ふらりかずたま ひとり言 

ふらりかずたま ひとり言 

2009年07月13日
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アジサイ電車をじっくりと見て、今夜のお宿『対星館・花かじか』へ向かう途中お立ち寄り。母ちゃんが隠していた企画「足湯に浸かりながらお茶する」です。

宮ノ下駅から東海道(国道1号線)に向かう急な坂の途中にある喫茶店『NARAYA CAFE』。廃業した旅館の従業員宿舎を改装してできたユニークな喫茶店で、オススメのポイントは足湯! 道路沿いの洒落たオープンカフェですが、足元を見ると可愛いお嬢さんたちがGパンの裾をまくり上げ、コーヒー・ブレイクを楽しんでいます。お客さんは若い女性やアベック(これは死語。今風に言うとカップル)がほとんど。

naraya.JPG

そんな店に、どういうわけか、私ら(ゴツイおっさんとハイテンションおばさん)がデ~ンと陣取っているのだからミスマッチ感はぬぐえません。
なんと思われようとワシは平気! 厚かましく生きてきた団塊の世代は無敵じゃ。ガッハッハ!!
箱根散策の疲れをここで少しは癒せます。席は10人くらいも座ればいっぱいかな? 混んでいる時は相席が当たり前の和やかなお店。スタッフも感じがいいです。

一息入れて、『花かじか』へ。
箱根八湯のひとつ堂ヶ島温泉は、国道から60メートル以上も下った早川渓谷の谷底にある由緒正しい温泉地。あまりの急崖のため車では下りていけない秘湯で、2軒しかない旅館へは専用ケーブルカーかロープウェイで行くしかありません。
私たちが泊まる『花かじか』は300メートルのケーブルカー。しかし今は改修工事のためお隣の『大和屋』のロープウェイを使わせてもらっています。ゴンドラは定員5人、全長150メートル。落下するような角度で谷底に下りていきます。

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高低差60メートルのゴンドラ。左は降りるのに苦労している私

定員5人なのでゴンドラは小さく、天井も立っていられない高さ。当然乗り口も小づくりです。

「誰にそんな口利いてんねん」
「かずたま~」 どこまでもバカにします。
「君が乗れるんやから大丈夫にきまってる」
「バッカじゃないの、何キロ」 体重で攻めてきます。そんな会話を聞いていたゴンドラの係員さん曰く、
「石ちゃん(デブと大食いが売りのタレント)が乗れましたから」 おいおい、フォローになってないぞ。比較の対象が違うだろう。
大騒ぎしながらゴンドラに乗り込み、無事に到着しました。

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早川渓谷の美しさ。渓流と緑に佇む秘湯の宿2軒

渓流の美しさ、谷の深さ。歌に出てくる「千仭の谷」そのものです。
部屋に通されて、すぐに貸切露天風呂へ。
建物を出て、渓流に架かる橋を越え、1万坪に及ぶ庭園の脇に露天風呂の柴戸があります。渓流を望む温泉は、なんと上下2段になっていて、上は熱め、下の湯はぬるめ。2つの温泉の間をスッポンポンのまま行き来します。
「釣り人が来たら丸見えだよね。どうしよう」
「誰が見るかい、そんなもん」

「アホか、逆に迷惑料払えて、言われるぞ」
「バカじじい!」
相変わらず騒がしい二人ですが、聞こえてくるのは川の流れと小鳥の声。あっ、どこかで河鹿の鳴く声も聞こえます。汗ばんできた肌に川面を渡る風が心地よい。ああ、極楽、極楽。

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左は部屋から見た庭園。足元を渓流が流れマスが跳ねる。右は2段構えの露天風呂

夕食は会席料理。アワビの踊り焼き、新鮮な刺身、しんじょう…。海のものと山のものが巧みに取り入れられ、またしてもお櫃を空にしてしまいました。トホホ、せっかく入院中に減量したのに「元の木阿弥」です。

温泉は、貸切露天以外に男女入れ替えになる大浴場が2つ。どちらも露天風呂がついています。夜、高いびきの母ちゃんたちを寝かせたままで、男子2人で大浴場へ。

風呂あがり、部屋の窓を開け、涼をとっていると河原になにか光るもの。時期遅れのホタルが2匹、発光しながらフワ~と飛んでいます。きけば、6月には光の乱舞が見られるのだとか。惜しい!

せせらぎと河鹿の声に包まれて、この夜は熟睡! 
早朝、母ちゃんとさわやかな目覚め。連れだって温泉に行きました。昨夜とは男女入れ替わっています。大露天風呂は19時から5時までは女性用。入ってみて、その理由が分かりました。
木製の目隠し塀がありません。対岸に渡る橋上や散策路から丸見えです。朝の散歩をしている中国人旅行者たちがこちらを見ています。

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あれっ、カメラを向けている。手を振って応え、はい!ポーズ!! どうです、このサービス精神。国際親善に役立ったかな?
それとも、邪魔な日本人だと怒ってるかな? いやいや、この美しい筋肉を見れたんだから、きっと謝謝(シェイシェイ)だよね、きっと。
お互いにとって幸いだったのは、この露天風呂は結構深く腰あたりまであります。見たくも見られたくもないシロモノは湯の中だったこと。
なんですと、脚が短いだけじゃないかって! 失礼な、上半身に栄養が回りすぎて長くはならなかったけど、ごく普通の長さです。
温泉に浸かりながら水中歩行訓練。なかなかいいぞ! がんばるんだ、かずたま! 自分で自分を励ましながらイッチ・ニイ、イッチ・ニイ。段々と温まってきて汗が噴き出してきます。

適度な運動の後は、美味しい朝食。
板ワサ、アジの開き、やっこ、卵焼き…。こんなにおかずがあったらメシを何杯でも食べられる! お櫃おかわり!!
茶碗がお上品なこともあって、連れのダンナと母ちゃんは3杯、連れのヨメは4杯(大食い女です)。わたしは、「少なめに」と言ってお代わりしたお櫃が結構な量だったのと、みんなが残したおかずを板前さんに悪いから(言訳か?)と、6杯も食べてしまいました。最後の1杯なんぞテンコ盛り。食った~。まあ、山道をバスで揺られている間に消化できるから、心配ない(昼飯には)!

さあ、第2日の行動開始。次回、乞うご期待。





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最終更新日  2009年07月13日 02時51分56秒
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