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佐藤賢一の小説「黒い悪魔」「褐色の文豪」「象牙色の賢者」、
デュマ三代の三部作を読み終えた。
一代目はナポレオン時代の軍人、
二代目は「三銃士」「モンテ・クリスト伯」などを著した小説家、
三代目はオペラにもなった「椿姫」などを著したこれまた小説家。
一代目が、黒人の血を半分受け継いでいたので「黒い」
少しずつ黒人の血が薄くなるので「褐色」「象牙色」となる。
いつもながら、佐藤さんの小説は味が濃くて面白い。
ナポレオン時代から共和政や第二帝政などフランス激動の歴史の
勉強にもなった。
佐藤さんはもともとフランスを舞台にした小説を主に書いている人だが、
(最近はアメリカや日本を舞台にしたものも書いている)
僕にはいつか書いてほしいヨーロッパの人物がいる。
それは、スペインの「フェリペ2世」。
佐藤賢一さん、よろしくお願いします。
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