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2017.06.01
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カテゴリ: ダイヤペット
これまで,トミカ,ダイカスケール,トレーンといったダイキャスト製の鉄道玩具を取り上げてきました。今回は,「SINCE1965 現存する日本最古のミニチュアカーブランド」(アガツマ社ウェブサイトより)であるダイヤペットを取り上げたいと思います。

ダイヤペットは,米澤玩具が,大盛屋酒井通玩具(たいせいやさかいみちがんぐ(※))から発売されていたミニチュアカーブランド「ミクロペット」の製品を引き継ぐ形で,昭和40年に発足しました。
以来,日本を代表するミニチュアカーブランドとして多種多様な製品を発売していましたが,平成6年,合併によりセガ・エンタープライゼス傘下のセガ・ヨネザワ社に引き継がれます。
その後,ダイヤペットは,平成12年にセガトイズ(旧セガ・ヨネザワ)社から,老舗玩具メーカーのアガツマに引き継がれ,現在に至っています。

このように,ダイヤペットは,歴史が長く,製品が多岐にわたる(乗用車のほかに,トラックやバス,戦車,鉄道,軍用機,果ては武将の兜までありました)ことに加え,発売元が何度か代わっていることから,その全容を把握することがなかなか大変です。
以下の文章は,私が入手した製品及びカタログ,ネコ・パブリッシング社の「ミニチュアカー考古学」を参考としています。

まず,昭和47年,No.287として「B110タンクロコ」(箱には「110」と記載されていますが,製品のナンバープレートには「101」と記載されていました。)が発売されました。これは,フリースタイルのBタンクで,軌間は9mmながら,車体の大きさはHOナローに近く,単5電池で走行できるようになっており,ナショナル(現・パナソニック)の単5電池が付属していました。

(玩具商報395号(1972年7月1日号)181頁より,ダイヤペットのタンクロコ)


続いて,昭和49年から50年にかけて,鉄道シリーズが発売されます。当初は,Bタンクと同様,3ケタの品番が与えられていましたが,この頃から,品番はシリーズごとに,例えば,乗用車シリーズには「G」,バスシリーズには「B」といったアルファベットが付けられるようになり,鉄道シリーズは「R」に改番されました。



(トイジャーナル1974年8月臨時増刊号より)


(昭和54年ダイヤペットカタログより)

商品名はカタログ等の記載に拠っております(【】は筆者補足)。

R1 2台連結東海型電車(レール付) S49年7月発売【165系?】
R2 2台連結特急型電車(レール付) S49年10月発売【ボンネット特急】
R3 2台連結国電型電車(レール付) S49年7月発売【オレンジ色】
R4 2台連結寝台車(レール付)   S49年8月発売【581系】
R5 2台連結電気機関車(レール付) S49年9月発売【EF66/コンテナ車】
R6 2台連結ひかり号(レール付)  S48年7月発売
R7 2台連結地下鉄(レール付)   S49年11月発売【東海形を丸ノ内線色に】
R8 2台連結山手線(レール付)   S50年1月発売







(鉄道模型趣味346号より)

【※お詫びと訂正】
本稿において,「大盛屋酒井通玩具(たいせいやさかいつうがんぐ)」と表記しておりましたが,正しくは「大盛屋酒井通玩具(たいせいやさかいみちがんぐ)」でした。ここに訂正し,お詫び申し上げます。





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最終更新日  2022.05.15 16:32:47
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