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2007年09月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、「英国留学回想録」。


「研究計画書の作成始める」。

前回は、修士課程が修了し、
大学の寮からの退寮に際し、
1年間の寮生活の中で
特に印象的な出来事を書いてみた。

しかし、いつまでも思い出に
浸っている暇はない。


早々に始めなければならない。

まあ、その前に
前回の続きというか、
寮から学校外のフラットへの
引越しがあった。

引越し先については
以前書いたことがある。
アハメッドさん

引越し先を決めた経緯については、
このエントリーを読んでほしいのだけど、

時計台村というところにある、
アハメッドさんという
パキスタン系の初老の紳士が管理する
フラットに引っ越したのだ。

引越しは本当に適当だった。


母国に引き上げるために
数日前からパッキングに
必死の人たちを尻目に
パッキングもせずに
車の中に本やら洋服やらの
荷物をそのままドカドカと積んで、
のんびりとフラットと寮の間を
4往復くらいして運んだ。

今度はパンクすることもなかった。。。(苦笑)

このフラットには
元々ケンちゃんという
日本人が住んでいて、
どういう人かというと、
留学回想録に何度か登場した
「経済3人組」の1人であり、
また、 「SEGADAのケンちゃん」 でもある。

ケンちゃんは経済学修士課程を修了し、
すぐに日本に帰国することになっていたが、
なんせ後に住む人が決まっているもんだから、
部屋を全然かたづけてなかった。(苦笑)

「ぜんぶこのまま使っていただいて
大丈夫ですので。。。」

坂口憲二を知的にしたような
涼しげな顔でケンちゃんが言う。(苦笑)

ああ、そう。。。

こう冗談っぽく書くと
なんか無駄なものを大量に
押し付けられたみたいだが、
決してそんなことはない。

特にリビングに置いてある
大きなTVはね、
今も使っているのだけど、
本当に役に立ってるね。

これは、元々日本の官庁から
派遣留学でうちの学校に来る人たちが
代々使ってきたものだったらしい。

その他、キッチン用品やら家具やら
いろんなものを引き継いだのだけど、

「えっ?こんなものまで持ってるの??」

っていうような物も結構あって。。。(苦笑)

いや、さすが食通のケンちゃんと
いう感じだったのだけど、
まあ、それについては
いつかゆっくり書こうと思う。

ケンちゃんは私が引っ越した
9月14日に、
日本帰国前最後の
欧州旅行に出かけたので、
その日はフラットで
一人で寝た。

考えてみればこれが、
私が英国に来て、
家で完全に1人で過ごすって
初めてのことだった。

だって、これまでずっと
大学内で寮生活だったから、
確かに個室だったけど、
同じ建物の隣には人がいたわけだ。

それもプレセッショナル・コースの時は
私の両隣の部屋の男女が
私を挟んで、うひょひょ。。。
をやってくれたし、(苦笑)
修士課程の本コースに入ってからは
隣のトルコ人の大音響の民族音楽を
毎日散々聴かされたし、
反対側の隣では、
ブラジル姉ちゃんとヒゲ男の
うひょひょ。。。を
毎晩子守唄に聞かされた。(苦笑)

全然外国にいる寂しさを
感じることもなかったわけだ。

私は初めて外国で
完全に一人の夜を過ごすことで
なんとなく、
修士課程が終わったんだなあ、
という寂しさとか
これから新しいことが始まるんだなあ、
という緊張感とか
いろんなことを実感していた。

さて、そんなことはさておき、
私はすぐに次のステップ

「博士課程」

の準備を始めなければ
ならなかった。

翌日、いつものように
芸術会館のカフェにいると
私の指導教官に内々決まっている
ソフィア・デラ=ロッサ博士が
そこへ通りかかった。

「修士論文は無事に提出できた?」

「はい。だからやっと
博士課程の研究計画書を作れます。」

「そうね、早く出してちょうだい。」

こんな会話をした。
私は修士課程修了の感慨など
何もなく、
その日から研究計画書の
作成を始めた。

それでは、またね。

<推薦図書>

「50代からの海外留学」










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最終更新日  2007年10月31日 01時46分46秒


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