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2010年6月2日03:30(水曜日)
夜6時半ごろに内服した眠剤でこんこんと眠り続けていたけど日付が変わって午前2時ころに痛みで目覚め、24時間皮下注のモルヒネの早落としでつい先ほどようやく眠りにつきました。
でも、反対に私は目が覚めてしまったので真夜中ですが、日記をつける事にしました1日毎に父は確実に弱っていっていますが、それでも痛みと苦しさとに懸命に闘いながら頑張っています
本当に私たち親子ってとっても頑張り屋さんで、世界中で5本の指に入るくらい素晴らしい親子ではないかと自画自賛したいほどです
それでは、 5月22日土曜日 在宅ターミナル2日目の日記です
この日はいよいよ本格的な在宅ターミナルの開始日となります。
朝6時半ころに起床して、にゃんこのトイレと御飯用意して、父の検温と血圧測って問題ないことを確認して、尿器でおしっこを取り、座りたいと言うので、ベッドに座らせていましたが (もちろん介護ベッドなのでソファの様になります)
しんどいと言うので、車いすに異動させ、そのまま隣のリビングに異動させて、TVを見ていてもらい、その間に私は大急ぎでパンと目玉焼きを作ったけど、結局パンは全く手をつけないで目玉焼き2口ほどとミルクを100CCほど飲みました。
食事量はわずかですが、病院ではほとんど何も手をつけなかったので上出来かもしれませんが、昨日より一旦高カロリー点滴お休みしているので、ホントはもうちょっと食べてほしいのが本音ですが、父にとって食事は結構地獄の苦しみなので、お薬内服してもらう事にしました・・・。
でも、この内服薬が実は問題で、この2カ月ほとんど食事もとってないし白血病の急激な進行で体力もめちゃめちゃ落ちているので、お薬を飲む事がかなり困難なんですが
本日より在宅のドクターが痛み止めやらステロイドや利尿剤など信じられない数だしたので、2時間ほどかけて飲ませなきゃいけません
ちょっと今手元にお薬がないので詳しい種類はは後日また載せますね。
お薬は多分14~5錠有ったような気がするけど、処方された時に当然こんだけ飲むのは不可能やとは訴えましたが、ドクターからはとりあえず父に必要な薬なので頑張って飲んでくださいと言われたけど、ほんと、この辺りが普段の父の様子を全く知らないドクターが在宅医を務める難しさと言おうか、まだまだ全く絆と言う物がないわけなので、医師は理論通り父の痛みの緩和のみを最優先に考えるのであって、これだけの大量の薬の内服が新たな苦しみを父に与えるということは二の次の様な気がしてなりません
もちろん私の事ですからこの辺りの事情はちゃんと抗議しましたが、医師はとりあえずできるだけ頑張って飲んでもらって、それでもだめなら何とか他の方法を考えますとは言っていたけど… (本音はそれなら最初からなんとか別の方法考えろよ!と、突っ込む気持ちは少し我慢しました)
まま、色々愚痴ってはいたものの、父は意外とスムーズにお薬全部飲んでくれたので良かったのですが
まあ、そんなことしながら洗濯機まわして、父の口腔ケアに自分の身仕度と、あっという間にヘルパーさんが来る9時半になり、簡単な注意点と父の体調最優先でお願いしているお仕事はすべて二の次で!と、お願いして私は御出勤です。
ヘルパーサービスについては後日別に書きたいと思いますが、昨年11月退院後からのお付き合いで、これまでにもいろいろ注文したりクレーム付けたりで、父の病気の事も良く理解して頂いているので、今回私の希望する在宅ターミナルのヘルパーサービスをひきうけて頂いた事には本当に感謝していますし、このヘルパーサービスなくして父の在宅ターミナルは実現しなかった訳ですから・・・いくら感謝しても感謝しきれない気持ちで一杯です
その後私はきっちり3時間のお仕事をこなして帰宅。父はお昼ごはんは食べなかったものの、トイレにも行き車いすに腰掛けて比較的元気に過ごしていたようでした。
ヘルパーさんが帰って1時間程後、今度は訪問看護師さんが来て、父の診察と高カロリー点滴と痛み止めの注射をして、1時間弱ほどいて帰って行きました。
この日は友人が心配して駆け付けていてくれたので、洗濯物の取り込みや晩御飯の調達や父の事もお任せして、私はお風呂に入って少し寝かせてもらう事にしました。
さすがに緊張の連続と、在宅のターミナルを希望してから自宅へ戻るまで、かなりハードなスケジュールだったのでもうクタクタでした
でも、何とか無事2日目は終了しました
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