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2019.10.05
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カテゴリ: 音楽
新宿シネマカリテで、音楽ものの映画をやっているのを発見。見に行く。
お目当ては、2年前に亡くなったカントリー系ポップ・ミュージシャン=グレン・キャンベルが、アルツハイマー型認知症になった後ツアーに出た家族との感動のドキュメンタリー映画「アルツハイマーと僕」。
上映時間に合わせて行ったのだが、行ってみるとありゃ?時間が違っていた。調べたのは前日だったので、開始時間が変わっていたのだ。でも、せっかく新宿まで行ったので、無駄な時間を使いたくない。
チケット窓口の上映スケジュールを見ると、「ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ」が上映寸前だった。70年代に一世を風靡したブラス・ロック・バンドの軌跡を追ったドキュメンタリー映画だ。う~む、これも面白そうだ。予定変更!(下掲写真の下の部分)節操ないな。




そんなバンドで今も現役のシカゴの、山あり谷ありの足跡をメンバーへのインタビューを軸に据えて描いている。結成50周年に当たる2017年にCNNが制作して全米で放送したTVドキュメンタリーだそうだ。

売れっ子バンドにのし上がったシカゴの最初の谷は、78年にギタリストでありバンドの中枢だったテリー・キャスが銃の暴発によって死んでしまったこと。キーボードのロバート・ラムが語った言葉「テリー・キャスの激しいギター・ワークこそがバンドの神髄だった。」が印象的だった。

その喪失を埋めるギタリスト=ドニー・デイカスを迎えて発表したアルバムに収められた曲「アライブ・アゲイン」は、躍動感のあるかっこいいロックだった。ドニーのオクターブ奏法的なリズミックはカッティングにブラスが通奏低音のように重なっていくイントロに、テリー亡き後もバンドを続けていく確固たる決意を感じた。でもドニーは1年で解雇されてしまう。映画でその理由についてトロンボーンのジェイムス・パンコウは「練習に遅刻したからさ。」と証言。バンドを維持運営していくのって大変なんだなあ・・・。

次の谷は、その10年後。結成時からのオリジナル・メンバーであるドラムのダニエル・セラフィンを解雇。デビュー時からの仲間を切るというのはつらかったのではないだろうか。ロバート・ラムは証言する。「ドラムの基本はリズムを刻むこと。ダニーのドラミングは最初から最後まで”おかず”。イギリスにツアーで行った際、リハーサルもさぼり、妻と観光ばかりしていた。本番もさんざんだった。」
いやあ、厳しい発言だ。

ヒット曲が出なくなり、ポップな曲作りの名うてプロデューサー=デヴィッド・フォスターがアルバム制作に起用される。「サタデー・イン・ザ・パーク」などを作ったロバート・ラムは自作の新曲をプロデューサーのデヴィッドに持って行っても、その都度NG。ある時期引きこもりになってしまったそうだ。そんな中、ベースのピーター・セテラが作ったバラードが全米1位のヒット。シカゴらしいブラス・ロックとはかけ離れた甘ったるいポップ。でも仕方ないのだ、「ヒット曲とツアー」がバンドの生命なのだ。
そんな中でピーター・セテラがバンドを脱退。

そんなこんなで、いやはやなんともどっこい今も生きてるシカゴ。年間100回の公演を続けている。
ヒット、長期ツアー、メンバーの死、入れ替え、 解雇、低迷、路線変更・・・・バンド活動を続けていると色んな面倒なことが当然のように起こる。それでもバンドを止めないのは 何故か?ジェイムス・パンコウは、「バンドが好きなんだよ。仲間と奏でるのがね。」なるほど、シンプルでよろしい!それがなきゃやってられないよね。でもそれだけのために人生の大半を過ごせたということは、これ以上の幸せはないよね。

シカゴは単なるネアカヤンキーのバンドと思っていたが、バンドとして生き残るための戦略・戦術を実践するしたたかなバンドだったんだなあ。奥深い映画だった。

見終わって明るくなった客席を見渡したら、客は10人。ウイークデーの昼間としてもちょっと寂しい人出。それでも上映してくれた新宿シネマカリテさん、ありがとう。また見に来まっせ!

最後に一句。  「  踏みつぶせ! 走れ!  銀杏遊歩道  」








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最終更新日  2019.10.06 08:23:50
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