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今度の旅行のハイライトの一つは、トナカイ牧場を訪れ、それを飼育する
サミ族に会い、トナカイの肉を試食することである。
北極圏原住民、サミ族はロシア、フィンランド、スエーデン、ノルウェーイの北端に住み、もともとは海で漁をしたり、トナカイと共に国境を越えて旅する放牧民族でもある。

北極圏の北になると一年間の日照時間が短いため、樹木の育ちも遅く、ほとんどの木の幹は細い。
そして、その木の下にコケ状の植物が生えて、このツンドラをトナカイやムースが餌にしている。
森ではまた季節によって違ったキノコやいろいろなベリーも採れる。

サミ族の部落を訪れ、まずは木で作られたトナカイの模型にロープでロデオまがいの遊び、簡単に見えるが、なかなかうまく行かない。

テキサス出身の大柄のハワードがそれじゃあ、私がと格好良くトライするが、ロープはトナカイの遠く離れた所へ行ってしまい、皆からハワード、本当にテキサス・ボーイなのとからかわれる。
いよいよ、ディナーで、燻製のトナカイとトナカイのステーキ、両方ともまったくくせがなく、おいしい。森で採れたきのこもおいしい。

一緒に出てきたリンゴンべりー、小粒で少しすっぱいベリーが肉に良くあっている。
ディザートは小さなパンケーキのような物に、やはり森で採れた、クラウドベリーというめずらしいベリー。

食後に太鼓を叩きながら歌ってくれた歌はアメリカン・インディアンのもの悲しい歌に似ていた。