自分らしく生きる

2009.09.16
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9 お金より人を財産にしよう
「お金が貯まったら、自分の店でも持とう」 と、せっせと貯金している人がいる。将来に備えて計画的に貯える、これは悪いことではない。でも食べるものも着るものもケチケチして、安月給?の中から貯金したところで、たかが知れている。
 たとえば毎月十万円といえば、ふつうのサラリーマンにとってはたいへんな額だ。仮に毎月十万円を貯金できたとしても、一年間で百二十万円、十年間続けても千二百万円。
 もちろん有利な利殖をはかれば、二倍や三倍に増やすことも可能だ。しかし、最近の金融情勢を見てもわかるように、投機的な利殖もあるが、これには相当のリスクがともなう。アメリカ発の金融危機はその表れだ。予定通りに増えるという保証はないい、それどころか元も子もなくしてしまう危険が大きい。それに、肝心の昇給も非常に厳しい情勢である。
 いずれにせよ、こんな状態で
「お金を貯めてから何かをしよう」と待っていたら、何年かかるかわかったものではない。
 首尾よく十年間で千二百万円を貯めて、それを元手に商売を始めても、それがうまくいくかどうかわからない。店舗やオフィスを構えて、商品を仕入れて人を雇ったら、元手の何割かはアッという間になくなってしまう。ゼロからスタートする商売なり事業では、お客様も集めなければならない。宣伝費や広告費も必要になる。
 こう考えると、十年間ケチケチしながら貯めたお金は、ほとんど何もできないうちに消え失せてしまう。そうなれば、どこからかお金を借りるしかない。今度は借金の返済に追われることになる。一千万円が五千万円でも一億円でも、事情はたいして変わらない。






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最終更新日  2009.09.16 07:58:53 コメントを書く


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