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2005年09月29日
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カテゴリ: ゲームなあれこれ
もう二度と、逢えないかもしれない・・・・


つい数時間前まで、酒場で平凡にウエイトレスとして働いていた私には
考えもつかなかったことだ。

私の名前はシンディ。
J’sBARでウエイトレスをやっている。

それはある客が店内に入ってきたことから始った。
マネキン人形のような不自然な動きで入ってきたそのお客を不振に思って
声をかけたマスターの首筋に突然噛み付いた。


どんどん進んでいく。

何がおきているのか?いったいどうなっているのか?
何もわからないまま、おろおろとする中、店の外にはまるで死人のような形相で
殺到してくる人々の群れ。
まるで映画で見たような光景・・・そう・・ゾンビのようだ。

明らかに正気ではないその様相に恐怖しながらも、店内にいた私を含む4人で
店の入り口にバリケードを組む。

そして、各々が誰が言うでもなく店の中にある使えそうな物をかき集めはじめていた。
武器になりそうなもの、何かの役に立ちそうな雑貨、そして救急道具・・・・

何が起こっているか誰もわからない中で、みな本能だけで動いていた。
そして、それぞれの胸にある想いは一つだった。


ひとところ様々な物をかき集めて4人は扉を蹴破り、この店の二階へと逃げ込む。
思った以上に広い部屋を探索しながら私達4人は、これからの逃避行に使えそうな物を
片っ端から手に入れては先に進んでいた。

共に行動していたのは
警察官のケビン、地下鉄職員のジム、新聞記者のアリッサ、そして私である。


私と彼らの接点といえば、お酒を飲みに来たお客さんとお店のウエイトレスというだけ。
そんな通りすがりにも似た縁しかない私達が今は一転して運命共同体になっていた。

警察官のケビンは頼りになる。
今私達が持ちえる武器の中ではもっとも頼りになる拳銃を所持していることもあるが、
どこから来るかもわからない屍のような人々に対して先頭を切って道を切り開いてくれていた。
「これでも未来のSTARS隊員だぜ・・・・何度か試験に落ちてるけどな・・」と苦笑い
しながら陽気に答える様もなんだか頼りになる気がした。

アリッサは気の強そうな雰囲気だけれど、私なんかよりよっぽど冷静で頼りになる女性だった。
「必ず生き残ってこれをスクープにするわ」そんな事を言いながら、この異常事態を手持ちの
カメラで撮影する事も忘れていない。タフな人ね・・。

ジムは・・・・・陽気な雰囲気をかもし出してはいたけれど、とても落ち着きが無い小心者の
印象を受けた。まるでゾンビのように襲ってくる人々に対して死んだふりを繰り返していた。
本当にあれで効果があるのだろうか・・・

そんな4人がいきなり運命共同体として行動を開始してから1時間ほどした頃・・
恐怖と不安が続くこの状況に限界がきたのだろうか、ジムは突然我々を置いてどんどん先に進み始めた。
慎重をきたしながら先を進むそのスピードにいらついていたのだろう。

今までは、4人で手分けして脱出路を探し、逃避行に役立つであろう様々な物を手に入れ
協力しながら進んでいた。
追い詰められていくこの状況下において例え4人しかいなくても、お互いを心強く想いながら
先を進んでいた・・・でもそれは危ういまでの均衡だったのかもしれない。


なんとなくぼんやりと数時間前に起こった事の始まりを思い出しながら一つの言葉を呟いていた・・。
「もう二度と、逢えないかもしれない・・・・」
しかし、突然何発もの銃声を聞いて、私は我に返った。
それは、ようやく酒場近辺を抜け、道路に出たときのことだった。

居なくなったはずのジムが無数にせまるゾンビに向かって拳銃を乱射していた。
ジリジリと後方に後ずさりながら・・・。
しかし、銃弾に動じる様子も無くゾンビ達はどんどんジムに押し寄せる。

やがて、まるで波に飲み込まれるようにジムはゾンビの群れに消えていく。
なんとか駆けつけて、ゾンビを倒し追い払ったが、既に時遅し・・・
しばらく這いずりながらこちらに来ようとしていたジムは「ソーリー」と一言呟きながら息絶えた。

ジムの周りには様々な拳銃やショットガン、弾薬が落ちていた。
彼が先に先に進みながら手に入れた物だろう。
使いかたがあまりわからないなんて言っていられない・・・
私は以前、映画でショットガンを使っていた警官のマネをするようにコッキンググリップを引いた。
ガシャンと音が鳴り空の薬莢が排莢される。

ほどなくして、合流したケビンとアリッサも各々が銃を構える。
絶望ともいえる状況にもかかわらず私の心は何故かスッキリしていた。
「生きてこの危機を乗り越えよう!」
それは、混乱して状況に流されるだけだった私が「生き残る」という目的をハッキリと
心に宿した瞬間だった。

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猿になったワタシ 第二回「バイオハザード アウトブレイク編」です。
このゲームも猿のようにプレイしました。

バイオハザードファンの中では賛否両論を呼んだ作品でしたが、個人的には
自分の中でシリーズ中1、2を争う名作でした。
とはいえ、それは条件付という部分もあるので、万人に対して手放しで名作とは
言えないのがちょっと残念なところではあります。
実際セールスとしてはイマイチの結果に終わったようですし。。

このゲーム、やはり肝はオンラインモードにあります。
「オンラインゲームなんて・・・」と思っている方や「オンラインゲームってひきこもりそう・・」
と思っている方にもお勧めしたいゲームです。
短時間で手軽にできる秀逸なゲームです。

とにかく、オンラインモードに関しては、システムが秀逸だと思います。
家庭用オンラインゲームは比較的手広くプレイしてきた自分ですが、その中でも郡をぬく
ゲームシステムでした。

概要を説明しておくと、まずは8人いる主人公の中から1人を選びます。
1ゲームは最大4人で行われ、それぞれが好きなキャラを選択してゲームが始ります。(キャラ重複はできない)

基本ゲームシステムはバイオハザードと同じで脱出を試みます。
時には一緒に行動し、時には別々に行動しながらも4人でなんとか生き残りながら先に進みます。
残念ながらゲーム中はチャットなどでプレイヤー同士が会話する事はできません。
オンラインゲームにおいて、ゲーム中チャットができないことは致命的であると言えるのですが
そこがこのゲームの最大の魅力を引き出しています。

実は買う前、一番この部分が自分も引っかかっておりました。
様々な掲示板においても、このシステムはダメだろう・・・という意見が満ちておりました。
それが、実際発売されるや、このシステムは大好評でした。

プレイヤーはコントローラーのキー操作でいくつかのパターンの言葉を発することができます。
例えば「ゴー(行け)」「ウエイト(待て)」「ソーリー(ごめん)」「サンキュー(ありがとう)」など
本当に単語なのです。
それぞれのキャラが音声で言うのですが、この不便極まりない言葉足らずさが良い意味での
ジレンマを演出してくれます。

例えば実際にこんな事がありました。
ある時ゾンビに囲まれた一行。
あるキャラが「ゴー」と何度も叫びます。
初めは「????」って思うのですが、次第に意図がわかってきます。
ああ、この人は「ここはまかせて先に行け」ってことか・・・と。

必ずしも皆が拳銃などを持っていたりすることはないので、拳銃を持っていたり
武器を持っている人が道を切り開いたりする事はよくあります。

たかがゲーム内の擬似的なロールプレイですが、そこにはチャットなどでは
表現されない無言の思いやりが垣間見えたり、頼もしさが見え隠れしたりと
チャットでは表されない面白い雰囲気があるのです。

製作前のインタビューでも製作者の方々がおっしゃっていましたが、このジレンマが
面白いので採用したとのコメントもありました。
まさにゲームのシステムとルールで遊ばせたわけです。
ひさしぶりにゲームの醍醐味を味わった気がしました。

長くなったので今回はこのへんで。
また続きを書きたいと思います。

【今日の裏技】

【タイトル】レッキングクルー
【機  種】ファミコン
【内  容】ボーナスキャラの法則
      ボーナスキャラはそれが出るダイナマイトを三番目に破裂させると出現するが
      そのキャラは面が始ってからハンマーを振り下ろした回数とその面数をたしたものを
      8で割ったあまりによって変化する。

【コメント】当時、ファミコンの裏技などを紹介していた本などでは、かなりスクープ的に
      紹介される事が多かったジャンルですね。いわゆる隠しキャラ(出現させると
      かなり高得点などの恩恵)は必ずといっていいほど設定されているゲームが
      多かったのが特徴的ですね。よくよく考えると今はあまりないですね。





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最終更新日  2005年09月29日 19時09分58秒
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