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2008.02.05
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カテゴリ: 小説 Wonder Garden
第20話 クラスマッチ前編

体育館にいくと、全校の生徒が集まっていた。みんなはやる気満々だ。聡美は苦笑いをした。クラスマッチは2日間ある。
聡美は運動が苦手だ。クラスマッチの種目はバスケとドッチボールのいかにも苦手な競技だった。聡美は出たくなかったが、無理やり2種目に出される羽目になった。

1日目はドッチボールだ。制限時間は10分。ルールは相手のチームに当てれば外野に行った仲間が内野に戻ってこれるということだ。
聡美はボールを投げてくるスピードが怖かった。そして試合が始まった。ほとんどのボールが聡美を目掛けて打ってくる。

「ぼっボールがぁ!!ひゃぁ!!!!」
ものすごいスピードでボールが飛んでくる。聡美は必死に逃げた。みんながボールに当たってしまい残りは聡美ただひとりとなった。相手チームはまだたくさんいる。

「どうすればいいのぉ・・・ボール取れないのに・・・」
しかしそんな弱音を吐くわけにもいかない。聡美は心を入れ替え、決心した。


聡美は自分がつかんだことにびっくりしたが、すかさず相手にボールを投げ返した。
聡美の投げたボールは相手のチームに当たった。1人が消え、相手のチームは残り5人となった。と同時に仲間が一人帰ってきた。

聡美は異様にやる気になった。そして聡美はボールを捕まえるとすばやく相手に投げた。体が小さいとはいえ、その活躍にみんなが騒然とした。
そして気がつくと逆転していた。相手のチームは残り1人。聡美のチームの1人が相手の1人に狙いを定めた。バシーン。ボールの当たった音が鳴り響く。

聡美は奇跡の逆転勝利を収めた。試合が終わり、次の準備に入ったとき、自分のチームの一人が声を掛けてきた。

「聡美さん、やればできるじゃん!ものすごいよかったよ!」
聡美はうれしくなった。その後順調に進み、ついに決勝戦になった。さとみは緊張している。

“大丈夫・・・!やればできる!!”そう心に決めると試合に立ち向かった。
対戦の相手は、強豪、3年2組である。このクラスは2年2組のとき優勝を果たした。1年2組にとって強敵である。
そして試合の音が鳴り響いた。試合直後、ものすごいスピードで飛んでくる。聡美は取れるはずもない。

「こんなに速いスピード・・・取れるはずないよ!!」

聡美はお腹に変な感触が襲ってきて倒れこんだが、すく立ち上がった。外野に向かい、飛んでくるボールを受け取る。

聡美は自分を目掛けてボールを投げた先輩に豪快な投げ方をした。すると先輩は予測できなかったのか、2人が聡美の豪快なボールに当たった。
内野に戻った聡美は投げに投げまくった。その後、両方の譲れない戦いが進み、制限時間が迫ってきた。
残り10秒。聡美にボールが流れてきた。聡美はニヤリとした。そしてありえない投げ方をした聡美は先輩に目掛け、ボールを投げた。
バーン・・・。当たったところで試合終了の合図が流れた。判定結果は1年2組の勝利だった。



2日目はバスケが待っている。聡美は心配になりながらも次の種目に立ち向かうのだった。

(第21話へ続く)





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最終更新日  2008.02.05 10:26:44
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