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中学生の頃、吸引式のモンブランは、純正インクしか使わない代わりに、 パイロットのμなどには、例えば赤のカートリッジを入れて、学習用や プライベートに使っていた。 当時は、どうもブルーがあまり好きではなく、黒・赤などが好みだったしまた、 中学生の私の知る限りでは、そんなにバリエーションはなかった。 このところ、外回りなどで大きめの文具店に寄ったりすると、あまりに多くの インクが出回っているに驚く。 まるで、絵画用品のコーナーかと思う程である。 聞けば、自分で調合するマニアもいらっしゃるようで、化学はギリギリの単位で 工学部を卒業した私には、とても恐ろしくて出来ない。 そんな無精者(?)にもかなり楽しめるのが、PILOTの色雫シリーズである。 本当に、多くの種類の色合いが楽しめそうだ。 今回は、「紅葉(momiji)」と「新緑(shin-ryoku)」を買ってみた。 「紅葉」は、オールドモデルながら、素晴らしいヌラヌラ感を楽しませてくれる モンブランのNo.32に入れて、ビジネスで活用している。 仕様書などのチェックには、最適である。 「新緑」は、パーカーのIMに入れて、こちらは家で落書きに使っている。 どちらも非常にサラサラしたインクで、どのメーカーのPenに使っても心配は 内容に思える。 1枚目の便箋は、「万年筆のために抄造された」として販売されている、 「リスシオ・ワン」の便箋である。 確かに、乾きも早く、快適だが、書き味自体は、ツァイトベクターの300円 程度のレポート用紙の方が遥かに良い。PILOT-INK-momiji posted by (C)kirk1701PILOT-INK-shinryoku posted by (C)kirk1701PILOT-INK-momiji-2 posted by (C)kirk1701
2009/09/21
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我が家の現時点での最高峰、モンブラン マイスターシュテュック 149 Fニブが、 こと滑らかさに限っては、どう考えても セーラー プロフィット21 に一歩を譲る 事実に直面し、それでも、書き上がった筆跡の雰囲気、そして、結局使いたくなる のは149であるという万年筆の奥深さに、さらに楽しみを感じてしまった。 さて、イタ公の造った万年筆はどんなものかと思いつつ、AURORAがトリノ(北部) の発祥であることを知り、これはベレッタ同様、なかなかの工業センスを発揮して いるのではないかと期待し、1本は手に入れてみることにした。 歴史的には、AURORAはWATERMAN(当時は米国)の模倣から始まったと されているが戦後は、独自の開発を続けながら、最近では、ファッション性をも 高めているようである。 好みから言えば、私にはこの「ラーメンどんぶり」の模様は好きになれない。 実用性のみを求めて、某ショップに足を運び、実際に試して買うことにした。 「アウロラのニブ幅はかなり細め」とアドバイスを受け、Mニブを購入した。 写真のケースの上を、さらにAURORAの社名入りの洒落た赤い紙に包まれて、 外箱に入っているという念の入れようは、モンブランよりも凝っている。 帰宅後、実用性しか興味のない私は、さっそく、ペリカンのブルーブラックを吸引。 吸引後、3滴程垂らした後、ペン先を上に向けて尻軸を元に戻す。 書き味は、149に比べると、ほんの僅か、紙との引っ掛かりを感じるが、書き終えた 筆跡を見ると、書き手の狙った文体に忠実に緩急をつけてくれている筆跡が確認 できる。このあたりが、セーラー プロフィットにはないのである。 数日使ってみて、慣れてくると、書き味は格段に向上するともに、「息切れ」が 起きるようになった。 保存性が高く、その分、凝固しやすい、ブルーブラックのインクのせいかと思い、 洗浄後、同じくペリカンのロイヤルブルーにインクを変えてみると、これが奏功し、 なかなかのインクフローで、楽しく書けるようになった。 調べてみると、ペン先とペン芯の間の、空気の流路が狭いため、「息切れ」は持病の ようなものだということだ。 ペン自体が非常に軽いが、同軸が太いので、書き易さはさすがである。Aurora-Optima posted by (C)kirk1701
2009/09/20
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このところ、かなりの時間を費やしている万年筆。 実用性と書き味を追及していると、インクと紙にも凝ってくる。 インクは、流通量が多く安価で、多くの万年筆ショップでも試し書き用に 置いてあるペリカンは、取りあえず押えたいと思い、 ロイヤル・ブルー,ブルー・ブラック,ブリリアント・ブラックそして、明るい ターコイズを入手。 モンブランは、ボルドーとセピアを。 そして、パイロットの「色雫」 今回は、「新緑」と「紅葉」を購入してみた。 サラサラとした粘性の低いインクで、色彩も鮮やか。 そして、紙は、「万年筆のためにコストを度外視して造られた」という 「Liscio-1」なる紙を入手してみた。 もう、凝りだしたらきりがないと暗澹たる思いでいた矢先、戯れに使ってみた、 新聞に入ってくるチラシ! 実際、チラシの裏に書いてみると、まあ、どんな万年筆も上等な「ヌラヌラ感」が たっぷり楽しめるではないか! 嗚呼、「灯台もと暗し」とはこのことだ。 中でも素晴らしいのは、吉野家のチラシと、パチンコ屋のチラシだ(笑)
2009/09/18
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国内未発売カラーということで飛びついたのだが、ロイヤルブルーのカートリッジを 通してみると、これが大笑いしてしまうくらい、インクフローがよく、サラサラっと、 快適にインクを紙に乗せていくことができる。 パーカーのロイヤルブルーは、モンブランのそれよりも、明るい感じであり、この 軽快な書き味のペンとの相性もいいと思った。 工業製品らしい、精悍なルックスも非常に気に入っている。 他にも後日UPする予定の、PARKERの初代カートリッジ式モデル、”PARKER45”も、 角度がツボにはまったときの書き味は、モンブランのマイスターシュテュック149にも、 勝るとも劣らないものでないことを考えると、PARKERの質実剛健なイメージに相応 しい、実用的なペンであると思う。 さて、このモデル、パッと見で御幾ら程度に見えるだろうか? 定価は3,000円程度。私は1,800円で入手しました(笑)PARKER-FRONTIER-KF2 posted by (C)kirk1701
2009/09/13
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透明ブラックの吸引式モデルである。 「デモンストレータ」と呼ばれるスケルトンモデルは、インク残量がわかる実用性は 評価できるのだが、「安っぽいのでは?」という懸念もあった。 が、これは「半透明」程度の色合いで、光にかざさなければ、普通に渋い黒い ボディの万年筆に見える。いいじゃないか。 関西のショップから、通販で購入した。 調子にのって、名入れをしてしまい、ちょっと気恥ずかしい(笑) 書き味では定評のあるこのシリーズ。 まずは、F(Fine=細字)を入手することにしたのは、日記と手帳、双方に書き込める ものが欲しかったからである。 モンブランなどの海外製品の「F」は、日本製の「M」あたりに当たるため、小さい字を 書くのはやや辛いのだ。 手元にパイロットのボトルがなかったので、「相性」を心配しながらも、ペリカンの 「ブリリアント・ブラック」を吸入した。 シューッと伸びるピストン軸に、「お~」と声をもらしながら、インクを吸引。 そのまま、試し書きをしてみると、期待通りに「細い」字が描ける。 漢字文化の中で育ってきたメーカーならではの設計・調整だと思う。 しばらく紙にインクを乗せて楽しんでいると、細い線が、まったく途切れる不安なく、 快適に描ける。 期待通り、素晴らしい実用性であり、デザインも、シックなものが好みの私には 好感が持てる。 「ぬらぬら」を楽しみたい向きには、M以上のペン幅がおススメだと思う。PILOT_CUSTOM_823-01a posted by (C)kirk1701PILOT_CUSTOM_823-02 posted by (C)kirk1701
2009/09/10
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中学生だった頃だろうか? TVCMなどでも流れており、この斬新なスタイルに魅かれて購入。 その頃愛用していた筈のモンブランはお蔵入りになってしまった。 これはオークションで入手したもので、私が愛用していたものと同型かどうかは わからないが、見た目はそっくりである。 万年筆は、今後もあくまで「実用性」を中心に楽しんでいくつもりだが、 これだけは、「郷愁」でコレクションしてしまった。 それにしてもこのデザインは、斬新だ。 「さすが日本!」と思ったが、どうやら、海外著名メーカーのもののデザインを 真似たようである。30年来の勘違いであった。 もちろん、それでも、懐かしさに変わりはない。 ペン先はF(細字) ボディに H1075 と刻印がある。 ・・・それにしても、写真はもっと工夫して撮らないと(苦笑)Pilot_myu-01 posted by (C)kirk1701Pilot_myu-02 posted by (C)kirk1701
2009/09/07
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タイトルの STUCK の "U"は本来はウムラウトしているのだが、フォントの都合で 省略させていただいた。 このモデルは、オークションで入手した中古なのだが、しっかりメンテされていると いう商品説明もあったのか、”高値更新”が続いた(苦笑) それでも、現在モンブランが行っている、ブランド戦略から来る価格統制による、 新品購入価格よりは、かなり安価に安く入手することが出来た。 正直、万年筆のことなどよくわからないガサツな私には、まず、このモデルを 足がかりに、様々なメーカーのものを書き比べて、「生涯の一本」を見つけたいと 思っている。 あくまで実用性にこだわりたいので、さっそくモンブランのロイヤルブルーにニブを 突っ込み、インクを吸入。 書き味は、筆圧をほんの少し強めれば、まさに「ヌラヌラ」とした書き心地が楽しめ、 さらに、軽い筆圧で、かなり速い速度で走り書きしても、インクがしっかりついてくる。 それでいて、決してインクフローが多すぎることもない。絶妙なのだ。 まさに、書くことに喜びを感じる逸品である。Montblanc_149 posted by (C)kirk1701
2009/09/04
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今回のマイブームが起きなければ、手にすることもなかったと思う。 元来、フランスのメーカーかと思っていたのだが、アメリカからフランスに「移管」 されたものだとと知ったのは、つい最近のことである。 ウィキによれば、 「ニューヨークで保険外交員をしていたウォーターマンは、ある大口契約を取り交わす 席で、万全を期して新品のペンを用意していた。ところがそのペンからインクが漏れ、 重要な契約書を汚してしまう。ウォーターマンが大急ぎで新しい契約書を持って来た ときには既に、ライバル会社と契約を結んだ後だった。 この苦い経験が、ウォーターマンに毛細管現象を用いた万年筆を開発させた。」 とある。承前。 私は"Pen"という言葉を聞くと、著名な天文学者のハーシェルを思い出すのが常だ。 寒い深夜、彼が自作の大型望遠鏡を覗きながら、天体のスケッチをするために、 ハーシェルの妹が、インクが凍らないように、胸に抱いて温めていたという話だ。 ハーシェルの頃、万年筆があれば、ハーシェルの妹さんも、普通のお嬢さんで いられただろうと思うのだ。 写真の万年筆はすべて新品購入で、定価で1万円台程度のものである。 しかし、どれも私にとってはいい書き味で(長時間使うなら別だが)、満足している。 Waterman_set posted by (C)kirk1701
2009/09/03
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唐突に集めはじめてしまった万年筆。 子供の時に持っていた愛着で、まずはモンブランを何本か揃えてしまった。 ここに写っているものは、全てオークションで入手したものである。 それでも、マイスターシュテュックの149はかなりの金額になってしまい、 自己嫌悪に陥ったのだが、値段相応の書き味に、後悔はない。 字の下手な私が、万年筆をあれこれ論じるのも僭越ではあるが、指先の感覚、 脳からの指令通りに、インクを紙に乗せていくプロセスのスムースさなどは、 語ってもいいと思う。 万年筆コレクターではないので、もちろん、入手したものはどれもインクを 通して、実用性を確認している。 現時点では、ある程度使ってみて、何本か選び、生涯つきあえる数本を決めて いきたいと考えている。 そんなわけで、他にも、ウォーターマンやペリカン、シェーファーなどを何本か 揃え、ついでに、実用性に於いては最高の評価を得ている、パイロットの ”カスタム823”を注文してしまった。 以後、ポツポツ使い心地などをUPさせていただくつもりだが、この道に詳しい 方からのご指摘をお待ちしております。Monblanc_set posted by (C)kirk1701
2009/09/01
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