あんなこと、こんなもの

あんなこと、こんなもの

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2023.06.12
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吉祥天の住んでいるあたりでは、2週間に1度、缶瓶ペットボトル収集の日があります

 今日はその缶瓶ペットボトル収集の日
朝8時、キャットフードの缶詰めの空き缶や油や調味料の台所から出た缶、瓶を大き目のビニール袋に入れて、いつもの収集場所に持って行くと

あれ?なんか雰囲気が違う​

いつもと違う・・・いつもはもっと大きな袋がだんだんだん、と積み上げてあった・・・今は大き目のレジ袋が4つ、5つ
ゴミ出しの時間はいつもと同じ
ゴミ出している人達はご近所の人ばかり

なんだろうな、としばし佇んで考える
出されている半透明のレジ袋から見えるのは
醤油や油、お酢のペットボトルやガラス瓶、ジュースの缶、ワンちゃん飼ってるお家のドッグフードの空き缶などなど・・・

どこが違うの?何が違うの?

1分後、気が付きました

缶ビールの空き缶が無い・・・

これまでは、季節に関係なく、と言っても年末年始や夏の間、ゴールデンウィークの後なんかは特に・・・
 大きなゴミ収集用の大きなビニール袋の口がようやく締まりました、と言うくらいの缶ビールの空き缶が詰め込まれたビニール袋がいくつも積まれていた・・・あれが無い
 ということは・・・家飲みがなくなったということか

コロナ以来・・・この言葉使うの何回目か・・・宴会もパーティも無くなり、友人や同僚、親戚一同が集まってお酒飲んで騒いで楽しむということもほとんどなくなってしまった、たまに会があってもお隣とは透明プラスチックの板で仕切られ、大きく間も明けられ、話したくても仕切りはある、大きな声は出せない、ひどい時は、食事付きの会でも「コロナ予防のためお持ち帰りください」と料理詰めた箱を持たされ、意気消沈してすごすごと帰宅することも多々ありました

予防接種が始まり、感染者が減り、コロナがようやく5類になって
人の気持ちも落ち着いて街にお客さんが戻ってきた、お店が開いている、人がいる、うれしい、と繁華街の真ん中に住むサエコさんが喜んでいた
 そういえばここ2,3年、ガラガラだったバスや乗り物も昔のように人が乗っている、
 真っ暗だった空港もお店が開いていた、と東京に行っていたマサミさんがお土産のお菓子を買ってきてくれた
 洋装店のタマエさんも「ようやく仕入れに行けるようになりました、楽しみにしていてください」と嬉しそうに言いました

あの山積みのビールの空き缶は我慢の象徴だったんだ、
もうあんな光景は見なくて済みますように

・・・今年の夏はあちこち行けるな・・・

とゴミ収集所でしばし考えた吉祥天でした






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Last updated  2023.06.12 19:05:55
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