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土地の価額を評価するものに「不動産鑑定評価額」なるものがある。なんだかありがたそうな価額であるが、実は一番いい加減だ。不動産鑑定士が売買実績や、資産評価や、収益還元法などを用いてそれらしい評価を出す。しかし、売買実績は過去のものだし、資産評価はほとんどの場合路線価からはじくだけだし、収益還元法に至っては工業簿記の原価計算士が編み出した学者先生の理論数値である。実際額とは全然かみ合っていないし、収益が実際のものかどうかも不明だ。しかも、この三つの額がどのような配分で土地評価に影響するのかは、不動産鑑定士の匙加減ひとつである。実際のところ、「先生、このくらいの額で評価額を出してください。」と言えば、その通りになってしまうのが実情である。不動産鑑定士も商売なのだから、クライアントの意見は無碍にはできない。だから、不動産鑑定評価額ほどいいかげんな価額はないのである。
2008.03.23
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銀行が貸し出しをする条件に、土地の担保力がある。土地の担保力を示す価額には、大きく分けて、「売買価格」「固定資産税評価額」「路線価」の三種類がある。この中で、銀行が最も重視するのは「路線価」だ。正直、土地の価額なんて、誰にも分からない。売ってみて、実際に売買が成立しないと価額なんてつけようがないのだ。いや、実際に売買が成立したとしてもその価額が正しいとは誰にも言えない。親戚や身内に売れば、当然安くなるし、売買期間が短ければ買い叩かれる。時期や相場、季節や雰囲気によって値段は様々なのだ。世の中のあらゆるマーケットプライスは変動しているが、土地ほどいい加減なものはない。そんな土地の価額なんてあってないようなものなのだ。土地の価額がいい加減である以上、それに担保価値を求めようというのはかなり酷な話である。そこで、銀行は「路線価」を利用するのだ。なぜ路線価なのか、その話は次回。
2008.03.22
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