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2007.11.13
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カテゴリ: 小説 Wonder Garden
第1話 初めての入試

ここはある県の“朝日市”。ここの街では人々が行きかう街として有名である。

「ここかぁ、私の入試場所は。」
そう呟いたは今年で15歳になった伊野聡美である。聡美は初めて入試試験を受ける。
何もかも初めてで自分が学校に入ったらクラスの仲間に入れるか不安でしかたなかった。
聡美が受けるのは、朝日市立朝日高等学校。私立である。ここは普通科、福祉科、情報科があり、とても評判の高い高校である。
定員募集人数は500人で推薦募集は20人である。聡美も推薦を受けたが、見事に落ちてしまった。
聡美にとっては最後の切符である一般入試を受けることにした。

“今日の入試試験で全てが決まる・・・”そう思うと緊張が高まってきた。手が震えている。


と頭を抱え、目をつむった。しかし、時は時である。筆記試験が始まった。手が汗だらけである。
今年の筆記試験は思ったように難問が多く、他の人々も頭を抱え込んでいた。

”なによこれ~!こんなのあり!?めちゃくちゃムズい!!”聡美の頭の中はパニック状態である。
そして5時間後、全ての筆記試験は終わった。 筆記試験が終わっても安心できない。そう、これからが本当の試練、面接が待っている。

「うまく話せるかなぁ・・・ここの高校、個人面接だからなぁ・・・」
とぶつぶつ喋っていた。聡美は自分の受験番号を確認した。聡美の受験番号は“0256”である。
とその時、隣の教室から“受験番号256番の方、面接室へどうぞ。”と言われ、胸が高鳴った。
ここの面接官は3人、全て男性教師である。緊張のあまり顔が真っ赤である。

「どうぞ、座ってください」
面接官がそういうと頭が真っ白になってきた。いろいろと質問され、10分後、面接は終了した。
聡美はため息をついた。家に着くと母が、心配そうな声で聞いてきた。


「まあいいんじゃない?結果は出してきたんだし。」
そういうと母はため息をついた。母は心配でたまらないようだ。それもそのはずだろう、中学校ではあまりにも残酷だった。
成績もあまりよくなかったし、勉強した姿を見ていないため、母は不安であった。

それから1週間後、ついに合格発表の日が来た。聡美にとってはこれを逃すともう働くしかない。
しばらくすると、女性2人が張り出し台に合格者が書いてあるであろう大きい紙を持ってきた。


そして、ゆっくり顔を上げ、張り出し台に目をやり、番号を探してみた。

「0245・・・0246・・・0249・・・0250・・・0253・・・0255・・・0256・・・、あっ!あった~~~!」
聡美は大声で叫んだ。後から恥ずかしくなったが喜びでしょうがなかった。見事合格したのである。

聡美は幸せだった。心の中で“チョ~うれし~!まさか受かるなんて!”と感動していた。
しかしこれからが大変だった。

(第2話へ続く)





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最終更新日  2007.11.13 07:25:00
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