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【ガリガリ君】
今、ちまたで人気のあるアイスキャンディ 「ガリガリ君」
一本60~100円(税抜き)という価格も魅力的だが(7本入り300円の紙箱入りもある)、食べ終わったあとにスティックに
「あたり もう一本」
という烙印があったりして、「あたり」が出る出ないに関わらず、食べ終わるまでギャンブル的な要素も楽しめる。
昔、センタンというメーカーの「王将バー」とか、ロボタンバー(グリコだったか?)とか、似たようなものもいろいろとあったのを思い出す。
ガリガリ君にはいくつかのフレーバーがあって、マンゴ、ソーダ、コーラ、そして値段高めの、ガリガリ君リッチ(チョコチョコとミルクミルク)が現在市販されている。
さらには、ガリ子ちゃんというクリームレモン味も、巨峰フレーバーとともに新発売される(8月27日発売予定)。
昭和40年代、こういったアイスキャンディはたいてい10円。
当時10円でたこ焼き5個が買えた。今の100円の価値が10円にはあった。
当時、駄菓子屋というものがどの街にもあって、子供たちが小銭を握り締めて(私の時代はせいぜい10円~20円)、しばし憩いの時間を過ごしたもの。
あてもの(と関西では呼んでいた)…五番目のマス状になった箱、マス目ごとにミシン目が入れてあって、5円を店のおばさんに払うと、そのマス目のひと区画を破って開けることができる。マス目のひとつはせいぜいトランプのカード大。
中からお菓子が出てきたり、おもちゃが出てきたり、「もう一回」とあったりする。トランプの神経衰弱的な、あるいは浦島太郎の玉手箱的な要素が十分に楽しめた。
銀玉鉄砲(火薬で音がなるものもあった)、メンコ(関西では「べったん」)、ビー玉、パチンコ(スリングショット:Y字型のフレームにゴムがついていて小石などを飛ばす道具)、などなど、子供の遊び心をくすぐる逸品が並んでいて、小遣いをもらったらまず一目散に駄菓子屋に駆けて行った。体を動かす遊びも、頭脳を使う遊びも様々にあったのだ。
「デジタル」という言葉もまだなかった時代、今のゲームセンターなどにはない独特の風情が駄菓子屋にはあった。
先日、テニスの大会へ生徒を引率した帰り道、コンビニで買ったガリガリ君をかじりながら、心はしばし昭和40年代にタイムスリップしていた。
今の子供たちは、果たして幸せなのだろうか…そんな疑問が同時に頭を掠めていた。