こんな本に出会ったのは初めてです。
驚いたのは 内容ではなくて 字の大きさ
。
家にある文庫本と比べてみました。

小学校の教科書を思い出す大きさです。
これは埼玉福祉会が 視力が弱っている人の為に発行した
「大活字本シリーズ」の1つ。
字が大きいので 普通なら一冊で済むのが
上下2冊に分かれていて
しかも 500部限定なので 上巻3300円+下巻3700円=合計7000円
個人で買うには 手が出ません。
こういう本を揃えるのが図書館の役割 という気がしました。
中身は 中津文彦さんが 昭和57年(1982年)に
岡嶋二人さんの『焦茶色のパステル』と分け合って
第28回江戸川乱歩賞を受賞した『黄金流砂』。
教科書的記述が半分くらいあります。
義経、奥州藤原一族…とか…日本史あり
漢字とか契丹文字とか…世界史の授業の様でもあり
東北の紹介も多くて、地理の授業でもあり…
(読んでいるうちに平泉に行ってみたくも なりました。)
学校に戻った気分で いろいろ勉強させてもらっている合間に
学者がホテルで殺され、田沢湖では女性も崖から…
というサスペンスが出てきて眠気も醒める仕組みです。
かつて 2時間TVドラマにも映像化されています。 TBS「黄金流砂」
(クリックしていただくとドラマのストーリーがわかります。
私は「広瀬」という登場人物を 男性と思い込んで読んでいましたが
ドラマでは女性になっていて、えっ です)
最後に まばゆい黄金洞窟に出会い それが崩れてくるあたりは
ルパンやコナン君のアニメにもありそうな…
文章は『焦茶色のパステル』の方が読みやすかったけれど
話のスケールの大きさはこちら『黄金流砂』の方が…かと…
葉真中顕『ロスト・ケア』 2014年10月15日 コメント(10)
『襲名犯』を読んで GO! 2014年05月29日 コメント(10)
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