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第一章 梅のひと
(5)
彼に気づいた美女は川から上がってきた。
「迎えにきたよ。さぁ、行こう・・・。」
彼女はコクリと頷いてボジャギを持とうとした。
その時、
「僕の名前はピョル・・・」
そういいながらボジャギを自分の肩にさげた・・・。
「メファよ・・・」
彼女はそう言って、歩調をあわせた・・・。
ふたりが初めてした会話である・・・。
秋のころにはあたり一面のススキの穂が風に揺れそうな景色だ。
まだ春浅い時季なので、緑も少ない・・・。
そんな川沿いをしばらく歩き、
今にも壊れそうな古木の橋を渡り、
そしてすこし山奥にむかう・・・。
そこにピョルが借りた窯元がある。
家にたどり着く間、二人はまた何も話さない・・・。
ふしぎな二人だった・・・・。
創作話 第5章 選択 March 2, 2010 コメント(10)
創作話・・・続き・・・^^; March 2, 2010
創作話 第4章 (3) February 23, 2010 コメント(6)