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2010年6月8日(火曜日)
ここに来てから、父が夜の眠剤で眠ると同時に私も眠る癖がついてしまって、毎晩眠りにつくのが8時とか9時で、父に使われている眠剤というのが軽めの麻酔薬なので朝までしっかりと眠るので、私も比較的熟睡出来てしまうので、毎朝起床時間が5字前後とほぼ老人の生活サイクルになってしまっています
なのでこの日記も本日の朝5時頃より書きはじめました
父は昨日より何とも言えない気分の悪さが取れない父の為に1日2回点滴投与していた痛み止めの「キシロカイン」を24時間点滴切り替えました。何を処方しても父の体のしんどさと苦しみを取り除く事は出来ず、よりあえずこのキシロカインが何とか少し効果が有りそうだという事での処方です。
これで24時間持続の処方はこのキシロカインと皮下注の腸の通りを良くするサンドスタチンとモルヒネとなりました。それに胃の中にたまったものを出すドレーンと酸素のチューブ、計5本のチューブがつながっているので、既に自力で動けない状態ではあるけど、身動きとれない状態で痛々しいです。でもまだ多くを語る事は出来ないけど、意識もしっかりしていて受け答えもちゃんとしてくれるので、ほんの少しだけですが会話も楽しみ父の面白い反応に笑ったりすることも度々あるので楽しい時間もそこそこ持てているのでまだまだ有意義な時を過ごしている父と私です
さて、それでは在宅ターミナル3日目の模様です
2010年5月23日(日曜日)
父はこの日は朝から体調がすぐれず、朝食に作ったおうどんも2本ほど食しただけでごちそうさましました。お薬の内服には少し時間がかかりましたが、何とか飲み切りその口腔ケアして顔そりして9時半にはヘルパーさんとバトンタッチしました。
ヘルパーさんには今日は体調が良くないので、傍に付いていてくれる事最優先にお願いして後ろ髪をひかれつつ私は御出勤となりました。
父は在宅中の4日間で2回の訪問看護と2回の訪問ドクターの診察を受け、1日1回は必ず医療関係者の診察を受けるというプランでお願いしていました。
で、本日は少し驚いた訪問看護の現状について書きたいと思うのですが、ただこれについてはあくまで我が家が利用した訪問看護ステーションの話ですので、参考程度にして頂ければと思います…。
訪問の看護師さんが来てする事は父の体調を診て、検温に酸素濃度、それに血圧測定とマッサージやつめきり、身体の清拭や着替え足浴やマッサージなど、して頂けるサービス内容は結構あります。ただ、これらの事はヘルパーさんでもして頂ける内容で (もちろん!家族でも出来ることばかりです)
、やはり訪問看護の大切なお仕事としては医療従事者でないと出来ないサービス、注射や点滴になると思うのですが
実は父にはカテーテルがついているので、注射類は全てそこから注入する事になります。もちろん点滴類もそこに接続するだけで比較的簡単にできる事で、在宅の場合この事については本人または家族のみ許されている医療行為になるので、もちろん私もこの点滴の抜き差しや、薬液が詰まって流れなくなった時の処置法など一通り困らない程度覚えてきています。
で、実際点滴については私も出来るのでして頂かなくても結構ですが、と一応伝えましたが、訪問看護の場合この点滴も治療報酬につながるので、そのせいかどうかは分からないけど訪問看護師は 「いえ、指示が出ていますのでこちらでしますよ~」
と、言う事でやってはくれたのですが
実際やってもらってめちゃくちゃ驚いたのが、2回来た訪看さんお二人とも父の点滴の薬液について知識がなかったのです
父の高カロリー点滴はごく一般的なもののはずで、密封の袋の中に入っていて、まずそこから点滴液を取りだし、パックの中が4層に分かれているのでそれを上から手で圧迫して仕切りをすべて開通させてからそこに止血剤を注入して使うのですが
訪看さん、まずこの高カロリー点滴見るの初めてみたいで、袋が2重になっていて中から取り出すのもよく知らず、その次はこの薬液が4層に分かれている知識もなくそのまま使おうとするし、止血剤のアンプルに至っては点滴液の中に混ぜるのではなく腕から注射しようとするわで、私はびっくり仰天で、結局すべて横から私が指導した始末・・・
おまけにいざ接続しようとするとその器具が新しいとか何とか訳のわからない言い訳して、それも私が教えました
しかも、ドクターから指示されていた痛み止めの「リンデロン」の注射を腕に刺そうとしたので
『市民病院で注射はいつも点滴の接続部の挿入口から入れていましたよ!!』
と言う事も教えて差し上げました
ほんと、まさか訪問看護師がここまで 在宅ケアの肝心な部分ができないとは
予想もしてみなかった事でが
よくよく考えれば訪問看護師と言うのは、ヘルパーさんたち同様、ほとんどが現役引退しているパートやアルバイトで、長らく医療現場を離れていて最新と言うか最近の医療技術も学べていないという事みたいです。
ちなみに私の職業は美容師ですが、現場を1年離れれば1カ月は使い物にならず、3年離れた美容師を雇うのには非常に勇気がいるしもちろん給料は見習並みとなります。
これが看護師に当てはまるかどうかは分からないけど、医療の現場と言うのは日進月歩、現役の従事者でさえ頻繁に研修が繰り返されていると思うのですが、
果たして訪問看護師の研修実態と言うもがどの程度なのか、恐らく訪問看護には個人の力量の差がかなりあるとは思うのですが、底辺の訪問看護師が来訪するということを念頭に置いて、訪問看護サービス受ける時は家族もそれなりにしっかりしておかなきゃ、とんでもない医療事故に遭遇する可能性もあるのかもしれません。
付け加えておきますと、本来なら父に関する在宅での処置は全て在宅のドクターの指示という事で、訪問看護は在宅医と一心同体で機能するはずなので、点滴の種類や注射の種類はもちろんの事、それらをどのように患者に対して施術するのかという事は把握していて当たり前で、私が思うにおそらく在宅ドクターの指示というのが単なる処方箋のようなもので、何と何をどのように混合させてどこからどう使うかまでは指示していなかったものと思われ、この訪問看護のお粗末さは、ある意味在宅医の単純な怠慢指示のせいもあると思います。
在宅ターミナルについては多分まだまだ歴史も浅く、これからどんどん利用する人も増えてどんどん改善されていくとは思うのですがお医者様も訪問看護ステーションも、そして家族もしっかりと大切な人の最期を幸せに看取ってあげられるように、気を引き締めて取り組んでいってほしいものですね!!
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