富士山の構成資産が世界文化遺産に登録されました
その直後の富士山です
昨日の雨で、今朝は山頂に雪が見えましたが、
すぐに雲にさえぎられシャッターチャンスを逃しました
夕方5時20分、 雲がふんわりと巻きついていて
画面左から右へと流れていくのですが、
雲は切れることなく、次から次へと湧き上がっているよう…。
昨日も今日も変わらない、凛とした雄大な山…。
富士山の絵を描く時、どうして山頂を3つの三角に描くのでしょう
と、今朝BS「美の壷」で放送してました。
三角3つは三峰(みつみね)と言って、
聖なる信仰の山を表すそうです。
その三峰の姿はどこから見えるのかと探した所、
富士山の南側、富士宮市一箇所だけと言ってました。
(美の壷では…ですよ)
富士山頂に浅間大社奥宮があり、
5合目から南に下ると山宮浅間神社があり、
(ここは富士山そのものを御神体としている為、
社がなく遥拝所となってる特殊な神社です。)
そしてさらに下ると、
里宮と言われる富士山本宮浅間大社があります。
(社殿は南を向いて建立されていて、
その後ろには三峰に見える富士山がそびえています。)
富士宮市に信仰の為の跡地がたくさん残されているのも、
わかるような気がしますね。
「富士には月見草がよく似合ふ」
太宰治の「富嶽百景」にある一節です。
本当の月見草は白い花なのですが、
この写真の<オオマツヨイグサ>を 月見草と言ったのだろうと、
多くの文献で解説されています。
同じ「アカバナ科」なので、あながち間違いではない…のかもネ。
月の光を映したような柔らかなレモンイエローは、
月見草の名にふさわしい感じがします。
(コレは少し濃いめに写ってます)
ほら、満月みたいでしょ
花径8cm~10cm
夕闇の中で咲き始め、
朝陽を浴びるとしぼんでしまう、 一夜限りの花。
でも、ツボミがたくさん付いていて、毎晩次々に開きます。
何か、
観光とか、商業目的でバンザーイ\(^^@)/してるけど、
信仰を求めた先人の歴史や、
聖なる山を守る為の意識や活動を、
これを機に深~く考える…。
そんなことが大切だと思いますが
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