自分らしく生きる

2009.09.15
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
8 あなたは誰かに見つめられている
 読者の中には、
「私はあまり社交的ではないし、人付き合いもおっくうだ」
 という方もいるだろう。でも、それはたいしたハンディにならない。
 人との関わりは、「質」が問題だからである。どれだけ多くに人の名刺をもっていても、何の役にも立たないことも多い。
 いくら大勢の人と付き合っていても、それが上っ面だけとか、お義理でとか、カネが絡んだ打算的な付き合いだけであったら、イザというときには何の役にも立たない。とくにこれは「恵まれた環境にある人」にいえることである。
 つまり、若い頃から金持ちであったり、社会的に成功したとか、あるいは大企業や官庁など強大な組織の一員になれたという場合、いろいろな人たちがまわりに集まってくるが、その人たちは、
「お金や社会的地位や、あなたの背後にある強大な組織の力を目当てに集まってくる」
 と、考えるべきである。これを本人の力と思い込むと、あとで、とんでもないことになるおそれがある。

 ふつう、若い頃は「金も力もない」場合が多いので、こんな心配はしなくてよいだろう。問題は年齢とともに、相応の地位・財産ができたときである。
「現職にあるときは大勢の人が集まってきたのに、定年を迎えたとたん急にまわりが淋しくなった」ということのないように、人脈を育てておきたいもの。また、大企業や官庁に入った人の場合は、若い頃からチヤホヤされることも多いので、「どこまでが自分の実力か」をよくわきまえておくことが必要。
 ここでは一般的に、若い頃には「金も力もない」という前提で、話をすすめることにしよう。
 そうなると、やはり最初は「よい指導者・上司に恵まれるかどうか」がポイントになる。
・個性を引き出し、本人が最も「自分らしさ」を活かせる指針を示してくれる人
 そうした上司や先輩に巡り会った人は幸せである。

● 直属上司にとらわれるな
 社会に出て最初に出会う、そして最も重要な人物が、職場の上司や先輩だが、彼らをこちらが選ぶわけにはいかない。会社や役所に入って、どこの職場に配属されるかは、まったく一方的に決められてしまうわけである。
 たまたまよい上司・先輩に恵まれた人は幸せだが、反対にダメな上司・先輩のところへ配属された人は、「運が悪かった」とあきらめるより仕方がないようにも思える。
 ところが、実はそうでもないのである。私の経験では、
 直属の上司よりも他の部署の先輩や取引先の人がいろいろアドバイスしてくれたり、そうした人たちから影響を受けたということが非常に多いものである。

 直属の上司や先輩に恵まれなかったからといってクサッてはいけない。「誰かがあなたの仕事ぶりをジッと見ている」のである。
 社会に出たばかりの頃は、ふつう誰でも、これといった特技をもっているわけではない。キャリアもない。つまり「売り物」がないわけだ。
 若い頃の売り物といったら「若さ」と「誠実さ」だけ。上司や先輩に「とり入る」のがうまくても、そんなものには魅力がない。
 単なる「要領のよさ」もいただけない。少々要領が悪くても、不器用でも、「バカ正直」といわれるくらい真面目に仕事をすること、これが上司や先輩それに取引先の人たちには、新鮮ですがすがしく感じられるものである。
 これは決して教科書的なタテマエ論ではなく、私の体験からハッキリいえることである。そうして過ごしているうちに、あなたに「目を付ける人」が必ず現れる。

「急がば回れ」―正攻法こそ、最短の近道なのである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.09.15 06:50:27 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: