロが原江里菜プロにティーチングした内容)の記事です。 記事の中で,「クラブヘッドは野球のバットだと思ってください」として図2のように示しています。 クラブを構えた森守洋ティーチングプロのクラブヘッドが黄金の小さなバットになっています。その小さな黄金のバットを小さな森守洋ティーチングプロがバットとして構えています。 そして,クラブヘッドを野球のバットに見立てて,ホームランをかっ飛ばすつもりでバットを振るように,クラブヘッドを振って,ボールを打つように勧めています。 つまり,図2の大きな森守洋ティーチングプロのグリップ位置の下に示しているように,ボールの当たる前はバットは開いてから閉じながらボールを打っている状態を示しています。ボールに対して,ヒール側に比べトゥ側の方が大きく動いています。 野球で,バントをするときは,バットのヒール側とトゥ側を並行に動かしてボールにバットを当てます。バントではボールを大きく飛ばさないので,この方法でよいのです。ホームランを打つつもりでバットを振る場合は,ヒール側よりトゥ側を大きく動かしてボールを打つでしょう。 ゴルフクラブのヘッドも野球のバットと同じように,ヘッドのネック側よりヘッドのトゥ側を大きく動かしてボールを打たないと飛距離を稼ぐことがでないと教えているのです。 ただ,クラブヘッドをボールにぶつけるだけでは,バントする時と同じようなもので,飛距離は出ませんよと言っているのです。(図3) 上の図3は,飛ばせるスイング,つまり,腕を返して,クラブヘッドを,野球のバットでホームランを打つ時のように振ってボールを打った後のフォローの腕の状態を示したものです。 左腕の甲は地面を向き,右手の甲は空を向いています。テイクバックでは左手の甲は空を向いていたはずで,ダウンブローからフォローにかけて両腕をほぼ180度ヒックリ返してボールを打っていることになります。 この時の左手首の動きは,図1に示した,ベン・ホーガンが勧めている左手首の動きと同じです。図3の原江里菜プロの左手首は掌屈(手のひら側に折れる)しています。 この両腕を返してボールを打つ動きは,「クラブの上回し」(「ゴルフ潜在軌道理論」等の著者 栗林保雄ゴルフスイング研究家が提唱,図4参照),また,「クラブは突け!」(「Z打法」で有名な「GOLF300ヤードの法則」の著者若林貞夫ティーチングプロが提唱,図5参照),さらに,「クラブの前倒し」(YouTube動画などで有名なWGSLや『「クォーター理論」ゴルフ』の著者の桑田泉ティーチングプロが提唱,図6参照)などのハンドワークに共通するもので,ゴルフスイングを行う上で,非常に有効で,重要な動きで,ゴルフスイングの「肝中の肝」の一つではないかと思っています。(図4)(図5)(図6)
2019年03月07日
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下に示す図3は「ゴルフ潜在軌道理論」(栗林保雄著)より借用したものです。(図1,図2はありません。) この図3に対して以下の説明がされています。『図3は,機械や水門のハンドルを体幹を右回転にひねりながら"右手で下に回した"右回転を表していますが,これがスイングの普通の感覚です。残念なことに多くのアマチュアはゴルフでもクラブを下へ回してしまうのです。ところが,本当は腕やクラブを上回しの左回転にしなければならないのでスイングは「普通の感覚」ではできません。』(図3) 下の図4は,ゴルフスイングの肝の肝の肝,正しいクラブを振る方向である「クラブは左回転上回し」を説明している図です。 以下の説明がされています。 『図4 ボールを打つときの体幹を回す方向は図3と同じ右回転です。しかし,ゴルフは左腕を左に振らずにクラブの右力点を右腕で押すから,左腕が左回転に捻られてクラブは左回転で上回しになります。このことをベン・ホーガンは著書「モダン・ゴルフ」で"左手首の外転"(図5参照)と言っています。』 『さらに頭を混乱させることは,「体幹の右回転」と「クラブの左回転」を同時に行うとクラブヘッドはプロと同じきれいな曲線を描いてボールをヒットしますが,クラブの「左回転上回し」が見えないばかりでなく外見的にはボディターンと同じ方向にクラブを動かしているように見えてしまうのです。これが多くのゴルファーの上達を阻止した最大の原因です。(中略) 膨大な時間と費用をついやしても上達しなかった方が圧倒的に多いのは,クラブヘッドの上回しの原理を知らなかったからなのです。』(図4)(図5) 以下の図6,図7は,「練習はインパクトゾーンだけでいい」(栗林保雄著)より借用したものです。 図6は,胸の回転によるクラブヘッドの挙動を確認するための説明図です。 以下の説明がされています。 『まずは,クラブヘッドをスタンスの中央前方に置いて手や腕を固定します。 クラブヘッドの軌道を見るために胸を非常にゆっくり右へまわすとクラブヘッドは打面を閉じながらインサイドに上昇して限界に達します。 そこから胸を逆にまわすとクラブヘッドはインサイドから打面の向きを戻しながら下降します。 するとクラブヘッドは図6のようにスタンスの中央前方で最下点に達し,通過したとたんに打面を開きながらインサイドへ上昇します。 ダフらせないためには,手や腕でクラブヘッドをもちあげなくてはなりません。 ところが,身体の回転はスタンス中央前方(最下点)を通過したとたん,クラブヘッドをインサイドへ打面を開きながら上昇させます。 その結果,「手や腕でクラブヘッドを持ち上げる」動作に「身体の回転がクラブヘッドを上昇させる」動作が加わります。これが"すくい打ち"の正体です。』(図6) 『この動きを誘発する身体の回転こそがダフリやスライスの根本原因ですが,強大な力を誇る身体の回転を利用しなければスイングは成り立たないのです。 それでは,どうすればこの問題を解決できるのか。図7をご覧ください。』(図7) 『「身体の回転+ピストンスナップ(巻末参照)がゴルフの神髄だ」 身体の回転は強力な力を発揮します。 しかし,それはあらゆるミスショットの根源でもあります。 体の右側ではインサイドから地面に向けてクラブヘッドを急降下させてダフらせ,クラブヘッドがスタンスの中央前方を通過すると,打面(フェース)を開きながらインサイドへ急上昇させてしまう。その功罪併せ持つ身体の回転をどうすれば「ヒッティング」に取り込めるのでしょう。』 『そのためには,身体の回転を加勢に手や腕でクラブヘッドを加速しながら,打面を閉じつつアウトサイドへ下降させればいいのです。これが「ピストンスナップ」(図7)です。』 『スタンスの中央前方をクラブヘッドが通過したとたんに身体の加速回転は打面(フェース)を開きながらインサイドへ上昇させる。 そのときに手や腕がピストンスナップをすれば,クラブヘッドは上まわり下降軌道(参考図)で,打面(フェース)を閉じながらインサイドからアウトサイドへ下降します。』 『インパクトでは,体の回転「下まわり上昇軌道」とピストンスナップによる「上まわり下降軌道」が必然的に合成されることで,自然と直線軌道が得られ,打面がスクエアから次第に閉じる動きをします。』 『直線軌道で打面を閉じながら打つので適度なバックスピンが掛かる。だから飛んで曲がりません。 しかも最大の加速度を伴って,つぶれたボールをシャフトで押しながら打ち抜くので驚くほど飛ぶ。それがピストンスナップの凄さです。』 『「加速と軌道と打面開閉」を三位一体でコントロールする「仕組み」を備えているピストンスナップ。ピストンスナップ以外にこれほど働いてくれる手や腕の動作は見当たりません。世界中のあらゆる打法は「暗中模索の状態でこれ(スイング原理)を追い求めていた」といえるのです。』(参考図) クラブの動きは「左回転上回し」と頭で理解しても,時間がたつと,また,コースにでると,いつの間にかどこかに置き忘れてしまうのも,一般的なプレーヤーの常,年齢を重ねたプレーヤーの常,心の隅に「クラブの動きは左回転上回し」の言葉が住んでもらえるよう心がけたいものです。(図8)(図9)◎ ピストンスナップとは,以下の②から③の動きをいう。(厳密には肩甲骨の動きも伴う。)(図8及び図9参照) アドレスから ① 左右前腕を右へ45度捻る ② 右小指を胸の中央前方に維持 ・ 左右前腕を左捻り ・ 左手首を小指側へ折ってていく ・ 左肘を下に向けて伸ばし右腕の動作のつっかい棒にする (腕を左に絶対に振らない) ③ 右手首が盛り上がるまで右腕を伸ばして加速終了
2018年04月04日
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アドレス(address)を広辞苑で引くと,『①宛名。住所地。アド。②(コンピュータ用語)データや命令を格納するもメモリーのおのおのの場所。番地。③ゴルフで,スタンスをとり,クラブ・ヘッドの底面をつけて打つ構えに入ること。』とあります。 ゴルフでのアドレスは,まさに,③でいうとおり,『スタンスをとり,クラブ・ヘッドの底面をつけて打つ構えに入ること。』です。 ここで重要なことは,アドレスで構えた際のクラブの位置です。その際のクラブヘッドとグリップエンドの位置です。このクラブヘッドとグリップエンドの位置でボールを目標に向けて打つことになるのです。 アドレスでは,ボールを目標に向けて打てる位置にクラブを構えなくてはならないのです。 そうであれば,インパクトではアドレスで構えたクラブの位置でボールを打たなくては目標に向けてのボールは打てないはずです。 アドレスでは,ボールを目標に向けて打てる位置にクラブが構えられているかに注意を払い,インパクトでは,アドレスで構えたクラブの位置でボールが打てているかに注意を払う必要があるのです。 アドレスには,『宛名。住所地。』という意味のとおり,手紙,はがき等もアドレスに指定された住所に間違いなく配達される必要があるとおり,ゴルフでもアドレスで構えたクラブの位置を覚え,クラブがトップを経過している間もアドレスでのクラブの位置を見失ってはならず,インパクトでは間違いなく,クラブをアドレスの位置に配達する必要があるのです。
2018年02月28日
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スイング中は「アドレスでの前傾角度を維持しろ」ということはよく言われているところです。 アドレスで上体は正面を向いているので,上体を身体の正面方向に傾けて前傾しています。 テイクバックでは上体は飛球線後方に向くので,前傾を維持するためには左体側方向に上体を傾ける必要があります。 また,フォローでは上体が飛球線方向を向くので,前傾を維持するためには右体側方向に上体を傾ける必要があります。 つまり,上体はアドレスでは身体の正面方向(写真1 参照)に,テイクバックでは左体側方向(写真2 参照)に,そして,フォロでは右体側方向(写真3 参照)に傾ける必要があり,上体の傾きは,前へ,左へ,右へとスイングの進行とともに切り替えないと前傾を維持すること難しくなることになります。(写真1)(写真2)(写真3) この体側方向への上体を傾ける動きについては,今までのゴルフスイング習得の理論の中ではあまり強調されていなかったように思われます。 ところが,最近,この体側方向への上体を傾ける動きについて,強調するテーチングプロが目につきます。 その中の一人が「ザ・リアル・スイング」を著した奥嶋誠昭ツアーコーチです。 「物体の動きは,3方向の移動に3方向の回転が加わり,合計6方向の動きで成り立っている」として,ゴルフスイングの動きも,この6方向の動きで成り立っていると指摘しています。(写真4 参照)(写真4) 体側方向への上体の傾きは,写真4の「緑色の矢印」(左右に傾く)に該当します。 そして,「ゴルフ新常識1」として,バックスイングでの必要な動きは,「回転」+「左に側屈」と明確に指摘しています。(写真5 参照)(写真5) 「ゴルフ新常識2」として,「前傾のキープは側屈への切り替えで完結する」と明確に指摘しています。(写真6 参照)(写真6) 「ゴルフ新常識3」として,ダウンスイングで必要な動きは,「回転」+「右に側屈」と明確に指摘しています。(写真7 参照)(写真7) また,腰の回転と肩の回転は同じ方向ではなく,「腰は横回転でも肩は縦回転」であると指摘しています。(写真8 参照)(写真8) そして,私には,この「肩の縦回転」は,回転と同時に,体側方向への上体の傾きを意識して行うことにより,スムースに肩の縦回転を行うことができるように思えます。 なお,この「腰は横回転,肩は縦回転」については,「Sメソッド・Sスイング」提唱者の佐久間馨プロも指摘しているところです。(写真9 参照)(写真9) 体側方向への上体を傾ける動きについては,最近,活躍している辻梨恵プロのコーチとして注目を集めている三觜喜一テーチングプロも,指摘,強調しています。(写真10 ,写真11 参照) (写真10)(写真11) 体側方向への上体の傾きを意識してスイングすることにより,今まで以上にスイングがスムースになり,プロのようなスイングに近づき,意図した球筋のボールが,より簡単に打てるようになるかもしれません。
2018年02月05日
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写真1はマーク金井ゴルフ芸人(?)の膝立スイングの様子で,写真2は雑巾王子こと武市悦弘プロのそれです。 (写真1)(写真2) この膝立スイングを試みたことのある方は多いと思いますが,その時に,この膝立スイングでボールが打てるようになって,何球かを打って,「出来た,出来た」と安心していては,普通のスイングになったときに,膝立スイングの際に行ったリストワークを忘れて,従来行っていたリストワークに戻ってスイングし易いのです。(すでに,この膝立スイングでのリストワークが身についている方は別です。) では,「膝立スイングでマスターすべき超重要なリストワーク」とは,どのようなものかを説明しましょう。 それは,「左グリップが下,右グリップが上でクラブヘッドの動きをコントロールすることがし易いグリップワーク」です。 通常のアドレスで,前傾してクラブを握って構えると,左右のグリップの位置関係は「左グリップが上で,右グリップが下」に位置する位置することになります。 目の高さに吊るしたボールを,7番アイアン辺りを持って打つことを想像してみてください。 ホールの位置が目の高さで,グリップ位置はそれより低いお腹から胸の辺りの高さなので,「左グリップが下,右グリップが上」の位置関係でクラブを振ってボールを打つことになります。 ただ,ここで注意しないと,クラブヘッドの重さに両グリップの腕の力が負けて,目の高さに吊るしたボールの下を振ってしまい易いのです。 クラブヘッドの重さに負けないようにするためには,左グリップの親指側の手のひらでグリップ部分を上から下に押し下げるように力を加えて,逆に,右グリップの人差し指側の手のひらでグリップ部分を下から上に引き上げるように力を加えて,スイングする必要があります。 この「左グリップを上から下に押し,右グリップを下から上に引き上げる力を加えて」のリストワークが,「膝立スイングでマスターすべき超重要なリストワーク」ということです。 この「左グリップを上から下に押し,右グリップを下から上に引き上げる力を加えて」のリストワークを,前傾してアドレスをする普段のスイングでも行えるようになると,ボールコントロールが飛躍的にやり易くなります。この左右グリップの力加減のリストワークをマスターするために,膝立スイングで,ボールを打つ必要はなく,膝立スイングでの素振りを繰り返し行い,そう,1セット100回の素振りを1日に3セット程度を1週間も行えば,マスターできるでしょう。
2016年12月19日
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Sメソッド提唱者の佐久間馨先生の「佐久間馨のサクッとパープレー(第2回)」(山田動画配信)のDVD動画を見ていた時です。 「ゴルフスイングはできるだけ動かす部分が少ないシンプルなほうがよい。」という説明の後,「テイクバックで,肩甲骨と一体化した左肩を押し下げるだけで,クラブは大きく後ろ上方に上がっていくのです。」という説明を聞いたとき,「何かピン!」とくるものがありました。 9番アイアンを手に取って,アドレスをとり,実際にそのように,肩甲骨と一体化した左肩を身体の前に「押し下げ」ました。その際,体幹はできるだけアドレスの位置を維持したまま,肩甲骨と一体化した左肩を身体の前に押し下げることだけに意識を集中したのです。 左胸と左肩の部分が非常に窮屈な感じです。左肩甲骨を左肩と一体化させているため,背中側で,背骨から引き離されて,左肩甲骨の下の部分の広背筋が引き延ばされて「張り」が感じられます。 ボールを打ってみました。勢いのある,力強いボールを打つことができました。 「これだ。」と思いました。 これまでは,テイクバックで意識していたのは「クラブを握っているグリップ部分」の位置でした。 ボールを力強く打つためには,「グリップ部分」を飛球線後方,身体の後ろ上方に,できるだけボールから離れた位置に移動させて,そのことにより,左肩,左肩甲骨を背骨から離れた位置に移動させることができ,その結果,力強いボールが打てるものと思っていました。 しかし,実際には,「グリップ部分」の位置を意識していたのでは,左肩,左肩甲骨までの間に,左前腕,肘,左上腕が介在しているため,「グリップ部分」に加えた力が左肩,左肩甲骨に伝わる間に半減してしまうため,左広背筋を十分に引き延ばすには至らないのです。 テイクバックで,体幹をアドレスの位置に固定させたまま,「肩甲骨と一体化した左肩を身体の前に押し下げる」ことに意識を集中することにより,左広背筋が十分に引き延ばされ,その結果,力強いボールを打つことができるようになるのです。 ○ バックスイングで,左肩が顎の下まで回せ。 ○ トップで,腰は45度程度,肩は90度程度,アドレスより回せ。 ○ インパクトまで肩は開くな。 ○ クラブは左腕主体で振れ。 これらの教えは,このことだったのです。 「インパクトまで,体幹と左肩,左肩甲骨の間を緩ませるな。」(写真1)(写真2)
2016年10月18日
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ゴルフ上級者は,「グリップとアドレスでゴルフスイングはほぼ8割は決まりだ」などということがあります。 そのうちのアドレスで重要な要素の一つが「腰の構え」だと思っています。 「骨盤から前傾しろ」,「お尻を後ろに突き出し,お尻の穴を空に向けるように」,「野球の守備の際のように腰をおろして,前後左右どちらにも動けるように構えろ」などなど,いろいろ言われています。 アドレスで腰の構えが重要な理由は,その構えによって,ボールを飛ばす原動力である下半身の動きができるか,できないかの分かれ道になるからだと思っています。 下半身でボールを飛ばす動きができないと,腕,手の力を使ってボールを飛ばさなくてはならなくなり,腕,手で行わなければならない,クラブヘッド,クラブフェース面のコントロールがおろそかになり,飛ばない,コントロールのきかないボールしか打てなくなるのです。 では,アドレスで腰の構えはどのようにしたらよいか。 脚,腰の下半身の動きで,テイクバック,切り返し,ダウンスイング,フォローまで,両肩甲骨を含めて,腕,手,クラブを振ってスイングをした際に,その重さのものが動くことによって生ずる慣性力,遠心力に対応して,クラブを含めた身体全体のバランスを崩さずにスムースにスイングすることができるように意識して構えることが重要だと思っています。 そのためには,特に,左右の大腿四頭筋(大腿(腰から膝の間)の前側の筋肉)及び腹筋に力を入れて,「骨盤から前傾し」,「お尻を後ろに突き出し,お尻の穴を空に向けるようにし」,「野球の守備の際のように腰をおろして,前後左右どちらにも動けるように」,構えるとよいと思っています。
2016年10月03日
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「クラブの上回し」とは,『遅く始めたゴルファーは「型」から入れ!』,『ゴルフ潜在軌道理論』,最近では,『練習はインパクトゾーンだけでいい』の著者,栗林保雄ゴルフスイング研究家が唱えている,「ダウンスイングで体幹は右回転下回し,クラブは左回転上回し」の「クラブは左回転上回し」のことです。(写真1参照) (写真1) ただし,ここで注意しなければいけない,重要な点があります。 写真1のグリーン色で表示された矢印に倣って,上から下に,かつ,飛球線後方から前方に向かって,トップの位置からボールに向かってクラブヘッドを移動させたのではいけないのです。 「上から下に」はよいのですが,「飛球線後方から前方に向かって」がいけないのです。 では,どうすればよいのでしょうか。 それは,「トップから,上から下に,かつ,飛球線後方に向かってクラブヘッドを移動させる。」が正しいのです。 でも,それでは,写真1とは違う動きになってしまうのではないか,と納得できない方がほとんどだと思います。 その答えは「球はどこへ行った!?」(「芝天狗」と名乗るアマチュアゴルファーが唱えるゴルフスイングの理論を掲載したブログ)にあります。 「芝天狗」さんは,ゴルフスイングの概念は,「ブランコ」ではなく「ヘリコプター」が正解だとしています。 (写真2) ヘリコプターには,上で横に回る大きなプロペラと,後ろで縦に回る制御用の小さなプロペラがあります。 (写真2参照) 「芝天狗」さんは,この横と縦の二軸が回転する「形状」に注目して,ゴルフスイングは「横と縦の二軸の回転の組み合わせて」であるとしています。 そして,身体をヘリコプターになぞらえると, A 腕が大きなプロペラにあたり,足腰はエンジン,胴体が横回転軸 (写真3~8) B クラブシャフトが後ろにある制御用のプロペラにあたり,手,腕が縦回転軸 (そこに左右の動きは全くありません。) (写真9~15) 「クラブシャフトは,横と縦の二つの軸回転によって回転している」としています。 両手でグリップして縦回転するシャフトと腕の軌道は以下の写真のようになります。 (写真16~21) 両手であってもシャフトは身体の正面ではなく,身体の右サイドで縦回転させます。 このとき縦回転させる方向は,両肩を結んだ直線に直交する方向です。 (写真22) (矢印のある赤の直線が縦回転させる方向,それに直交する赤の直線が両肩を結ぶ直線) アドレスで両肩を結んだラインは飛球線に平行になっていますが,トップではそのラインはほぼ90度回転して飛球線と直交し,その両肩のラインと直交する方向に振り下ろすクラブは飛球線後方に振り下ろすことになります。(写真22の赤矢印の方向) トップからクラブを振り下ろす方向は飛球線後方ですが,クラブがトップからハーフウェイダウンを経て,インパクトに移動する間に,体幹が横回転し,その体幹の横回転と飛球線後方に振り下ろされたクラブの縦回転が合成され,写真1の緑の太い矢印の軌道でクラブは『上回し』に振られることになるのです。
2016年05月04日
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(写真1 順シナリ) 写真1は,タイガーウッズのドライバーショットのトップから切り返してハーフウェイダウンに向かう途中のものです。 この段階でクラブシャフトは最大限順シナリをしています。 (写真2 シナリ戻り) そして,写真2はハーフウェイダウンのものです。 シャフトはこの段階でシナリ戻っており,この角度ではシャフトはまっすぐの状態です。 (写真3 逆シナリ) そして,写真3はハーフウェイダウンからインパクトに向かう途中のものです。 シャフトは逆シナリして,クラブヘッドがボール方向に向かっています。 クラブシャフトの逆シナリを活用してボールを飛ばすには,切り返し直後に,脚,腰,胴,肩,腕で,つまり,身体全体を使って,シャフトを右背中後方で目いっぱい順シナリさせる意識が重要だと思っています。
2016年04月21日
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この写真は,「ゴルフマガジン72ヴィジョンGOLF」(平成22年3月号 Vol20)の第1特集「インパクトイメージは右腰横!」(解説 高木 覚ティーチングプロ)の記事のうちの「飛距離アップドリル」の1ページです。 このドリルを行うことにより,「力を入れるタイミングや方向が体感できる」ということで, 『 ……飛距離アップドリルを紹介しましょう。方法は, 1. 左右の手を離して,タオルの両端(約30cmの幅)を持つ。 2. 離した手をつけてアドレスの姿勢をとる。 3. バックスイングからトップへ。 4. 右腰横の高さでタオルを一気に開くように,ターゲットラインと平行に振り下ろす。 こうすると,クラブを振り下ろす方向や力の入れ方がわかり,ヘッドスピードがアップします。』 としています。 『また,その応用として(真ん中の写真),シャフトにハンカチを巻いて右手を滑らせると,より実践的な感覚が身に付きます。』 としています。 はじめて読んだときは,このドリルを実際にどのように行うのか理解できなかったのですが, 1. の写真のように,左手を下に右手を上にしてその距離が30cm程度になるようにタオルの両端を握る, つまり,クラブをスプリットハンドで握るように,タオルをクラブに見立てて,両手の間隔が30cm程度になるように,タオルの両端を握ります。 2. の写真のように, クラブを持って通常にアドレスするように,離れた左手の親指側に右手の小指側をくっつけて構える, タオルは両手の間の真ん中あたりから折れて二重になり30cm程度の半分の15cm程度の長さで垂れ下げます。 3. そこから,バックスイング,トップへ, 4. ダウンスイングを行い,両グリップが右腰横の高さの位置で,左右のグリップを一気に,目いっぱい離して,タオルが引っ張られて「パンッ!」と音が出るくらい,強い力で引っ張って下します。 左グリップは握った左手のの小指側に,上から下のボール方向に(飛球線後方から前方方向に)力を入れて振り下ろし,右グリップは,左グリップと同じ方向ではなく,握った右手の 拳方向に,曲げた右肘を伸ばしながら,上から下にボールから離れる方向に(飛球線前方から後方方向に)力を入れて振り下ろします。 このドリルで覚えた左グリップと右グリップの互いに異なる方向への力使いを,実際にボールを打つ際に行うと,クラブヘッドが走るためか,クラブがしっかりホールドされるためか,力強くボールを打つことができます。 お試しを。
2016年04月03日
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(写真1) (写真2) (写真3) 写真1,2,3をご覧ください,代表的な日本男子プロのダウンスイングの写真です。 どのプロも,この段階でシャフトは地面から45度以上立っています。 そして,どのプロも「腰の正面の向き」は「胸の正面の向き」より先行しています。 つまり,この段階で,「腰の正面の向き」は正面から飛球線方向に向かう途中の段階であるのにく比べて,「胸の正面の向き」は飛球線後方から正面に向かう途中の段階で,「胸の正面の向き」は「腰の正面の向き」の動きを,ワンテンポ遅れて追いかけているのです。 一般的にいわれている「下半身主導」ということでしょうか。 この段階で意識するのが,「右背中でクラブを押す」ということです。
2016年03月31日
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(図 インパクトでの左手首の形) 上図は,「[新装版]ベン・ホーガン モダン・ゴルフ」(塩谷 紘 訳 ベースボール・マガジン社)より借用した,インパクト前後での左腕の「外転」を描き出している図です。 この図の説明として,『この一連のイラストは,言葉でいい表わすよりはるかに明確に,この穏やかな外転運動の本質を描き出している。 この一連の手首の外転運動のイラストに,精密な観察を要する極めて重要な位置が描かれている。つまり,実際のインパクトの瞬間における左手首と左手の位置である。 インパクトでは,左手の甲がターゲットに向かっている。ここでは,手首の骨は顕著に隆起している。この骨もターゲットに向かっており,クラブフェースがボールにコンタクトする瞬間に前方に突き出て,手のほかのどの部分よりもターゲットに近い位置にきている。』としている。 インパクト前後で,この動き,左手首を外転させて,インパクトで左手首の骨を隆起させて,手のほかのどの部分よりターゲットに近い位置にするために,右手グリップはターゲット方向に移動させるが,左手グリップは逆にターゲットと反対方向に移動させる意識が必要である。 また,左グリップをターゲットと反対方向に移動させると同時に,左グリップをボール側から身体側へ引き寄せる意識も必要である。 右グリップはターゲット方向に移動させると同時に,身体方向からボール方向に押し離す意識も必要である。 インパクト前後で,右グリップをターゲット及びボール方向に押し離し,同時に,左グリップをターゲットと反対方向及び身体方向に引き寄せて,腕・クラブを半時計回りに回転させることにより,クラブヘッドを,加速させて,クラブを突く動きで,クラブを上回しの動きで,ダウンブローに,インサイドインの軌道で,振ることができるのです。
2016年02月12日
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(図) この図は, 「練習ぎらいはゴルフがうまい!」(佐久間馨 著)から借用したものです。 佐久間馨先生は,「スイングで意識するところは2カ所だけ。あとは無意識に振ればいい!」ということで,テイクバックでの,「アドレスからシャフトが地面と平行になる直前まで」の部分と「ダウンスイングで「ハーフウェイダウンに入る直前からハーフウェイダウンを過ぎたあたりまで」の部分の2カ所のみを自分で行う部分だとしています。(図の中で,赤矢印で示した個所) それ以外の部分は,慣性力と引力により「自然に動く」としています。 私は,佐久間馨先生が指摘する「意識する2カ所」のほかにもう1カ所,「トップから切り返しの直後まで」(図の中で,緑矢印で示した個所)の「クラブヘッドの動き」を意識すると,インパクトを上手に迎えられると思っています。 「クラブヘッドの動き」をどのように意識するかというと,トップから切り返し直後にかけて,「クラブヘッドが身体の後ろで,ボールから『できるだけ離れた所』を,飛球線後方から飛球線前方に向かって(ボールを飛ばす方向とは真逆の方向)確実に移動しているか」を意識するのです。
2016年02月10日
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スイング中,できるだけ,「グリップ位置を体の正面から外さないように」という教えがあります。 そのためには,腕を動かす際に,肩と上腕の間接部分から腕を動かすのでなく,胸骨と鎖骨の接点である胸鎖間接部分から鎖骨と肩甲骨とを一体として腕を動かすことです。 (図 鎖骨及び肩甲骨) なぜ,鎖骨と肩甲骨とを一体として腕を動かすと良いのか。 いくつかの良い点があります。 1 グリップが身体の正面から外れにくくなる。 2 インナーコア(背骨,肋骨などの体幹)をアドレスの位置から動かすことなく,十分に動かして,腕,クラブを振ることができる。 3 そのため,ダウンスイングで,アドレスで構えたクラブヘッドの位置にクラブヘッドを正確に戻しやすく,スイートスポットでインパクトしやすくなる。 4 インナーコアを動かさずに,鎖骨,肩甲骨を動かしてテイクバックすることにより,引き伸ばしにくい鎖骨,肩甲骨周りの筋肉を引き延ばすことにより,僅かな動きで力強く腕,クラブを振ることができる。 「テイクバックで,左肩を顎の下にくるまで回せ」という教えがあります。 これも,鎖骨と肩甲骨を胸鎖間接部分から動かして,腕と一体として腕,クラブを振れ,ということを言っているものと思います。 ただ,「左肩を顎の下にくるまで回す」際に,インナーコア(肋骨,背骨など)が鎖骨,肩甲骨と一緒に回ってしまっては,鎖骨,肩甲骨周りの筋肉が引き伸ばされないので,注意が必要です。
2016年02月07日
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ツイスト打法の雑巾王子こと市川悦宏プロやクラブアナリストマーク金井プロが勧める「膝立ち打ち」を試したことがありますか。 (写真1 市原悦宏プロの膝立ち打ち) (写真2 マーク金井プロの膝立ち打ち) 初めて行ったほとんどの人が,ボール位置のかなり手前をダフって,まともにボールを打つことができないようです。 それはなぜか,それは,インパクト前後でクラブヘッドを「上回し」(左右両前腕の延長線上より上部分を飛球線後方から飛球線前方に移動させる)のスイングができずに,クラブヘッドの重さとスイングにより発生する遠心力にクラブを支える力が負けて,クラブヘッドが垂れてしまい,インパクトのかなり手前をダブルという訳です。 では,クラブヘッドの重さとスイングにより発生する遠心力に負けずにクラブを支えてスイングするにはどうしたらよいか,それは,左手の掌底の小指側でグリップを上から下に力を加えて,右手の中指,薬指の腹の部分でグリップを下から上に力を加えて,「右グリップからクラブヘッドまでのシャフト部分とクラブヘッドの重さ」と「右グリップからグリップエンドまでの重さ」の差を左手の掌底の小指側で感じながらグリップし,その差を感じながらスイングすることです。 「右グリップからグリップエンドまでの部分」を クラブヘッドの動きを操作するレバーのように使い,「左手の小指側の掌底」による上から下への力加減と「右手の中指,人差し指の腹」による下から上への力加減により,クラブヘッド側の重さとクラブヘッドに生ずる遠心力を感じながら,クラブヘッドの動きをコントロールするのです。 Sスイング提唱者の佐久間馨メンタルコーチは,「左前腕とシャフトの角度を約150度に維持したまま」スイングすることを勧めています。 同じことだと思いますが,私は,「右前腕とグリップエンド側のグリップ部分の角度を60度以上に維持したまま」スイングすることをお勧めします。 なぜなら, 「右グリップからグリップエンドまでの部分」を クラブヘッドの動きを操作するレバーのように使うためには,この「右前腕とグリップエンド側のグリップ部分の角度を60度以上に維持」すると,操作がやりやすいためです。 この角度が45度以下では極端に操作がしにくくなります。
2016年01月28日
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(写真1 森守洋のクッション叩き付けドリル) (写真2 ゴルフWGSLレッスンのグローブ叩き付けドリル) 写真1は,森守洋コーチのクッション叩き付けドリルの写真で,クッションを右足外側に叩き付けたところのものです。 また,写真2は,ゴルフWGSLレッスンのグローブ叩き付けドリルの写真で,グローブを右足外側に叩き付けたところのものです。 どちらも,叩き付ける物は違いますが,ドリルとしては,同じ効果を狙ったドリルです。 持ている物,クッション又はグローブを右足外側に叩き付けるためには,腕が身体の右サイドで,上から下に移動する際に腕のスピードを上げて,腕が真下に到達する前に持っているもの(クッション又はグローブ)を離す必要があります。 腕のスピードを上げるのは,腕が身体の右サイドで上から下に移動する際,つまり,腕を振るタイミングは腕が身体の右サイドに位置しているときで,腕を振る方向は上から下に向かってだ,ということです。 腕が身体の右サイドにあるときに腕を早く振ってしまうと,インパクト前後で最大スピードでクラブを振ることができないのではないかと思いがちですが, 腕が身体の右サイドにあるときに腕を上から下に(感覚的には上から右下方向に)スピードを上げて振り下ろすと,グリップ位置と体幹(胸,肋骨,胴体)位置が引き離され,腕(上腕及び前腕)がグリップと体幹との引っ張り合いにより,ピーンと引き伸ばされ,腕が身体の右サイドにある間に上から下に振りきられていれば,インパクト前後で腕は脱力され,腕とともにクラブは加速を伴って,力強く振られることになるのです。 腕が身体の右サイドにあるときに,腕を上から下に振る際に,体幹は少し飛球線前方に移動させ,同時にグリップを上から飛球線後方の斜め下に移動させることにより,腕を綱にみたてた,体幹とグリップによる綱引きが行なわれ,その結果,体幹の方が綱を引き勝ち,体幹の回りをグリップが振り回される形で,遠心力も生じ,グリップ,腕,クラブが飛球線後方から前方に加速を伴って振られることになるのです。 インパクト前後で腕に力を入れて,飛球線後方から飛球線前方に振ってしまうと,インパクト前後で腕に力が入って,遠心力も生じにくく,クラブを加速を伴って振ることができず,クラブヘッドの軌道も不安定になります。
2016年01月26日
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クラブをスイングすると,クラブヘッドは,左右方向,上下方向,前後方向の3方向,3次元の方向に移動することになります。 「ビジネスゾーンのクラブヘッドの軌道を3次元で意識する」ということは, スイングのハーフウェイダウンからインパクトを経てハーフウェイバックまでのビジネスゾーンにおけるクラブヘッドの動きを,左右方向,上下方向,前後方向の3方向,3次元方向を意識してクラブを振ることが,重要である,ということで,ここで取り上げました。 左右方向とは,飛球線後方から飛球線前方方向への動きで,ビジネスゾーンにおいてクラブヘッドはプレーヤー自身からみて右から左に向かって移動する(右打ちの場合)方向です。 上下方向とは,ビジネスゾーンにおいてクラブヘッドは,地面に対して,上から下に向かって移動し,インパクトを境に,逆転して,下から上に向かって移動する方向です。 前後方向とは,ビジネスゾーンにおいてクラブヘッドは,プレーヤー自身からみて,身体側からボール方向に,後ろから前に向かって移動し,インパクトを境に逆転して,ボール側から身体方向に,前から後ろに向かって移動する方向です。 ここで,特に意識したいのは,最後の「前後方向」の動きです。 飛球線方向の左右方向は特に意識する必要もないほど,誰もがこの方向にクラブヘッドを素早く移動させようとしてクラブを振っているものと思います。 また,上下方向についても,ダウンブロー,アッパーブロウということで,クラブヘッドを上から下,または下から上に移動させることについても意識にのぼりやすい方向かと思います。 それらの方向に対して,前後方向については,意識しにくい方向ではないかと思います。 ボールをより飛ばすためには,左右方向にクラブヘッドを早く動かせばよいとばかりに,左右方向に意識がいきます。 また,ボールを真っ直ぐ飛ばすためにも,左右方向に飛球線に平行にクラブヘッドを動かせばよいとばかりに,左右方向に意識がいきます。 しかし,ボールをより遠くに真っ直ぐ飛ばすためには,クラブヘッドの左右方向の動きを意識するよりも,前後方向の動き,身体側からボール方向へ,クラブヘッドが後ろから前方向に移動してからインパクトを迎え,インパクトを境に,今度は逆に,ボール側から身体方向へ,前から後ろに移動する,この前後方向のクラブヘッドの動きを意識してスイングを行うことにより,クラブヘッドが身体を中心に回転しやすくなり,飛球線方向の左右方向に,より速く移動させることができ,クラブヘッドが回転することにより,ボールを包み込むようにインパクトすることができ,より遠くに真っ直ぐボールを飛ばすことができるようになると思います。 ベルメゾンの人気ランキング♪BEST1-BEST5をご紹介!
2015年12月29日
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「ヘッドのコントロール性をよくするために意識する三角形」それは,ずばり,「アドレス時に形成される,クラブヘッドと左肩(右ききの場合)とグリップを頂点とする三角形」です。 アドレス以降,インパクトまで,できるだけこの三角形の形状を変えないように意識(三つの角の角度を変えないように意識,特に,左腕前腕とクラブシャフトでできる角度をアドレス時から極力変えないように意識する。)し,アドレスの際に飛球線前方を向いている三角形の平面がどこを向いているかを意識し,インパクト時にその平面がアドレス時と同じ位置,飛球線と直行する位置に戻るように意識してクラブを振ると,クラブヘッドがインパクトでアドレスで構えた位置に戻りやすく,クラブフェイス面もアドレスで構えた角度でインパクトさせやすくなります。
2015年12月17日
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なにわのプロコーチこと「山本誠二」プロコーチの「山本道場」のユーチューブ動画の「山本誠二のゴルフスイング3分クリニックvol.1」 の中に,「ミート率アップの練習方法」として,『クラブを逆さに持ち,両足の真ん中辺りに置いたボールの手前1.5cmのところをグリップエンドが通過するように,まず右手一本でクラブを持って空振りの素振りを何回か行い,その後,両手でクラブを逆さに持って,同様にグリップエンドがボールの1.5cm手前のところを通過するように空振りの素振りを何回か行った後,クラブをひっくり返して通常にクラブを両手で持って,空振りの素振りと同様に,クラブシャフトの先端を意識して,クラブシャフトの先端がボールの1.5cm手前のところを通過するようにクラブを振ってボールを打つ』というドリルがあります。(写真 参照) (写真) これでミート率がアップするということです。 今まで,私がクラブを振る際には,漠然と,「クラブヘッドの重心がボールの重心に当たるように意識して」いたのですが,その振り方と,「クラブシャフトの先端がボールの1.5cm手前を空振りする意識で」の振り方とでは,スイングの質がかなり違うのではないかと感じています。 その違いの一つは, ,「クラブヘッドの重心がボールの重心に当たるように意識して」の振り方では,インパクトの前後でクラブフェイスをローテーション(開いているフェイスを閉じながらインパクトさせる)させるためには,腕を操作してクラブフェイスを開閉する必要がありますが,「クラブシャフトの先端がボールの1.5cm手前を空振りする意識で」の振り方では,シャフトを振ることにより,シャフトの延長線上からずれたクラブヘッドの重心に遠心力が働き,クラブフェイスの開閉を意識して行わなくても,自然にクラブフェイスが開閉し,クラブヘッドがボールをしっかり捕まえて打てるようになる気がしています。
2015年10月20日
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まずは,『ゴルフ ナイスショットの真実(究極のスイング「ダブルスピン打法」の秘密)』(手塚 一志 著)より。 『第1章 あなたの遺伝子に潜む究極の運動原理 1 ・野茂投手と体温計 ボクたち人類が長い時間の中で獲得した,その真の運動原理とはいったいどんなものなのだろうか? その答えに導いてくれる二つのヒントがある。野茂投手と体温計である。 不思議な取り合わせと思われるだろう。しかし,野茂投手の投球シーンを映した1枚の写真とボクたちが体温計を振る仕種には,真のスイングを解き明かすヒントが隠されているのだ。 体温計を振った経験はあるだろうか? 熱を計った後,水銀の位置を下げるために行うアレだ。あのときの仕種を思い出してほしい。ただ,最近はデジタル式の体温計が出回り,水銀を下げる必要がなくなったのも事実。経験がないという方は,ボールペンのようなモノを,次ページの図のような感じで軽く握りその仕種を試してもらいたい。』 (次ページの図) 『経験のある人は同じ振り方をするはず。手首をわずかに掌屈(しょうくつ)(影絵のキツネを表すとき手首のポジション)させた状態から,腕を内向きにスイングしたはずである。 いまそう振ったあなたは,この動作を誰かに教わったのだろうか? 学校の保健体育の時間に習ったのか? いいや,そんなことはないはずだ。見よう見まねか,知らず知らずのうちに,自然にこの動作を選択していたと考えるべきだろう。 そう,つまりこのスウィング運動は,あなたの意思とはまったく関係なくあなたの身体にすみ着き,指先や指の先に持った物体を加速したいときには無意識に取り出すべく,仕組まれていたスウィング運動だったのである。 はじめての人も,この内返しのスウィングとヌンチャクを振り下ろす時のような縦振りのスウィングと両方を試して比べてみればおもしろい。 ボールペンの先が気持ちよく走るのはどちらか? コントロール性に優れているのはどちらか? 手から飛び出してしまいそうになるほど急激なブレーキングのタイミングが必要なのはどちらか? 体温計スウィングの方が,コントロール性に優れ,自分の意思通りに先っぽを加速でき,減速の際にスムーズにフィニッシュできる,そうは感じられないだろうか? そしてもう一つ。 次のページの1枚の写真を見てもらいたい。野茂英雄投手の写真である。』 (次ページの1枚の写真) 『ボールを 放ちフィニッシュを迎えたこの野茂投手の腕はいったい何なのだろうか! 腕全体が内向きにちぎれんばかりにネジられているではないか。シュートを投げた後の写真なのだろうか? いや,それはおかしい。確か彼はストレートとフォークしか投げなかったはずである。腕を内向きにネジるシュートは持ち球にはないはずだ。 それに,この写真だけがこうなっているわけではなく,彼の投球のすべてのフィニッシュは皆このような内向きのネジリフィニッシュになっているのだ。』 次に,『続・練習ぎらいはゴルフがうまい! 飛ばし編』(佐久間 馨 著)より 『ヘッドを走らせるポイントはどこ? 「タナカさん,いいですね。そこまできたら,もう一歩です。」 「まだ,なにかあるんですか?」 「はい,今のタナカさんでは,グリップをピュンッ,と方向転換するスピードが少し足りません。飛距離を出すためには,もっとスピードをつける必要があるのですが,それにはどうしたらいいと思いますか。?」 (えっ1? スピードが足りない? もっと勢いよく振れ,ということか) 私は自分が手にしているグリップの手元を見ました。何か答えようと考えましたが,"もっと勢いよく振る" "体重移動でなんとかする",などの確信の持てない案しか浮かんできません。 「タナカさん,ヒントを出しましょう。体温計を振る動作を思い浮かべてください」 「体温計ですか?」 私は,体温計を持ったつもりになって,右手でパンッ,パンッと振ってみました。そして,自分で動かしている手を見てみました。手首が勢いよく動いています。そうだ,もっと勢いよく振る,は当たっているんだ。これをクラブに見立ててみると……。 (ああ,そうか……!) 「佐久間さん,ポイントは手元。つまり,グリップの使い方をこのようにすればいいんですか?」 「よく気が付きました。体温計を振るときにダラダラと上下させる人はいません。このように勢いをつけて,インパクトの時に右手がアドレスの位置に戻ってくることが守られていることもポイントです」 (体温計の動きか…。 しかし,クラブと体温計は違いすぎるような気がするけど) 私は近くにあったボールペンを取り,それを体温計に見立てて振ってみました。 「佐久間さん,このように勢いをつけて振ればいいんですよね」 私は右手でそのボールペンを持って,手首を右に回すようにしながら振ってみました。すると,佐久間さんは私の手を持って反対の動きを支持しました。 「タナカさん。今のタナカさんは体温計を時計回りに振っていますが,インパクトの瞬間に役立たせるには逆に振るんです。今度は反時計回りに振ってみてください」 わたしは言われたとおりにボールペンを反時計回りに振ってみました。 「そう,そうです。タナカさん。右手をそのように使うと勢いがつくと考えてください。その動きをインパクトで作ることで,右ひじを完全に解放させることができます」 「佐久間さん。右ヒジを解放するということは,こうやって伸ばせばいいんですか」 私はインパクトで 体温計を反時計回りに振るように使いました。すると,右ひじが自然に伸びていきます。 「そうです。右ひじを伸びきらせてあげるのです」 私は飛ばしのコツが下半身や腰の切れ,上半身と下半身の捻りなどにあるのではないことに驚きました。すべては上半身の出来事です。ものすごい秘密を知った気持ちになっています』 以上をふまえ,以下に,私が 理解した,「クラブを体温計のように振る振り方」を説明させていただきます。 トップからハーフウェイダウンにかけて,上体の胸が飛球線後方(飛球線の真後ろ)を向いて,腰がやや飛球線の斜め後方を向いた状態で,クラブシャフトが地面とほぼ平行で飛球線とほぼ直行の状態(グリップエンドがアドレス時の正面を指し,クラブヘッド側がアドレス時の後方を指している状態)の時に,左グリップでグリップエンド側を下方向に下げ,右グリップでクラブヘッド側を上に上げ,反時計回りにクラブを回転させながら,両腕全体を飛球線後方振り下ろしながら,下半身,上半身の順に身体を右回転させてボールを打ちます。 そうすると,クラブヘッドは身体の後ろ側で肩ぐらいの高さから,いったん,上に上がりながら飛球線後方に振りだされ,その後,遠心力を伴いながら,飛球線後方かつ右斜め前方に振りだされた後,ボール方向に,上から下かつ飛球線後方から飛球線前方に方向転換されて,クラブフェイスが開いた状態から閉じられながら,力強くボールを打ち抜きます。 (グリップの方向転換) 上の写真は,「続・練習嫌いはゴルフがうまい! 飛ばし編」での「グリップを急速に方向転換してクラブヘッドスピードを加速させる方法」の説明写真ですが,この写真をみると,ボールの真上でグリップを方向転換させるように感じますが,ボールの真上では遅すぎで,ハーフウェイダウンに入る前に,左手でグリップエンド側を下に,右手でクラブヘッド側を上に回転させて,グリップを急速に方向転換させる動きを開始する必要があります。
2015年09月15日
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(和太鼓) 上の写真のような和太鼓をばちでたたく際,右腕は前腕を内旋(反時計回り)させて打ち,左腕は前腕を外旋(反時計回り)させて打つのが普通です。 ゴルフボールを打つ際も,この和太鼓を打つ際と同じように,右腕前腕を内旋させて,左腕前腕は外旋させて打つのが正しい腕の動かし方です。 写真のような和太鼓を写真のようにばちを持って太鼓をたたく際に,右腕前腕を外旋させ,左腕を内旋させて太鼓をたたいた場合,力強く太鼓をたたくことができず,大きな音を出すことができません。 ゴルフ初心者などで,ゴルフボールを打つ際,クラブを上から下に振るということで,右腕前腕を外旋させ,左腕前腕を内旋させて打っている方がいますが,前腕を回転させる方向が逆です。 右腕前腕を内旋させ,左腕前腕を外旋させてクラブを右から左に移動させると,クラブヘッドがボール方向に向かわないで,逆にボールから離れる方向に動くのではないかと思う方もあるかと思いますが, ダウンスイングで,身体が右から左に回転する際に,クラブヘッドが上から下に移動させられ,ボール方向に向かいます。 クラブヘッドの動きは,この身体の回転での上から下への動きと,両前腕の反時計回りの回転による下から上への動きの合成により,インパクト前後で,右から左に水平方向に移動することになります。 インパクトに向けて,両前腕を時計回りに回転させてボールを打とうとすると,身体の回転による上から下の動きと,前腕の回転による上から下への動きだけになってしまい,ダフリ易くなり,しかも,ボールを強く打つことができません。 インパクトに向かって,積極的に,両前腕は反時計回りに回転させてボールを打ちましょう。
2015年08月31日
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「バックスイングで右に乗せた体重をダウンスイングで左に移動してスイングする」というこの体重移動が,ボールを遠くに飛ばすためには,非常に重要であると,今まで信じて疑うことはありませんでした。 この体重移動をしてスイングをしているつもりでいたのですが,思ったほどボールを遠くに飛ばすことができません。 どうも,体重移動のやり方が違っていたようなのです。 ダウンスイングで体重を左側に移動するつもりで,上体も含めて飛球線方向に移動してしまい,クラブヘッドを速く振ることができないでいたようです。 では,どうすればよいのか。 ダウンスイングで体重は左側に移動するのですが,胸から上,胸,肩(特に左肩),頭を逆に右側に移動するのです。 (図) 上の図はボートを漕ぐときの上体の移動方向を赤い矢印でしましたものです。 ボートを漕ぐときは,オールを使って,進行方向と反対方向に水をかいてボートを進めます。 その際,上体は,オールで水をかく方向(上図では左方向)とは逆方向(上手では右方向)に移動させることにより,力強くオールで水をかくことができます。 上体は右方向に移動していますが,身体全体の重さは左方向に伸ばした脚でしっかり支えています。 これをゴルフスイングに置き換えてみます。 オールをクラブと置き換えます。 クラブヘッドを目標方向に振ってボールを飛ばすには,上体を目標と反対方向に移動させると,力強くクラブヘッドを振ることができるはずです。 上体は右方向に移動させますが,身体全体の重さは,主に左脚でしっかりと支えます。 ボートを漕ぐ際のオールはボートに固定された支点(上図では灰色のオールの中央上部の黒丸)の上の部分と下の部分が逆方向に移動します。 ゴルフのクラブでは,その支点は左手人差し指と右手小指の重なった部分(X点)になり,その支点を境にクラブヘッド側は右方向に移動し,グリップエンド側は左方向に移動することになります。
2015年08月02日
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遠心力は,回転体の中心から周辺方向に働く力です。 クラブでボールを打つ際,身体の首の付け根,又は背骨,又は「左鎖骨の首に近い側の端」辺りを中心にして,クラブをその中心の回りを回転させてクラブを振ることになります。 クラブを回転させる中心を,身体の前ではなく「背中側の背骨辺り」とする人,あるいは「首の付け根辺り」とする人,あるいは「左鎖骨の首側の端」とする人,などなど,さまざまですが,ここでは, 「左鎖骨の首側の端」を中心と考えてみます。 そして,まず第一に,スイング中に注意することは,この「左鎖骨の首側の端」をアドレスで構えた時に位置からできるだけ動かさないことです。 頭を動かすな,又は,ボールから目を離すな,という教えを,『「左鎖骨の首側の端」を動かすな』に置き換えてみるのです。 特に,クラブがビジネスゾーン(腰から下の位置)にあるときには,アドレスの位置に「左鎖骨の首側の端」を固定するように意識することです。 そして,次に意識することは,アドレスで構えた時の「左鎖骨の首側の端」とグリップとの距離を変えないでスイングすることです。特に,クラブがビジネスゾーン(腰から下の位置)にあるときは,「左鎖骨の首側の端」とグリップの距離をできるだけ離して,その距離を一定に保ってクラブを振るようにします。 グリップの位置をもっと厳密にいうと,「左人差し指と右小指の重なった部分」(右利きの場合)(この部分を「エックス点(X点)」という場合もあります。)になります。 アドレスで構えたときの「左鎖骨の首側の端」を固定して,「左鎖骨の首側の端」と「X点」の距離を一定にしてクラブを振ると,インパクトの際にクラブヘッドをアドレスで構えた位置に正確に戻しやすくなり,また,「左鎖骨の首側の端」を中心にクラブが回転して振られることになり,クラブヘッドに遠心力が発生しやすくなり,よりヘッドスピードを早くしてスイングすることができるようになるはずです。 アドレスで構える際,「左鎖骨の首側の端」をできるだけボールから遠ざけ,逆に,「X点」をできるだけボールに近づけて,両者の距離をできるだけ離して構えるようにし,スイング中は,「左鎖骨の首側の端」の位置を固定し,「左鎖骨の首側の端」と「X点」の距離を変えずにクラブを振るようにします。
2015年07月20日
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(写真1)(写真2)(写真3)(写真4) 写真は,松山プロ,藤田プロ,池田プロ及び小田プロのインパクトの瞬間のものです。 いずれも,上体(頭,肩,胸,銅)はボール位置より後ろに位置しており,左脚を踏んばって,プレーヤーの体重の大部分を左脚で受けています。 つまり,バックスイングでプレーヤーの体重の大部分を右脚で受けていたものを,ダウンスイングからインパクトにかけて左脚で受ける形に変化しているのです。 いわゆる,右体重から左体重に変化させているのです。 そこで,ボールを飛ばすために,「ダウンスイングで右脚体重から左脚体重に体重移動をする必要がある」という教えになるのです。 が,われわれ素人は,左脚体重にするために,「上体(頭,肩,胸,銅)を左脚の上,もしくは,左脚の上よりさらに左へ移動させて」しまいやすいのです。 そうするとバランスが取れなくなり,力強いスイングができなくなってしまいます。 では,どうすればよいのか。 腰(膝から上,臍から下辺り)を左に移動させ,そのバランスをとるために上体(頭,肩,胸,銅)は逆方向,右に移動させるのです。 そうすれば,バランスが取れ,左脚で踏んばることができ,左腰主体とした力強いスイングができるのです。 スイング中,上体はあまり傾けない方が良い,と言われていますが,写真の4プロともに,インパクトで上体は,程度の差はありますが,飛球線後方に傾いています。
2015年06月12日
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「クラブヘッドは1時と7時の角度で上から下に通らないといけない」 (写真1) インターネットのライブ配信の「ソイストリーム」の「佐久間馨のSメソッドゴルフ言いたい放題 第76回」の配信の中で,佐久間馨さんが,ゴルフがうまくいっていないであろうわれわれ聴取者に教えてくれた言葉です。 アドレスで構えた時に自分の正面に時計の文字盤を想定し,その文字盤の1時から7時を結ぶ直線(写真1の青緑の直線参照)をなぞるように,クラブヘッドは上から下にボールに向かって移動しなくてはいけないのだ,というのです。 地面と1時から7時を結ぶ直線の角度は60度になります。 ウエッジなどの短いクラブでは,それよりさらに垂直に近い角度で上から下に移動するのだといいます。 確かに,手首のコックがダウンスイングの早い段階でほどけたスイングでは,この角度でクラブヘッドを通してボールを打つことはできません。 この角度でクラブヘッドを上から下に振るためには,できるだけ手首のコックを維持する必要があれます。 できるだけ手首のコックを維持しようと意識するより,この「1時と7時を結ぶ直線にヘッドを通す」と意識した方が,手首のコックを維持しやすく,スムースにスイングがしやすく,ボールにクラブフェイスがうまくインパクトする気がします。
2015年06月09日
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(写真1 インパクト直前 松山) (写真2 インパクト 松山) (写真3 インパクト直前 藤田) (写真4 インパクト 藤田) (写真5 インパクト直前 石川) (写真6 インパクト 石川) 写真1~6まで,松山英樹プロ,藤田寛之プロ及び石川遼プロのドライバーのインパクト直前とインパクトの写真です。 まず,目につくのは,三者とも,インパクト直前でグリップ位置はほぼボールの真上に位置しているにもかかわらず,クラブヘッドはボールの50cm以上後方に位置しているということです。 クラブシャフトはほぼ地面に対して45度の角度で斜めになっている状態からインパクトで,ややハンドファーストではあるものの,地面に対してほぼ90度の角度,ほぼ垂直の状態に変化しています。 いいかえると,インパクト直前からインパクトにかけて,クラブヘッドはグリップを中心に45度回転しているということになります。 この,クラブヘッドがグリップを中心に45度回転していることが,クラブヘッドを走らせる要因の一つだと言えます。 もう一点,目につくのが,インパクト直前でクラブヘッドがかなり低い位置に降りてきているということです。 クラブヘッドをインパクト直前からインパクトにかけて,ほぼ水平方向に移動させている,ということになります。 クラブヘッドがグリップを中心に45度回転しているとすると,インパクト直前でのクラブヘッドの位置はもう少し高い位置にあるのではないかと思って,よく写真をみてみると,次の点に気が付きました。 インパクト直前からインパクトにかけて,グリップの動きは少ないのですが,飛球線方向と同時に下から上に移動しています。 つまり,インパクト直前からインパクトにかけて,グリップ位置を上に移動させることにより,クラブヘッドをより直線的に,ほぼ水平を方向に移動する時間を長くして,インパクト効率を高めているのではないかということです。
2015年06月03日
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(写真1 アドレスでの頭の位置1)(写真2 トップでの左肩の位置1)(写真3 アドレスでの頭の位置2)(写真4 トップでの左肩の位置2) 写真は松山英樹プロとローリー・マキロイのアドレスとトップのものです。 両者ともトップで,左肩(赤丸印)は身体の中心(頭の中心 緑色の縦線)より飛球線後方に位置させています。 そして,トップでの頭の位置は,アドレスの位置から動いていません。(ローリー・マキロイはほんの少し少し飛球線後方へ動いていますが) つまり,テイクバックで体幹をアドレスの位置から動かさずに,左肩甲骨を背骨から引き離し,左肩を頭の中心より飛球線後方に移動させてテイクバックをしていることになります。 また,ローリー・マキロイはテイクバックで右肩甲骨を背骨に引きつけて右肩を背中側に移動させており,トップで体幹の中央より飛球線方向に移動させており,正面からみたトップで右肩が身体に隠れずに見えています。(写真4参照) アドレスからトップまでのこの肩甲骨の動きが飛ばしの原動力になっているものと思っています。
2015年05月07日
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(写真 アウターシェルの動き) 写真は「ナイスショットはいつでも打てる(Sメソッドゴルフスイング基礎編)」(佐久間馨 著)からの抜粋で,テイクバックでのアウターシェル(肩甲骨・上腕・前腕・クラブ)の動きを示したもので,プレーヤーを後ろから見た骨格等の模型です。 「アウターシェルの動き」として,次のように示されています。 「テイクバックでの初期段階でのアウターシェルの動き。アドレスのポジションからシャフトがおよそ8時の位置に来るまででアウターシェルのみの動きでテイクバックできる限界。この間はインナーコア(骨盤・腰椎・肋骨)を回転させてはいけない。」 テイクバックの初期段階,アドレスからクラブシャフトがおおよそ8時を指すところまでの動きは,「左肩甲骨を背骨から引き離し,右肩甲骨を背骨に引きつける」動きだけでアウターシェルを動かすのだということです。 その際,アウターシェルと一緒にインナーコアを動かしてしまうと,肩甲骨が背骨に対して動かないことになるので,クラブシャフトがおおよそ8時を指すまではインナーコアはアドレスの位置に固定させておくことが大事だということです。 クラブシャフトがおおよそ8時を指した後は,インナーコアはアウターシェルの動きに伴って,時計回りに17度程度回転させられるのだということです。 テイクバックでインナーコアを動かす意識がないので,ダウンスイングでクラブフェイスをアドレスでセットした位置に戻しやすく,インパクトでボールをクラブフェイスの芯でヒットさせやすくなります。
2015年05月05日
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(写真 背中1) 今までは,クラブを操作するために肩から先の上腕,前腕を「写真 背中1」の赤丸の部分を動かしていました。 肩甲骨を動かしていなかったのです。 肩甲骨を動かすために,,「写真 背中1」の黄色丸の部分を動かして,肩甲骨,上腕,前腕を一体化してクラブを操作するように変えました。 (写真 背中2) 「写真 背中2」の赤で塗りつぶした部分を一体化して,体幹(背骨,肋骨等)から分離して動かして,クラブを操作するように変更したのです。 肩甲骨が動く移動距離はそれほど大きくはないのですが,動かされた肩甲骨から先の一体化された部分の動きが力強く,正確に動くため,今までより,力強く,正確にクラブを操作できるようになりました。
2015年05月01日
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(写真) 写真はローリーマキィロイのトップです。 力感のある背中の筋肉が逞しいです。 左肩甲骨を背骨から離し,左肩甲骨と左腰骨を目いっぱい引き離しています。 左肩甲骨を背骨から引き離しても,飛騨の腰が動いて左肩甲骨に近づいては効果は半減です。 なおかつ,右肩甲骨を背骨に近付けています。 これで,右の胸前の大胸筋を引き伸ばしています。 これは,右ピッチャーが振りかぶった時の状態と同じです。 ただ,この状態からインパクトに向けて右肘を身体の前に入れるのが難しくなるのですが,飛ばすために右大胸筋を引き伸ばすことは有効大なのです。
2015年04月27日
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(写真1) 写真1は水門の扉を開閉するハンドルです。 今,水門は締まっていることとします。 矢印方向(半時計回り)にハンドルを回すと水門が開くことになるとします。 水門を開けるにはハンドルの一番外側を持って反時計回りにハンドルを回せば一番効率が良いのですが,ここでは,黄色の丸印部分を左手で,手のひらが自分の方向を向くように握り,赤色の丸印部分を右手で,手のひらが外側を向くように握って,ハンドルを矢印方向に回すこととします。 この水門は長い間使用していなかったため,ハンドルは堅くしまっていて強い力を加えないと動かないないものとします。 想像上でこのハンドルを操作して水門を開けてください。 左腕を手前に引き,右腕を向こう側に押し回すことになるかと思います。 両手に握っているハンドルをゴルフクラブに置き換えて,インパクト直前にこの動きでボールを打ちます。 左手で引く力と右手で押す力が同じでないとスムースにハンドルを回せないのと同じように,クラブもスムースに回せません。 左手は手前に引いて,左方向ではなく右方向に引き戻し,右手は向こう側に押して,左手を右側から左側に追い越す形で,インパクト前の右手と左手の位置を入れ替えて,クラブを反時計回りに回転させてボールを打つのです。(写真2 左から右グリップ(赤丸)→左グリップ(黄丸))(写真3 左から左グリップ(黄丸)→右グリップ(赤丸))
2015年04月25日
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トップから,クラブ・腕をボール方向ではなく,ボールを飛ばす方向とは反対の飛球線後方に振り下ろす動きが非常に重要であると,やかましいくらいに言っています。なぜ,この動きが重要か。 一つには,反動を付けるためです。 たとえば,その場で上にジャンプをする場合,自然に立ったそのまま上にジャンプするより,いったん沈み込んでジャンプした方がより高くジャンプできます。 ジャンプする上の方向とは逆の下に沈み込んでから,その反動を使って,上に飛び上がるのです。 また,たとえば,幅が1m程度の小川を飛び越えようとした場合,いったん,上体を川とは反対の身体の後ろに少し移動させてから,その反動を使って小川を飛び越えるのが自然な動きだと思います。 ゴルフスイングの場合でも,いきなり,クラブ・腕をボールを飛ばす飛球線前方に動かすより,いったん,ボールを飛ばす方向とは反対の飛球線後方に動かしてから,その反動を使って飛球線前方に動かした方が,より効率よくクラブを振ることができるのです。 もう一つの理由は,肩甲骨回りの筋肉を,一瞬,目いっぱいに引き伸ばして,筋肉の伸張反射を活用するためです。 切り返しで,一瞬,上半身(肩甲骨,上腕,前腕,手)と下半身(それ以外)を逆方向に移動させ,上半身は飛球線後方に,下半身は飛球線前方に移動させ,肩甲骨回りの筋肉(僧坊筋,後背筋,菱形筋等)を引き伸ばし,その際に起こる伸張反射(筋肉に張力を与えた際,その筋肉自身が収縮を生じる反射。関節の外側についている伸筋の場合,この反射によって関節の伸張が起る。反射の機構は,筋肉内部に自己伸長受容のための筋紡錘という受容末端が埋込まれていることによる。<ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より>)を活用して,クラブを早く振るためです。 飛球線前方に動かす下半身の力の大きさと飛球線後方に動かす上半身の力の大きさを揃えることにより,その間にある筋肉は効率よく引き伸ばすことができます。 反対方向に動かす力に大きな違いがあると,力の強い方に力の弱い方が引っ張られて動いてしまい,効率よく引き伸ばすことができません。 トップから,クラブ・腕を飛球線後方に振り下ろす際は,飛球線前方に動かす下半身の力に見合うだけの強さの力になるように,力強く振り下ろす必要があります。
2015年04月21日
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(写真1)(写真2) 写真は藤田寛之プロのドライバーのトップ(写真1)とダウン初期(写真2)のものです。 以前にも何度か指摘していますが,グリップ位置は,トップからすぐにボール方向に移動するのてではなく,一度,飛球線後方へ振り下ろされた位置からボール方向に向かうのです。 そうでないと,ボールを飛ばす原動力となる「弓を目いっぱい引っ張る」動き,腕及びクラブを飛球線後方に,下半身を飛球線前方に移動させての身体の引っ張り合いで生ずる,肩甲骨回りの筋肉の伸張反射を引き出すことができません。
2015年04月20日
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「マンネリゴルフじゃ上手くなれん!」(山本信弘プロゴルファー ゴルフダイジェスト出版)に,「切り返したら仕事は終了!」,「ボディが弓で腕が弦,切り返しはこの張りが大切」とあります。 今日,このことを改めて認識しました。 弓で矢を射る際,最大に力の入るタイミングは弓をキリキリキリと引き絞り切った時です。では,ゴルフスイングでそれに該当するタイミングはどこだろうと考えたら,それは「バックスイング」から「ダウンスイング」に切り替わる「切り返し」だと気がつきました。 弓をキリキリキリと絞り切った時,弓は目いっぱい撓って矢を射る力をためています。そして,矢が射られる際はその力を解放するだけです。 ゴルフスイングに当てはめると,「バックスイング」から「ダウンスイング」への「切り返し」に,「弓が目いっぱい撓る」に該当する部分が無くては,ボールを勢いよく遠くに飛ばすことができません。 そして,実際にボールを打つ際は「目いっぱいに撓った」部分を解放してやる必要があるのです。 では,実際にはどうすればよいのでしょうか。 まず,第一は,バックスイングで腕とクラブが右後方に上がっている最中に下半身はダウンスイングを開始するということで,上半身と下半身が逆向きの動きを作って切り返すということ。 そして,もう一つは,切り返し直後,下半身が飛球線前方に移動すると同時に,トップにあったグリップエンドを飛球線後方に勢いよく移動させて,左肩甲骨回りの筋肉,後背筋,僧坊筋,菱形筋等を目いっぱい引き伸ばしてあげることです。 そうすれば,その後,クラブ,腕は勢いよく飛球線前方に移動させられ,力強くボールを遠くに飛ばしてくれます。 その際,腕に力を入れることは,勢いよく飛球線前方に移動するクラブの動きにブレーキをかけることになります。 切り返しで,上半身と下半身の飛球線後方と飛球線前方への逆向きの動きで左肩甲骨回りの筋肉の伸張の伴わないスイングは,弓を使っても力いっぱい引き絞らないで矢を飛ばそうとしているか,または,弓を使わずに,矢を手に持って投げつけるようなものだと思うようになりました。
2015年04月20日
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ゴルフで重要なポイントは,グリップ,アドレス,テンポ,リズムなどなどといわれるようですが,そのうちのグリップと,現在,私が重要だと感じている肩甲骨の動きについてのお話です。 グリップについて,フィンガーグリップで握るのが良い,ユルユルグリップが良い,ということで,フィンガーでできるだけユルユルになるように握ってゴルフをしてきました。今まで。 また,グリップは掌に対して斜めに握るのが良い,さらに,左親指はショウトサムに握るのが良さそうだと判断し,そのように握ってきました。今まで。 最近,左グリップは指の付け根に平行になるように握り,指先でなく指の付け根辺りのどちらかというとパームグリップで,親指は付け根からグリップにベタッと付けたロングサムで握り,手首を目いっぱい力を入れて尺屈(小指側を前腕に近づけるように手首を折り曲げる)して握るグリップを知り,思い切って,このグリップに変更しました。 その結果どうなったかというと,クラブヘッドのコントロールがしやすくなり,ボールが飛ぶようになりました。 ただ,「手首を目いっぱい力を入れて尺屈(小指側を前腕に近づけるように手首を折り曲げる)する」握り方に対する違和感が気になっていました。 その違和感を解消するグリップの握り方を,偶然,インターネットのブログの中に見つけることができました。 それは,「NFRゴルフスイング理論」という「KATYAM」さんといわれる自称「完全素人」の方が,「初心者でない素人」のために考え出しされたスイングの方法をまとめて示されているブログです。 「NFR」は「No-cock Sterting Feed-forward Rerease」の略で,意味としては,「ノーコックでスタートし,(主に右腕で)クラブを(飛球線)前方に送り込むことでリリースする」スイングということになりますか。(私なりの表現です) その中に,「基本編」,「実践編」,「調和編」などがあるのですが,その「調和編」の中に「ハンドダウンかハンドアップか?」という項目があり,そこに, <相対的グリップ>左グリップをフュージョンコック(ハンドダウン型)のままにして右グリップをSwan Neck Rightの(ハンドアップ型)で被せます。先ず、これがハンドダウンとハンドアップの融合による相対的グリップ形態です。極端にやると右の拇指丘(下図)が浮いてしまいます。結論から申し上げますと、浮いてしまって全く構いません。 「Swan Neck Right」とは下の図のことを指します。勝手な作者の造語です。 とありました。 左グリップはハンドダウンになるように,同時に,右グリップはハンドアップになるように握り,その両方の相反する握り方を調和させて,アドレスのグリップとするということです。 左手はハンドダウンになるように,嘗底でグリップエンド側を上から下に力を入れて押さえつけ(橈屈:親指側が前腕に近づくように手首を折り曲げる),右手はハンドアップになるように,人差し指,親指側でクラブヘッド側のグリップを上から下に力を入れて押さえつけて握る(尺屈:小指側が前腕に近づくように手首を折り曲げる)のです。 左の人差し指と右の小指の重なった部分(「X点」とします。)を下から上に持ち上げ,その両側を左手と右手で下に押し下げ,グリップをX点から折り曲げる感じで力を入れるのです。 アドレスでそのように両手に力を入れておいて,スイング中はその力加減を維持したままフィニッシュまで振り切ります。 このグリップが非常にいいのです。クラブヘッドのコントロール性がいいのです。インパクトでクラブヘッドのボールへの押し込みがいいのです。 左手の,「手首を目いっぱい力を入れて尺屈する」違和感も解消されます。 左手首の力の入れ方が今までの尺屈から橈屈にまったく逆になるものの,右手首の尺屈が今までの左手首の尺屈の代わりをしてくれるようになり,まったく違和感なく握ることができます。 長くなりますが,次に「肩甲骨」です。 テイクバックを,左肩甲骨を背骨から離しながら,同時に,右肩甲骨を背骨に近づけながら行います。フォローでは逆に,左肩甲骨を背骨に近づけ,同時に,右肩甲骨を背骨から遠ざけます。 肩甲骨の動きとしては以上です。 スイングにこの肩甲骨の動きがあるのとないのとで,大きく違いが生じます。 肩甲骨の動きがあると,体幹をアドレスの位置に置いたままバックスイングすることがし易く,インパクトでクラブヘッドをアドレスの位置に正確に戻しやすくなり,インパクトの精度を上げることができます。 また,肩甲骨の動きがあると,上腕,前腕の無駄な力を抜いてクラブを振りやすくなり,ボールを遠くに飛ばすことができるようになります。 さきの「NFRゴルフスイング理論」のなかに,「Tighten Right→Loosen Right」と「Loosen Left→Tighten Left」の表現があります。 バックスイング時は右サイドを締めて,左サイドを弛め,ダウンスイング時は逆に左サイドを締めて,右サイドを弛める,というものです。(左右どちら側からでも開けることができる冷蔵庫の扉のように,です。) その中の「上腕の歪み」について,以下のようにあります。 上腕の歪み<NFR理論拡張>アドレスでの上腕の三角形を描くと下の図の様になります。アドレス時この三角形は、右肩が後下方に位置し、左肩は前上方に位置することで斜めになっています。テイクバックでは更に歪んで行きます。<上腕の歪みを減らす方法>この歪みを少なくするのに重要なポイントは二つ有ります。一つはTighten Rightです。アドレスから、上の図の<A>の角度を維持します。強力に締め「付ける」のではありません。締め「付ける」と角度が変わってしまいます。実際右脇の角度を変えない様にするには、右脇周辺の筋肉の強力な等尺性運動(動かないが力の入っている状態)が必要となります。 もう一つは左脇の積極的な開放です。Loosen Leftです。但し上の図で開放し大きくするのは左脇の縦角度<C>の角度のみです。横角度<B>は変化しないように努力します。この時、強い締め付けは肝心の開放が出来なくなるのでしません。また、左腕主導で始動すると、<B>の角度が小さく易くなり、上腕の歪みが増大するので、原則回避するべき動作です。実際素人は殆どそれをしています。 上図の<A>及び<B>の角度を維持して,<C>の角度のみを解放するには,左の肩甲骨を背骨から離し,右肩甲骨を背骨に近づけながらテイクバックすることで,よりやりやすくなります。(「NFRゴルフスイング理論」では,肩甲骨の動きについては特に触れていません。)
2015年04月15日
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クラブは,ハーフウェイダウン以降インパクト付近で,グリップの真ん中辺り(正確には,左人差し指と右小指の重なった部分)を中心に回転させられるのですが,同時に,クラブ全体は飛球線後方から飛球線前方へも移動させられます。 ハーフウェイダウンからインパクトまでと,インパクトからハーフウェイパックまでに分けて,クラブヘッドとグリップについて,飛球線方向に対しての前後の位置関係をみてみると, ハーフウェイダウンからインパクトまでは,グリップを前にクラブヘッドを後ろにしてボールに近づいていきます。つまり,この間は常に,クラブはグリップを先頭にクラブヘッドを従えて,グリップ側に移動してインパクトを迎えます。 インパクトからハーフウェイパックまでは,クラブヘッドを前にグリップを後ろにしてボールから離れていきます。つまり,この間は常に,クラブはクラブヘッドを先頭にグリップを従えて,クラブヘッド側に移動してボール位置から離れていきます。 インパクトでクラブの移動方向に対する先頭が,グリップからクラブヘッドに入れ替わるのです。 インパクトまでは,クラブヘッドからグリップに向かう方向への移動から,インパクト以降は,グリップからクラブヘッドに向かう方向へに移動に入れ替わるのです。 槍を突く動きは,槍全体を穂先方向(石突から穂先方向)に移動させる動きです。 クラブを突く動きは,インパクト以降,クラブヘッドを先頭にグリップを従えて,クラブヘッド側に移動してボール位置から離れていく時に現れます。 インパクト以降もグリップを先頭にクラブヘッドを従えて移動する動きではクラブヘッドのスピードを上げることはできません。 インパクト以降は,クラブヘッドを先頭にグリップ従えて移動する動き,クラブを突く動きでクラブヘッドのスピードを上げます。
2015年04月12日
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インパクトの前後でクラブヘッドを走らすために,スイングプレーン上に車輪をイメージして,ハーフウェイダウンからグリップ部分を車輪の中心部分とみなして,グリップ部分を中心にして,車軸の中心に近い部分を両手で握って,イメージした車輪を反時計回りに回転させるつもりでスイングするというものです。 (写真: 車輪) 上の写真はインターネットからコピーしたスポークが16本ある木製車輪(装飾用?)です。 ハーフウェイダウン以降,クラブシャフトが「1」の位置から「9」の位置まで,車輪を反時計回りに回転させることになります。 クラブを車輪のように回転させることにより,回転軸の近くに位置するグリップの移動距離に比べ,車輪のタイヤ側に位置するクラブヘッド移動距離は大きく,クラブヘッドが走るということになります。 ここで,左右のグリップはこの車輪の中心にある車軸に近い部分を握ることになりますが,左グリップが上の写真の「1」のスポークの車軸に近い部分を握るとすると,右グリップは同じ「1」のスポークではなく「9」のスポークの車軸近くを握ることになります。(右打ちの場合,以下同様) 上の車輪を反時計回りに回転させると,「1」のスポークは下方向に移動させられ,「9」のスポークは上方向に移動させられることになります。 つまり,「1」を握っている左グリップは下方向に,「9」を握っている右グリップは反対の上方向に移動することになります。 ハーフウェイダウン以降,左グリップは下に「押し」,右グリップは上に「引く」動きになります。 左手と右手を同じ方向に動かしていては車輪をうまく回すことができません。下方向と上方向,押して,引く,のです。 もう一点注意することがあります。 ハーフウェイダウン(地面に平行,飛球線に平行)の位置(写真の「1」の位置,写真では地面に平行にはなっていませんが。)にクラブシャフトが来るまで,クラブヘッドの位置をできるだけ高い位置(「13」又は「14」の位置)にキープします。 つまり,手首のコックを維持してクラブシャフトを立てた状態を長くするということです。そうすることにより,短時間にクラブヘッドを大きく移動させることができ,ヘッドスピードをより速くすることができるということになります。 また,フォロー側でも手首をリコックして,クラブヘッドを素早く「11」又は「12」に位置に移動させてクラブシャフトを立てます。
2015年04月11日
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(写真1 ブランコ) 写真1のブランコで「支柱となる部分と動かされる部分の境目」は,赤丸示した鎖の先端の吊り下げられている部分になります。 ゴルフスイングでは,腕が身体と繋がっていて動かすことができる肩ということになるでしょうか。 (写真2 回りブランコ) 次に,写真2の回りブランコ で「支柱となる部分と動かされる部分の境目」は緑丸で示した,鎖の先端をぶら下げた天盤と支柱の間ということになるでしょうか。 ゴルフスイングでは,肩甲骨と背骨との間ということになるでしょうか。 ゴルフスイングをする際,「支柱となる部分と動かされる部分の境目」を肩にする場合と比べて,肩甲骨と背骨の間とする方が,ボールを力強く打つことができます。 たとえば,立木を根こそぎ地面から引き抜こうとする場合,木の先端の枝葉部分にロープ等をかけて力をかけるより,木の幹にロープ等をかけて力をかける方がより引き抜きやすくなり,さらに,それより,木の根元付近にロープ等をかけて力をかける方がより引き抜きやすくなるのと同じことではないかと思っています。 よく,バックスイングで,腰はアドレス時より45度回転し,肩は90度回転させる,ということがいわれていますが,腰と肩の回転角度の差が45度になりますが,背骨だけで回転できるのは17度程度だといわれています。残りの28度分は肩甲骨が背骨回りを動いて(左肩甲骨が背骨から離れ,右肩甲骨が背骨に近づく(右打ちの場合))45度の回転差になるのだということです。 トップで左肩があごの下に位置するまで肩を回す,ということもよく言われていますが,これも,背骨だけで肩をまわすのではなく,「左肩甲骨を背骨から引き離して,左菱形筋を引き伸ばせ」ということをいっていたのではないかと思っています。(写真3) 「左肩甲骨を背骨から引き離して,左菱形筋を引き伸ばし」て,その左肩甲骨が元の位置に戻る動きを主体に腕,クラブを振ると,腕に力を入れなくても,正確に,力強くボールを打つことができるようになります。
2015年04月01日
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テイクバックで行う大切なこと,ずばり言います「左肩甲骨を背骨から引き離して菱形筋を引き伸ばす」ということです。 「菱形筋」,あまり聞き慣れない言葉だと思いますが,以下の画を参照してください。(画) 赤色部分が菱形筋で,上側のより鮮やかな赤い部分が小菱形筋,その下の濃い赤色の部分が大菱形筋です。 『 菱形筋(りょうけいきん)は、脊椎から起こり、左右の肩甲骨に停止する、一対の筋である。 僧帽筋の深部にあり、第6頚椎(C6)から第4胸椎(Th4)にかけての棘突起から起こり、外下方に斜走し肩甲骨の内側縁に付く。 頚椎を起始部とする上部を小菱形筋、胸椎を起始部とする下部を大菱形筋と分けて呼ぶこともある。肩甲背神経の支配を受ける。肩甲骨を後ろに引く作用がある。不良姿勢などによる肩こりでは、この筋にも不快感・重圧感・こり感や痛みを感じることがある。』 《ウィキペリア より》 菱形筋は僧坊筋の下のにあり,背骨から左右の肩甲骨の内側縁にかけて付いている筋肉で,肩甲骨を後ろに引く際に使われる筋肉である,ということです。 テイクバックで,左肩甲骨を背骨から引き離し(肩甲骨を身体の前方向に移動させる),この左側の菱形筋を引き伸ばすのです。 肩甲骨,菱形筋は,意識して動かさないとなかなか動きづらい部分ですが, 動かすことができるようになると,体軸(背骨,肋骨等)をほとんど動かすことなく,クラブ,腕を右方向に移動させることができ,ダウンスイングの際,菱形筋が元に戻る動きにより,正確に,力強くアドレスの位置にクラブヘッドを戻すことがしやすくなります。
2015年03月30日
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ゴルフは「グリップに始まり,グリップに帰る」(どこか違うかも)とか聞いたことがあります。 「Sメソッド」,「Sスイング」を提唱している佐久間馨ティーチングプロのDVD付きマンガ「佐久間馨 パープレーは誰でもできる」(脚本 さくまさとあそ 画 張 慶二郎)を見ていて,今までにないグリップの仕方,特に,左グリップの握り方を知りましたので,紹介します。 まずは,以下の写真をご覧ください。(写真1)(写真2)(写真3)(写真4)(写真5) ここでいっていることは,左グリップは,グリップ部分を掌に対して斜めに握るとインパクトで,Sスイングで理想とする「左前腕とシャフトの150度の角度」を維持することが難しくなるので,左グリップは,指の付け根と平行,つまり,左前腕に対してシャフトが90度近くになるように握るべきであるということです。 今まで,左グリップは,グリップ部分を掌に対して斜めに握り,左前腕とシャフトの角度が150度以上になるので,左小指側の嘗底でグリップエンド側のグリップを下に押して,150度程度の角度にするものとばかり思っていました。 逆だったのです。 左グリップは,左前腕とシャフトが90度近くになるように,指の付け根に平行にグリップ部分を握り,左グリップの親指側を下に押しつけ小指側を身体方向に引きつけて,左前腕とシャフト化150度程度になるように維持するというのです。 びっくりしました。 今まで,佐久間馨ティーチングプロの「Sメソッド,Sスイング」に関するDVD,書籍はほとんど入手しているのですが,左グリップについて,「左前腕とシャフトが90度近くになるように握り,150度程度になるように押し広げて握っておく」という認識はありませんでした。 左前腕とシャフトの角度が90度近くになるように,指の付け根に平行にグリップ部分を握ると,親指の腹の部分全体がグリップ部分に触れる「ロングサム」に握るようになり,かなり違和感がありますが,インパクトでクラブヘッドのコントロールが今までのグリップよりしやすくなる気がします。 このグリップは「Sスイング」の胆の一つであると思えてきました。 興味のある方はお試しを。
2015年03月24日
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腕の力を抜いてクラブを振ることができれば,クラブヘッドを早く振ることができると言われています。 しかし,クラブヘッドをスピードをつけて振ろうとすると,どうしても腕に力が入ってしまいます。 どのようにすれば,腕の力を抜いた状態でクラブヘッドを速く振ることができるようになるか,考えてみました。 まずは,できるだけ少ない力でクラブを握る(持つ)ようにします。 それには,アドレスでクラブを身体の正面に構える際,左グリップの小指側嘗底でグリップエンド側のグリップ(ゴムグリップ)を上から下方向に力を加え,その力に対抗するかたちで,右グリップの人差し指と中指の第一関節と第二関節の間でクラブヘッド側のグリップ(ゴムグリップ)を下から上方向に力を加えて,クラブヘッドを吊り下げる形でクラブを持ちます。(写真1参照 文章と異なる部分あり)(写真1) このように,クラブヘッド側の重さでヘッドが垂れ下がるのを左嘗底でグリップ(ゴムグリップ)を上から下への力,右中指と人差し指の腹で下から上への力で,クラブヘッドが地面に着かないように浮かべて,持ち上げるように吊り下げて,クラブを身体の正面に構えると,それ以外の腕の力は抜いてもクラブを持つことができます。 両肩から先は腕とクラブを含めて,ブランコの鎖と台座(座る板の部分)のように,脚,腰,胴体で支えられて,クラブヘッドを地面から浮かせてぶら下げます。 ウエッジを持って,このように,腕とクラブをブランコの鎖と台座のように身体の前にぶら下げます。 その腕とクラブを脚,腰,胴体を左右に揺らして,腕とクラブを一体化してブランコのように左右に揺らします。 ボールを打つ際は,左に揺らされたクラブが右に揺り戻る際にボールを打つようにします。 その際,クラブの動きを,お寺などの大きな釣鐘を突く「鐘突き棒」をイメージします。(写真2) お寺などの大きな釣鐘を突く「鐘突き棒」は吊らされており,「鐘突き棒」付けられた紐を突く人の方に引っ張って,高い位置に持っていき,その「鐘突き棒」の重さによって揺り戻る動きによって鐘を突きます。 この「鐘突き棒」の重さによる揺り戻る動きをクラブにさせてボールを打つのです。 クラブ及び腕を揺らすのは,脚,腰,胴体で,クラブ及び腕は揺らされるようにします。 左にクラブ及び腕を揺らす際,クラブ及び腕を左上方に放り投げるように,空中に浮かせ,左上方方向への慣性力が無くなって,クラブ及び腕の重さによって右下方向に揺り戻る動きによりボールを打つようにします。(揺り戻ってくる(自然落下する)時間を待つ間を体感することも重要) 最初のうちはウェッジのヘッドを腰の高さ程度に放りあげて,その揺り戻りでボールを打つようにします。 ヘッドのリーディングエッジ,フェース面の動きをコントロールするのはあくまでも脚,腰,胴体です。 腕は,ヘッドが地面に垂れ下がらないように左手嘗底の下方向への力と右手の中指,人差し指の腹の上方向の力を入れるためにだけに筋肉を使い,クラブ及び腕を振る原動力は脚,腰,胴体の筋肉だけにします。 はじめのうちは,クラブ及び腕の重さによる自然落下による振り戻りの動きだけでボールを打ち,この打ち方に慣れてきたら,その自然落下のタイミングに合わせて脚,腰,胴体で,振り戻りの動きが加速するように力を加えてボールを打つようにします。 ウエッジの小さな動きから初めて,徐々により長いクラブに,より大きな動きにしていき,最終的にはドライバーのフルスイングで,この動きによりボールを打つようにします。 腕の力を抜いてボールを遠くに飛ばすことができるようになっていると思います。
2015年03月22日
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