これはいい!!
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
「市場に出回っている農作物なら、残留農薬の害は心配なく、普通に洗って調理すればなんの問題もありません」……って。は?目から鱗……って言うか、目から目が落ちるぐらいあきれた驚きというか。っていうか、ほんとにそれでいいのかなぁ??現在日本で使用を許可されている農薬は、人体への害がないということが一定期間の動物実験等により確認されているうえ、残留農薬基準というものがあり、それを超えた農産物は市場に出回らないことになっている、とおっしゃるのですわ。ゆえに、売られているものは食べても安全と。 ……とは言われても、法の網の目をかいくぐって利益を上げようとする人が、 どんな業界にでも一定割合存在すると思うのです。無許可の農薬使うとか 実際ありましたし。残留農薬の検査だって、どういう方法でやるのか わからないけど、1個1個調べるわけにはいかないでしょうし。 目に見えるものではないし「理論上」安全というだけで、「実際」は 安全かどうか、にわかには信じられないと思いました。次に、残留農薬の発がん性なども取りざたされている点についてのお話。約15年前「がんの原因として考えられるもの」について13の選択肢から選ぶ、というアンケートを主婦とがんの疫学者(がんを専門に研究している学者)に対して行ったそうです。主婦が答えたトップ3は、1位 食品添加物2位 農薬3位 タバコ一方の疫学者のトップ3は、1位 普通の食べ物(=普段の食生活という意味だそう)2位 タバコ3位 ウイルス疫学者が農薬を選んだのは1%未満。という結果を示して、残留農薬が原因でがんになるというのはまったく思いこみだということを説明されました。確かに、日本人のがんでの死亡率は30%ほどで高いが、疫学的に見てがんの原因としては、農薬も食品添加物も残念ながらハッキリした因果関係があるとは言い難い。そもそもがんの死亡率が高くなったのは、日本人の寿命が延びたからであり、人間は60才過ぎたら、誰ががんになってもおかしくないのだと。 まず、おかしいと思ったのは、アンケートの選択肢。食品添加物も残留農薬も、 15年前であっても、「普通の食べ物(食生活)」の中にフツーに入っている わけですよ。むしろ15年前の方が今よりはうるさくなかったのではない でしょうかね?食べ物の中にいったん入ってしまえば我々には取り除き たくても取り除けない。 それに、講師の方も、人間はいろいろなものを食べるので 個別に因果関係を調べることは不可能であるようなことを言っていました。 だったらなおさら「不明」だから「因果関係がない」とは言えないと 思うんだけどなぁ……。 「60過ぎたら誰ががんになってもおかしくない」って、 そりゃそうかもしれないけど、それはなんだか、 「どうせ大地震が来たら、だいたい潰れるんだから、その時謝罪すれば いいじゃないか」という○ューザー小島社長の言い逃れ的な臭いがします。そして、現在日本で使用を許可されている農薬は、世界で使用されているものの半分程度(ネガティブリスト制度)。一方で、食糧の60%を輸入に頼る我が国は、外国で使用されている農薬についても何らかの基準で判断しなければ、食糧の安定的な供給ができなくなる可能性も出てくるため、国際基準(CODEX基準)になるべく合わせるよう法律を改正(ポジティブリスト制度)する方向で2003年度に食品安全委員会を設置して700余の農薬について必要な調査と評価(暫定)を行い、2006度から施行する。施行後は引き続き食品安全委員会が見直しを行っていくようになるとのこと。 しかし、「国際基準」とは、往々にして「米国のご都合基準」であったり することも多いわけで……。BSE問題しかりですよね。 加えて、私は「消費者リポート」(日本消費者連盟。月2回発行)が 愛読誌(?)であったりするので、「食品安全委員会」はけっこう「フヌケ」 (←ごめんなさ~い!)な組織であるらしいことも聞き及んでますけど、 どうなんですかね? とにかく、日本国民を飢えさせないためには、食糧輸入は不可欠であり、 使用可能農薬の拡大も急務。膨大な量の農薬に対して、 3年間という短期間で、危険・安全の評価を下さなければならず、 食品安全委員会は一生懸命がんばっているんだと強調しておられましたね。 外食産業とかから大量に生ゴミが出ていることは、この際考慮には入れない ようです(苦笑)。最後に、科学的に安全性が確認されているものであっても、「安心・安全」の許容度は個人レベル、社会的レベル、行政レベルで様々である。これは「賞味期限」を例にとるとわかりやすい。また、食糧における「リスク」は残留農薬の安全性の問題だけではなく、飢餓やコストとの関係、科学的データの不確実性(要するに、科学は進歩しているので、今日正しいことが明日も正しいとは限らないということ)など、天秤にかけなければならないことがいくつもあり、「体に悪そうだから必ず全部取り除く」ということが、全体(経済性、合理性)から見て妥当であるとは限らないことをわかっていただけるとありがたいとのこと。 客観的に(=科学的に)安全だというだけではなぜ安心できないのか、 という説明は非常に納得できました。 1 情報源に対する不信感 2 自分の理解を超えた対象 3 自分のコントロールが及ばない対象 4 科学の限界 まったくその通りです。まず講師が信用できません。 略歴を聞いた時「あらら~……。」と思いましたもの。 日本モンサント社というのは、アメリカのモンサント社の子会社。 米モンサント社は、「遺伝子組み換え作物」の研究開発で有名な、 私の中では悪名高き会社です。その子会社に17年勤務し農薬の研究を していたというだけで、もう信用できません(笑) 自分の理解を超えた対象……「当たり」です。 だって農薬の研究なんて一般人はやりませんもん。 マスコミで流れている情報以上のことは普通知らないでしょう。 そんなところに、無農薬野菜を売るひとたちは 「人間が一年で摂取する添加物の量は4キロ(←確かそうだったと……)」とか 「シソなどの香草は虫が付かないと思われているが実際はそうではなく、 市中のものはかなり農薬を使用している」とか 「農業の専門誌では、農薬による中毒を深刻に伝えている」とか言うし、 科学者の先生は、「いやいや、残留農薬は危険ではない。」というし、 いったいどっちを信じたらいいのおぉぉぉ?????状態ですわ。 加えて、農作物を買うだけの立場ですから、農薬を使っていない作物を選ぶ のは、流通数、価格、表示の信用性からいって、自分ではまさにコントロール 不能です。 科学の限界……。それは許容しなきゃなんないでしょうが、科学の限界を 装っていたとしたら???許せませんな。結局、講師の先生が言わんとしているのは、「現在の日本の食糧事情等を考えると、農薬の使用はやむを得ない。科学的データから残留農薬の安全性は『証明』されているし、食糧にかかわる『リスク』のなかでは小さい方だろう。研究者であったワタクシが、これだけ言っても安心できないというのは、言ってみれば、「安心」に対する個人の主観の問題であり、ワタクシはもう踏み込める領域ではないけれど、まぁ、残留農薬は危険ではないので、皮をむいて食べるなり無農薬・有機野菜を買うなり後は気の済むようにどうぞ。」と、いうことらしい。……ということは、毎週電話をかけてくる無農薬野菜屋のおじさんが言っていることは全部ウソであり、無農薬・有機栽培農家はムダにお金と手間をかけて無意味に高い農作物を作っていることになってしまうけど……?よく考えたら、行政が「残留農薬は危険だ」なんて講座は開かないわな~。仮に「残留農薬は危険だ」ということが正しいとして、それを発表した時の社会の混乱とか、それに対応する行政の時間とコストを考えたら、どうせ、人間は60才過ぎたら年寄りで、それ以降はいつ死んでも老化で片づけられのだから、まあ、そんなに厳密に追求しなくてもいいじゃない、って、区民にあまり考えさせない方が経済的だし合理的なんでしょうね。それこそ、「リスクアナリシス」ですね。私はそんなに長生きするつもりもないけど、そんなふうに思ってるかと思うとなんだか面白くないですな。で、結局、参加した「食の安全・安心講座『残留農薬の安全性について』」は、安全性は疑問のまま、安心することもできず帰宅することに相成ったのでした。まー。でも、タダだったし。いろいろな意見を知ることも重要だと思うのでまるでムダだったとも思わないけど、なんというか、様々な情報があるなかでどれを正しい情報だとして選択するか、難しいですね……。それにしても、講座に集まった50人程の白髪頭のおばちゃんたちは、さっそく家に帰って、嫁や孫や近所のおばちゃんに「残留農薬は安全なんだって。区役所で聞いてきたよ。」ってふれ回るんでしょうなぁ。いいのかなぁ……???ちなみに、課題になっていた「残留農薬除去剤」の購入問題ですが、試しに買ってみることにしました。講師の先生に言わせりゃ、どうせ、気休めなんでしょうけどね(笑)(おわり)は~。なんとか終わらせました~。まとまりない上に(私自身もよくわからない)専門用語もビシバシでごめんなさい。丁寧に書いている時間もなくて……。今日から3月!土曜日から某原簿記学校が始まるので、これからはあまり日記の更新もできなくなるかも。なにとぞ平にご容赦を……。
2006年03月01日
コメント(0)