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23日は、ごり押しの入院が決まって結局部屋に入る事が出来たのは9時半頃だったのですが、一つ心配な事がありました。
それは父のせん妄症で、認知症とはまた違うのですが、実際病院と言うのはどの部屋も同じで、病室内にトイレのない市民病院で父が迷わずトイレに行って自分の部屋のベッドに迷わずに戻って来れるかか疑問でした。
その事を看護師さんに相談すると、一応ベッドわきにポータブルのトイレ置いてくれて、夜勤の看護師も気をつけてみ回るようにしますと言ってくれました。
その後消化器内科で主治医となるD先生と言う美人先生が挨拶に来られて、父のこれまでの病状の経過を質問され説明する事になったのですが、今日だけで既に同じ説明を何度もしている私は大概うんざりして
「もう何回同じこと言わなきゃいけないんですか」
と怒り心頭でまたまた怒鳴っちゃいました
当然ながらD先生は初めて父を診察するので、家族である私に父の病状を質問するのは至って当り前のことで、父がしっかりとした返事が出来ない以上私が説明する以外ないので、今思うと反省しきりな訳なのですが・・・心やさしいD先生は
本当に何度も同じこと言わせて申し訳ないけど聞かなきゃ分からないので…
と本当に申し訳なさそうに言って静かに半分怒り交じりの私の話を聞いてくれていました。
この時のD先生との話の中で
「お父さんの下痢は本当に異常な回数なんですが・・・いつ頃から・・・」
と言うくだりがあり、それにまたまた私が激怒して
「そやから何度も異常な下痢って、ここに来た最初から言ってるじゃないですか」
「それやのに、感染症や腸閉そくやらなんチャラと言って様子見ましょうって、病院はちゃんと対処してくれなかったじゃないですか」
と、私ってほんまに短気やから・・・
で、その後少し冷静になり
「やっぱり父の下痢は感染症なんですか?」
と聞くと
「確かに菌に感染していて、菌も何種類か出てはいるんですけども、その菌がここまで異常な下痢を引き起こすとは考えられないんです。」
」
と、力強く仰って頂きましたので
私はここ何カ月間か背負っていた重いものから解放された様にホッとしました。
天下の市民病院がこんなにしっかりと請け負ってくれたのだから
父の下痢はすぐに治まり、1週間ほどで退院できると…
ほんとに、この時はまだその先に潜んでいる悪魔のような病気のことなんて、私たち親子は勿論の事、医者だって全く気付かずにいたのですから
その夜11時半ごろ、父にしっかりと 「看護師さんの言う事聞いて、自分勝手な事しないで、トイレは一人で言っちゃだめよ」
と、念を押して私は自宅に戻りました
その翌日の月曜日、10時ころ父の病室に行くと
昨夜緊急入院で来て精神的に少しホッとしたのか
父が顔色も良く元気そうに 「お腹空いた~」
とわめいていました
私は自分用のランチにと朝ご飯炊いておむすびにして持って来ていたので、食べさせて良いかどうか主治医が回診に来た時に尋ねてみました。
主治医のD先生は 「食欲があるのはいい事なので構わないですよ」
と優しく言ってくれたので、父はおむすびを半分ほど食べたように記憶しています
本当に激しい下痢で体力が極端に落ちてきて以降のこの1ヶ月間、父は固形物はほとんど口に出来ていなかったので、私はウキウキしてしまうほどうれしかったです
久々に父が口にしたおむすび
ほんとにうれしかったです
でも・・・
結局
この時のを最後に
父の長い絶食生活が始まったのでした
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