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なかなか書けないままに相模大野で8月29日千秋楽だった音楽座ミュージカルの「LOVE OF SEVEN DOLLS」七つの人形の恋物語2年前の初演は、人形は最後まで出なかったので、人形を演じる役者さんが人形であることが、原作を読まない観客には分かりにくかったと思う。ペンギンやキツネは実は木の人形だけど、主人公のムーシュには人間のように見えているんだよって。人形以外の登場人物についても説明が少なかったと思う。それ以外の黒衣(こくい、と読んでほしい。歌舞伎はクロゴだけどね)のダンサーの存在が抽象的だった。原作から初の舞台化がいかに困難な道のりだったのか、今更ながら分かる気がする。それに比べて今回は、初演をベースにしてあるからその分楽だったのかも。最初のシーンで人形から人間にスライドし、観客にもわかりやすくなっている。試行錯誤し、鮮やかになった面も多々。登場人物についてもそうで、それぞれの見せ場が多くなったと思う。逆にウィリアムテルの場面が無くなってしまったのはさみしい。今回のムーシュは劇団四季のファミリーミュージカルで主演をしていたという小柄で可愛らしい人で歌唱力もあるし、人形たちとのシーンが生き生きしていて良かった。ただ、どこか物足りなさを感じてしまうのは何故?それは、バロットと出会い、恋に揺れる、ときめきがなかったから。可愛がってくれたおばあちゃんが亡くなって以来、心から笑うことのなかっただろうムーシュがバロットを知り最初こそ警戒していたけれど、徐々に惹かれていく。トランポリンのシーンが大好きでした。そして次に会う時。うつむきがちだったムーシュが薔薇色の笑顔でスクッと立ち、ジプシーたちと踊るシーンは見ているこっちがゾクゾクするほどのシンパシー、ホント 綺麗でした。バロットとアメリカへ逃げて!ほんとうに幸せになって!と祈るような想いで見つめてました。他のシーンにスポットが当たった分、そのシーンのボリュームが少なくなっちゃったのかな~(/_;)バロットが持っているのが このお水。唯一、NASAに持ち込み可能はお水だって。ちょっと面白いでしょ。東京の初日に観た時は、初演の「にんじん」の不良少年ぽい油断ならないギラギラした感じがなくなっちゃったな、やっぱりあの荒削りな感じは必要だったんだな。こんどの「にんじん」はムーシュとおんなじ背格好だし少しずつ、理解し合うっていうよりも、最初から親友みたいなんて思ったりしたのですが、相模大野で「にんじん」をみてあ、変わったな、って思いました。菜々ちゃんの「にんじん」が育ってました。 千秋楽は最前列だったので、目の前で光枝さんの生の歌声を聞けたしジプシーの時のひぃちゃんの笑顔がチャーミングだったな、とかこの作品が大好きなことに違いない!晴れて、一座が大きな劇場で公演できるようになった時に広田さんがしみじみと歌う「愛しのロクサーヌ」。絶唱。CDにならないかしら。ガラコンサートでもいい、また聴きたい。ロビーなどで漏れ聞こえる音楽座の常連さんからは「客演不要」の声が。どうなんだろう!音楽座で検索した時に見つけた他の方のブログを見たらこの方は劇団四季のファンの人なんだね。感想がすべて、光枝さんと今さんと関根さんで終始してました。たまさんの素直な声が心に響くデュクロ博士も、生意気だけど憎めないジジのあのキャラもなんにも残らないってことは「LOVE OF SEVEN DOLLS」の半分も楽しんでないんじゃない?でも、そんなふうに それぞれ いろんな風に受け止めるとこがまたイイのかもしれないよね。私は、ムーシュが戻ってきた時にムーシュのカバンを拾い上げて(もう、出て行かないでね、とばかり)ソッと奥にしまう時のムッシュ・ニコラの仕草が好きだったりする。「シャボン玉」のなんともいえず可笑しい理髪店主が最高だったけど今回歌声を聞いたら、とてもキレイな声でした、五十嵐さん。女スパイの安寿さんは千秋楽のカーテンコールでも笑顔をみせないくらい悪!に徹していました。でも、舞台の上でお芝居を観るおばあちゃんの役で出た時はこんなおばあちゃんになれるなら年取ってもいいかも!と思うような上品で柔らかい微笑みをみせ、おばあちゃんらしい優雅なダンスも披露。ゴーロの石山さん。「シャボン玉」ではお佳代ちゃんをヒドイ目にあわすヤクザの親分さん。今回は真逆。献身的でキャプテンの唯一の理解者。石山さんのリアルな演技がこのお芝居に深みを与えているのかも。ロビーでお見かけした新木りえさん。ヤクザの親分の奥さまだったり、コンスタンツェの母だったり、いつも迫力満点の役を演じてはいますが、普段はこんなに素敵です。グリーンホールを出たら、相模大野の伊勢丹への通路がキラキラきれい。次にLOVE OF SEVEN DOLLSに会える日をずっと待っています♪
August 30, 2010
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中村福助さんのアメブロ。ツィッターのような更新回数です。歌舞伎初心者が読んでも楽しい、歌舞伎ってなんとなく、とっつきにくいと喰わず嫌いさんにも垣根を取っぱらう親しみやすいブログです。さて、歌舞伎と共に私の愛する音楽座。 メンバーの綾乃さんは歌舞伎が大好き。でも、音楽座の公演と重なる時は、歌舞伎を観に行けないので残念。その綾乃ちゃんが友紀ちゃんと一緒に福助さんの「道成寺」を観たとブログに書いてありました。楽屋へも訪問出来たと嬉しさあふれる内容。読んでいたら、自分のことのようにカンゲキ。今日のロビー面会で、綾乃ちゃんを見つけたので「福助さん」って言いかけただけで、とろけそうな笑顔。嬉しくて、手を取り合ってピョンピョン♪♪「福助さんからお花いただいたの」と笑顔で教えてくれました。福助さん、優しいねー。うれしいねー。で、ますますファンになるね。好きな人が喜ぶ顔を見ているのはホント シアワセ\(^o^)/福助さんから綾乃ちゃんへ福助さんから友紀ちゃんへ富永友紀ちゃん(可愛いい友紀ちゃん。どんな役でもこなします♪) で、福助さんのところにメーカーさんから差し入れがあり、橋吾さん達におすそ分けしたのと雷門ブランドのお水こちらはワタシからの、ささやかな差し入れです。 ヾ(@^▽^@)ノ
August 27, 2010
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2年前の初演より「わかりやすくなったね!」が観終わった後の一番の違いかな。前作を見ていた右隣さんとそんな話をしました。今回が初めての左隣さんは「面白い。(原作を知らなくても)分かりやすいよ」と大カンゲキしてました。人形、全員には会えなかったけど、皆、好演というか熱演しているのがビンビン伝わってきた!音楽座、やっぱり好きだな!人形役の皆さまジジ 安彦佳津美 にんじん 高野菜々マダム・ミュスカ 浜崎真美 デュクロ 藤田将範 そして人間役の皆さま。劇場支配人 秋本みな子 みな子さんは出番は少ないけどキリッと引き締めてくれ、さすがの存在感。たぶん、冒頭のカーニバルのシーンで、仮面で顔は見えないけれど素敵な歌声を聴かせてくれるカップルは光枝さんとみな子さん。だから最初から、テンション高いです、私。やっぱり光枝さんはステキで「いいえ」なんて短い言葉一つでも響き方が違う。心に残る。光枝さんが、苦手な科目の先生だったら、私丸暗記できちゃうから、試験がいつも100点だったと思うくらいだ。ローラ 井田安寿前の黒髪のローラから一転。ブロンドのローラです。カーテンコールでもキッ!と悪の華を演じていた安寿さん。反動かしらん。ロビーでは、ニッコニコしてました。私は、スパイの必然性を感じないのですが、もっと悪くて色っぽくてもいいよね。みな子さんからバトンタッチの綾乃ちゃんはいつものひまわりみたいな感じから、大人の女へ。ダイナミックなダンスは見応えありましたよ。セクシーな役はタイヘン?と聞いたらやり甲斐がある!ってニコッと。ミシェルの母 野口綾乃 堀川亜矢亜矢さんは、「シャボン玉」では素敵なコメディエンヌだけどエレガントなレディで登場。パーっと華やかで亜矢さんといると元気になるけど、なぜか、いつも 笑いすぎるのか、写真がブレル。^_^;今回の大きな違いは人形を動かしたり、ダンスで気持ちや様子を表したりする「存在さん」の役の比重が大きくなったことかな。人形の出番も多くなった。大川麻理江渡辺修也前回は、ヒロインのムーシュには、木の人形が人間に見えている、という設定がわかりにくかったけれど今回はその点ではクリアー。ただ、分かりやすく!が課題だったのか、そちらへ走り過ぎじゃないですか?という部分も否めないかな。もちろん、今の音楽座の全てです!って感じで、見どころ満載。息つく暇もないくらいの大サービス。神秘的で、つかめない感じの魅力ってあるでしょ、光と影より、光の部分が多くなりすぎた気がする。私は前回の「七つの人形の恋物語」が好きなので変わってしまった淋しさなのかもしれないね。ってことを友達とカレーを食べながら、話していたら私は初日、彼女は2日目を観たので「それが初日であり、2日目ってことじゃない?」つまり、千秋楽に向けて、今日は、明日は、どういうふうに変わっていくんだろう、という舞台の楽しみがあるわけだからね。今日はひとまず、写真をアップして、今度は4日にもう一度ジックリ観ることにしようっと。
August 2, 2010
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designed by *ま~ぶる*この時期はドヨーンとしていたので書けませんでした。でもね、ずいぶんと元気と勇気をもらったんだよ。音楽座の正規のメンバー達はいつも舞台上から私達にハートフルでありながら洗練された舞台を届けてくれますがそのメンバーになるのを目指して稽古を積み、会場ではお客様に対してさまざまな役割を務めてくれるロビースタッフ。そんな、若手のプレカンパニーの公演を観に5月の晴れた日町田へ行きました。まだ顔を知らない新人さんにも会えるし、私の担当の前田有希さんや川邊彩也香さんの演技を観るのが楽しみだったんだんです。音楽座はファンクラブに入ると担当が決まっていて、俳優さん自身がせっせとDMにメッセージを寄せたりして送ってくれます。ロビーで健気に働く姿を観ていると素晴らしい役者さんに成長してね、と母のような気持ちで見守りたくなる。新しい作品の上演がきまると、来てくださいね!って何百通ものDM発送作業。 さぞかし大変と思ったら(正直、苦痛じゃないかしら?)と心配していたら有希ちゃんがイイコト教えてくれました。「私達、DMをドリームメーカーって呼んでいるんです」ウイヤツじゃのうって感じでしょ(^O^)/この時期は正直外出さえもつらい時期だったんだけどこの娘達を観てあげたかったの。そうそう、それと息子みたいに応援している人もいますしね♪そんなわけで、とにかく行かなくちゃ、町田へ!稽古場近くにはよく新人さんが、プラカードを持って立っている。駅からちょっと距離があるから、初めて来る人が迷わないように。今日は誰だろう?え!麻理江ちゃん?私が初めて「リトルプリンス」を観て感動したその日、ダンスを観て生まれて初めて涙したその日、感動のあまり、初めて言葉を交わした音楽座のメンバーははかない美しさを体現していた麻理江ちゃんでした。その麻里江ちゃん♪後輩のためにUVもいとわず、先輩が街頭に立っちゃうんだ!と感動していたら、もっとスゴイことが…何度となく通った稽古場なのに、またしても迷子になりました。ここまで重症の方向音痴とは、嘆かわしい。あんなに早めに家を出たのに、このままでは遅刻してしまう!音楽座の緊急連絡先へ電話をするとああ。その声は!初代の悠あんちゃんとして、今もファンの皆さんの心の恋人、大ベテランのノブさんこと佐藤 伸行さん。「○○のところですか、すぐ行きますよ。待っててください」シャボン玉のマスター自ら、お迎えなんて…オソレオオイ、もったいなさすぎです!あーん、わが身を呪いたくなる。カエリターイ!丁寧にご辞退いたしましたが、結局お世話になりました。悠あんちゃんが私に向かって走ってくる!名場面ならぬ迷・珍場面でありました。この日、音楽座の先輩総動員で裏方をして後輩達のために一肌も二肌も脱いでいたのでした。まさか、迷子のお迎えは想定外だったでしょうが。ノブさん、ほんとにありがとうございました。トライアウト公演は稽古場を上から見下ろしますが、今回は稽古場の脇で、もっと近くから観る形。黒に統一した稽古着(でいいのかな?)で一列に並ぶ。コーラスラインみたい!(実は一度も観たことないけど。機会がなくて^_^;)むしろ、「FAME」の方がピン!とくるけど。ゾクゾクしながらハジマリ、ハジマリ~。一言ずつ、この舞台に懸ける意気込みを語るのが自己紹介。熱い想いがダイレクトに伝わってくる。最初は、「リトルプリンス」の狐と王子様が出会う、私の大好きなシーン。ちょっとだけ、近づく… 今日はコレだけ…うーん。痛々しいくらい一所懸命。トップバッターだから力がはいっちゃうよね。観ている方も息をするのを忘れちゃうくらいだ。力いっぱい演じていて、ひたむきさが伝わってくる。まだまだ、荒削りだけど、これからも練習を積み重ねて行くと力の入れ加減とか抜き加減とか、きっとわかってくるんだろうね。ちょっと気になったのが、段取りで動いていること。狐の安中さんが何か言うと、久美ちゃんの王子様は初めて狐から言われたようにビックリして、考えて、動いているって自然だったなって、改めてわかる。このセリフの次はここで止まって、膝を抱える、って順番が決まっててもこう言われて、困って居場所を探して、ここらならいいのかなって迷って、座った、みたいな心の動き。うん、改めて主役の人達は大勢の上手な人の中から選ばれた人なんだと実感。フツーにしてるけど、あのフツーな感じが実はワザアリ!だったんだ。今日の二人も明日は、明後日は、きっと良くなるよ。だって、今日のこの舞台で演じたのはあなた達自身だもの。いろんなことが積み重なって、未来ができるんだから。ちなみに、この時の様子は音楽座のサイトで写真入りで紹介されてます。稽古場公演「とってもゴースト」の「ふゆ ふゆ For You」や「失敗がなんだ」シャボン玉の「創ろうメロディ」はノビノビしていて観ている方も楽しかったよ。人数が多いのと、昨年10月のイベントの時も披露したから自信があったのかもね。「とってもゴースト」の本番を観るのが待ち遠しいかんじ。再演お待ちしています♪頑張っている人は皆、応援したくなるけれど、担当の二人の出番は特にソワソワしちゃう。彩也香ちゃんの立ち姿、キレイでヨシヨシ、いつもフワーッと満面の笑みを見せてくれるけれどちょっと緊張して凛とした表情もイイ感じとか、ふだんはクールに感じてた有希ちゃんが指先まで神経を届かせながらも、That's show business!って感じでダンスを見せてくれてウレシーとか。ダンスはみんな上手だけれど、歌が弱いな!ってのが正直な感想。今のレギュラーメンバーはどの人もダンスの名手なんだもの、ダンスだけではレギュラーの座は勝ち取れないよ!「アストラルジャーニー」で王子様を見せてくれた持田さん。野田久美ちゃん退団で大好きな「リトルプリンス」はもう観られないし、観たくないかも、と思っていたけれど、新しい王子様候補が育ってるのはうれしいこと♪そして、宇泰君。歌が上手だけど、主役!って自己主張がないかな、なんか友達に譲ってしまって、僕は後でいいよ、なんてイメージを持っていたのですが(実はね^_^;)背が高くてシャープな顔立ちの千穂ちゃんとのカップルだと宇泰君の良さがいい感じに引き出されて、お似合いなの。もうちょっと観たいな!って思った。大好きな「七つの人形の恋物語」が「ラブ・オブ・セブンドールズ」と新しくなって、この夏再演されます。大好きなペドロ・デビル・ガス・グロール光枝さんも客演。今日の皆さん、これから、何度も迷う日もあるかもしれませんが、あの日稽古場の片隅であの公演を観ていた人は皆、あなたたちの成長を応援しているんだから、それを忘れないで頑張ってね!※サインは、この日の音楽担当、ピアノ演奏をしていたひぃちゃんこと兼崎ひろみちゃん。そして、写真の真希ちゃんは裏方としても有能ですが私は舞台の真希ちゃんが観たいです♪さて、終演後は感想を出演者の皆さんと語りながらのドリンクタイム。その場で想いの丈を語れるのはファンでもありちょっと演出家気分も味わえたりして(*^-^)「お疲れ様!」ってすぐ言えるのは いいシステムだね。そして、帰る私達を見送るために玄関にずらっと並んだベテラン諸氏?先輩の俳優さん達!いいものを届けたい!それをカンパニーのみんなで作りたい!そのために、ひたむきになれる音楽座ミュージカルが好きです元気をもらってジワッとなりながら町田駅へと向かったのでした。音楽座のみなさん、ほんとうにありがとうございました。(2010年5月12日 稽古場公演 出演:音楽座の明日の星達)
June 12, 2010
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夏、再演がある。深い作品だから観るたびに違う顔を見せてくれる大好きな作品。音楽座のあったかさにハマったばかりの頃でたくさんのお客さんに観に来てもらおうというプロジェクトに参加していた熱い夏だった。熱海に行くときにポスターを持って行って火星人さんに宣伝にヒト役買っていただいたりもしたね♪いつだったか、ホールにいたら 奥の方から、本番を前に練習をしていた宮崎祥子さんの歌が聴こえた。あの歌声はインパクトがあったな~。劇団四季の、と紹介されることが多い宮崎祥子さん。ライオンキングのナラなどもそうだけど、それよりなにより確実に「マンマミーア!」で何度も観ているはずだった。でも、保坂知寿さんばかり観ていたから、その娘役のソフィーの役が誰であっても関心が全くなかったのね。樋口麻美さん、吉沢梨絵さんとか歴代ソフィーは、別の作品でその魅力を発見することになる。保坂知寿さんの存在の大きさがわかるでしょ。話がそれたけど、この「七恋」のムーシュという女の子の役で宮崎祥子さんの独特の存在感に気づかされた。みんなが騒ぐわけがわかった。遅かった!彼女以外にムーシュ役をを出来る人はいないんじゃないかと思うくらいバッチリのムーシュッぷりだった。あて書きかと思っちゃうくらいよ。今年の夏のこの作品は「七恋」でなく「ラブセブ」と呼ぶそう。どんな風に手を加えられ、どんなふうに精度が高まるんでしょ。客演でもいいから宮崎ムーシュを!という一部の熱いファンの希望は打ち砕かれ(私の周囲では圧倒的に宮崎ムーシュ切望!)新人の山本真由さんという女の子が抜擢された。人が替わると作品の色合いが変わる。私が大好きな「歌舞伎」なんてその最たるもの。だから、新しい「七つの人形の恋物語」も楽しみ。また、ポールギャリコの原作、読みなおそうかな。以前、読んだ日のこと大好きな大好きな光枝明彦さん、その光枝さんと「モリー先生との火曜日」で共演した今拓哉さん、「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」以来ファンの石山さん、と豪華な客演陣も揃っている。なんか、やたらと、元「劇団四季」率が高まった気がするけど「元宝塚」と「元劇団四季」なしには語れない日本のミュージカル界だから今更そんなこと言ってもね~なんて、言ったらおこがましいか~。山本真由ちゃんを加えて、音楽座のメンバーはにぎやかに、あーでもない、こーでもないと良い作品作りに余念がないんだろうな。夏の終わり、観にいけるように、私はちゃんとやるべきこと済ませておかなくちゃ。ガンバレ、ワタシ♪
May 23, 2010
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音楽座でこの秋、「七つの人形の恋物語」が上演されますが主役のムーシュは宮崎祥子さんそのものだったので他のムーシュは想像できないね、宮崎さん、客演でもいいから、戻ってきてくれないかしらと音楽座ファンの友人と話していました。待ちに待った 祥子さんの情報が入りました。なんとミュージカル座!観たかった 「ひめゆり」の公演です。本田美奈子.さんも出演されたのですよね。そして今回も井料さん、岡さん、「レ・ミゼラブル」の原田優一さん(私はベガーズオペラで美声に聴き惚れました!)と豪華な出演者が勢ぞろい。きっと 平和の大切さを訴えたいので、たくさんお客さんを呼びたくて(知ってほしい、大切な出来事なので)いつもより気合のはいった客演の多さなのかもしれません。友達が出演するかもしれないし、久しぶりの祥子さんを観にいきたいと思います。ミュージカル座 ひめゆり■会場:シアター1010■公演日程:2010年7月8日(木)~7月13日(火)■チケット料金(全席指定):S席7,500円(税込)/A席5,000円(税込) 5月8日(土)午前10時 一般前売開始 !
April 4, 2010
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バルコニー席のセンターが今日のお席♪前にも、敬二さんが観たくて、やっとのことで探したチケットで観た「ウエストサイドストーリー」あの時はバルコニーの右端で、見切れが多くて残念な印象があったけど同じバルコニーでもセンターはヨーク見えました♪私の知る限り、この劇場だけ?前に肘をついて見られるようになっているのよ。前のめりなんてもってのほか!が多いのにここは思いっきり乗り出して見られる。前傾姿勢でご覧下さいと推奨されてるんだから。座席にも、分厚いホワホワクッションがのってる。肘をついても痛くないように、フカフカの手すりに頬杖ついてながめたり、オペラグラスを持った手を固定出来たりするんだよ。前に遮るものなし!開放的!後ろの席には全く邪魔にならない高低差。アンサンブルのダンスがみどころのこういう作品にはピッタリの席!クレイジー・フォー・ユー高い天井から吊られた赤いカーテンと四季のトレードマークの竪琴を見つめながら待つ♪あら、オケピがないから録音?ちょっと残念。それでもオーバーチュアが始まると、胸が高鳴る!そして、懐かしいザングラー劇場の舞台裏から始まる。敬二さんの声! もうそれだけで泣きそうになる。タップ満載!モンローみたいなピンクの踊子たちもタップ。ボビーのママの車から、マジックのようにあとからあとから出てくる趣向がいいでしょ。敬二さんはオン歳、○歳だから、若さの塊みたいなボビーはキビシーかも、と思っていたけど、杞憂に終わって、それもウレシ!動きもチャーミングなところも健在!というか、魅せる力がアップしたのかもしれない。ダンスだけじゃなくて2階までよじ登ったりもするしほとんど出ずっぱりだけど、疲れ知らず!ポリーの花代ちゃんは可愛い!スタイルいいしね。歌も上手で、やっぱり花代ちゃん。でも、どうしても保坂知寿さんと比べちゃうんだけど保坂知寿さんは「今度言ったら皮をひんむいてやるから」とか言っても可愛いけど花代ちゃんが言うとコワい。知寿さんの声の質もあるかもしれないけれどね。柔らかさ、丸さがあって、むきになって強がっている感じがいじらしいと言うか…けれど歌もセリフに聴こえてくる確かさ。花代ちゃんはカタいのかも。コメディエンヌの方がいいのかもね、ポリーの役は。ちょっと樋口麻美さんとか沼尾みゆきさんのポリーが観たくなったわ。女の人をベースに見立てたり、トレイを使ってのタップ、わー、落ちないかしら?の椅子の砦もそうそう、コレコレ コレが観たかったの!のシーンが次々と。誰が演じてもキチッとこの世界を展開できるのは劇団四季という大きな劇団ゆえ成せる技だよね。最後に、あの人も、あの人も、あの人も、みんな素敵な人を見つけてその人たちが並んでいる姿を見ているとホッコリ。そしてカーテンコールで、また微笑みを交わしながら見つめ合うあの人と、あの人と、あの人達を眺めるのはホントシアワセ。何度も、何度も拍手が止まずに繰り返されたカーテンコール。最後は、敬二さんが花代ちゃんをお姫様抱っこして去ったの。ウァ―と歓声が起こって、ちょっとうらやましくてでも、このHappyな気分にぴったりの終わり方。クリアファイル2冊組、500円が本日のおみやげ。3月14日で東京は終わっちゃうけど、来月、福岡公演があるそうなのでお近くの方はどうぞ、Happyになってくださいませ。大好きな敬二さん!ってことを割り引いても、ストーリー、音楽、ダンス、コントみたいなやり取り満載、バランスが取れているから「ミュージカルがはじめて!」という人を誘っても、きっと喜ばれることウケアイ!日本が舞台のものの方が好きな最近のワタシですがニューヨークやデッドロックが舞台だけど、クレイジー・フォー・ユーはこよなく愛してやまない唯一無二のミュージカル♪「クレイジー・フォー・ユー」は特別なんだ!とつくづく実感した夜でした。タップ踏みたくなるような気分で浜松町駅に向かえば東京タワーがキレイ!大きく、見えたのに写真で撮ると小さい!
March 12, 2010
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今回はダブルじゃなくて必ず敬二さんが観られそうなので久しぶりに行きたいな!と思っていたけれど、14日が千秋楽だと行ける日がないなーとあきらめてました!ご縁なんでしょうね。前にCATSを譲ってくださった方からまた譲っていただけました。クレイジー・フォー・ユーそんなわけで久しぶりの竹芝埠頭。あいマイさんと「EVITA」を観た時は、エヴィータの人生のような激しい風と雨の日でしたがヽ(^。^)ノ今日は「クレイジー・フォー・ユー」にふさわしい暖かな夕暮れ。会社帰りなので、竹芝埠頭公園のベンチで海を見ながらおにぎり食べようと思ったら刻々と景色は移ろい肉眼ではライトブルーの空もカメラを通すとブルーブラック遠くお台場が見えます埠頭公園を後に四季劇場へ。13年ぶりだって!前に観た時から今、調べたら、ビックリしちゃいました。今日のポリーは木村花代ちゃん。歴代のポリー、樋口麻美さんも濱田めぐみさんも花代ちゃんも三人とも好きですが、あまりにも保坂知寿さんが好きで他のポリーでは観たくなかったので大好きな大好きな作品なのに(CATSの次に好きだと思う)CATSに比べて観た回数は圧倒的に少ない。もちろん、ボビーの荒川さんも嫌いじゃない。むしろ、好きな俳優さん。私が行った日のCATSは圧倒的に荒川タガ―で、それがウレシいんですけど・・・敬二さんと知寿さんと「クレイジー・フォー・ユー」が私の中でセットなんだもん。封印!だった「クレイジー・フォー・ユー」CATSのセクシーなタントミールの高倉恵美さんのダンスと、マンマのターニャで大ファンになった八重沢真美さんが観られます♪先日「異国の丘」のDVDでも好演していた木村花代ちゃん、どんなポリーかな♪そして、なんといっても 敬二さんのボビー!劇団四季を観始めたころ、ミストフェリーズももちろんですがボビーですっかり敬二さんに夢中。その100%人の良さそうな笑顔、天然なキャラ、母性本能くすぐられる頼りなげなボビー。ダンスとポリーにかけてはひたすらまっすぐ!キスシーンが多くて、恥ずかしかったのもナツカシー。こんなに愛しくてワクワクするミュージカルはない!Happyそのもののクレイジー・フォー・ユーとの再会。アイ・ガット・リズム、サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー、大好きな曲がいっぱい!「のだめ」で若い人にも有名になった「ラプソディ・イン・ブルー」もガーシュイン。「クレイジー・フォー・ユー」のアルバムにもたくさん良い曲が…劇団四季のCDはセリフも入っているから、なお楽し。《送料無料》劇団四季/クレイジー・フォー・ユー(CD)ガーシュインの曲がマッチして忘れられない映画は「陽のあたる教室」ジョン・レノンの「ビューティフルボーイ」も印象的に使われている。「サムワン・・・」は「クレイジー・フォー・ユー」より、切ない使われ方。リチャード・ドレイファス主演の忘れられない映画。【20%OFF!】陽のあたる教室(DVD)クレイジー・フォー・ユー、観るまでに寄り道が長いね!はい!やっと入り口ですよ(*^-^)
March 11, 2010
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大門降りて、竹芝桟橋の方へ向かう。久々の劇団四季。リハーサル見学会があるから3時に着いた。雨!雨!雨!冬に逆戻りの氷雨。おお。クレイジー・フォー・ユーだ!観たいな!でも今日はEVITA自由劇場、久しぶり。EVITAも何年ぶりでしょう。リハーサル見学。前に「夢から醒めた夢」でも見たけれど細かな指示を受けて真剣に答えながら、もう一度!もっと!微調整しながら精度を上げていく様子は見ている方も緊張して、ワ―がんばって!と応援したくなるね。いちばん印象に残ったのはね、エヴァというアルゼンチンの民衆にとって特別な人に向かって歌いかけているという気持ちをもっと込めるようにしてというアドバイスかな。スタイルも良くてリズム感もダンスも今の若い人たちは素晴らしいけれどそういう気持ちの部分が弱いかも生きるのがタイヘン!ってハングリーさは昔の人は望まなくても経験しているけど想像しないといけないんだもんね。自由劇場という器のせいか、私が観てからずいぶん経ったせいか演出も背景もだいぶ変わった。新しくて洗練されたセット。マンマミーアのような壁が後ろにあって、場面に合わせてくっついたり離れたりする。中央は盆で、これの高さが変わるため、セリだったり、階段だったりと変化をもたらせ、空間を有効に生かしている。その盆の回りがライトアップするようにもなっていてそれを組み合わせることで更に様々な演出が。歌とストーリーはCDでしっかり頭にはいっているのでセットを見る余裕があるんだわ♪芝さんのチェはまさにハマリ役で、チェのスケールと芝さんのパワフルな歌唱が重なって絶品!金田俊秀さんは初めて拝見しましたが、野村さんとの背の差(年の差?)が気になったけれど、歌は圧倒的にお上手!ペロンに抜擢されるのも納得!リハーサル見学会の質問コーナーでも、まじめで真剣。力説の果て、問いと答えに相当距離が生じたりして…そういうところがまた魅力だわ、芝さん。私の知っている人が皆劇団四季を辞めてしまうけど、芝さんは辞めないでね!って思いながら観ちゃった。声が出ない、なんて噂を耳にして心配していた玲子さん。そんな心配は払拭。杞憂でした。高い声は伸びやかに、低音部は太く迫力出てましたもん。前に観たより、気迫に満ちたEVITA。こんなに歌に表現力がある人は少ないんじゃないかな。2時間に14曲。セリフの合間に歌、でなく、全編、歌で綴られるEVITA。歌詞をなぞるのではなく、自分の体から湧きだす想いを歌う玲子さんの女優魂と夢を駆け抜けたEVITAが重なって見えました。最期が迫り、無念さをにじませたEVITA。悔しそうな玲子さんの目の奥にキラッと光るものが見えてああ、EVAを生きているんだ!とゾクッと!玲子さんのEVAに逢えてよかった。冷たい雨(最後はミゾレだったの!)の降る日。ブーツが柔らかい素材だったのですっかり濡れて指がつっちゃうくらい、足が冷たかった。・゚゚・(>_
March 9, 2010
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東急で食料を仕入れるために立ち寄ったら、目移りして、思わず時間が経ってしまったわ(/_;)12時過ぎに到着したら、すでに30人くらい並んでた。12時半、当日券の立見席販売開始。中2階バルコニー席の後ろから完売になったら、次は2階バルコニー席のうしろを発売。無事、ゲット!舞台に向かって右の2階バルコニー席うしろ。3000円。見づらいのも仕方ないかも。観られただけで相当ラッキー!その日の配役は1時間前に発表だって。果たして立ってみれば、遠い舞台まえの席の人が思いっきり前のめりでほとんど遮られる視野音楽が始まれば芝居が始まればそんなことは小さいこと私も3時間、マドンナと一緒に上海へ。思えば、ここから観るボンヤリ加減は夢のような上海を観るのにはちょうどいいかも皴とか余分なお肉とか全部、観えない方がやさしいかも。((o(>▽<)o))見えるのは、若い日の情熱のままにこの芝居をこちら側に届けようとする役者さん達の想い。テレビでしか知らなかった吉田日出子さん、演出家でない串田さん、若い!ジャズメンの役の笹野さん。コヒさんも一緒の舞台の上。30年前、自由劇場の創世記に観てみたかったな。評価が決まった後、今活躍する笹野さん達ももちろんいいけれど生まれたばかりの勢いとか、変わっていく過程を観たかったな。「メガネをかけないと楽譜が観られなくなってがっかりしたけど指が覚えていたよ」と笹野氏。串田さんの声、聞きづらい時があった原田甲斐の田村正和さんもそうだった、声が出なくなるのかな。年を取るとしかたのないことだろうけど田村さんが「今の若い俳優さんではこの味は出せまい」という往年の正統派2枚目を演じていたように串田さんの四郎はたいそう、魅力的だった。「ジャズメンに芝居を教えたほうが早いぜ」と串田さん達は台本に載った楽曲の数に驚いたそうだけど、夢はあるけれどお金はない役者たちがアルバイトで楽器を手に入れて練習を重ねてこぎつけた初演。その時は、たった30人のお客さん。満席だとしても100人のお客さんのために練習したんだね。そして、愛され、繰り返され、今回のコクーンへ。串田さん達が実際に演奏したから、この味が出たんだよね。吹き替えだったら出せない良さ。日出子さんのクシャッとした笑顔とおっとりした優しい声がチャーミングで、でも時々噛んじゃって、一回はうまく直せず開き直って、言いなおしてました。それさえ、可愛らしい。夢もあったし、退廃的な暗い部分も持ち合わせてた上海。忘れられないセリフがいくつもあった。声は当時に比べたら、控えめになっているのかもしれないけど見た目の年齢はね!私はちっとも気にならなかった。違和感なし!これも歌舞伎で鍛えたおかげです!((o(>▽<)o))芝翫さんや雀右衛門さんなんて、80歳過ぎても乙女ですから。マドンナもリリーも愛を胸にどっしりと変わらずにいて男たちはその掌の上の孫悟空のようにジタバタ 泣いたり 騒いだり 怒ったり しているどうしようもないけど、それぞれにイトシイ男達粋でオシャレで誇り高きジャズメン達戦争があっても 時代が変わっても 女達は流されないねだから悲しいし、だから強くもなるね夢を信じて走り続ける男たちの時代に即して変われない不器用さも包み込む女たちその姿自身が今ではもう幻になっているのかも。こんな風に思いたいし、思われたい!とう憧れも含めてキュンとなるのかもね。カーテンコール、舞台上の演奏が終わってロビーでも「リンゴの木の下で」「ウェルカム上海」を聴かせてくれた。往年のファンが「おかえりなさい!」と声をかけ、出演者、取り囲む人たちみんなにウレシイ笑顔が広がる。30年前のキャストに会えて、昔からのファンの人胸がいっぱいだろうな、見ている私までグッとくるもん。ジャズメン達は左側、コーラスの人たちは右側。友達の「野分姫」さんが串田さんのファンなので写真を撮ってあげたいけれど遠いな~と思っていたらこちらへも歩いて来てくれた。なんてイイ人なんだ!2曲が終わると、サッと俳優さん達退場。みんなも素直に拍手で見送る。そのあと、飛ぶように売れるプログラムやCD!みんなこの余韻に浸りたいんだな~。もう来れる日がないから思い切って並んだけどDVD発売していただきたい。だってずっと立見しながら泣く!という器用なことは出来なかったのでしっかり座って、ドップリとこの世界に浸って細かいところに、イチイチ感動したいのよ♪東京へ帰らず、ずっと上海に居たい気分!
March 8, 2010
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2度目のガランチード。最初は、どんな話だろうとワクワクで、ストーリーを追う為通り過ぎてしまったところを、ジックリ噛みしめながら観られる2回目は、ひときわ、この作品の良さがジワーって沁みてきてああ、やっぱり来て良かった!と実感。2回目、と観るか、他の舞台を観るかは、迷うところ。でも、謝珠栄さんの作る舞台、それを通して伝わってくるメッセージは好きだなとつくづく思いながら観た。この日は残業で、冒頭のサカケンの歌をひとつ落としたのが痛い!サカケンのまっすぐな歌が大好きで、それがこの作品ではいつもに増してたくさん聴けるのがウレシイ!隣の染子と「謝さんも、サカケンのこの歌声大好きだよね、ゼッタイ♪」そして「AKURO」でもサカケンと良いコンビを見せてくれた吉野さん。ナイーブなリーダーを好演していて、カツオさん良かったな~。割と奇をてらった役が多い吉野さんだけど、こういう役もなかなか…その分、畠中さんや西村さんが楽しい味付けしてくれて、そこもグッド!畠中洋さんが実に、細かいお芝居をみせてくれるので目が離せない!伊礼さんも、今までは名前くらいしか知らなかったけれどちゃんと認識しました。甘いマスクだけでなく、歌、良かったです、ハイブラジルの格闘技のカポエイラ。相手に蹴りや攻撃を当ててしまうものは下手とされ、基本的に相手には触れず、プレッシャーをかけてゆく。そのため、格闘技とダンスの中間に位置するものとも考えられている。まさにミュージカルにうってつけで、ダンスもお手の物のカンパニーが、ふんだんに見せて(魅せて)くれる。ブラジルに行ったら楽な暮らしが待っていると夢を持って日本から渡ってきた一世、そしてそこで生まれた二世、劇中劇になっている移民の話と時を隔てた今の日本、一つにまとめたい気持ちが相反して、解散に向かいそうな劇団の若者達の複雑な想いが、違和感なく、いい塩梅にシンクロして、スーッと入ってくる。日本人ならだいじょうぶと信頼されていることを表した言葉が 「ジャポネス ガランチード」苦労の上に移民の人たちが得た信頼。それが崩れたのは戦争のせい。水泡に帰した信頼を取り戻すために苦難に立ち向かったブラジル移民の人たちのこと、一端にせよ、知ることが出来たのはつらいけれど大事なこと。そして想像もしなかったラストが待っていて、胸が詰まる。カーテンコールの拍手に応えて、並ぶカンパニー。清々しい(これは、やりきった俳優さん達の気持ち)誇らしい(これはブラジルに生きた人たちの気持ち)表情とGarantidoの歌に力をもらって、満足して席を立てる。「・・・・生きた証は 消えはしないこの世に生まれたその意味も重ねて積まれた 時間の彼方に一筋の光が 伸びてゆくように求め続け 走り続け築き上げた 命のガランチード助けもなく 救いもなくこの手で掴んだ生きた証は 消えはしないこの世に生まれたその意味も重ねて積まれた 時間の彼方に一筋の光が 伸びてゆくように」
March 4, 2010
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Candle In The Wind からはじまったさようなら ノーマ・ジーン僕は君にめぐりあえなかったけれどとりまき連中に囲まれていても君は気品に満ち溢れていた15歳のエルトン少年が書いた曲英語の歌詞のまま歌われたマリリン・モンローの物語を歌で織りなす趣向「この森で天使はバスを降りた」「兄おとうと」で剣幸さんは素晴らしい女優さんだと知り、今回も剣さんならば、と観に来たけれど…そうそう、つるぎ みゆき と読めるようになったの。ホントは怖かった。だってマリリン・モンローは結婚前に彼と一緒に写真展を観に行ったくらい好きな女優さん。イメージ壊れたらイヤだなって。好きが高じて、本も何冊も読んだ。(ずいぶん昔だけれど)はかないけれど、タフで、可憐だけれど、したたかでもあるノーマージーン。その名前はもしかすると、世界で一番有名な本名かも。私も観た剣さんは「シカゴ」だったらヴェルマのタイプでロキシーやモンローみたいにホワンとした女性らしさとは真逆な感じがしたんだもん。剣さんがモンロー?赤坂RED/THEATERは客席数173という小さい箱ましてや前のほうなので今日もオペラグラスなし。いよいよ、剣さん登場!女の子らしいフンワリ白いワンピでブロンドの髪の若かりし頃のノーマジーン。今まで観たのは、年配のご婦人の役だったのでキラキラ可愛らしく、歌って踊る宝塚らしいのでファンの方からしたら、これこそ!って感じかな。なんだ、心配することなかったね。ますます、剣さんへの好感度アップ!ノーマージーンがモンローになって行く過程、彼女が結婚した男性達との出会いと別れを歌と踊りで綴っていく。6人の男性と1人の女性が周囲の人々に扮し、剣さんに絡む。ステージはピアノ、薔薇の花、電話、ソファなどシンプル。歌舞伎のように出番がなくなると舞台上から取り払われる。15分の休憩をはさんで2時間あまり。「ショウほど素敵な商売はない」「スマイル」「ミー&マイガール」「帰らざる河」おなじみの曲が次々と流れてゴキゲン♪「Happy Birthday Mr. president♪」までアリ(*^-^)ノーマジーンからマリリンになった彼女の名声と孤独を描きたかったと思う。「ドラマティックレビュー」というスタイル、まとまっていて良かった。でも、彼女と夫との関係は私と演出家の見方が違っていた。取り上げるエピソードも。演出家は男性で私が女性だから?運命に翻弄された悲しい女性でなく、私はモンローは自分で決めて歩いた賢い人で、その時々に満足していたと描きたいと思う。売り込みのため、素肌にコートを羽織っただけでモデル事務所を訪ねたりヒールの高さを変えることで自然と腰がふれることから、セクシーな歩き方=モンローウォークを工夫したりね、ただのセックスシンボルであることに嫌気がさして、(Jディーン、Mブランドも学んだ)アクターズスタジオに通って勉強したり、前を向いて歩き続けた人。たとえばモンローに会ってから、作家のアーサーミラーは書けなくなったというけれど、出会いのエピソードが可愛いんだよ。「この犬を見てて」と出会ってすぐのモンローに子犬を預けたアーサーミラー。そのまま1時間だか、2時間だかモンローを待たせた。子犬をほったらかしや、誰かに預けたりもせず、迷惑だわと怒ることもなく、子犬と一緒にジッと待っていたいじらしさにほだされて結婚を決めたとか。そして、喧嘩して別れたかもしれないけど、ディマジオはマリリンの死後もずっと面倒を見ていてくれたんだよ。お墓に薔薇の花を供え続けていたとかね。あ、剣さん達のステージは素晴らしかったですよ!誤解のないように!モンローは今や伝説の女優さんで、エピソードに事欠かない多くの魅力を持った永遠の憧れの女性、ってことです。アフタートークで、仲の良いカンパニー全員がコメントを。剣さんはこの役をやっていると普段は決して言われない「大きな胸とお尻」「セックスシンボル!」などと言われるのが嬉しい!なんてお茶目な発言をしてました。「(ノーマジーンとマリリンモンローの)舞台に立っていて嬉しくて仕方ありません。6人のダンサーと、自分、劇の進行に合わせて演奏するピアニストさんも演技していると考えると8人目。9人目がお客様です」と皆で作り上げる舞台であること強調!宝塚時代からのファンの皆さまだけでなく、私たち新しいファンも感激して大きな拍手を!今日、剣さんが歌った歌どれもよかったけれど 「ダイアモンドは女の一番の親友」が最高によかった!「紳士は金髪がお好き」はちゃんと観たことないから二コールの「ムーランルージュ」の中のその曲を思い出した。二コール・キッドマンもよかったけど、剣さん迫力あって聴いてて気持ち良かったわ♪※追記 2009年に上演された『この森で、天使はバスを降りた』『兄おとうと』の演技で、第17回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞されたと、後から知りました。おめでとうございます!ますますのご活躍をお祈りいたします。(2010年2月24日 赤坂RED/THEATER 「ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー」)
February 24, 2010
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日本では稀有の女性演出家である謝珠栄さん主宰のTSミュージカルファンデーション 「Garantido」(ガランチード)―生きた証― を観た。聞き慣れないこのタイトルはホームページによるとブラジルの「ジャポネス・ガランチード」という言葉から。これは直訳するならば「日本人は保証つき」というもので約束は必ず守る、借りた金は返す、会社でもきちんと役目を果たすといったような、「日系人なら間違いはない」というブラジル社会での暗黙の了解をさす言葉。サッサさんが「9月頃から上演しますよ」と教えてくれたおかげで染子と楽しい時間を過ごせましたよ♪ありがとうね(*^-^)オリジナルミュージカルと作り手の熱さが伝わってくるからTSミュージカルファンデーションは大好き!で、謝さんが取り上げるテーマも好きだけど、吉野圭吾・畠中洋の元音楽座の二人がよく出演するのもお気に入りの理由のひとつ。そこへ、今回は染ちゃんごひいきのサカケンが加わるわけでそりゃ、行かずばなるまい。この三人はよく出演するけれど、三人でいっぺんに共演することは少ないんじゃないかな。なので今回はお得感満載!謝さんのトークショーブラジル移民のこと、日系の人のこと、知ってるようでちゃんと知らない。そんな興味もあり、東京芸術劇場の初日に観て来ました。サカケンののびやかな歌声、素直な歌唱の曲がたくさん聴けます。「もう一回来たいね~」 歌も聴きたいし、まっすぐで気持ちいい作品だったよね、ってことで染子様と再び、鑑賞すること、即決!初日あけたばかり、これから観る人の楽しみを奪ってしまっては申し訳ないから、内容については今は書かないけど、最後にウっとなるつらい部分もありつつ、カーテンコール 彼らの歌う「生きた証は消えはしない♪」メッセージをしっかり受け止めて、元気もらって席を立つ時の気分はすがすがしい!サカケンの歌はふんだんに聴けるし、AKUROの時のように若い男性が多いこのカンパニー、カポエイラという格闘技も迫力あって、目を見張ります♪熱帯ブラジル。今回贈られたお花は熱帯ムードにあふれ♪そうそう。初日だからですね、謝さんの姿がみえましたそして客席には今井清隆さんや田中利花さんらの姿が。染子は前の方に座った今井さんに私はすぐ近くにいたんだから「利花さん好きです!」って言えば良かったな~と後悔。ききみみや的・この森で天使はバスを降りた「トラブルショー」と「この森で天使はバスを降りた」でパワフルな歌唱とチャーミングなキャラだったので同じ舞台を観られて嬉しかったのに、ね。ま、次回は必ず!
February 19, 2010
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空がピンクに染まるころ、ベイシア文化ホールに到着。前橋散策をもっと楽しみたかったけれど、今回は全部自由席、なので並ばなくちゃならないの。電話で予約してあるから2000円。当日券は2500円。群馬はいいなー。音楽座ミュージカルがこの値段で楽しめます。フタを開けてみれば、都心のどこの劇場よりも広々スペース。並ばなくても、好きな席に座れたね~。前のほうにも座れたけれど、初めて「泣かないで」を観るチャー様と一緒なので全体を見渡せる後ろ目の席を選んで座った。チャー様はどう観るだろうか、ドキドキ今回の前橋公演、ウレシイことがもう一つあっったの。「泣かないで」のクリスマスコンサートが縁で知り合ったデュトさん、音楽座にすっかりはまって、相模大野公演で感動した勢いで前橋まで遠征してくるってことで、仲間がふえて心強かったのだわ。だって、ねー。前橋まで!行くのってビックリされると、ちょっとメゲたりするからね。さて、東京の時より、ずっと進化(深化)しているとメールしてくれた友達のいうとおり、私にとって4回目の「泣かないで」音楽座のメッセージがひしひしと伝わってきて、ジワン東京の時はテンポが速すぎたから泣けなかったのでは、と音楽座ファン仲間の意見にうなづけた。東京では見られなかった宇泰君や琴乃ちゃん達の、そして久しぶりの河村 真希ちゃんの姿もあってウレシイな。綾乃ちゃんののびやかで華やかなダンス。色っぽいシーンだけど、やけに健康的なのだけど楽しそうに踊ってるのがいいな~♪チャー様にシスター(スール稲村)と同じ人だよって言ったら驚くだろうな。上演中は話せないけどね。そうそう、デュトさんが最初に観た時に「当初、みつ役に決まっていた安彦 佳津美さん、アプレゲールという役のようですが、どの方が安彦さんかわかりませんでした」と言っていたけれど、アプレゲールは女の子の名前じゃなくその当時、多発していた青少年による犯罪のことをアプレゲールと言うそうですよって、教える暇なかったな~。わかったかしら。 はじめてのチャー様は物語全体を、3回目となったデュトさんは前の方で、細部をつぶさに、そして私は、初めて観る安中さんが演じる吉岡に注目しながら「泣かないで」の世界に浸ったのでした。終戦後の時代背景にマッチし、ギラギラした畠中さんや吉田君、藤岡君の若くてヤンチャな吉岡ではなくハムレットみたいな、悩める吉岡@安中。畠中さんのを観た時に感じた生きていく為に精いっぱいでスール山形の手紙を読むまではミツのことに気づかない自分勝手な男(観ていて コイツ ヤなヤツだな!)ではなく「誰だって男なら…」のセリフの通り、通り過ぎてきた日々誰の胸にもあるキズを、客席の一人ひとりが振り返るようなそんな吉岡だったと思います。キャストが変わると、これほど変わるんだ!考えてみれば、歌舞伎はいつもそうだしね。安ちゃんが演じると時蔵さんのように品のある吉岡。みな子さんのスール山形も、安寿さんのまり子も見納めだな。広田さんの田口も、りせさんの妻もリアリティがあって修也さんの長島の女装、日々、美しくなってる感じがするけど最後なんだと思うと感慨ひとしお。私は前回の由美ちゃんを観ていないので知らなかったけれど富永友紀ちゃんの由美ちゃんには驚かされた。東京でみた由美ちゃんは片山千穂ちゃんだったんだけど見るからにあどけない千穂ちゃんなので、子どもの役も違和感なし、じょうずだな~と感心してたの。ところがどうでしょ、容姿こそキュートだけど、ファンと交流するイベント等で見かける時は聡明でいつもテキパキ、カッコイイ友紀ちゃん。そして前回「シャボン玉とんだ」ではおばあちゃんを熱演していたのに!その時もビックリしたけれど舞台の上の友紀ちゃんは声も仕草も子どもだったよね。その演技力に改めて拍手!チャー様にひとつ、お詫びをしなくちゃいけないことが。それは音楽座のホームページには掲載されていなかったけれどバックステージツアーがあったんだよね。ベイシア文化ホールのホームページでは募集していたらしいの。見落としていて、せっかくの機会を逸してしまって痛恨のミス。ほんとにゴメンネ!バックステージツアーの楽しさは次回のお楽しみに!新妻屋本店下馬将軍本舗で和三盆を使ったクッキー「茶々丸」と金平糖が乗った可愛らしいお菓子「上州わらべ」等を買いました。上州わらべは中にラムレーズンがはいったオシャレなお菓子。お団子はチャー様と商店街を歩いていた時に買ったのね。お店のおじさん面白かった!商店街も前橋らしい工夫がたくさんあって歩くの楽しかったね。これはデュトさんが前橋で買ってくれたおせんべい。おせんにキャラメル!合体! 帰りは駅までの足がないところをチャー様が私たちを駅まで送ってくれ、駅までの道案内と帰りの新幹線の乗り換えではデュトさんが大活躍!と3人はなかなか良いチームだったよね。ロビーと車の中での短い会話。時間が許せば「泣かないで」の感想も話せたのに、と心残りぜひ、また何かの機会にゆっくりお会いしましょうね!(2月4日 「泣かないで」前橋公演 ベイシア文化ホール)
February 10, 2010
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女装のカズさんです、蜘蛛女のキス。映画では男同士の映画、舞台では蜘蛛女が主役になるんだって。想像していたより面白い舞台。ただ、東京芸術劇場の中ホール、ここより広いところで観たかったな。セットがけっこう凝っているけど、ゴチャゴチャしていてそれならいっそ、ベッドの外はなんにもなくていいんじゃない?照明で切り替えるだけで、あとはイメージで、なんて。ダンスは素敵なのに狭そうに感じた。そうしたら見やすかったのにと。未成年に対する性犯罪で投獄されているゲイ、のモリーナ。 カズさんのテンションの高さ、熱さ、優しさとオーバーラップするキャラなので本来ならば、その罪状は許しがたいものなのに、何かの間違いでしょ、何か理由があるんでしょとかばいたくなるような石井@モリーナ。最後はほんとに女優さんなんじゃないかと錯覚しそう。 かたや浦井健治@ヴァレンティン。「ルドルフ」を観た時に感じた妖しい魅力とは対極。悪くはないけど、個人的には石井さんと同年齢か、上のもっと男らしい人だったら良かったかな~。人を好きになるのに年齢は関係ないけど姉さん女房みたいな石井さんなので、彼をガチッと受け止められるチェゲバラ的ワイルドを求む!(あくまでも好みの問題でね。浦井君はもちろんステキな俳優さんですよ♪)アウレリオ・囚人ライモンドで出演の照井裕隆さん。そうです。元・音楽座の方なので、(在団中はもちろん知らなかったけど)アンサンブルのシーンは照井さんを探す。何役か演じますが、中でもカラフルな衣装を着た役の時は、彼ならでは!チャーミングで本領発揮!「天翔ける風」「Mr.pinstripe」いつでもいい仕事をキチッとしている、加えて爽やかな笑顔なので照井さんが出てると得した気分♪さて、曲は皆良かったし、(「シカゴ」「キャバレー」と同じ作者だからね)CATSで長いことグリザベラを歌っていた金志賢さんの歌は定評あり。残念ながら四季時代には聴いたことがなく、ブラッドブラザーズで初めて聴いたけれど、前回より今回の方が彼女の歌を堪能できて満足!「蜘蛛女のキス」の蜘蛛女ってなに?前から抱いていた謎。モリーナは映画が大好きで、特に好きな女優がオーロラ。モリーナが、オーロラの映画の話をするとその映画のシーンが再現されそこで、その役の衣装に身を包んだ志賢さんが歌うシーンが挿入される。その中の「蜘蛛女のキス」という映画では、主人公の蜘蛛女にキスされた男は身の破滅だか、死だかの運命をたどるって話で、それがこの舞台の結末を暗示しているんだって。ふーん。時々、映像が入るけど、なくてもイイ気がした。演技で十分だと。カズさん達が左側に居て、画像が右だとどっちを観ていいか迷うしね。全体の流れがわかったので、もう一度細かいところまで観たいな!そう言えば、市村さんの時のマルタは大浦さんだったのね。大浦みずきさんだったら、あの役が変わったんだろうか。市村さんは「オペラ座の怪人」のファントムを観た演出家に認めれられたから、例外だったけど、他は皆オーディションだったという初演。麻実さんのオーロラといい、そのバージョンでも観たかったな~。(蜘蛛女のキス 2月3日(水)東京芸術劇場 トーク&ライブ 13:30終演後)
February 3, 2010
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もし、迷っているならおススメ!もうすぐ千秋楽だから。お得なチケットも出ているみたいなので利用しない手はナシ!場所は池袋の東京芸術劇場。ミュージカルの劇場なのに なぜか 胡蝶蘭が多かった!薔薇や百合が多いのが常なのに、ここは胡蝶蘭のオンパレード!こんなのもありました! ファンってありがたいね!!ヘンなタイトル、なんて思ったから昔はチラとも興味なかった。カズさんがゲイで、浦井君が政治犯。カズさんじゃなかったら行かなかったかも。あのうっとーしーくらいの明るさが好きです。で、面白かった。音楽。ダンス。カズさんの汗。歌もみんないいけど特筆すべきは金志賢の歌。ゴージャスな衣装を何度も変えてその衣装よりゴージャスな歌声をふんだんに聴かせてくれるから行って損はないよ!麻実れいさんと市村さんの時の「蜘蛛女」も観ておけば良かった!と思っちゃうくらい。作品としても深みがあるし。再演があったら行きたい♪(この時、オーディションで選ばれたのが宮川浩さんで 今回の浦井くんの役だったのも興味深いなー。)詳しくはまた書きますが、その前に終わっちゃったらザンネン!染子様、暗くないから ダイジョウブだよ♪迷ってないで行っておいで!
February 1, 2010
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16日と17日は音楽座ミュージカル「泣かないで」のグリーンホール相模大野公演。東京芸術劇場での公演はダンスが素晴らしくて洗練された作品だったけどジワって泣けなかったのが不思議だった。泣きっぱなしを覚悟して行ったのだし、染子さんなどは泣くのはイヤ!と言ってたので今回は誘わなかったくらいだ。なのに泣けなかった。ハンセン病の患者さんの話。献身的に介護する純真な女の子。その子を棄てる野心に燃えた男。けれど彼も幸福に生きたいと願う普通の青年で、特別悪い人ではない。男なら誰だって…明るくて元気になる話じゃないのでハッキリ言えば音楽座じゃなければパスしちゃったかも。だけど、音楽座だから観たいと思わせるのはそこに音楽座しか作れない命の賛歌があるからのはず。原作者の遠藤周作さんが書きたかった想い音楽座が初演で伝えたかった想いただのお涙ちょうだいでなくメッセージがあったから素晴らしい舞台が生まれ、伝説になったはず。なのに、東京芸術劇場での舞台を観てステキとは思っても心に迫るものが薄かった気がした。「泣かないで」をおススメした方からいただいた感想は(若いパパで、以前は劇団四季の大ファンだった方)「作品もとても良かったと思います。人間の醜さと同時に、得難い美しさの両面が描かれていて、考えさせる作品でした。個人的には、華やかな場面をもう少し減らして、もっと掘り下げても良いかとは思いましたが…。」そうだ、コレだ!掘り下げるより、華やかさが上回っているそうなの、私が無意識に感じていた違和感は。そこへ、相模大野公演を観た友人から届いたメール。「進化(深化)しましたよ。ずいぶん変わりました。 カンパニーはお正月返上でがんばったそうです。」よっしゃ!それでこそ、音楽座ミュージカルRカンパニー大阪公演に行かなくちゃならないかな~。安中さんの吉岡と、宇泰君達のチームをまだ観てないから好きで一所懸命観ているが故に不満が生じるなんて考えてみたら、おかしいね。(^^;)
January 18, 2010
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Zepp Tokyo も初めてなら、女装の山本耕史も初めて!最初の曲から前列の常連と思われるかたまりがワラワラと立ち上がった!ミュージカルじゃないせいか、場所柄か男性客も多いので後ろめに座った私より、さらに後ろのほうだけど、すでにテンション高い男性の声がする。が、私の前は招待客?プレス?スポンサー?まるで温度がちがう男性4、5人連れ。とてもファンとは思えぬおじ様達。冷静に舞台を観察している模様。気の毒なのは、その隣にたまたま席を取ってしまった若い女の子。はじまりと同時に立ちあがったのだけど、(山本耕史君登場の途端泣きそう)あまりの落差に、いたたまれず座っちゃったの。せめて友達の一人でもいたら、ヘドウィグの世界へ入り込めてよかったのに、かわいそうだったな~。さ、そしてこの有名だけど私は一回も観たことがなかった「ヘドウィグ&アングリーインチ」性転換手術の失敗で、女性にはなれず、男性にも戻れず、不完全になってしまったロッカーというショッキングなあらすじをちょっと見て引いてしまったため、避けていたのも確か。しかし、ご縁があるものは、あるわけで再、再演となった東京公演(再演)の初日、私はお台場の名物観覧車の下にあるZepp Tokyoにいたわけです。芝居好きの友、染子は、アングリーインチ10回は観たらしい。染子が「おススメ!」という芝居は、はずれがないので(ワタシ的にですが)かなり期待!あらすじをたどるのは割愛しちゃいますが、観終わって思うのはコージヤマモトはスゴイ俳優さんだな!と今更ながら思っちゃった次第。初演は三上博史さんだというから、わかるでしょ、雰囲気。最近、一段と視力が衰えたため、周りにそんな人いないのに(ハズカシ)オペラグラスでのぞいちゃいましたが、女装の山本耕史の姿、その派手なメイクとスタイル、ことにゴージャスすぎるウィッグ!その言動にしばし口、ポカンで!良いとか、悪いとか、気にいるとか、気にいらないとか、そういう範疇でなくホントに衝撃的で、ガガッと迫ってきたものだから。思考がとまった!篠井英介さんの女形とか、大竹しのぶさんや白石加代子さんの凄まじい演技とか、確かにウマイ!という人は今までにもいたけれど。この若さでは初めてかも。歌詞は全部英語!以前、東京グローブ座で観た「ラスト・ファイブ・イアーズ」や、DVDで観た「リンダ リンダ(ブルーハーツの曲で作られたミュージカル)」で、彼が歌は上手と知っていたけど「L5Y」はしみじみ、ま、ブルーハーツもこれほどじゃなかったね。こちらはパワフルに訴えかける曲たち。曲の間にお水を飲むときにヘビメタとパンクの違いを(パンクだったかな、記憶がアヤシイ)実演してみせてくれた。彼にお水をかけられた最前列の嬌声ったら、ホントにシアワセそうだったし、その手のライブに縁のない じぇりさん は ホホーとただ、ただ感心するばかり♪歌唱力と演技力とセクシーさを兼ね備えている点では、右に出る人、いないんじゃないか? と思ったら、トークショーでも演出のスズカツ(鈴木勝秀)さんから「歌手が主人公だけど、実は歌30分、演技60分。歌手にはこの役はできない、コージヤマモトだから」という趣旨の発言があったそう。この芝居を実現できたのは「コージヤマモト」ありき、でスズカツさんったらやたら熱く語り、コージヤマモトに相当惚れこんでいるなって感じだそうよ。原色ギンギンのビビットな世界なのに、「素」みたいな 透明な瞬間がある。時々、ヘド、時々 コージヤマモト、行ったり来たりしてる感じが見えるのもツボ!韓国でもイツァーク役を何度も演じているソムン・タクさん。ヘドの夫(と言っても女性ですが)役で、つかず、離れず、ってスタンス。彼女は存在感をオンにしたり、オフにしたりの切り替えがいいなと思ったけど声量があって歌がまた、最高!に素晴らしいのだ。そして、最後、アトムみたいになったコージヤマモト(鍛えられた美しい上半身と女装が決まるキレイな細い足!)とソムン・タクの歌が抜群!このアトムみたいな裸には意味があるけど、ネタばれになるから書かない方がいい?いつものようにイツァークが、ヘドにウィッグをかぶせようとすると、それを遮って、イツァークにウィッグをかぶせるヘド。キョトンとするイツァーク。ここは感動的なシーンだった。映画もあるらしいので くわしく見たいな。ずっとグレーっぽい地味な服だったソムン・タクさん。最後は白いドレスに着替えていた。チャーミングで実力のある彼女は、前回からのパートナー。山本耕史ファンにも受け入れられているようで、彼女の登場に拍手が大きくなると「(ぼくより拍手が)多いなんて!」といたづらっぽい顔で山本耕史がひがんだふりをし、また、ファンはキャー!カーテンコールはみんな総立ち。(前のおじ様達は根っこがはえてるけど(*^-^))くまちゃんがいーっぱい映し出されたスクリーンをバックに会場は一体!この曲名なんでしたっけ?教えて染ちゃん♪(※すぐに教えてくれてありがとう!)「SUGAR DADDY」一回目のカーテンコールのあと、帰った人もいたけど、実はそのあとねばってたファンの拍手に応えて、もう一度出てきてくれたのだ。すでにおじ様達は立ち去った後で、見通し良くなったし、みんなが盛り上がっているので、私の斜め前、くだんの女の子も嬉しそうに踊ってた♪まだ、歌い足りないでしょ、って感じで、山本耕史が「ホイットニーのやってよ」と促して、会場の万雷の拍手の中、彼女が歌ってくれたのがI Will Always Love Youのサビのところ。アカペラで、「&ア~~~~~~イ」のところから歌ってくれました。もっと聴きたい!この声、このスケールで歌えたら快感だよね。アンコールの拍手が鳴りやまないので「明日も演ってます」と手を振る山本耕史に対して「えー。明日も来るってなんでわかったんだろう」と大喜びのファンの子がかわいかったよ。RENTの大ファンをRENTヘッドと呼ぶように、ヘドウィグのほうもヘドヘッドって言うんだって。RENTと言えば、日本版RENTのマークだった山本耕史。改めてコージヤマモトのRENTを見てみたいと痛切に思った次第。公式サイト見てから行けばよかった。英語で歌われる曲の訳詞まで親切に載っていた。山本耕史インタビュー1山本耕史インタビュー2(※残念!現在はリンクなし)舞台だけでもわかった気がして見てたけど、見落としていたところ、気づかなかったところ埋まって満足したけれどもっとちゃんと観たかったな!とこういう時だけ、やたらカンペキ主義になるな~私。カレンダーはちょっと飾れない感じだったので^_^;携帯ストラップ買っちゃいました((o(>▽<)o))日曜日の「スタンディングのみ」の会に行った染子はどうしたかしら?ラスト・ファイブ・イアーズの時の山本耕史「リンダ・リンダ」で共演の松岡さんから花束「オケピ!」「新選組!」で起用してくれた三谷さんからもDecember 3, 2009
December 3, 2009
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今日もサッサさんと面白かったね、と話してました。彼女は1階、2階、後ろだったり、最前列と場所を変えてすっかりパイレートクイーンマニアになってます♪さて、感想を読んで、行きたくなったと言ってくれた冬緑茶さんの背中をもっと押そうと思って、みどころ追加だよ座席 ※チケット救済はこちらから席を選ぶときに知寿さんが観たい人は下手(向かって左)、祐さんが観たい人は上手(向かって右)がおススメ!ラブシーンの時に左が祐さんが立ち、右に知寿さんのパターンが多い。私は下手に座ってたので知寿さんが祐さんを見つめるとき、こちらを向くので知寿さんがよく見えたの。つまり、逆だと相手の背中で顔が見えないんだよね。最前列のお楽しみ(サッサさんより)涼風真世@エリザベス1世の豪華な衣装が見どころの一つですが髪型も、そのたびに変わる!驚いたことに指輪まで替えてるんだって。ティンホイッスル、フィドルの生演奏に気分はアイルランド!GUINNESS Waltons ティンホイッスル アイリッシュホイッスルアイリッシュダンスアンサンブルのみんなが相当苦労したんだろうけど、アイルランドからのダンサーに見劣りしないよ!難度が高いダンスだと思うけど、ほんと、揃っていて、楽しそう。必見!そしてカーテンコールなどは涼風さんや知寿さんなどプリンシパルも一緒にアイリッシュダンス。ちょっと照れた感じのラインダンスがほほえましくて、そこも好き!お茶目な祐さん初日、なんだか ほんとに いたづらっ子のようにはしゃいでた祐さん。舞台上に演出の山田さんを呼んだり、来日してくれた脚本や振付の方をお招きする時も走り回って、とってもゴキゲンでした。はしゃぎついでに、前の階段から客席に降りちゃいそうな勢いで前は驚嘆の、後ろは羨望の悲鳴が起きて、舞台の上に引き戻されてましたよ。なんか、可愛い。かわいそうな夫、ドーナルシアタークリエで観た「この森で、天使はバスを降りた」でも妻から嫌われていた気の毒な宮川浩さん。カーテンコールでは妻役の土居裕子さんと仲良く腕を組んでいました。今回も亭主関白の口だけ男で嫌われちゃうんだけど、カーテンコール、今回は、両手に知寿さんと真世さん、にこやかに舞台袖へ。ホントはイイ人もかもね。宮川さん♪息子が可愛いよ!初日は、猪野竜平君だった。藤原竜也をちっちゃくしたような可愛らしさ。この子がすっごいの。母、知寿さんと久々の対面を喜ぶシーンでは、ひたすらニコニコ。そして、アイルランドを救うために立ちあがる!と決意して、厳しい表情の時は、なんだかわからないけど大事な話なんだろうと真剣な目でじっと知寿さんを見てる。わー。また行きたくなっちゃった!
November 29, 2009
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初日を観たサッサさんが言ってました!まさに同感!私はワクワク最高潮。パイレートクイーンのチラシで見た知寿さんの服装にさりげなく近づけて、似たような模様の服にブーツ!!見終わった今は、次に観るときはバンダナを海賊巻きにしちゃおうかな!って勢いではまってます♪オープニング、海賊船のセットにアンサンブルの方がたくさんいらしてその中に知寿さん見つけた時、うれしかった!泣きたくなる気持ちわかる(*^-^)HOLY GOD ♪BLESS THIS SHIPWITH PRIDE, AND CLAN O'MALLEY GREEN,I NAME THIS SHIP: "THE PIRATE QUEEN"もうすっかり曲が頭に入っているのでスキップしたい気分。歌が始まって、あ、そうだ!日本語でしたね。ま、そんなことはたいしたことじゃない。海賊姿が凛々しい、祐さんとボーイッシュな知寿さん。二人が見つめ合って歌うシーンなんか涙が出そうです。私が劇団四季を観始めた頃は、この2ショットは既に観られませんでしたから。船首のシーンはグリドルボーンだった知寿さんを観てるとCATSにみえちゃう。グロールタイガーの海賊船です。そしてはためく帆船も帆も。ミストフェリーズ達が掲げるフラッグに。そこへ赤い服のイギリス軍が攻めてきたら・・・・シャム猫軍団総攻撃!ってなもんです。そのうえ、タイタニックのようなシーンまで大サービスでもうファンにとってはたまりません!ブロードウェイでは叶わなかったが、日本ではぜひ演奏者を舞台にとホームページに書いてありましたが、ちゃんと実現してましたね。帝劇だからこそ、このスケールの美術が出来るんだと実感。盆の上に船のセットがあるので、動きも出るし、奥に音楽の人たちが並んでいても違和感がない。ティンホイッスルやフィドルももちろんだけど、 ドラムがまたよくて…そして一緒にステップ踏みたくなるアイリッシュダンス。アイルランド人の象徴だから、と単に思っていましたがイギリスに抑圧されて、大っぴらに楽しめないために上半身は動かず、足だけの動きのアイリッシュダンスが広まったなんて悲しい歴史の背景があったのは知らなかった。妖精のような印象の涼風真世さんが大好きですが、ここでは気迫に満ちた女帝でした。エリザベス1世、風格と気品と。シーンごとに変わる美しい衣装で楽しませてくれました。そして、それ以上にステキだったのが歌。「魔笛」の「夜の女王」のアリアのように高音を響かせる難しい歌が何曲かあるのだけど、それが気持ちよく決まっていて最高です!二日目に観たベルちゃんが興奮のあまり、観終わってすぐくれた「すごくよかった知寿さん、役にはまり過ぎ~惚れ直しました。皆さん歌上手いし、話も面白かったし、アイリッシュダンスが大好きなので、それもたっぷり見せてもらえてすっごく得した気分です」アイリッシュダンス、観てたら体が一緒に動きそう♪中川唯可さんが可愛くてうまくて、ダンスのシーンは彼女に注目。そしてライオンキングのラフィキのようなボーカルが荒木里佳さん。石川禅さんのビンガム卿がもっとはじけて、海賊の若者たちに個性がハッキリしてきたらドンドン面白くなると思う。千秋楽に観に行くのが楽しみだわ♪これから観られる人はシアワセ
November 29, 2009
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大興奮で帝劇を出て、急いで帰ってこのカンゲキを今日観られなかった知寿さんファンに伝えなくちゃと思っていたのですが…思わぬところで思わぬ感想報告会になってしまったので昨日は書けませんでした!(でも楽しかったけど(^-^;)そして、今日も、もう出かけなくちゃ!パイレートクイーン、いいですよ!見つめ合う祐さんと知寿さん、カンゲキは言葉にならないし、真世さんは知寿さんと好対照で、全体的に女優さん達初日からいいスタート!男性はまだ温まってない感じが正直しましたけどこれから! どう変化していくかが 楽しみ♪そしてダンス! と 音楽! これが最高!号外いただきました毎日通いたい!と思って劇場をあとにしましたが、この舞台はなぜか、平日は午後1時の回のみの日が多く、土日の公演が多いので私は行ける日がない!のが不満です。アイリッシュダンスは疲労が大きいのかな。最近は7時始まりの舞台も多いのに、ファン層が高いからなの?あのがんばってる若いアンサンブルの人たち!アイルランドから来たダンサーと遜色ない!きっとたくさんの人を魅了すると思うから若い人にも見てもらいたいけどな~あ、もう行かなくちゃ!
November 28, 2009
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28日の初日まで1週間!待ち遠しいのはパイレートクイーン!大好きな保坂知寿さん♥なので、ワクワク加減が違います。私は仕事の都合でいつ行けるかわからなかったのでチケットを取っていませんでしたが、嬉しいことに初日と楽のチケットを譲っていただきました。そして、なんというご縁なんでしょう。町田にある音楽座の稽古場に「トライアウト」という舞台稽古を観に行く日にそのチケットをいただくことになったのだけどチケットの持ち主は町田在住の方。12月は「泣かないで」の公演があるのでこちらも相当楽しみにしているのですが、スゴイ偶然でしょ♪忙しいのであきらめることたくさんありますが、こんな風に忙しくても誰かの後押しで実現することがある運命だよね!ってなわけで、「パイレートクイーン」のCD聴きながら想いをかの地に馳せるわけですが…サッサさん、ベルちゃん、保坂知寿さんファンの皆さんが初日に大集合しちゃいそうです。「パイレートクイーン」は舞台がアイルランドなので哀愁を誘うティンホイッスルの音色に早くもグッときちゃいます。タイタニックの時にいいな!と思ったあの笛です。そして、哀しい場面が多かったあの映画で、私が大好きだったのは、三等船室で他のお客さんと一緒にローズとジャックも踊ったアイリッシュダンスのシーン。音楽だけでこれだけゴキゲンなら、本番は知寿さん、涼風さん衣装、照明、セリフ、どれほど素晴らしくなっちゃうんでしょ。そして年末には必ず聴きたい祐さんの声主役のティアナンのハイトーン、ブロードウェイキャストの方声が似ているので、帝劇で祐さんが歌っている姿が想像出来ちゃう!っていうか、祐さんだと思って聴いている祐さん I'll be there Heaven speed me, by your side, as your side,as you need me,I'll be there for you(I'll be there)祐さん I want to speak my heart out loud知寿さん We have to hide the things we feel 祐さん That I will love you till I die知寿さん&祐さん And I am yours, here on this night (Here on this night) こんなラブソングを歌う二人が見られるのは、もうすぐ!WALTONS 1514 TIN WHISTLE CDセット ティンホイッスルティンホイッスルは、リコーダーと同じ仲間の楽器。うた口を吹くだけで音が出るそう。指使いは殆どリコーダーと同じ、穴の数は6個。アイリッシュフォークチューンでは、Dキーの楽器が最も一般的に演奏されるんだそうです。アイリッシュ の"風 と 草原の匂い"を楽しんでみませんか。私も買おうと思ったのですが、ウクレレのレッスンが終わるまで他の楽器に手を出す余裕なし。うちにあるリコーダでがまんしよっと。WALTONSティンホイッスル 1506 ペニーホイッスルブラス アイリッシュ・ケルト音楽の代表的楽器 TIN WHISTLE【RCP】【P2】驚いたのは、楽天でパイレートクイーンのCDの扱い、ないんだ~もったいない!売れるのに!The Pirate Queen (Songbook)【電子書籍】[ Alain Boublil ]
November 21, 2009
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何年ぶりだろう、「レ・ミゼラブル」祐一郎さんのバルジャンが天に召されるシーン。島田歌穂さんのエポニーヌ岩崎宏美ちゃんのファンテーヌ。この三人の歌を聴くのが好きだった。頻繁に観てた時期があった。(妹のお誘いで)好きな作品だけど、毎年のように再演を繰り返すのでいつでも観られるからいいや、と思っていたので…滝田さんや鹿賀さんの時代から観てますが、たぶん最後はカズさんのバルジャン、山本耕史マリウス。2003年か2004年。ブログを書く前なので?久々のキャストは新鮮!さて、今回はピンチヒッターの観劇。譲ってくれたのは1日にハンドベルのコンサートに招待してくれたベルちゃん。急にハンドベルの演奏の依頼を受けることになり。・゚゚・(>_
November 4, 2009
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「屋根の上のヴァイオリン弾き」(Fiddler on the Roof )とシャガールはつながっていました!「バイオリン弾き 1912-1913」「どうして屋根の上のヴァイオリン弾きなのか、わからなかったの」と友達が言いました。「屋根の上のヴァイオリン弾き」を観てきた友達から「どうしてだか、ご存じ?」と聞かれて答えられませんでした。「青のバイオリン弾き、1947」「どうして?」って考えたことありませんでした。だって、私がお芝居を観るようになるずっと以前から森繁さんが「屋根の上のヴァイオリン弾き」に出演してたんだもの。(今は市村正親さんですが)ヴァイオリン弾きったら屋根の上にいるもんでしょって感じ。それでちょっと調べたら こんなことが分かりました。劇の中でユダヤ人は迫害され、国外追放されるでしょ。主人公のテヴィエたちの生きた時代に大いに関係あり。ユダヤ教徒のテヴィエ。「屋根の上のヴァイオリン弾き」という題名は、昔ローマ皇帝ネロによるユダヤ人の大虐殺があった時、逃げまどう群衆の中で、ひとり屋根の上でヴァイオリンを弾く男がいたという故事からきていました。「緑色のバイオリン弾き、1923」舞台でも、ユダヤ人の不屈の魂の象徴として「屋根の上のヴァイオリン弾き」を要所要所に登場させています。こんなことがこちらに書いてありました。そもそも「ユダヤ教の教えで、屋根から落ちずにいつも平静を保とうとする心の表れでゆったりとヴァイオリンを弾く」なんだそうですが、実際に屋根の上で弾くわけでなく、あくまでも象徴でしょうけれどね。シャガールは「緑色のバイオリン弾き」をその故事からヒントを得て原作者ショーレム・アレイヘム作品のために描いたそうです。ヨーロッパを放浪(亡命)しながら絵を描き続けたシャガールの絵本を数か月前に読みましたが、ヴァイオリン弾きのことは書いてなかったので、知ることができて良かったです。ヴァイオリンはユダヤ人の生活に密着していたからですね。同じユダヤ人であるシャガールの絵にはよく出てきます。我が家のカレンダーの中にも3枚ありました。「緑色のバイオリン弾き」はうれしいことに今、鹿児島にある長島美術館で見られます。(ブログを書いた当時はね、通常はグッゲンハイム美術館)↓は、今年のカレンダーの中で私が一番お気に入り「Concert bleu、1945」※追記 「屋根の上のヴァイオリン」は(Fiddler on the Roof )フィドルってアイリッシュ音楽の時のあのフィドル?違いを調べたら構造は一緒専門家でなく、一般人の区別としてはクラシックで用いられるのはヴァイオリンそれ以外の音楽の時はフィドル室内でお上品に奏でられるヴァイオリンと屋外で奔放に演奏されるフィドルなんとなくわかるでしょ。そして有名な言葉があるそうです。この表現が言い得て妙。「ヴァイオリンは歌う、しかしフィドルは踊る」(ヴァイオリンは音色、フィドルはノリ)そして長島美術館でシャガールに会えなくてガッカリした人=私に朗報高知県立美術館に行けば、いつでもシャガールの作品に会えるんですね。いろんなシリーズがあって、今はコレ!マルク・シャガール展《アラビアンナイトからの四つの物語》1月24日(火)~3月20日(月・祝)
October 31, 2009
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宝塚ファンのチャーリーちゃんのために写真を撮りました。シアタークリエで染子さんと「ガス人間第1号」を観た日。さきに着いていたので時間をつぶすため&強風に押され避難のため入った日比谷シャンテで。宝塚は、まったく詳しくないのですがチャーリーちゃんが歓ぶ一枚があればいいなーととりあえず全部撮りました。こういう夢のあるものに興味を持つ可愛らしいお嬢さんがいるのがうらやましい。仲良く和服で観劇なんて、なんてシアワセでしょう。娘とは、その昔、ドームにアムロちゃんを観に行ったきり。保護者同伴でなくても、どこでも行けるようになって以来、二人でお出かけなんてないな~。今は薄情だな~と思うけど、意外と優しいので、そのうち、おばあちゃんになったら、一緒にお出かけしてくれると思う。そう思うと、おばあちゃんになるのも楽しみ。
October 17, 2009
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ア・ラ・カルト 今年の冬も絶対!と思っていたのだけど、実は去年が最後でした。ア・ラ・カルト~役者と音楽家のいるレストラン~(Wiki参照)クリスマスの夜のフレンチレストラン「ア・ラ・カルト」を舞台に、訪れた客達が繰り広げるドラマを、単品料理(a la carte)に例えて描いたオムニバス形式の物語である。”役者”の白井晃、高泉淳子、陰山泰が様々なキャラクターを演じ、バイオリニスト中西俊博を音楽監督として迎え、”音楽家”の生演奏と共に芝居が進行される。中略2009年、【第17回スポニチ文化芸術大賞】昨年で20周年となった音楽劇「ア・ラ・カルト」は優秀賞を受賞。受賞理由は以下の通り。「1989年に“開店”。当初は6日間の公演だったが、客足が絶えず2年後には3週間、20周年記念の昨年は1カ月にまで公演が延びた。その人気ぶりと、ほぼ同じメンバーで20年間、上演してきた“演劇魂”で優秀賞。」まだ高泉さんのホームページなどでは掲載されていませんがア・ラ・カルト観劇の際のアンケートを書いたことから届くDMに悲しいお知らせが書かれていました。白井さんや陰山さんたちから申し出があったこと、幾度も話し合いを重ねたうえの結論、そして今年の冬は新たなメンバーとの試みがあり、石井一孝さんなどがゲストと華やいだお知らせにて結ばれていました。20年、お疲れ様でした!(さみしいけど)20年、ありがとうございました!(私には2年だけど)楽しくて大好きでした。青山円形劇場にピッタリの舞台でずっとずっと続けていてほしかったけれど前の年を上回るアイデアと、お稽古は私たちが思う以上にハードだったでしょうね。いえ、逆に、「ア・ラ・カルト」を愛するあまりのリピータが増え、何をしても受けるのは、送り手としては新鮮味を欠いたのかもしれません。歌舞伎と保坂知寿さんで大忙しの12月ですが時間を作って高泉さんにエールを送りに行きたいわ!同世代の彼女の新しいスタートだから。
October 16, 2009
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観たかったのは下村尊則さん、劇団四季退団以来の舞台。「ヒロデロ」も「夜の女王」も大好きだった。それと!藤岡正明さんとTUKASAさんご出演!ちょうどご縁があって私もバックコーラスをしたコンサートでお二人の歌唱力に惹かれたから。その時の藤岡さんは中山眞美さんと「Almost Paradise」をデュエット。パワフルな二人は最高だった!残念ながらクリス(ミス・サイゴン)もマリウス(レ・ミゼラブル)も未見。TSUKASAさんは同じコンサートで「The Rose」を熱唱していてたいそう、カッコよかった!劇場で「ブラッド・ブラザーズ」のチラシを見つけた時のうれしさったら ありゃしない。さて。期待の下村さんはどんな役かと思ったらナレーターだった。ちょっと拍子抜けかな。観たかったTSUKASAさんは双子の母親:ミセス・ジョンストン役。Wキャストなので、私が観た日は金志賢さん(J Kimさん)だった。正直ガッカリだった けど歌を聴いたらTSUKASAさんとタイプは違うけれどお陰で金さんという素晴らしいsingerを知ることが出来たのだから\(^o^)/lucky!それもそのはず、彼女はグリザベラだった。最初は劇団四季only、そのうちいろんな舞台を観始めたので四季観劇をお休みしていた期間のグリザベラ(CATSでメモリーを歌うネコ)だったから、私が知らなかっただけで歌唱力に定評のある人だった!日本語の演技も自然でイギリスの下層階級で苦労しながらも子どもたちに愛情を注ぐ母を好演していた。ミセス・ジョンストンのソロをふんだんに聴けてなんて贅沢な舞台なんだろヒロインは小室ファミリーの鈴木亜美ちゃんふたごの彼らから愛される可愛い女の子。亜美ちゃんのキャラにピッタリだった。下村さんの演技が観たいのにナレーターじゃなぁと落胆したのは最初だけむしろ狂言回し、自由な立場。その場のキーパーソンだったり、素晴らしい低音を聴かせたりと、八面六臂の大活躍。博多座「ブラッド・ブラザーズ」出演・下村尊則さんインタビュー!今更ながら思うのは、山口祐一郎さんに帝劇の広さが合うように、下村さんの声や存在感の大きさは劇団四季のような大きな舞台に合っているんだなってことシアタークリエここにかかるお芝居はハズレなしだと私の中では高評価だけど、スケールはまた別の話下村さんには狭いなーと思いつつも圧倒的なパワーの下村さんに引き込まれていつの間にか物語の世界へ…双子なのに貧困が理由で離れて暮らす二人の少年。いくらなんでも7歳の少年は無理でしょう、というこちらの期待を気持ちいいくらい裏切ってくれた藤岡正明&田代万里生。1階の後方席だったので声のカンジや仕草しかわからないけれどイイ雰囲気ドレドレとオペラグラスでのぞくと、無邪気であどけないミッキー、藤岡君の顔が見える。ニッと笑った顔は腕白坊やのそれでしかない。ヤンチャな彼が最初、目立つんだけど…次第にもう一人の男の子エディーの良さがだんだんわかってくると、さらに楽しくなる田代万里生さん、今まで知らなかったけれどSOPHIAの松岡クンと井上芳雄クンを足して2で割った感じかな。清潔感あふれ、お行儀のよい、気立てのよい男の子。両親に逆らわず、お利口そういつもニコニコ笑顔でもね、心の底から楽しんでいるとき、おとなの前での彼、心配かけまいと気持ちを隠す時など、「はい」としか言わないけれど全部、表情が違ってた。オヌシもなかなかやるのう、って感じ。兄、伊藤明賢さん、不良の役がぴったりなの。この悪いんだけど憎めないお兄ちゃんの存在。最後に双子を悲しい結末へ導くことになるのが皮肉。緞帳は最初からあいていて、2軒の家が見える。向かって右に演奏者。流行りなのかしら、最近よく見る、プレイヤーも舞台上って。気が散らないかと思うけど、演奏していない時はライトも落としてあり、それほど邪魔にならない。音楽を強調したい場面ではそれこそライブなイイ音があってなかなか良いかも♪(良いかも♪じゃなくて とっても とっても 音楽良かったよ!)舞台の左側にミッキーたちの住む貧しい家。右側はエディーの住むお金持ちのきれいな家。舞台にも、はっきり傾斜がつけられているのも階級のちがいを表すためなんだろう。そして 二つの世界を結ぶように橋が架けられている。地面も建物もゆがんでいて違和感あり。差別のある社会そのもののゆがみのようで。二幕目、成長した二人悲しい結末へ向けての展開はわかっていても、つらいんだけど、いつの間にか観客も物語の一部に組み込まれていたあの演出はお見事!(ミッキーとエディーはWキャスト)鈴木亜美、愛犬相手に役作り 2作目舞台で初のキスシーンできれば、もう一回、TSUKASAさんが母役の日に観てキャストの違いを楽しんだり、一度だけでは見落としていただろう細部に気づけたらいいなと思うくらいにインパクトのある作品だった。友達ができて喜ぶ藤岡君、泣きじゃくる田代君などほんとうに7歳に見えるんだから。必見です、これは。「マドモアゼル・モーツァルト」の時のモーツァルト(高野菜々ちゃん)とナンネル(清田カンミちゃん)が少女そのものだった時も驚いたけどね。そうそう、久世星佳さんがエディーを引き取った裕福な家庭の奥様。髪型、スタイル、イギリス夫人ってこうでなくちゃ、と思わせる素晴らしさで、彼女の存在も忘れちゃいけません。あの気品とドレスが似合うところは宝塚出身だからなんだとつくづく納得。27日が千秋楽。観て損はなし!(^^)!さぁ、クリエへ行こう!今月はミッキーとエディーに扮したクリエちゃん
September 10, 2009
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坂元 健児さんの澄んだ青空のようなボーカルの大ファンの染子さん。「トリツカレ男」なんてヘンな名前、とは思ったけどサカケンの歌が聴けて、染子さんに会えるならとお誘いしたら二つ返事の染ちゃんとふたりで銀河劇場へ観に行った。銀河劇場へ初めての方へ。モノレール天王洲アイル駅とシーフォートスクエア(この写真)が直結していて、方向音痴の人も迷いません。このテーブルと椅子に座って会社帰りの腹ごしらえOK。レストランに寄る時間がなくても、目の前のベーグル屋さんでテイクアウトすれば幕間の休憩にロビーで食べてもいいよ。この上の階が銀河劇場になります。と、言っても会社帰りに現地集合!だけどね。私のほうがやや早く到着!のはずだった。なのに、モノレールに乗ってひと駅「天王洲アイル駅」下車のはずだった。なのに、私が降りたのは羽田エアポート。ホワイモノレールは各駅だけと、思い込んでたので確かめずに乗ってしまった~携帯から打ったおわびメールが「トリツカレ女ですゴメンナサイ」ちなみに、「トリツカレ」は憑依とかじゃなくなんにでも(取りつかれたように)夢中になり、その集中力たるやハンパない!男の話。コミカルでファンタスティックで胸キュンのストーリー。幕が開くと、舞台の左側に赤いピアノに向かうハスキーで(YOUとかチャラとか系ね)ニュアンスのある歌声の女の子。この子は演奏もして主役のペチカも演じる原田さん。そして、舞台の右側には男性。彼もスゴイピアノ以外の全部の楽器担当。二人の歌が静かに始まり、ライブに来たみたい。主役は坂元 健児さん。ライオンキングのシンバの時のように草原に響き渡るような気持ちの良い歌声が聴けると思うと今日はワクゥO(゚▽゚o)(o゚▽゚)oワクゥ♪してきたのさ。サカケンにピッタリな役、元気いっぱいの若者ジュゼッペ。出ずっぱりで、歌もたくさん、たくさん。染ちゃん、大喜び。ペチカの母役で浦島りん子さんもパワスルボイスでいいゾこの浦島さんは吉田美和さんとピーナツをやってた人よ。(と、後から染ちゃんに教わったのだった)特筆すべきはダンス! ダンスも詳しくないんだけどこの振付は目をひいて、斬新で、夢中になりました!数人で一つのものを手から手へとバトンタッチするような動きもなめらかで、よどみなくて、ホウ!ってみとれちゃう!謎はアフタートーク(演出家、サカケン、尾藤イサオ氏、りん子さん)の時に解けました!フリつけたのはパントマイムの人なんだって。そういえば細かかった仕草!(おおざっぱな感想じゃのう)ダンスが洗練されているブン、パフォーマンスとお芝居が一体感がなくなりそうだけど、そこはベテラン尾藤さんの出番!尾藤さんが親しみやすい雰囲気を醸し出して、あったかくまとめてるような気がしました。この尾藤氏、疲れている主役のサカケンをいたわって休ませてあげようとトークショーでマイク独占、サービス精神旺盛でございましたわダンサーはモノクロでフツーの衣装。一体感があって、切れの良い動きで要するに「ダンスを見て!」なんだね。この前観た「Mr.ピンストライプ」あの時は群舞でそれを見せてくれたけど、今回は少人数。シンプルなストーリーを歌の力とダンスの力で魅せてくれた小気味よい作品でございました。染子さんがいなければ出会わなかった作品、ご縁に感謝!シーフォートスクエアのエレベータ。2階が銀河劇場オマケ:「トリツカレ女:私」は、3日にベルちゃんとWICKEDを観た時は、バッグの中にお茶ブチマケ事件を起こすという惨劇に見舞われていたのだった。行きに待っていてくれた染ちゃん、帰りにバッグの整理に付き合ってくれたベルちゃん。寛大なお友達の皆さま、お見捨てなきよう(2009年9月7日 銀河劇場 天王洲アイル)
September 9, 2009
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ありがとう!エルフィー&グリンダ こんなに鳴りやまない拍手と繰り返されるカーテンコールははじめてです。さっきまで頬を濡らしていた涙がすっかり乾いちゃうくらいだから!きっと、6日の千秋楽のチケットが取れなかったWICKEDの熱心なファンだね、と隣で友人が言いました。終わってしまう前に一度観てみたかった人たちかもねと私も思いました。そんな人たちが感動を抑えきれず立ち上がっていつまでもいつまでも拍手する姿を見て沼尾グリンダも江畑エルファバも何度も何度も姿を見せてくれました。そして最後のほうは、そんなに喜んでくれてうれしいけど永遠に続くわけにもいかないし、困ったねって感じで二人で顔を見合わせて「バイバイ」って手を振っていました。そこらへんでようやく、「疲れているんだし、帰してあげないと」正気に戻った観客も帰り支度をして出口へ。わたしにとっても"海"劇場で最後のWICKED。となりの席から「大阪について行きたい」と、悪魔のささやきが聞こえる!詳しくはまた明日!
September 3, 2009
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野田秀樹氏、東京芸術劇場の芸術監督に就任!最初は劇作家として夢の遊眠社、野田MAP主宰としてそのあとは大竹しのぶさんとのスキャンダルで。そしてテレビで堤さんと羽野亜紀さんバージョンの「キル」を観た。いっけいさんも出ていて面白かった。「新選組!」で、最終回近くに出演して、近藤勇の助命に出向いた山本耕史演じる(隊士には恐れられていた、あのキレ者の)土方をうまく丸めこんだ老練というか狡猾と言うか、あの嫌らしいけど承服せざるを得ない説得の仕方が忘れられない。いつか観たかった野田MAP、実現したのが「贋作・罪と罰」三条英:松たか子、才谷梅太郎:古田新太この大好きな二人の共演が観たかったからが、大きいかな。その後、歌舞伎を頻繁に観るようになってから勘三郎さんと親密なため、野田秀樹作、の作品をたくさん目にするようになる。その「贋作・罪と罰」を原作としたのが「天翔ける風に」なので、「天翔ける風に」観劇後は染子様と二人で原作との違いについて感想などアレコレトークタイム。「贋作・罪と罰」を観たのが2006年だったし、難解な為、当初から理解しないままのところも多々。その時の日記主な出演者はこんな感じ。青が贋作・罪と罰 赤が天翔ける風に三条英:松たか子 香寿たつき才谷梅太郎:古田新太 山崎銀之丞都司之助:段田安則 戸井 勝海 溜水石右衛門:宇梶剛士 今 拓哉妹・智:美波 剱持 たまき 志士ヤマガタ:右近健一 平澤 智 母・清、老婆おみつ:野田秀樹 福麻 むつ美野田MAPの方は皆、滑舌がよくて良かったのに(モデルで若い美波もキレイなだけじゃなくうまかった!)宇梶さんはテレビ向きで舞台ではセリフが聞き取れなくて残念!あのセリフをぶつけ合った緊張感のある舞台、もう一度観たいな。謝さんの舞台は野田さんと似ている部分もあったけど同じ作品を別の演出家が演出する面白さがわかった!野田さんの英、松さんは理想のためなら生きていても無意味な(と思われる)高利貸しの老婆を殺害することに微塵も疑いを持っていないように見えた。確固たる信念があり、哀しいくらいに一途だった。『人間はすべて凡人と非凡人との二つの範疇に分かたれ、非凡人はその行動によって歴史に新しい時代をもたらす。そして、それによって人類の幸福に貢献するのだから、既成の道徳法律を踏み越える権利がある。』 一方、香寿たつきさんの英は、もっと人間らしかった。理想はあるが、葛藤があり、時代に翻弄されていた。「踏越えられる」女だと担がれていた。そして「踏越えよう」と苦しんでいた。松さんのも好きだったけど香寿さんの英も好きだな。スローモーションで舞台の周りを歩くシーンは野田MAPのほうでもあったなと懐かしく思い出した。香寿たつきさん、歩く姿が美しかった。そうだった!「モーツァルト!」で彼女を初めて観た時、その歌唱もさることながら立ち姿、歩く姿に惚れたのだった!「天翔ける風に」では彼女の美しいアルトの歌とセリフを十分堪能できて、シアワセ!着物を上と下に分けたような衣装が面白い。下は袴というかスカートみたい。「贋作・罪と罰」の時は、なぜ靴がスニーカーなんだ?!と物議をかもしたが(ちょっとオーバー^_^;、観た人が不思議がってた)今回は靴は普通だったよう。
August 25, 2009
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謝 珠栄さんの振付なので興味はありました。野田さんで観た「贋作・罪と罰」が原作というのも。そして古田新太さんの演じた竜馬を山崎銀之丞さんがどう演じるのかな、と。そんなわけで池袋の東京芸術劇場へ「天翔ける風に」観に行ってきました。池袋駅改修中謝 珠栄さんの舞台。振付はもちろん、照明も美術も、この作品をベストな形で表現してると思うし(エラソーにすみません^_^;)今回は特に音楽が気に入ったよ。袖で演奏してるのかな、後ろの方で観ている私たちには姿は見えないけれど、生の音楽がシーンとマッチしていてゾクゾクっとすること度々。山崎銀之丞さん、悪役や個性的な役で大活躍の俳優さん。演技力は抜群なのですが準主役は初めてでは?「三年B組金八先生」の遠藤先生で山崎さんの存在を知った時は、いわゆるウザイ(?)キャラだったけれど最近観た、いくつかの舞台で舞台経験の少ない主役を受け止めて、盛り上げ、作品に厚みをプラスしていて好印象だったのでウレシイ抜擢。歌もなかなか実力あり!伸びやかでいい声だよ。「ミュージカル嫌いです」こともあろうに、初めて振付家の謝 珠栄さんと会った時山崎さんが言った言葉。ミュージカルの第一人者にだよ。そこできっぱり言い放った謝 珠栄さん。「面白いミュージカルは少ないと思う。だから自分で面白いものを作りたいし、そこに参加してほしい」初めてだから、下手でもしょうがないよね、その分、香寿たつきさんがうまいしね、なんて思っていたのに、私の想像を覆してしまった山崎さんには才谷(竜馬の別名)が乗り移って尋常でないパワーを送っているのかもね。より良いものを作りたい!と願う謝 珠栄さんに応えるように他の俳優さんたちも熱演。戸井勝海さんの声の良さ、今さんの妖演、瓦版屋の照井さんたちのコミカルで切れの良いダンス。「AKURO」以来のTSの男たちはセリフはあまりないけれど、アクロバティックで見ていて爽快!体で心を表しているって感じかな。幕末の志士たちを演じている男たちがほんとうに地面の下から現れて俺たちはこんな風に悩んで、こんな風に生きたんだよと伝えにきたような気がしてしまうほど。カーテンコールの時は全員で「大川のむこう」かな。ワンフレーズ歌ってくれたんだけど、TSのこの一体感は一番の魅力でしょ。(2009年8月25日 「天翔ける風に」TSミュージカルファンデーション・池袋・東京芸術劇場)
August 25, 2009
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当日券に並ぼうと綿密な計画を立てたのに~RENTの公演日、私の仕事と観劇その他、諸々の予定をチェックしたらチャンスは3回だけ。その最初の一日が今日だったのですが、娘も偶然、休みで珍しく昼ごはんを作ってくれました。それなのに夕方出かけちゃったら悪いな~たぶん外れるから、7時過ぎには帰宅するけどね。そこへ、出張を早めにうちのも帰って来ちゃいました。おみやげつき。ううーん。トドメを刺された感じだ!ブロードウェイの幸せより家族の幸せ。ボヘミアンより平凡な主婦の幸せ。あと2回のチャンスに賭けよう!たいしたギャンブラーだよね。外れたら帰ってくる予定。今日は、シャワーじゃなくてお風呂にしよう。おうちのこと完璧に片付けようっと!汗をかいたらお風呂で「防水外郎売」を読もうっと。(この時点でまだジタバタしてる)と思ったら、アカネちゃんがお風呂掃除してる~。はい、観念しました。 脱走しないで主婦しますo(*^▽^*)o(はい!すっかりあきらめました。ブログも終了!)開演2時間前から1時間前の間に配布される整理券をもらって1時間前にはじまる抽選の機会を得たら6000円で最前列でRENTが観られます。暇があるけど、お金がない方、がんばって!たいへんそうだけど、そうでもないよ。締め切り寸前、駆けつけるのは1時間チョイ前でいいわけ整理券をもらったら1時間前に指定の場所に集合だって。赤坂ACTシアターの周辺は時間をつぶす場所がたくさんあるからそんなに大変じゃないでしょ♪200人くらい集まるそうだから、その中の10人に選ばれたらラッキーでしょ♪免許証や保険証の提示が必要だそうだからサイトでちゃんと確認して行ったほうがいいよ。では、RENTヘッドの皆様、ご検討を祈る!
August 20, 2009
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大好きな知寿さんに会いに行って来ました(*^_^*)なんてメールがサッサさんから届きました。大好きな知寿さん!東京會舘での「パイレートクイーン」制作発表オーディエンスご招待にめでたく当選したサッサさん。ウラヤマシー!興奮を隠しきれない様子を読んでいたら私も一気にテンションアーップ!11月28日から12月25日の舞台が楽しみ!!約半年振りに見る知寿さん!!観られただけでカンゲキ!当日の衣装男性陣:皆さん黒っぽいスーツ涼風さん:白でエレガント知寿さん:黒でマニッシュ役柄を意識しているんでしょうかオーケストラが舞台の上?「演奏する人を舞台上に上げて欲しい」と脚本のアランさんからのお願いはブロードウェイでは無理でしたが日本では叶うのでしょうか?知寿さんの生歌!聴いちゃいました♪会見の後に披露してくれたのは最初に知寿さん「WOMAN」次に今井清隆さん「MY GRACE」最後に涼風真世さん「THE ROLL OF THE QUEEN」※祐さんとのデュエット聴きたかったな~うんうん。気持ちはわかるよん アイリッシュダンスも見せてくれたんです!リバーダンス参加の日本人ダンサーの出演もあり、かなり熟練のダンスが本番では相当期待できそうですよ! プレス向け写真撮影の様子も見られましたよ♪おみやげ:チラシと同じ写真のクリアファイル♪ もう11月が待ちきれないです(>_<)と楽しい、詳しいレポートをありがとう、サッサさん。知寿さんに会いにいざ帝劇へ。知寿さんだから良い席で!いえ、知寿さんだから安い席でも何回も観たい!心は千々に乱れまする~
August 18, 2009
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そうなの。来日公演があると知ってからどうしようかな、とさんざ迷ったRENTです。98年、99年の日本版「RENT」の歌を聴く機会に恵まれ彼らの未だ衰えないボーカルの魅力とともに「この曲は何?」と気になった曲が「Season of love」そういえば雑誌かなにかで山本耕史君の代表作として名前を見かけたとき「借りる」ってどんな話なの?それが、そんなに思い入れのある話なの?と怪訝に思ったあの「RENT」か~。(ここでのRENTは「家賃」です。 でも、もっと深い意味を持っているらしい。 とりあえず家賃も満足に払えないボヘミアンたちの話でございます)今は、昔の映画のDVDが安く買えるので、買いました2枚組。※今はもう売ってないので1枚組のを載せておきました【送料無料】RENT/レント DVD【新品】RENT/レント Blu-ray1989年、ニューヨーク。貧しいけれど夢を捨てない若者たちの話でもあり、同時にゲイ、HIV、ドラッグ中毒の恋人たちの話。舞台のオリジナルキャスト(正確には8人のうち、6人かな)が出演した映画。最初はこの設定に違和感アリアリで溶け込めず…何度か見るうち、その設定(環境)の奥に隠れた人間のドラマにすっかり夢中になりました。どの曲もシーンとマッチして、あの頃はRENTばかり観てました。そして日本版のRENTのエンジェルのKOHJIROさんのTODAY 4 YOUなんかを見ちゃったもんだから、(キュートでセクシーでタメイキ!!山本耕史のカンパニーで再演しないかな、末來くんのは観てないし)RENT熱はさらにヒートアップ。昨年は来日公演にまで足を運んじゃったりしたのでした。他にも観たいものがたくさんあるし、DVD観ればいいじゃん。と、あきらめようともしたけれど。オリジナル、マークのアンソニーラップとロジャーのアダムパスカル。せっかく向こうから日本に来てくれてるのに、もったいない!と、優柔不断なA型のワタシは悩む!そこへ、だ。今日、会社へ急ぐ道で「じぇりさん」と声をかけられ、振り向いた。同じ会社の女の子。風変わりで、ぱったり会っても挨拶しない時もある気分屋さんの彼女はRENTヘッド。(熱狂的RENTファン)「行きましたか?RENT」「いえ、まだです」「なにしてるんですか!オリジナルマークとロジャーですよ」「まだチケットもないの」「行動あるのみです。ブレイクスルーシートに並べば いいじゃないですか。抽選にもれても、当日券が買えますよ」「ほえー。ここであなたに声かけられたのは、 RENTに行きなさい、って神の思し召しかな~」「私は昨日、行きましたし、来週も行きますよ」いつだったか、RENTのロゴのバックプリントのパーカを着ていた彼女に「ファンなの?」と声をかけたらブロードウェイで観た時に買ったと言っていたっけ。ブレイクスルーシートは一日10席、お金のない学生でも良い席で観られるようにとの計らいで用意された席。RENTの脚本と曲を書き、初日を前に35歳の若さで亡くなったジョナサンラーソンの遺志が今も引き継がれてます。2時間前から配布される整理券を得て、抽選に残ったラッキーな人達が最前列センターブロックのチケット半額の6,000円で観られます。200人近く並ぶ日もあるとか。外れた人も枚数や席種こそその場でないと確定しませんが、当日券も買えるそうですよ。うーん。RENT2007年東京国際フォーラムのRENT
August 14, 2009
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元気のない私をはげますように染ちゃんがチケットをとってくれたブロードウェイ・ミュージカル「スペリング・ビー」天王洲アイル駅の銀河劇場まで行きました。藤井隆 新妻聖子梶原善 高田聖子 坂元健児 風花舞 ・ 安寿ミラ 今井清隆 村井国夫 元気が出そうな出演者でしょ。スペリングコンテスト。出場する子どもたちのコンテストでの戦いぶりと、家庭環境やその子の内面の問題そんな アレコレのお話で藤井ちゃん、高田さん、坂元さん!と楽しいメンバーも好きだけど、お久しぶりの梶原善さん。気弱なパテシィエを演じて以来、大好きになったカジハラさんが出演するのが超ウレシ!この舞台の「売り」になっているのが観客の中から数名、コンテストの参加者として出演できること。開演前にエントリーして、応募者が多ければ抽選。舞台に一緒に並んで、歌ったり踊ったり簡単なセリフをしゃべったり適当なところで、順番に自分の席に戻されます。「どうする?応募するの?」って染子さんに聞かれたけど普段の私ならいざ知らず、その日は落ち込んでいた日なので「今日はリハビリに来たので、大人しく見てる」「そうだね、そのほうがいいかも」染子さんと並んで観ました。二人ともオペラグラス、持って来るの忘れたけどま、全体を見ましょうよってことで、気楽に楽しみました。賢くて、優勝候補ファッショナブルなブルー系の衣装の女の子。この子がカッコよくて素敵。もう一人、ピンクのオーバーオール、自信なさげの小さな女の子。ホントに子どもに見える。「ミスサイゴン」のキムで一度だけ観たきりの新妻聖子ちゃんが観られるのが楽しみだったこの舞台。blueの子より、地味でオドオドしたpinkの子に心惹かれるなと思ったら、なんとそれが新妻聖子ちゃんでした。うまいし、可愛い!主演女優さんなのは納得!複雑な家庭環境と、複雑なスペリング(聞いても正解か否かも判断できない)の争いになる二幕目より、出場者がドタバタ明るい一幕目がはじけていて良かったな。プログラムの写真は制作発表の時のものか衣装が全く違う。実際の舞台のオシャレな衣装だったら買ったのに~。銀河劇場、アクセスが悪い気がするけど、そうでもないし、劇場も周辺もなかなか良い雰囲気です。第一ホテルのまえのイルミ、運河沿いのウッドウォーク。染ちゃんと少し歩いてから帰りました。この日は高田聖子さんのお誕生日。終演後のトークショーでみんなでおめでとうして、楽しかったね。久しぶりに笑ったよ。ありがとう、染子様。
August 12, 2009
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「WICKED」が「海劇場」からサヨナラする!ってんで、ベルちゃんが誘ってくれたので「WICKED」 マイ 楽はベルちゃんが先行で買ってくれた9月初めの週。エルフィーは濱田さんがいいけど、樋口さんも好きなのでどちらでもいいし、沼尾さんのグリンダ、観納めだと思っていたところに4代目グリンダになんと花代ちゃん。本来ならエルファバ・キャラに共感するはずの私をグリンダファンにさせた沼尾さん。かたや、私が見てた頃の劇団四季とがらりと変って興味が失せていた頃、テレビに映った木村花代ちゃんを観た。「あ、この華やかな笑顔の人がいるなら、四季もいいかも」ときっかけを与えてくれたのが木村花代ちゃん。実際には「CATS」でしか観てないけど、花代ちゃんのグリドルボーンは魅力的でドキドキします。うーん。9月、私の行く日はどちらかしら。うれしい悩みだ!(2009-08-09)ききみみやの観た「WICKED」
August 9, 2009
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6月17日、キャッツシアターの跡をたずねようと五反田へ。JR、浅草線の五反田駅。歩道橋の先、東急に前に大きなポスターが貼ってあってCATSの街へ来たんだな、と思ったけれど、今はなく…歩き始めて見上げると、あ、ここにはまだ名残がキャッツが終わってしまうと五反田に降りる人少なくなるだろうな。そんな心配をしながら歩いて行く。あの張り紙はどうかな、とクロネコヤマトの前に立つ。やっぱりない。前はネコつながり、だからか こんなふうだったのよ。ここは ネコグッズがたくさん置いてある。他にも小物が。行きや帰りにのぞくのが楽しみだった。商店街をまっすぐ、まっすぐ。そしてポスターがみえる角で曲がる。方向音痴の私が一度も迷わなかったキャッツシアター。あ、まだポスター貼ってあった!
August 4, 2009
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ちょうど高校生が主役の映画「リンダ リンダ リンダ」の公開時期と前後していたと思った。ブルーハーツは好きだけど、その楽曲をつなげたミュージカルには食指が動かず・・・だったはずが、妹の部屋で見つけた「リンダ リンダ」のDVDを観た。ヒロシ 山本耕史、マサオ 松岡充 ブルーーハーツファンならニヤリの役名の二人が主演。売れないロックバンドの二人、マネージャに馬淵英里何鴻上さんの作品を見るのは初めてで、うんうん、わかるってとことそこ、ちがうんじゃない?が半々かな~。山本君のパキッとしたボーカルはロックでいい♪黒と白のシマシマのセーター。一部赤、それがわざと裂いているように破れているのがパンクってこと?ずっとこの衣装だけで通す。最初違和感あったんだけど、慣れるとそれなりにイイ。プラチナブロンドの短めの髪に赤いパンツが似合っていていつの間にか見とれているヾ(@^▽^@)ノ松岡君のあまーいボーカルは好き好きでしょうが、山本君との対比で、気さくで優しいキャラが良かったね。いちばん印象的だったのは、子ども達を対象とした舞台に楽曲を提供するというシーンで歌う「歩く花」猫耳としっぽをつけて飛行機のように両手を広げ、舞台から客席を降りて歌いながら、また舞台へ。この歌は知らなかったけど、マッチしすぎていて松岡君が私にはオリジナルになっちゃった♪本人はここのシーン、つらいものがあったそうだが(他人が甘いマスクだから似合うと思っても、本人はまた別のようで)DVDの副音声で、山本耕史もそのシーンを絶賛してたけどね。嫉妬と羨望も含め!!山本君の彼女役のSILVAを受け入れられず、マイッタ!スローなアレンジでの歌も好きじゃなかったな~。でも、SILVAの「ラブレターがいい」とほめてる人もいたので好みがわかれるところです。英里何ちゃんは「白線流し」で大好きだったけど舞台の時はイマイチ!と思う理由がわかった。声が細いからずっとはりあげているような感じ。テレビのほうが合ってると思う。演技は上手だと思う、この役も良かったもの。バンドの仲間に入りたくてジタバタする警察官の役で北村有起哉さん。有起哉さんの魅力がようやくわかりましたよ。今度別の作品で拝見するのが楽しみです。漁民の反対を押しのけて干拓が行われた湾のムツゴロウを海に戻す為に堤防を爆破する。そうしたらバンドに愛想を尽かした仲間が帰ってくる!って陳腐な発想には苦笑いだけど、何度も見るたび、熱い彼らにけっこうはまります♪(2004年11月16日(火)~12月5日(日) シアターアプル)
August 3, 2009
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だいぶ前になってしまいますが、7月4日土曜日、仕事を終えたら、大急ぎで駆けつけたのは池袋にある東京芸術劇場の会議室。「天翔ける風に」のトークショーがあってなんと、そこに今私がいちばん気になる振付家の謝 珠栄さんが出演されるというので、行かねば!演劇評論家の扇田昭彦氏と謝 珠栄さんの対談は「天翔ける風に」をはじめとするTSミュージカルファンデーション(謝さんが主宰するオリジナルミュージカルを制作する団体)の作品の話と今までの謝さんの経歴がメイン。原作の「贋作・罪と罰」の作者野田秀樹さんはビデオで参加。(野田さんと謝さんは戦友みたい)間近で見る謝 珠栄さんはそばにいると元気を分けてもらえそうなチャーミングな方でした。振付だけでなくトークも魅力的。たくさん、いいお話がうかがえて、とっても満足。「天翔ける風に」上演される日が待ち遠しいです。この劇場はいつも中ホールで観劇。大ホールのある階に会議室。初めてこの長~いエスカレータへ乗ります。「TSのタン・ビエットの唄(ベトナム戦争の頃のお話)は ミス・サイゴンの数倍素晴らしいです」扇田氏「タン・ビエットの唄は、ベトナム人の視点で描かれた ベトナム人だけが出てくる作品」「(天翔ける風にの主役)三条英は理想が高いところが自分に似ている」「あの頃は、劇団四季の仕事が終わってから、東京キッドブラザーズに駆けつけて、夜中から早朝までキッドの振付の仕事をした」「キッドの東 由多加(ヒガシユタカ)さんは優しい酒乱」「安い生地を探して衣装を作ったり工夫するのが楽しい」「苦労はない。ラッキーだと思う」東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹就任記念プログラム「天翔ける風に」野田さんの舞台で理想のために人殺しをしてしまうヒロイン、松たか子さんの演じた三条英を香寿たつきさんが演じ、今まで実力派あるけれど、アイドルなどを主役に据えたミュージカルで脇に甘んじていた山崎銀之丞さんが才谷(坂本竜馬)に大抜擢されたのもうれしいこと♪野田版では才谷は古田新太さんだった。謝 珠栄さんが演出するとどんな舞台になるのか幕が開ける日が待ち遠しいです。そして再演があれば必ず行きたい「タン・ビエットの唄」(土居裕子、畠中洋、宮川浩、吉野圭吾、駒田一 他)写真は、エスカレータを降りたところで迎えてくれた「リトル・プリンセス」ききみみや的 贋作・罪と罰
July 21, 2009
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だいぶ、日にちが経ってしまったのですが書かないと忘れちゃうし、写真ももったいないので…染子さんのおかげで素晴らしいステージを観ることができました!私はミュージカルが好きですが、ダンスの良し悪しはわかりません。けれど、これはスゴイ!と私でもわかる完成度の高さでしたよ。踊れる人が見たら嫉妬したくなるような洗練された舞台で。って、ほめすぎかしら。迫力ありましたよ。玉野さんですからタップはもちろん、いろんなダンスが。私は特に古事記をテーマにした和のアレンジのが良かったな。「MCとかないけど、説明はいらない、ダンスをみてくれ!ってコンセプトなのかしらね」と小さい声で隣の染子に囁く。「んだ、んだ」、いいえ「うん。うん」と染子うなづく。開演後、しばらくして ほとんど同時に「うまい人ってたくさんいるんだね~」キャストの中に玉野さん、照井さんとか名前と顔が一致する人はわずかで、後は知らない人ばかりなのに、見ごたえあるもん。ただし、私が知らないっていうだけで、有名な人かもね。「ダンスを見てくれ!」の姿勢は大いに歓迎だけど、ひとつ困ったのは、誰が誰だがわからないこと。だってチラシの写真だけじゃ、メイクと衣装がちがうと、せっかくあの人素敵!と思った人も覚えられないからせめて紹介してほしかったな~。私ったら「モーツァルト!」以来、香寿たつきさん好き!と言いつつ、香寿たつきさんの顔も他の宝塚出身の方と区別つかず、ア・ラ・カルトは扮装だらけだったしね。「出方がゴージャスだから、きっとそうだよね」程度の認識。染子様によると「ムーランルージュ」と「フォッシー」だそうで家にかえったら「ムーランルージュ」のサントラ聴きたくなった!ロビーにもお花いっぱいだったけど、客席にもお花のような人いっぱい。後で判明!玉野さんが振り付けをしてる関係で、「ミー&マイガール」の出演者が大挙してご観劇だったそう。6月26日 MR.PINSTRIPE 青山劇場
July 4, 2009
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そういえば、最近興味深い記事を発見!(4月の話で古いんだけど)第三十四回菊田一夫演劇賞の受賞者。(この方は有名な演出家で森光子さんを大抜擢した方。 シアタークリエに胸像もあるよ)一、菊田一夫演劇賞(一部抜粋です)※2008年4月1日から2009年3月31日の舞台が対象保坂 知寿(「デュエット」のソニア・ワルスク、「スーザンを探して」のロバータの役の演技に対して)二作品とも観ましたし、大好きな知寿さんなので文句なくウレシ!吉野 圭吾(「宝塚BOYS」の星野丈治、「傾く首~モディリアーニの折れた絵筆~」のアメディオ・モディリアーニの役の演技に対して)「スーザンを探して」にも出演、「AKURO」でもカッコよかったし、遅まきながら「SHIROH]のDVDを観て吉野さん演ずる重ちゃんに恋した私にはこちらもウレシ!玉野 和紀(「THE TAP GUY」の脚本・演出・振付の成果に対して)玉野さん初めて拝見したのはダウンタウンフォーリーズ2009。「スーザンを探して」に出演した吉野さんと香寿たつきさんとエポニーヌ以来大好きな歌穂さん。この4人の共演で、クオリティの高い舞台を堪能。いわば旬の皆さんの競演!面白くないはずはなかったのでした!(これは誘ってくれたヤヤちゃん、ありがとう!だわ)2008年からここのところ、ミュージカルを面白くしていたのは吉野さん?アメディオ・モディリアーニ、全然知りませんでしたが想像がつかないだけに興味あるな~音楽座出身の俳優さん出演作品は注目!と、思ったところで照井さんですから26日が楽しみです♪06月25日~28日 です。お見逃しなく!
June 21, 2009
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MR.PINSTRIPE 20092006年からスタートした究極のエンターテイメントショー。タップダンサーの第一人者としてだけでなく、オールラウンドのエンターテイナーとして幅広く活躍する玉野和紀氏が自ら構成・演出・振付・出演をこなす。青山劇場に観に行こう!と染子様が声をかけてくれました。彼女は中川アッキーを観るため(聴くため)青山劇場通いをしているので、次の公演のポスターなどからこの情報をゲットした?ダウンタウンフォーリーズで初めて観る玉野さんと大好きな香寿たつきさんにご機嫌だった私ですし、染子様のおススメにはハズレがないのでそりゃ、喜んで!それに加えてなんと!共演者の中に照井裕隆さんのお名前が!人気ブログのトップ常連として有名な方でお名前だけは存じておりましたがミュージカル界に飛び込むきっかけになった作品。日本オリジナルミュージカルの最高傑作(テルイ的に)と「シャボン玉とんだ」の感想を書いてくださったので「いい人だね」と音楽座ファン歴の長い友人に話したら「当然でしょ」と言わんばかりでございました。音楽座OBで、今はミスサイゴンのクリス等で活躍!そんな話をして以来、俄然興味が湧いた照井さんです。染子様、ナイスタイミング!(照井さんのブログ)(振付の一人に名倉加代子さんの名前。確か、大好きな加藤敬二さんのダンスの先生だったような。加藤さんのプロフィールを見た時に覚えた名前です。こちらもうれしいが、振付の違いはわかんないけどねq(≧∇≦*)石丸さん目当てで観に行った「ニューブレイン」観劇後の女の子たちが口々にほめていた中村桃花さんといい、畠中洋さんといい、吉野さん、土居さんもね。音楽座のOBの出演する舞台は最近の楽しみの一つです♪
June 20, 2009
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昨日観た片岡仁左衛門さんの女殺油地獄。20歳の時の当たり役をこれが最後と演じた河内屋与兵衛は素敵でした!「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」ヒロインを演じる高野菜々も20歳です。高野菜々・ブログそして大阪および関西の皆様!ヒロイン折口佳代は生まれも育ちも大阪です。大阪弁が気持ちいい!そんなミュージカルは珍しいんじゃないかな。アウェイの東京で、「なまっている」と時には言われながらも(*^_^*)気を吐いて、たくさんのお客様に感動を与えての里帰りです。大阪公演は19日から21日。たったの3日間の4公演。気づくのが遅いと、決心が遅いと見過ごしてしまいます。笑えて、泣けて、観終わったあと、清々しさを残す。満足度100%の作品です。劇中で彼女が歌う「ドリーム」に魅せられた人がいかに多かったか!オリコンの着うたフルのランキングでも堂々の14位という快挙!「あの時のシャボンを観たよ!」の歴史の証言者にもなってください!里帰りと言えば今回の出演者、西の出身者が多いです。静岡県出身者黒鍵・蒲郡キヌ子 大川麻理江大阪府出身者宇宙人ピア役 浜崎真美警官役、他 田中裕悟 白鍵役、他 徳原宇泰兵庫県出身者 春江役 秋本みな子梅役、他 清田和美徳島県出身者和子役 野田久美子広島県出身者 折口佳代役・高野菜々長崎県出身者宇宙人テムキ役 新木啓介大分県出身者宇宙人ゼスと早瀬役 広田勇二熊本県出身者藤役、他 富永友紀和歌山代表で辻本真由美!彼女は音楽座初舞台。同じ初舞台の松本翔・山本真広・上坂琴乃は兵庫県出身です。ね、関西・四国・九州方面の皆さん、ぜひぜひ、会場へ!と、お佳代や悠あんちゃんの母のつもり♪(実際にはそんな役ありませんが…)(私も行きたい!ですが、東京でお仕事、お仕事! あとは地元のみなさまにお任せしましたわ)詳しくは音楽座ホームページこちらへ
June 18, 2009
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あー。終わっちゃった!14日は赤坂ACTシアターでの「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」の千秋楽。私は行けなかったので、千秋楽の時間、せっせとお仕事してました。昨日、あいマイさんとサッサさんと一緒に観ました。(サッサさんと初めて会えました)過ごした楽しいサタデーナイトフィーバーの余韻。いろいろなことが浮かんでは消えて、まだ夢心地。たとえば、宝塚の音楽を任された悠介が曲を作る時に黒のタキシードの「黒鍵」と白のタキシードの「白鍵」に扮したダンサーたちが悠介のイメージの中をあらわすようにいろんなダンスをシーンがあります。面白いのは「黒鍵」の人はピアノの「黒鍵」と同様に白より小柄なんだよね。可愛いです。一斉に並んだところは、「コーラスライン」の「ONE」のよう。宝塚のようなラインダンスも魅せてくれました。本物の宝塚はもっと違うな~と宝塚ファンのあいマイさんは思っただろうか、それとも音楽座、よくやるじゃん、って思ってくれたかなとか…いろんな想いを振り払うように、現実の世界へ。頭の中でグルグルするのは、「守ってブレンド」宇宙人が、ヒロインに歌いかける歌。ラス星人は、人間ソックリの外見、違うところは背が高いとこ?ヾ(@^▽^@)ノ♪だから守る ブレンドいつだってブレンド君の味方心のブレンド♪この歌はあいマイさんとサッサさんとの思い出の曲になりました。ブレーンド、ブレーンド♪、口をついて出て来ちゃいます♪終演後のイベント「サタデーナイトフィーバー」はファンクラブの会員限定。その場で二人にも会員になって参加。人に無理に勧めるのは、ほんとは好きじゃないのだけれど6月までに入会した人には初年度年会費無料でもあり、デメリットはないと思ったので。そして、もう一つの特典「ドリーム」のCDもプレゼントなので喜んでもらえたと思いますが♪いかがでしょ。♪いつの日か 夢はかなう 輝く心あれば♪
June 14, 2009
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はじめてお誘いしたサッサさんと、あいマイさんの二人と一緒に参加したSNFは最高に楽しかったです。「宇宙まで飛んじゃった!」気分。帰って来てから一所懸命、写真のサイズの加工をしていたのに(私が撮ったのはパソコンの画面いっぱいの 大きさになるの。設定わからないから^_^;)登録ボタンを押したら、「メンテナンス」の表示が出てオジャン!「2時からメンテナンスです」と書いてあるけど時計は1時55分でしょ!ひどいぞ、楽天(-_-メ)眠いのに、がんばってたのに。さて、今日の音楽座の出演者の皆様。宮崎祥子さん@帰国子女の里美さん引越しのシーンでは可愛い奥さんなのかな、楽しそう。「宝塚歌劇出身の方ですか?」とよく聞かれた井田安寿さん。オープニングの遊園地では可愛い売り子さん。ケンタウルスの常連役は五十嵐進さん、ツボでした!三人のおばあちゃんじゃなくて五十嵐さんが一人でインタビューに答えるバージョンがあり、そのファンもたくさんいるそうです。「お父ちゃん!」っていつも、久保さんをつかまえに来るからコワそうだけどほんとは優しいよ、床屋の和子さんは野田久美子さん久美ちゃんや春江さん(秋本みな子さん)はラインダンスの中にもいるから、探してね!「握手して、サインして、写真も一緒に撮ってください」と言われても、笑顔を絶やさずひとり、ひとり丁寧に対応してくれるお佳代ちゃん。でも、みんなの菜々ちゃんだからファンの人もお願いはひとつにして並んでいる人、みんなにチャンスをあげようよね。(と私は思う)いろんな場面で大活躍!新聞屋さんもこの人。歌が上手な徳原宇泰(いえやす)君。あなたのいい声で歌ってくれたら、1年、新聞取っちゃうよ!o(*^▽^*)oこの宇宙の美女と地球の美女二人の関係は?劇場に来るとわかりますo(*^▽^*)o千秋楽の時間は、私もお仕事がんばります!カンパニーの皆さんが、それぞれの課題に取り組んであきらめそうになる気持ちに打ち勝って得た「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」その結晶である舞台で、たくさん感動をいただいたのででは、行ってきま~す!
June 13, 2009
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「土曜の夜はサタデーナイトフィーバー!」ということで土曜日のソワレ終演後にワクワクのイベント!舞台の感動が冷めやらぬ観客に、もうひとつ音楽座ミュージカルRカンパニーからプレゼントなんです!中身はまだ言えないけど、心に残るキラキラの企画。今までは、その日のチケットを持っている方対象でしたがファンクラブが新しくなってからはファンクラブ会員対象です。1.当日登録でサタデーナイトフィーバーに参加OK ※他にも対象の日ならばバックステージツアー(舞台裏見学)にも参加OK!2.今なら 初年度年会費無料!3.「ドリーム」のCD もれなくプレゼント音楽座のファンクラブR’s triangleのために体を張って宣伝してくれたメンバーです!残り少ない当日券は、開演1時間前から発売!※チケットを見せるとお隣のビル(赤阪Bizタワー)で飲食のサービスあり。お店によって内容は違います。確認してね今日 私の隣の席の人は2幕目の途中になってから現れなだれ込むように席に座った。こんな遅く来る人初めて!その男性が、大きく拍手して「ブラボー!」と叫んでた。大好きだから、少ししか観られないのを承知で駆け込んだんでしょうね。後ろの小学生の男の子も「連れて来てくれてありがとう」と隣の席のお父さんに言ってた。「あーあ、行けば良かった!」と後悔するのがいやな人は千代田線赤坂駅3番出口から赤坂ACTシアターを目指しましょ♪(*^_^*)私は今日は仕事が終わったら赤坂へダーッシュ!ブログを見て興味を持ってくれたサッサさんとあいマイさんをご案内!好きな人、みんなに観てもらいたくなる「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」音楽座は歌舞伎と一緒です。歌も踊りもストーリーも役者も素晴らしい!今週末に行けない人も泣かないで!大阪公演が終わったら相模大野で27日、28日に観られますよ♪
June 13, 2009
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シャボン玉、いろんなメッセージがあり、いろんな見どころがありますが主役の菜々ちゃん、衣装が変わるたびにお佳代の人生が大きく変わり、菜々ちゃんの演技がガラッと変わります。幕があがって無心にシャボン玉を吹く登場シーンでは無垢な少女としてポスターなどでおなじみの水玉のジャケットの時はスリをしながら、養父母とつらい生活をしていたから言葉も表情も荒(すさ)んでます。喫茶ケンタウルスに勤め始めて、みんなに優しくされているときの屈託のないお佳代は明るい黄色の服。そして、愛する悠あんちゃんとの新婚時代はピンク。この幸せの絶頂の時から運命のいたづらのようにさまざまな出来事が起こっていきます。舞台の上の数時間で何十年分もの時の流れを生きる高野菜々ちゃんは「ちゃん」なんて気やすく呼べない大女優ぶりです。そして、青い服の時代とグレーの服の時代が…服が変わるたびに、その時代のお佳代の顔で登場します。着替えている間に超高速でお佳代の時間が過ぎ、その経験や想いが引き継がれているかのように。モーツァルトの時も新人離れしていましたけれどその時以上の苦心と努力があったんだと思います。菜々ちゃん自身とは、かけ離れたお佳代。お佳代のほうから手を差し伸べて近づいてきてくれたよう。そんな成長ぶりをビンビン感じる舞台です♪音楽座のお楽しみ、終演後のロビー面会。ロビーに俳優さんが出てきてくれてお話をしたり、プレゼントやお手紙を直接渡すことが出来たり、の夢の空間。ですが、赤坂ACTシアターのロビーは狭いので、写真撮影はOKだけど記念撮影はNGと張り紙がありました。なので、混雑を避けながら、ファンの方とお話されてない瞬間にパチ!そばに待っている方がいない場合は俳優さんもご自分からポーズしてくれました。(いつもサービス精神旺盛です)臨機応変に声をかけたり、見守ったりして楽しみましょ♪星の王子様→ジジ→床屋の和子さん 野田久美子さん優しい正義の味方 田中 裕悟さん音楽チームの 早瀬・清水・寺尾悠あんちゃんの恩師 早瀬氏の広田 勇二さん美しい人は横顔も、清水役の井田安寿さんコンスタンツェの美声は健在、寺尾役の安彦 佳津美さん秋田の宇宙人目撃証人のレポート渡辺アナとおばあちゃんアナウンサーの渡辺修也さん遊園地のシーンではゼンマイじかけの人形みたいなパフォーマンスでビックリさせてくれた!宇宙人を目撃した秋田美人トリオ 梅さんのカンミちゃんと藤さんのユウキちゃん亜矢さんは梅さん。三人の好演が会場を爆笑の渦にしてくれる!三人は秋田美人ならぬ、音楽座美人で素顔はキュート!赤坂ACTシアターで探してみてください♪(2009-06-12)
June 12, 2009
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昨日の日記、「桜姫」のせいでしょうか、「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」のせいでしょうかアクセス数が200人以上多くてビックリです。個人的な見解ですが「桜姫」は、歌舞伎版を観てからにすれば良かったのかな。基本を知らないまま、応用編を観てしまったので、名優たちの凄まじい迫力を受け止めるのが精一杯で内容をちゃんと把握出来ていなかった。もう一度観たらもっとわかったかもね。(チケットないですが(^-^;)噂のベンチシートは高所恐怖症の人には、つらそうでしたが面白そう!一緒に出演しているような感じ?ただ、追加券などの関係で席の番号がメチャクチャなのであとから買った人が良い席だったりと課題が残ったかもね。でも、観られて良かった!8人のオーラがウジャウジャ湧き立つところ、体感できるのはライブならではで、だからね。お芝居通の人なら見ごたえたっぷりなのでこれから行く方、歌舞伎の「桜姫東文章」あらすじ、おさえてから実際の舞台を堪能してくださいませね。「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」またかい、という声も聞こえてきそうな気もしますがあんまり良いから友人に勧めまくっています。13日はイベントあり。ブログを読んで「音楽座に行きたくなった!」と言ってくれたサッサさんをご案内していく予定。6月はいやんなっちゃうくらい、良いお芝居が集中。井上くんのミーマイも市村さんのゴッホも香寿たつきさんの舞台もみんなあきらめざるを得ません。あー、RENT行きたい!(ノ◇≦。) ビェーン!!シャボン玉とんだ宇宙までとんだは奇跡のミュージカル!期待してきてくれた人だけじゃなく誘われてお義理で来てくれた人や、なんとなく足を運んだ人も含めて、来た人みんなの胸を満足感でいっぱいにしてくれるところは少ないと思います。いろんな気持ちで集まった人たちがいるのに「全てがつながっていると思う」ラストの宇宙人@新木さんののセリフに心からうなづける。音楽座のこと書いたブログの写真見て、みなさん、いい表情ですねあったかそう、楽しそう、観てみたくなりました!とメールをくださった方がたくさんいらしてブログ書いて良かった!本物はもっといいよ!ヾ(@^▽^@)ノ東京の皆さん!14日が千秋楽です。13日はサタディーナイトフィーバー。どっちも盛り上がりそう。12日は平日なので良席の狙い目!当日券は一時間前から発売だそうですが、早いもの勝ち!
June 11, 2009
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トライアウト→ゲネプロ→初日、と観る人が増えるほど急速に完成度アップの「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」本日は、劇団四季大好きベルちゃんを誘ったところ、他のお芝居を観る予定だった染子さんまで「面白そうな」匂いをかぎつけて参戦(?)三人で観劇。私達の前のほうに小林亜星さんご夫妻発見!「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」の原作・音楽の筒井さんとは同じ時代に活躍された大音楽家(誰からも親しまれる音楽つくりに貢献した方。私にとっては大好きなドラマの寺内貫太郎さんでもあり、ちょっとウルウル)菜々ちゃんの歌、好き!とベルちゃん。二人ともラス星人、オリーをみて「キレイ!」とカンゲキ。これが噂のラス星人、ミラ。身長は・・・・天まで届きそう。コミカルな部分と伸びやかであり、丁寧な歌唱で魅了。守り続けよう大切な命これからはもっと幸せに果しなく広い宇宙の中でたった一つだけ小さな命だから守る ブレンド開場前はチケット売り場、開場後はロビー。女優としても、スタッフとしても大活躍の村田麻衣さん。(※麻衣さんは退団されました。写真で見てもキレイですが 実物はもっとキレイでドキドキするから、あまりお話し出来ませんでした。 待ち合わせした友だちと会えなかった時に助けていただきましたが ホンワカした感じの麻衣さんの対応が冷静で的確だったので そのギャップに感動したことが印象に残っています 2013年追記)今日は、後輩の面倒を見ながら、接客も。松田 千穂さん。(※千穂さんは退団されましたが、拙ブログがご縁で 千穂さんの大ファンの方と連絡が取れるようになりました。 そんなご縁でホッコリ幸せ、味わえました。感謝♪2013年追記)========================================宇宙人もみどころのひとつだけど、秋田で宇宙人を発見したおばあちゃんのシーンがこれまた必見。短いけれど、面白さ凝縮。「ほんとのおばあちゃんかと思った!」「プロフィール観ると若いんだね~。」「おばあちゃんと女子高生、同じ人だよ」「うっそー、女子高生、ホントに女子高生に見えるね」「私、秋田のクォーターだけど、役者さんの秋田弁うまい! 変なところないよ。」「お佳代の大阪弁も!不自然なところない」(大阪出身の染子said)「プロだね。相当練習したんだろうね」「スゴイね~」と染子さんもベルさんも初対面ながら大盛り上がり。お茶しながらお芝居の感想を話すこの時間もスキ!喫茶ケンタウルスでのシーン。下手(しもて)に女子高生4人がお茶している時の一番右の人ですが、藤おばあちゃんとても同一人物には見えないでしょ♪ロビーに一歩入った瞬間から作品の世界へ誘ってくれ翌日は印象的なシーンのフレーズが繰り返し浮かんでくる夢の時間を長―く楽しめて お得だことヽ(^o^)丿
June 10, 2009
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興奮冷めやらず、駅の構内を歩きながら知らず知らず、「ドリーム」を口ずさんでいる。初日、土曜の夜は終演後にイベントがある。その名もSNF(サタディーナイトフィーバー)ほーんと楽しかった!ついつい、歌いそうになる♪数歩先に人目もはばからず抱き合うカップル。歌、引っ込む。事実は舞台よりも奇なり!電車を最寄りで降りて、また歌いたくなって歩いていると泣きながら走っていく女の人。やっぱり事実は小説、いや舞台よりも奇なり!宇宙人が出てきても、スリで生計をたてている女の子が出てくるのも特別不思議じゃないのかも…ポンポン大阪弁でまくしたてるちょっとガサツな女の子、お佳代が恋をしてドンドン変わっていく様子を演じる高野菜々ちゃん。どんな試練があっても負けなかった二人と勇気が出てくる歌がたくさんあった「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」私の勘では宇宙人の故郷ラス星はこのあたり♪ヽ(^o^)丿SNF(サタディーナイトフィーバー)はシャボン玉に泣かされた観客ご一同さまにとって、これほど素敵なプレゼントはない!って感じのスペシャル企画でしたが、来週もあるから中身はお楽しみがいいでしょ♪初日、早い時間から開場を待つ人たち♪みんなの様子を収録。この方もほんとにイイ人でした。まさに音楽座の人!!SNF(サタディーナイトフィーバー)舞台の上にいました!私の右手のところにオリーの野口綾乃さんの頭。お佳代の菜々ちゃんと悠あんちゃんの安中さんの視線が交わるところのすぐそばに。後はナイショ、ナイショ!「お佳代のこと好きになっちゃいそう」なんて悠あんちゃんにこっちを向いて言われたらドキドキです♪頼りなげに見えて実はアツイ男の悠あんちゃんすっかり行きたくなったでしょ♪チケットはこちらききみみやさんと行きたい人はメッセージ欄に書いてね。SNFのない日でもバックステージツアー(舞台見学)だってありまっせ。作品についての理解も深まって楽しい企画。(※詳細は音楽座公式サイトをご覧ください)平日の場合は、終演後、ロビーで好きな俳優さんとゆっくり話せるからおススメ!(週末は大混雑^_^;)ロビーには今回出演していない(つまり明日のスター)の新人さんが、ニコニコ、テキパキお仕事。川邊彩也香さん
June 7, 2009
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