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お盆ですが、塾を開けています。きのう本を買いました。
タイトルが 「下流大学が日本を滅ぼす!」
副題 ひよわなお客様世代の増殖
三浦展著 KKベストセラーズ ベスト新書 です。
筆者の定義によれば学ぶ意欲や向上心の低い若者を生む大学が「下流大学」だそうです。筆者は前書きで次のように述べています。「そしていまどきのバカな、バカだけじゃなくて、ひ弱で、甘えん坊で、自己愛の強い学生たちの実態を探り、さらに、そういう学生を生み出す入試制度、教育制度にメスを入れ、それを踏まえて、まともな人間を生み出すための処方箋を示したい。」
さて、塾ではただいま、高一、高二を中心に8名自習中です。彼らのほうから、たまに質問に来ます。が、こちらからも質問取りに行ってやったりもします。
質問すら積極的に出来ない困った子もいるのです。そんな子の親いわく、「うちの子は、内気なもので」。甘やかしてはいけませんね、私も。断固言うべきかも、「質問に来い」と。
将来、必要なことを見極め、自分から進んで学ぶような生徒でないと、どんな職種でも大成はしないでしょう。
ところで、先ほどの本、「さもありなん」と思うところも多数ありますが、それ以上にショッキングな実態も書かれています。ぜひ、ご一読を。
私立一貫校などで自信喪失気味の生徒諸君には、まずは自信回復の処方が必要でしょう。そして、もし自信を取り戻したら、余裕を持って一人歩きしてほしいと思っています。リスクがあろうとも、学校のプリント類を受動的に数多くこなすだけの勉強から、一歩身を置いて、自分の決断でなすべき課題を見つけ実行する力を。
学校の成績が少しくらい落ちようと、読みたい本は読む。入試範囲外のことであっても興味があれば調べてみる。そんな高校生であってほしいものです。
高校時代の友人でも、そういう知的な好奇心が高く、決断力にとんだ連中は、少なくとも学者研究者としては大きな成果を上げているようです。
結局、親の世代の教育力の問題が大きく作用しているのでしょう。
さらに言えば、教育理念の欠如でしょうか。
「よく生きる」ことが、社会での勝ち組になることであろうはずはありません。
世界の人々から「品格ある民族」と呼ばれるような、未来の日本人たちを育てたいものです。