小鳥屋さんの一寸一服

小鳥屋さんの一寸一服

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January 24, 2014
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、やってきました手術当日。

前日も、なんの緊張感もなく、
頑張るのは先生だし~♪と、普段通り熟睡。



心配していた食事制限は、
お腹の手術の時は前日晩からダメだったので心配してたけれど
今回の頭の手術は、
「手術当日の朝6時からは水飲んじゃダメ」だけのゆるさ。


前日の晩御飯もしっかり食べて、
朝5時半に起きて6時までにたらふく水を飲んでスタンバイ。


この時たらふく飲んだ水は、
どれだけ体にとどめておきたくとも。
自然の摂理。
朝9時、手術前にはトイレに流れていくのでございます・・・



「手術の1時間前に」と言われてた通り、
朝8時に旦ちゃん到着。
手術時間9時直前に看護婦さんがやって来て、歩いて手術室へ。


手術室は手術専用の階となっていて、その日あさいちの手術が決まってる患者さん6人と、それぞれに付き添う看護婦さんが一堂にそろい、
これから団体旅行に行くような雑多な雰囲気。
6部屋順に並ぶ手術室。


一列に並び、それぞれの部屋に歩いて移動。



実際辛そうでそれどころじゃなさそうな人。
私は。周りに置かれてる器具や、医療廃棄物専用の段ボールに興味津々。
看護婦さんに、
「この機械は? あの機械は?」と。
キョロキョロしながら最奥の手術部屋に到着。



「パンツは先に脱ぎますか?」と聞くと
看護婦さんや先生方が、
「麻酔効いてからこちらでしますので、気にせず台の上に寝てください」
と笑いながら答えてくれる。


「よろしくお願いします♪」と挨拶し、
まな板の上の鯉に。


点滴チューブから麻酔。
「そろそろ麻酔液入り始めますよ~」
との声。
いつまで目を開けてられるかな?と思って上を見てたものの
手術の照明がぼやける間もなく気が付けば手術終了。


9時から11時までは、MRI画像と実際の頭部の位置合わせ。
車のナビゲーションシステムと同じ要領での手術だったらしい。


右鼻から内視鏡モニター兼電動メスを入れ
鼻骨の上部を意図的に骨折させ、副鼻腔に侵入。
さらに、鼻の上、薄い頭蓋を骨折させ、腫瘍部に到着。


思いのほかやわらかかったという腫瘍を掻きだすと、
髄液が漏れた(予定範囲内)ので、へその横あたりの脂肪を1センチほど採取し、
摘出後にできた空洞内に採取した脂肪を埋め頭の穴をふさぐ。


そうか。
日々ためてた私の腹回りの贅肉(脂肪)は、この日のためにあったのね
両鼻にガッツリ。きっつきつに鼻専用のタンポンを詰め、
骨折させた鼻が曲がらないように位置を整えて終了。


目が覚めた時には手術の時乗ったベッドのまま集中治療室に。
時計は13:30。

顔が腫れ上がることも全く無く、
両鼻に奥の奥までびっちり詰めた鼻タンポンの分だけ鼻が大きくなっただけ。


ひどいアレルギー性鼻炎で両鼻にティッシュ丸めて詰めた時とさほど変わらず。
口呼吸には慣れている。
手術した頭はどんなに痛むものかと思ったけれど、
こちらも、元来頭痛持ち。
片頭痛とさほど変わりない痛み。


集中治療室は、大人の新生児室のような様子。
左手に点滴。
右手に血圧計。
手術前からはいてた血栓防止専用の白いストッキング。
その上から両足に血栓防止用のフットポンプ。(血圧計みたいなのを巻きつける)
左手指には酸素量計測装置。
心電図用のコードが上半身に。
尿管ドレーンが入った私。
蒸れ蒸れかぶれる「おむつ」ではなく、T字帯と呼ばれる白いふんどし。
これ快適♪ 夏場普段使いしようかと思う一品(旦那ちゃんによりこの案は却下)


手術の担当医さんが様子見に来て
脂肪摘出したお腹の様子を見て
「お腹の血がジワジワ滲みだして止まらないみたいだから、ガーゼで圧迫しとくけど、たいしたことないからね~」
念のための処置とのこと。

早く治るなら、なんでもしてっチョ~~





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Last updated  January 24, 2014 05:53:30 PM
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