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昨日の朝この本の存在を知った。
ブログに記した美容室でパーマを掛ける間に
手にした週刊現代の広告を見たからである。
昨年の11月に出版されたというが週刊誌を読まないので、
この本の存在を知らなかったわけである。
作者はヤクザのノンフィクションの著作で定評がある溝口敦。
細木師批判の本はとかく売名行為、商業主義が絡むことが多いが、
溝口敦ならばそのような点が有ったとしても興味が沸くものである。
インターネットで検索すると可也辛口の批評が多々あるが、
怖いもの見たさ
と好奇心で読んでみようかと思う。
細木師が青線地帯で生まれ(売春をしていたかは定かではない)、
ヤクザの情婦であったとか 、師である安岡正篤に取り入れを
図った等、彼女の負の要素を暴いている部分が多いようである。
(あくまではしがき、書評、レビューを読んだ限りの話)
然し、それを知っても恐らく彼女に対する評価は
余り変わらないと思う。
むしろ彼女が泥沼の中幼少時代から如何に這い上がり
現在の地位を築いたかに大変興味が有るからである。
「テレビがひれ伏す稀代の“女ヤクザ”が歩んだ、欲望の戦後史!」
「渋谷の青線地帯で生まれ、銀座、赤坂の夜で育った「魔性の女傑」―。暴力
団幹部と深く永い契りを交わし、人気絶頂の流行歌手から歴代首相の指南役ま
でを手なずけ、「世界一の占い師」として巨富を得た細木数子の真実に斬り込む
テレビがひれ伏す稀代の“女ヤクザ”が歩んだ、欲望の戦後史!
細木数子を人としての品格ゼロ、低俗、恥を知らない女と決めつけることは易しい。だが逆に時代の持つ低俗性が細木を生み育てた一面がある。彼女の少女期は日本の敗戦とぶつかった。空襲で焼け野原になった街、スリと掻っ払いしか生きる道がなかった戦災孤児、米兵の袖を引く街娼、愚連隊やヤクザとなった復員兵や学生崩れの群れ、そういう時代を生き延びて細木の今がある。(略)彼女はどう生まれ育ち、ついには「視聴率の女王」にまで成り上がったのか、詳細に跡づけることが本書のテーマである。<「序章」より>
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