この本を購入したのはスクーリングで東京田町にある芝浦工大で、韓国語の単位を取得
するため出かけた時だった。
ペーパーテストと口述テストが2泊3日で有り、成績が散々だった。
「気を紛らす面白い本は無いかな」と大学の書店で見つけた本だった。
2・3年前の初秋だったと思う。こんなに何百万部も出て、ヒットするとは・・・・。
帰宅する新幹線の中で一気に読み、あっという間に着いてしまったのを思い出した。
本箱に入れておいたら「これ、お母さんが?いつ?」と子供たちが回し読みしていた。
息子が読んで号泣したとの事。 本を読んで心のひだが解るようになったのが、私には嬉しかった。 それ以来、私をおかんと呼ぶ。
やってる事が良く似ているのだそう。 ホントかもしれない。

その後にも奥田英朗著「空中ブランコ」
小川洋子著「博士の愛した数式」とスクーリングの度に本が増えていった。
彼女の作品は人物設定、ストリーの意外性が面白いので多く持っている。「ホテルアイリス」や「薬指の標本」『妊娠カレンダー』のなかの『森の奥で燃えるもの』等、冷たくて中性的なそして洗練された表現法は、小川洋子の世界が広がっていて、
「う~ん!」と私はいつもうなってしまう。何処からこんな奇抜な発想が生まれるのかと。
藤原正彦氏との交流がヒントになっているのかも知れないがその広がりが
「博士の愛した・・・」と。作家のヒントは何処にでもあるのだろうな。

今夜から始まるフジ系TVドラマ『東京タワー』は如何なんだろうか。倍賞美津子のおかん、速水もこみちの僕。それに泉谷しげるのおとん。
映画化もされて、宮城県北の廃坑の町でロケをやったそうだ。オダギリジョーの僕、樹希樹林のおかん、小林薫のおとんだそう。寂れた町並みがとてもいい感じで残っていた。
イメージを損なうような製作はやめて欲しい。 まずは観てからの事。
専ら読書で自分の世界を楽しむ方が好きである。
華岡青洲ゆかりの家が・・・ May 19, 2010