瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

November 18, 2005
XML
カテゴリ: カヤック
18日、金曜日の朝。 小豆島の池田町にある『ふるさと村』の海岸に張ったテントの中で、5時前に起き出した。

瀬戸内カヤック横断隊、初日。

***

3年前に始まったこの瀬戸内カヤック横断隊は、毎年行われている『シーカヤックアカデミー』の実践版と位置付けられている。

隊長である内田さんは、これはイベントではなく、チームでの厳しい旅の体験を通じて、リアルなシーカヤックの世界を知り、またシーカヤックに必要な航海術「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」という、あの精神を理解することが重要な事であると言われており、まさに第一次、第二次の参加メンバーは厳しい旅を通じてその事を実感し、前回の経験/反省をふまえる事で、回を重ねるごとにそれぞれが成長/進化していることを感じている。

***

横断隊の朝は早い。 基本的に毎朝5時に起床。 各自で装備を片付け、食事を摂り、着替え、荷物をカヤックにパッキングして、7時前に出発する。

11月半ばの日の出前は寒い。
起きると、まずシュラフ、シュラフカバーやマットを片付け、テントを畳む。 バーナーでお湯を沸かし、餅を入れたラーメンを胃に収める。


1448

横断隊では、食材も水も各自で準備し、全てを自分のフネで運ぶ。 装備満載の状態で、普通では考えられないような早いペースで漕ぎ進むため、装備の軽量化も重要な問題となる。
去年は、ソルスティスSSのバウ/スターンハッチが満杯になる状態となり、パッキングに苦労したため、昨年使わなかったモノを思い出しながら、ウエアや装備を切り詰め、必要最小限となるよう工夫した。

その甲斐あって、今回は、バウ側のスペースにはかなり余裕ができ、パッキングの時間も大幅に短縮することができた。 積載状態でのフネも軽くなった。

7時前、全員集合して簡単なミーティングが行われる。 今日のルートを確認し、リーダーを決め、記念撮影をして海に漕ぎ出す。

1453

今回の横断隊は、これまでより参加者が多く、初日から、女性2名を含む15名ものメンバーが漕ぐ。 壮観。

ふるさと村を出発し、黒崎を越え、豊島、直島の南端をかすめて漕ぎ進む。
豊島から直島までのルートは、追い潮となり、グングンと直島が近づいてきた。 順調な滑り出し。

10時過ぎに到着した直島の南端で小休止し、再び出発。
直島から荒神島を抜け、地方(本土)に渡るルートが、今回最大の難所。

宇高連絡船や宇野港に向かう本船が頻繁に行き交い、潮も強い。
直島の西側を漕ぎ上がり、向かい風と逆潮が次第に強くなって行く中を、後ろから来るフェリーに注意を払いながら、荒神島へと漕ぎ渡る。


疲れも出たのか、この辺りから、カヤック経験の少ないメンバーの人が遅れ始める。
そのため小さな浜に上陸し、しばし休憩する事となった。 ホッとする。
バナナ、クッキー、魚肉ソーセージなどの昼食。

今日は、渋川海岸にある海水浴場をゴールにしようということとなり、再び出発した。 ゴールは近い。

しかし、松ヵ鼻を越える辺りから風と潮が一段と強くなり、しっかりとキャッチしないと進めない状態となってきた。


製錬所の前をなんとか漕ぎ上がり、花繰鼻を越えると、ようやく目指す渋川海岸。

1463

3時前、少し早いがフネを揚げた。 進んだ距離は約35km。

濡れたウエアを着替えるとホッとする。 陸の上は天国だ!
目の前に見えている瀬戸大橋を眺めながら、ビールを酌み交わし、暖かい日の光を体に受けて今日一日を振り返る。

テントを張り、夕食を食べ、もう少しだけビールを胃に流し込んでテントにもぐり込んだ。
明日も5時起床だ。
難関であり、楽しみでもある久し振りの瀬戸大橋越え。 明日はどこまで進めるのだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 21, 2005 10:23:15 AM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

カヤッカー

カヤッカー

Calendar

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026
December , 2025
November , 2025

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: