■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

2006年07月03日
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カテゴリ: 第一章 061 ~ 122 話
.
MF 坂田鉄次 (鉄)
  「いや・・・・試合終了にはまだ早い・・・・」

 こういちがパンチングした場所を指しながらもう一方の手を上げて
 慌てて走ってきた。

 主 審
  「ハ、ハンド・・・」

こういち
  「あはは・・・・」

 頭をポリポリ掻きながら、ゴール前に戻るこういち。


  「ハンド・・・・か・・・・ペナルティーエリアの外・・・・だったか」

 しかし、まだなんだか判らないのが2組の選手。
 最後尾の2組 GK 橋本が

2組 GK 橋本
  「おーーい、間接フリーキックだぞーーーっ」

2組 FW 赤山
  「お、おぉ・・・・、そうらしい・・・・」

2組 DF 大内
  「河本っ、チャンスだよ、チャンスっ」

2組 MF 河本(こうもと)
  「あ・・・あぁ・・・・」



DF 岸川克司 (克っちゃん)
  「おぃっ、壁作れ壁っ」

 一番早く現実に戻ってきた DF 岸川克司、チームに指示を出す。

DF 江藤 淳一
  「克っちゃん、壁、いらねーよ。

    ( それに キーパーはこういちなんだよ・・・。 )

DF 岸川克司 (克っちゃん)
  「あ、・・・・間接か。」

 間接フリーキックの位置は、丁度ペナルティーキックマークの斜め後ろに当たる。
 直接フリーキックではなく、間接なら誰かに触らないと直接ゴールしても得点にはならない。

DF 岸川克司 (克っちゃん)
  「そっか、間接だな。
   マーク・・・・普通はマークだ。
   だが・・・・・よし。

   裕太、高橋、前線に。 鉄、敏、中盤に。速攻に備えろっ」

FW 伊藤裕太 (裕太)
  「わかったっ」

MF 坂田鉄次 (鉄)
  「よしっ」

 なんと、ピンチを無視する1組イレブンの布陣。

DF 江藤 淳一
  「いや、これでいい。」

 2組 MF 河本 が、ボールを手にし、主審の示す位置にボールをセットする。
 この位置からでは頭に合わせて・・・・は難しい。
 が、1組のマークは少し甘い。

 ボールから少し離れた左右に普通のクラスメイトの MF 根元君と
 頭で勝負の MF 名鳥君(ガリ勉)が、
 ゴール内ポール横に体のがっちりした DF 大砲君が後ろ向きで立つ。

2組 MF 河本
  「ふっ、素人みてぇーな守備してんな。」

 2組 MF 河本 が数歩下がり、2組 FW 赤山 と2組 大型FW 竹ノ塚 と目線を合わせる。
 そしてもうひとりと。

 突然、ボール横右に2組 FW 赤山 と2組 大型FW 竹ノ塚が後方から走り込んできたっ!
 2組 MF 河本 はそれを見てボールに駆け寄るっ

 それを見た1組の DF 陣は一斉にその二人に詰め寄る。
 が、キッカー2組 MF 河本 は、なんと二人とは逆の左側にチョンっとボールを出したっ

2組キャプテン MF 坪口
  「これで決まりだーーっ!」

 逆側を走りこんだ2組キャプテン MF 坪口 の足元にボールが吸い込まれ、
 ジャストミートのシュートっ!============

 ボールとゴールには、阻むものが無いっ
 誰もが追加点と思ったその瞬間っ 

シュッ バシっ★

DF 江藤 淳一
  「こういちーーーっ!」

 走りながら中盤で手を挙げて呼ぶ DF 江藤 淳一。
 こういちは一回転して立ち上がり、前線にチョンっとボールを蹴り出したっ!

2組キャプテン MF 坪口
  「なんてやつだ・・・・・」

2組 MF 河本(こうもと)
  「うそだろ、おい・・・・」

 ボールは DF 江藤 淳一 がそのままヘッドで更に前線に送る。

DF 江藤 淳一
  「うちのキーパーはこういちなんだよっ」

MF 坂田鉄次 (鉄)
  「頼むぞっ」

 さらにワンタッチで相手 DF の裏にボールを送り出す MF 坂田鉄次。

FW 伊藤裕太 (裕太)
  「 高橋っ、行けっーーー

 懸命にボールを追う FW 高橋君、
 ボールに見事追いつき、後ろを見てFW 伊藤裕太 に渡す。

FW 伊藤裕太 (裕太)
  「いいぞっ、これで DF 一人抜けば。。。」

 巧みにボールをコントロールして、相手ディフェンダーを交わすそぶりをするFW 伊藤裕太、

FW 伊藤裕太 (裕太)
  「高橋、走れっ」

 と叫び、パスを出すモージョンのFW 伊藤裕太、相手 DF はそうはさせじと足を目いっぱい
 伸ばしてカットに行く。

 が・・・・
 FW 伊藤裕太 はクルっと切り替えし、高橋の走る反対側にボールを出し相手 DF を交わしたっ
 キーパーと一対一、
 相手 DF も懸命に戻ってくるも、

FW 伊藤裕太 (裕太)
  「 行けーーーーーっ

 と、掛け声と共に蹴りだされたボールは、キーパーの股間を抜け・・・・
 そして2組ゴールネットを揺らした。。。


ピピーー


主 審
  「 ゴーーーールっ!

 センターサークルに向かって手を指した。

 『 やったーーーーーっ!

 1組応援席から歓声が上がる。


FW 伊藤裕太 (裕太)
  「やり~♪」

MF 土谷敏彦 (敏)
  「よぉーーしっ」

MF 坂田鉄次 (鉄)
  「裕太、良く入れたっ!」

DF 岸川克司 (克っちゃん)
  「おっしゃーーーーっ」

DF 江藤 淳一
  「ナイスキーパー♪」

 こういちは江藤に親指を上げて答えた。


2組 GK 橋本
  「く・・・、くそぉ・・・・・」

 ショックを隠しきれない2組イレブン、
 センターサークルからボールを蹴り、ゲーム再開した瞬間に、

ピっ、ピっ、ピーーーーー


主 審
  「ゲーム終了。」

 両チームイレブンがセンターラインに並ぶ。

主 審
  「規定により延長、PK 、共に無し。
   両者共に優勝とし、ポイントは5点ずつ与えることとする。

   お互い、礼。」

 深くお辞儀をした1組イレブン、そして応援団の元へと歩き出した。

MF 坂田鉄次 (鉄)
  「なんか満足したなぁ。。。」

MF 土谷敏彦 (敏)
  「勝たなかったが、なんかスッキリだぜ。」

DF 江藤 淳一
  「正規の布陣になってからは、10分で2点だぜ。気分いい~♪」

DF 岸川克司 (克っちゃん)
  「総合優勝は逃したけどな。。。」 { 大会の結果 }


 あははは。。。
 不思議と笑顔のイレブン。


FW 伊藤裕太 (裕太)
  「PK やってたら、間違いなくうちの優勝だったな。。。」

DF 江藤 淳一
  「そうよ、キーパーはスーパーキャッチのこういちだもんな~♪」

MF 土谷敏彦 (敏)
  「そっ、気分は優勝だぜ~♪」


 あははは。。。




                             -つづく-




第七十四話  雑誌掲載 へ
 (手酌ぐらいしなくちゃね♪)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月14日 14時27分07秒
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