PR
フリーページ
コメント新着
キーワードサーチ
カテゴリ
カレンダー
購入履歴
大量下血の後、止血の為の大腸カメラも無事(?)に元気に終えた父。
その父の姿にホッとする私・・
何だか病名の可能性は変な方向へ進みそうですが
この時の私はまだ「白血病」の怖さを認識できておらず
ましてやまだ確定したわけでもなく
検査室から元気に出てきた父を見て良かったと思っていたほどです。
その後、病室に戻った父の血だらけになったパジャマを着替えさせている頃に
主治医と検査技師さんが来られて
今夜このまま カプセル内視鏡
の検査をしたいとのことで、私にその検査の必要性についての説明と安全であることの説明をしっかりと時間をかけてして頂きました。
その時の説明は大まかに言いますと
父の病状の異常な原因となる場所はこれまでの検査では発見できず
大量下血の原因も今まで検査した場所である可能性は極めて低く
父の病気が息づいている場所は、おそらく今まで検査できていない場所の「小腸」である可能性が非常に高いと言う事。
全長5~6メートルもの長さに及ぶ小腸の検査は、通常1回の内視鏡検査で全体を検査する事は出来なくて、小腸の上半分は上からの内視鏡、下半分は下からの内視鏡と、とても大変で体力のある患者でも負担が大きく、
既に立て続けに3回の内視鏡検査を受けている父には、体力的に楽なカプセル内視鏡で自動撮影して、それで異常な個所が見つかればそこを改めて徹底的に検査すればいい訳だし、万が一にもどこにも異常がなければ内視鏡検査をする必要が無くなるかもしれない可能性もあると言う事でした。
ただしデメリットとして、カプセル内視鏡と言うのは通常内臓が活動する事によって口から順番に電池の寿命が続く8時間、15秒に1回フラッシュをたきながら自動撮影を続けて行くので、本来は活動期であるお昼間に行うべきもので、就寝時の検査では、最悪胃の中で留まって8時間経過したりしてしまうと、結局この検査は無駄足になると言う事になる可能性もあると言う事でした。
まあ、そうなると結局父はカプセル飲んで更に上からと下からの内視鏡検査をもう一度受けなくてはならなくなるという事になってしまいます、が
それでも、出来るだけ父の体の負担を軽減してあげる為にはこのカプセル内視鏡はとても有効だと言う事でした。
でも、実際検査開始時の、このカプセル内視鏡を目にした時は、
その大きさに私は大笑いし、父は 「こんなもん口に入れたら、喉に引っかかって死んでしまうやん」
と泣いていました
それでもその大きさに相反して、驚くほどすんなりと喉を通り私も父も
「うまいこと出来てるなあ~」
と、感心しまくりでした。
父いわく、喉に引っかかるどころか、口に入れるとつるんと勝手に滑って入って行ったそうです。
その夜は色々心配で結局11時頃まで父に付き添っていましたが、
輸血も受けて顔色も良くなり元気そうになってきた父にホッとして
担当の看護師さんに 「落ち着いてきたみたいなので、明日も仕事なので後はよろしくお願いします」
と、帰宅する事にしました。
担当の看護師さんは
「ちょっと安心できましたか?」
「後はしっかり見させて頂きますので安心してゆっくり休んで下さいね」
と、声をかけて頂きました。
献血と骨髄バンクドナー登録 2012.02.06 コメント(4)
医療保障保険、どんなの入ってます? 2011.12.19 コメント(3)
ATL治療剤kw-0761販売申請 2011.04.28 コメント(2)