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ニット界のケンタロウ
東京下町でニットを作り続けて９０年のニット・メーカーで働く３代目。 ３代目のなんとか。と言われないように斜陽産業の繊維業界の荒波に中、頑張っています。 いつか「究極ニット」を作りたい。
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January 10, 2010
カテゴリ： 映画
今、漢（オトコ）を描かける監督といえば、東のジョニー・トーと西のマイケル・マンの２人と言っても過言ではないでしょう。
そのマイケル・マンが、ジョニー・デップ主演で１９３０年代のアメリカ中西部を荒らしまくった銀行強盗、ジョン・デリンジャーを描くというので、大いに期待。
デリンジャーの映画と言えば、黒澤魂あふれるジョン・ミリアス監督の「 デリンジャー 」という傑作があるけど、さてマイケル・マンはどう描くか。
彼の映画は、最先端で卓抜なガン・アクションが特徴で、例えばロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ主演の「 ヒート 」での１２分間永遠と続く銃撃戦は歴史に残る名シーンだし、「 コラテラル 」では運動神経のいいトム・クルーズを徹底的にしごいて、見事な抜き打ちを魅させてくれた。
結果は、全くノスタルジーとは一切関係なく、マイケル・マン独特の冷たい映像が全体を占めるドライな映画。
というか、映像もストーリーもキャラクターも「ヒート」の焼き直しで、ただ単に主人公がデ・ニーロからデップに変わっただけ。
新しい視点を期待していただけに、ちょっと肩透かしを食らいましたが、そこはカッコ良すぎるほどいいジョニー・デップが映画をグイグイ引っ張る。
それから「エディット・ピアフ～愛の賛歌」でアカデミー女優賞を獲ったマリオン・コティヤールがヒロインを演じているが、ハリウッド女優にない魅力で印象に残る。
特にラストは泣かされてしまった。
もう一度見たいです。
◎テルタ株式会社
― ニットは１本の糸から出来あがります。
あなたとの１本の糸の繋がりを大切にいたします ―
http://www.teruta.com
◎『編匠』と称した職人技が無錫に根付き評価の高いニット文化が誕生！
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