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2007.11.17
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カテゴリ: 小説 Wonder Garden
第3話 晴れのちテスト

次の日、高校生活初となる課題テストが始まった。聡美は“はっ”とした。

「ヤバっ!宿題終わってない!」
聡美は焦りまくりだ。テストが始まるまでもう5分間しかない。頭が真っ白になった。
とそこへ、最初の友達になった可奈子がやってきた。

「聡美さん、どうしたの?」
「えっ、2週間前に渡された宿題終わってなかったの・・・」
可奈子は困惑した。聡美の手助けをしたかったが、もう時間がなく、どうすることもできなかった。
そして時間だけが過ぎ、テストの時間がやってきた。ここの高校のテスト時間は50分。


「花より団子ってどういう意味だっけ・・・?」
勉強していなかったせいでさっぱりわからない。聡美は危機を感じた。わからない箇所が出てくるとパニックになった。
そして時間は流れ、無事課題テストは終わった。が、聡美は暗い顔をした。思ったとおりあまり書けなかったからである。

「いきなり赤点だったらいやだなぁ・・・」
ここの朝日市立朝日高等学校は34点以下を赤点とし、評価を1としている。しかも今回のテストはそのままの点数が評価としてついてしまう。
聡美は今にも泣き出しそうだった。恥ずかしさと後悔が混じった感情がくるのである。

家に帰り、母にテストの事を話した。もちろん母は激怒。

「ずっと遊んでばっかいるからそうなるんでしょ!少しは反省しなさい!」
母の怒鳴り声が響き渡る。聡美はもう半泣きである。こんなに激怒した母を見たのは初めてだったからである。
部屋に戻り、反省しまくりの聡美はその夜部屋からは出てこなかった。

次の日、テンション低めな聡美に思ってもみない事が起きた。テストが全て赤点だったのである。

なんとか提出期限までできたため、赤点は逃れたが、赤点の点数が書いてあるテストをお母さんにどうやって見せるか聡美は悩み続けた。

そしてその夕方。

「テストどうだった。」
いかにも怒ってます的な口調で母が声をかけてきた。聡美はビクビクである。

「えっ・・・あっ・・・はい、これ・・・」


「なっ!?聡美~~!!」
「はっはいぃ~!」
「なんでこんなに点数が悪いんですか!!ちゃんと課題はやったの!?」
「一応・・・やりました・・・」
「じゃあもっと点数取れるでしょうが!!」
「ごっごめんなさいぃ~!!」
その後、ビシバシと怒られた聡美は母の怒りが収まるまで勉強させられた。もちろん聡美は泣きながら。

(第4話へ続く)





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最終更新日  2007.11.17 09:55:46
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