移動祝祭日にて。

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2008.07.29
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セルジュ・ゲーンスブールを本格的に聴きだしたのは、84年頃だったと思う。

しかし、私には、ひとつの記憶があった。中学生の頃、深夜のテレビの洋画劇場みたいな番組で、ジャン・ギャバン主演のフィルム・ノワールが放映されていた。ジャン・ギャパンは、犯人逮捕のため、あるレコーディング・スタジオに向かう。そこで、歌入れをしていたミュージシャンがあまりにかっこよかったのだ。長年、そのことは頭を離れることはなかった。
ただ、題名はうろ憶えでしかなかった。「パリ捜査なんとか」とか、そんな感じのタイトル。ゲーンスブールは凄い。でも、まだ見ぬ天才がもう一人いる。それが、ゲーンスブールを知った時の、私の思いだったのである。

後年、近所のレンタル・ビデオ屋さんで、ジャン・ギャパン主演の「パリ大捜査網」という作品を見つけて、私は小躍りした。しかし、勇んで見た裏のクレジットにはこう記してあった。
「音楽/セルジュ・ゲーンスブール」。

なんだ、天才はやっぱり一人だけだったのか。正直そう思った。それと共に、中学生の頃から、自分の趣味趣向は、まったく変化がないんだなと感じたのである。

では、みなさま、どうぞ。タイトルは、「愚か者へのレクイエム」。

http://jp.youtube.com/watch?v=BVi5RPp91Io&feature=related





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最終更新日  2008.11.09 09:22:44
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