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2007.11.15
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カテゴリ: 小説 Wonder Garden
第2話 入学

朝日市立朝日高等学校に合格したのはともかく、自分が筆記試験で何点採ったのか知りたかった。
そこで合格した高校に問い合わせてみた。まもなくして成績通知書が手渡された。ドキドキした。

「なっ何点なんだろう・・・。」
聡美はわくわく感と不安感で仕方がなかった。通知書を開けてみると、そこには各教科の点数が書いてあった。
聡美は“えっ”と冷や汗が出てきた。そこには合計順位に「521人中、500位」と書いてあったからである。
頭が真っ白になった。まさかここまで成績が悪いとは思っても見なかったのである。

「わたしって・・・こんなに下だったのね・・・」
ある意味ショックだった。でも受かったのは事実。聡美は心の中を改めた。


学校に着くと華やかな飾りがいたるところにあった。昇降口に来たとき、クラスの組み分けが張られてあった。

「え~と、わたしは・・・1年2組の15番か。」
聡美は緊張しながらその教室へ向かった。もうとっくに保護者と一緒に新入生が来ていた。
聡美は男子に目も触れなかったが、その分男子は聡美のかわいさに夢中だ。
“もう、あんまりみないでよ!”もともと男子が苦手だった聡美は苦痛だった。そして1年2組の担任の人が現れた。

「おはようございます。今日からここの担任をさせてもらいます、星野川居です。よろしくお願いいたします。」
聡美は“憧れだった高校に入学したんだ~!”と夢を膨らませた。そして入学式。

「1年2組、15番。伊野聡美。」
そう呼ばれ元気良く「ハイ!」と返事をした。入学式が終わり、クラスに戻ったとき、一人の女子が声をかけてきた。

「あの、初めまして。私は渡部可奈子といいます。よかったら友達になりませんか。」
びっくりした。今まで他人から声をかけられたことがなかった。

そしてケータイのメルアドを交換し、自己紹介をした。

「改めて、私は渡部可奈子といいます。血液型はO型で、趣味は楽器を演奏することです。」
「あっ、私は伊野聡美っていいます。血液型はA型で、趣味はマンガを読むことです。」
二人の趣味はまったく別だったが、二人とも数学が得意なこと、国語が苦手だと言うことに深い関心があった。
また聡美にとっては高校生活始まっての初めての‘友達’である。



(第3話へ続く





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最終更新日  2007.11.15 21:06:31
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