こんぶのぷらんぷらん日記

こんぶのぷらんぷらん日記

May 18, 2011
XML
カテゴリ: 日常のこと
 先日、荻窪駅から丸の内線に乗ろうとしてビックリ。乗ろうと思っていたエスカレーターが節電のためとのことで動いていなかったのだ。丸の内線の荻窪駅は、エレベーターのある改札は別の所にあり、少し歩かなくてはならない。長く歩くのと、階段と、どちらがいいかと考えた末、その時は階段を選んだ。

 丸の内線荻窪駅のみならず、このところ節電対策で構内を暗くしたり、エスカレーターを止めたりしている駅はかなり多いと思う。エスカレーターが止まっていても、さすがにエレベーターは動いているので、通常はさほど困ることはないのだけれど・・。

 思えば、私が最初に東京に住むようになった頃はエスカレーターやエレベーターのある駅は今ほど多くはなく、電車移動は結構大変だった。さらにさかのぼって子供の頃は、洋式トイレがあるところも少なかったので、洋式トイレしか使えなかった私にとって、外出はなかなかハードルが高かった。
 それが最近では、どこに行ってもたいてい洋式トイレがあるし、多くの駅はエスカレーターやエレベーターが動いているので、外出が容易になった。いつの間にかそれが当たり前に感じていたけれど、よく考えればエスカレーターやエレベーターのある便利さはすべて電力に頼っていたのだ。
 よく言われることだけれど、ここは豊かさに慣れた心を入れ替え、昔に戻って・・・と考えた時にふと思い出したことがあった。

 私が働いていたところは様々な障害を持つ人が利用するところだった。ある日、視覚障害のある利用者がこんなことを言った。

「蛍光灯、替えましたか?明るくなって、よく見えるようになりました!」

 その時初めて気がついた。視覚障害のある人は、明るさによって見え方を左右されるのだ。



 発電は安全であるにこしたことはないし、節電を心掛けることもとても大切なことには違いない。でも一方で、多くの電気を使い、明るく、便利になったことで、「普通」の生活が得られたという人もいるかもしれないし、生活の質が格段に向上したという人もいるかもしれない。節電と、便利さと・・・二者択一ではないのだけれど、ちょうどよいところで折り合うのは意外と難しいことかもしれないと思った。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 19, 2011 12:15:49 AM
コメント(2) | コメントを書く
[日常のこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: