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May 26, 2009
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カテゴリ: ペヨンジュンさん

前回のお話

ほんのひととき、おいしい朝食を頂いて、

みんなほっとした気分だった・・・。

だが、何一つ捜査が進展したわけではなかった。

事故なのか、事件なのか、自殺なのか・・・・

もしかしたらこのまま何もわからない可能性もある。

ヨンジュンたちにはどうすることもできなかった。

職員室で顔を突き合わせていても何の解決策など

出てくるはずもなかった・・・・。

重く澱んだ空気に耐え切れず、ウォンが

校庭に出て行った。

10001724608.jpg

愛馬に乗って学園内を颯爽と走る・・・・。

顔に当たる空気が新鮮で気持ちよい・・・。

ウォンは手綱を引いて馬を止めた。

「かっちさん!・・・」

そう呼びかけながら馬から降り、そばに歩いていく・・・。

「あ、ウォン先生・・・おはようございます。」

かっちさんは、売店の仕事をしている

気配りのできるやさしい女性だ・・・・。

ヨソクと仲良しである・・・。

「馬に乗って走ると気持ちがいいんでしょうねぇ~。

こんな時は、そうでもしないとやってられませんね・・・。」

そういって、かっちさんはにっこり笑った・・・。

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「かっちさん、一緒に馬に乗りませんか・・・?

スカッとしますよ・・・。さぁ、ここを掴んでぐいっと・・・」

そういいながら、かっちさんを馬の上に押し上げたかと思うと、

すばやくウォンも馬に乗っていた・・・。

「さあ、手綱を握って・・・・・。」

ウォンの声が耳元で聞こえる・・・。

背中にウォンのぬくもりが伝わってくる・・・・。

かっちさんは半分クラクラめまいを感じながらも、

手綱をしっかり握り締めている・・・・。

だが、まだよく今の状況をつかめていない・・・。

夢心地なのである・・・・。

あこがれのウォンと一緒に馬に乗っているのである。

 身体全体が緊張で固まっていたかっちさんも

しばらくすると馬のテンポにも慣れてきて

「あぁ、気持ちがいいですね~。」

とつぶやいていた・・・・。

「そうでしょう?気持ちがいいんです。」

と、ウォンは満足げに答えるのだった。

とってもチャーミングなかっちさんに

ちょっとときめいた一瞬だった・・・。

売店の前近くにきて、ウォンは手綱を引いた。

先に降りかっちさんに手を差し出して、

「さぁ、つかまって降りて・・・」

「ありがとうございます~。」

はずかしがりながらも、うれしそうにかっちさんは

ウォンの手をぎゅっと握って馬からおりたのだった。

「あの~、お礼にお抹茶でもいかがですか?」

とかっちさんが言う・・・。

「ありがとう。是非いただきます・・・。」

325586677.jpg

「僕もお抹茶飲みたいな~」

そういいながらヨソクが近づいてきた・・・・。

「ウォン先生、だめじゃないですか・・・。

かっちさんは僕の仲良しなんですよ・・・。

ちょっかいかけないでください!

まぁ、そういってもかっちさんもいっつも先生のこと

素敵だわぁ~って言ってるんですけどね・・・。」

ヨソクは大声で楽しそうに笑った・・・・。

c0060061_424631.jpg

ウォンは少し顔を赤くして照れ笑いをするのだった・・・。

かっちさんを見ると、真っ赤になりながらお湯を沸かしている。

ヨソクはまた、笑った。

そして3人で並んでお抹茶を頂きながら、

ため息をつくのであった・・・・。

やはり学園のことがとっても心配な3人だった・・・。

「いったいどうなるのかな・・・」

ヨソクが心配そうにつぶやいた・・・。

「俺たちが心配しても実際どうにもならんよ。

ただ、記者会見で暴露したドンヒョクは辛い立場だよな。

はやく事件が解決するといいんだけど・・・。」

2003031777798.jpg

険しい顔をして話をしていたウォンだったが、

表情をがらりと変えて、

「かっちさん、お抹茶おかわりください・・・。

また良かったら一緒に馬に乗りましょう。」

さりげなく誘っている。

 さすが、プレイボーイの評判高いウォンである。

女性の扱い方が実にスマートである。

かっちさんは、

「あ、はい・・・・」と返事をするのがやっとだった。

何を隠そういまだ夢心地で自然と顔がにんまりしてくる。

耳元で聞こえたウォンの声と

背中に感じたウォンのぬくもりに

酔いしれているのだった。

そんなかっちさんを見て、ヨソクはまた笑った・・・。

「かっちさん、大丈夫?・・・・はははは!

だめだこりゃ~!

ウォン先生、もう完全にかっちさん恋する乙女になってますよ。」

その声ではっとわれに返ったかっちさんは、

「まぁ・・・。ヨソクったら!

ウォン先生が本当にそう思ったらどうするのよ。

はずかしい・・・・。」

そう言って売店の奥の方に入っていってしまった。

そして奥でほっぺたに手をあてて、

いつもの普通の顔に戻るように努力しているのだった。

束の間のときめきを感じた二人だった・・・。






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Last updated  May 26, 2009 02:23:53 PM コメント(14) | コメントを書く
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