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こまま1023

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2026.05
2005.11.14
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カテゴリ: 読書
『うちのパパが言うことには』 重松清・著
うちのパパが言うことには
2001年から2004年にかけて書かれたエッセイをまとめたもの。
短い文の中に、重松清らしさが満載。
まいりました。

<みんな、初めて>

「文句ばっかり言うなよ!俺、生まれて初めて中学生やってるんだぞ!」
「うるさい!お父さんだって、中学生のおまえを育てるのは、
 生まれて初めてなんだ!」
お互い言葉が途切れ、ポカンとし、笑い出した。


みんな初めての日々を生きている。
試行錯誤し、失敗し悔やみ・・・でも、それは当たり前。
子育てに「正解」なんてないのだから。
人生を何度でもやり直すことができるなら「正解」の数は増えるだろう。
でも、それができないいから、
すべては「生まれて初めて」であり「最初で最後」だから、
生きることはちょっと悲しくて、すごく愛おしい。


はい・・・その通りです。
じーーんとしました。


<命は弱い>

命の重さや尊さの前に、命の弱さを学ぶべきではなかったか。

ぼくたちはきちんと肌で感じ取り、かみしめてきただろうか。

子どもを殴り続ける人、友だちを「殺すぞ」なんて脅しつづける人。
知ってるかい?
心臓って握りこぶしの大きさしかないんだぜ。
それが止まると・・人は死んじゃうんだよ、あっけなく。



命の重さよりも、弱さ・・・。
死んでしまったうさぎを、子どもたちの目にふれないように、
と、先生が片付けてしまうと、その弱さは見えない。
命はこんなに弱く、はかないものなんだ、と、
泣いて、しっかり受け止めた方がいいのかも・・・。

2年生の時だったかな。
息子が、道ばたで死んでいたすずめを土に埋め、
次の日、当時私が暗唱していた般若心経の本を持っていき、
お墓で読んできた、ということを思い出した。


短いエッセイばかりなので、隙間時間に読めます。
お父さんたちにもお薦めです。






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Last updated  2005.11.14 15:48:24
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