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今日は私の誕生日。誕生日は毎年、バタバタせずに、ゆっくり好きなことをしてすごす、そう決めている。そして、今日は、病院でのんびりすごしている。「バァ、今日は私の誕生日よー」「ほうか」「バァはいくつ?」「知らん」「今年、100才よー」「うそー」「バァはいくつのときに結婚したん?」「20」こんな風に今日は久々に反応もよく声がでている。本当に久々のこと。これは私へのプレゼントかも。バァの栄養のほとんどを鼻から摂ると決め、ドクターが高カロリーの静脈点滴を止めた途端、続いていた微熱が治まった。翌日からは表情もはっきりして言葉数も増えた。好調が数日続き、なーんだ、経鼻栄養と高カロリー輸液の相性が悪かったのか、ていうか、24時間ずっと入れていた高カロリーが体に負担だったのか、とホッと安心した日のこと。その日は格別調子がよかった。キョロキョロと退屈そうな様子も見せ、検温にきた看護師さんに「熱はないんじゃ」そう報告するほど。栄養が順調に入ったのを見届け午後からの仕事に向かう。その仕事先で携帯が鳴った。液晶に表示されているのは病院名。ドキリ。「鼻の管を自分で抜いちゃったんです」えぇーっ。「再度管を挿入したんですが、また抜くといけないので手をしばっても構いませんか?」その同意書に判をくれという。あー、やっちゃったか。バァの退屈そうな様子になにか胸騒ぎは感じていた。あー、やっちゃったか。かくしてバァは捕らわれの身となった。しかも、順調だった経鼻経管栄養が、管を再挿入して微妙に位置が変わったのか、痰がよく出るようになってしまった。ゴロゴロいい始めるとみるみる酸素濃度が減ってしまう。そして、またしても曇り時々微熱、が続き、ここのところは、まったくしゃべらない日が続いていた。それでも、状態は安定しているとドクターはみているようで、200キロカロリー×3回の栄養が今日から300キロカロリー×3回になった。どうやら、別途200キロカロリー入れている12時間点滴を止め、静脈カテーテルを抜く意向らしい。300キロカロリーの栄養はかなりドロッとしたチョコレート色で腹持ちもよさそう。「お腹いっぱいになったかい?」「なんじゃけん(怒)!」こんな風に大きな声がでるのもこの栄養のおかげかも?お腹に栄養が入ってバァは自然の摂理にしたがってウトウトしはじめた。自然の摂理といえば、バァは人口肛門なのだが、ここのところ毎日、袋に入るはずの便が爆発(?)して、ひどいときには1日に3回もパジャマを汚して着替えている。4着あるパジャマで追い付かないので昨日新たに2着投入。これでなんとか回せるだろう。それにしても、そんなに出て栄養はちゃんと身についているのか?いいことといえば、下着からすべて着替えるので、あっちに向いたりこっちを向いたり腕をあげたり、足を曲げたり、それなりにリハビリになってるかも。まあ何事も物は考えよう。ほんの少しずつとはいえ、前には進んでいるのだから。「ね、バァ」「なんじゃー?」こんなに声が聞けるなんていい誕生日をありがとね。
Feb 16, 2012
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前回の更新から早や1ヶ月が過ぎた。今年、早くも1ヶ月がすんだのだということ。順調に回復を見せるかと思われたバァだがここのところ、微熱が続いている。ダーリンに送った報告メールからこの1ヶ月を振り返ってみる。1月8日尿が白く濁ってる。ちょっと血も混じってるみたい。検査をお願いしておくね。1月10日バァは相撲みてます。尿検査の結果は、ばい菌も入ってないし、膀胱炎でもない。管のせいで粘膜が傷ついてるんだろうって。1月12日午後からおしっこの管がとれました。退屈そうにするくらい調子がよさそう。1月13日鼻から栄養をいれてほしいとドクターにお願いしておきました。1月14日今日はリハビリでもよく手が上がってたよー。結構しゃべったし、いい感じ♪1月16日鼻から管が入った。胃の下の方に入れたので逆流しにくいらしい。明日から栄養が入るみたい。本人は気むずかしいみたいで、不機嫌で返事もしないけど。1月17日無事に栄養が入ったみたい。今日はいろいろ返事もしてるし管も苦しくないって。でも7度の微熱。1月17日やっぱり、栄養が入ったあとはゴロゴロと痰が出て、痰をとってもらった。ちょうど痰をとってるときにドクターが様子を見に来た。「先生が来てくれとるよー」「おー!」「ありがとう言うたん?」「言わへん!」大きいな声が出て、ドクターも笑ってた。今日から朝昼夕100キロカロリーずつ鼻から、プラス高カロリー輸液の800キロカロリーで1100キロカロリー。1月18日今日はずっと7度ちょっとの微熱だったけどさっき8度まで上がった。氷枕で7度まで下がったけど念のため鼻からの栄養を中止して検査するって。明日からカロリー増える予定だったのに・・・。1月19日鼻からの栄養をストップした途端熱が6度台に戻った。顔もはっきりして、よく返事もしてる。1月20日相撲みてます。表情も良く、酸素も充分、血圧も110くらいで安定してます。明日から、鼻からおさゆをいれてみるところから再スタート。1月22日鼻から栄養再開。途端に熱が7度6分。1月23日夕べ熱が9度5分まで出たんだって。しかも栄養が入ったら痰が絡むようで酸素濃度が70台まで下がった。血圧も90くらいで低い。鼻から栄養中止。1月24日熱は一晩中6度台で落ち着いてた。血圧も安定。「おはよー」と大きな声が出たよ。1月24日午後からまた高熱が出たので尿検査と血液検査してレントゲンを撮ったらしい。尿路感染症の疑い、とのこと。肺炎は落ち着いているらしい。1月25日抗生剤で一旦下がった熱がまた上がったらしい。足の付け根に入れてる静脈カテーテルからの感染症の疑いがあるということでカテーテルの入れ替えをするって。1月25日カテーテルの入れ替えをしたら熱が下がった。血圧はちょっと低めだけど問題なし。よく寝てます。1月26日熱は6度4分。落ち着いてる。かなり表情も豊か。ベッド上でリハビリもした。しかも、今日はセンテンスでしゃべってる!!私の顔をまじまじと見て「何でも太いんがええわい」だって。失礼すぎる!私のスマホを見て「それ何ぞい?」「電話よー」「それがぁ?」と、かなりいい感じ。明日から鼻から栄養、再開らしい。尿の量が多量で、1日に2回も尿漏れでパジャマ着替えさせられてた。1月27日朝夕の鼻から栄養が始まった。朝夕それぞれ100キロカロリーずつプラス800キロカロリーの高カロリー輸液。熱は6度台。このまま熱がでなきゃいいけど。1月28日熱はずっと6度台で酸素量も安定。栄養も入ってます。1月30日「寒いことない」とか「しんどいことない」くらいしか言わないけど、大きな声が出てる。1月31日熱が7度5分ある!大きな声は出てるけど「寒い」って言ってる。2月1日1日中、熱が7度台。起きてるけど、しんどそう。栄養は継続されてます。毎分2リットル入れていた酸素が1リットルに減った。午後に栄養を入れる鼻の管の入替えをした。2月2日7度。全然返事もしない。よくパジャマを汚すほど尿が出ると思ったら毎日利尿剤を打たれていたことが判明。全然知らなかった。1ヶ月以上打ち続けて大丈夫なのか?ドクターの説明が聞きたいと看護師さんに取り次ぎをお願いしてる。朝夕の栄養が各100キロカロリーから各200キロカロリーにアップ。2月3日ドクターと話ができた。結果から言うと利尿剤は必要で副作用はあまりないそう。要約すると今は高カロリー輸液などで結構な水分が体内に入っている。高齢になるととにかく水の排出機能がおちるので水がたまりやすい。水が体内にたまり出すと、一気に心臓に負担がかかり肺にもすぐに水がたまり、危険な状態になりやすい。たまってから利尿剤を打っても全然追いつかないので普段から少しいれて、そうならないようにしている。この前尿路感染症(腎盂炎にもなりかけてた)になったので水分をたくさん入れて出す方がいいのでバァには必要量より多めの水分を入れているため特に利尿剤は必要。・・・・(中略)ドクターの説明で不安解消。微熱はあるものの、状態は安定しているので、少しずつ鼻からの栄養を増やして様子をみていくとのこと。2月4日今日も微熱。7度6分から7度を行ったり来たり。しんどそうな様子なのに私がベッドの横に座ったら「そこで寝んけん(寝たらいい)」って言ってくれたので、おことばに甘えてちょっとうとうと。夕方、酸素の管が外れた!と思ったら、痰が絡んで酸素濃度が低下。酸素の管再開・・・早すぎ。今日はやたら痰が絡むよう。微熱が続いてる。2月5日今日はよく寝てる。熱は6度9分くらいで落ち着いてる。なんと明日から鼻からの栄養が朝昼晩で各300キロカロリー入るとのこと。その代わり、高カロリー輸液は中止。鼻からの栄養にシフトする模様。こんな風にバァの様子に一喜一憂な毎日。特にここのところは微熱で元気がないので1日中バァのことが心にかかっている。明日から鼻から直接胃に入る栄養が増える。それが負担になるのか元気の素につながるのか、それはまだ未知数。なんとか元気を取り戻してほしい。入院してもうすぐ2ヶ月。髪も伸びた。
Feb 5, 2012
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