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2021.06.19

ギブアンドテイクが理想だけれどテイクだけする人も大勢いる

テーマ：人間関係(927)

カテゴリ：人間観察

人間関係には、いろいろとイザコザはつきものです。
悪い人ではないけれど、ちょっと気になることをする人もいます。

それとなく「察してよ」と、なにも言わずにさらっと流すことの方が多いですね。

いったん関係が悪くなっても、お互い様のところもあるので、日数が経過するうちに忘れてしまう場合がほとんどでしょう。

まさにギブアンドテイクの精神で、多少もたれあいながら生きていくのが人間なのでしょう。

でも、度が過ぎると、こちらのメンタルがまいってしまいます。

良かれと思って相手に対してギブした行為が、実はそうでもなかったりする場合もあります。
一方、少しだけ手伝ってほしいと思ったとき、その人からはテイクすることになります。相手は一方的にテイクされたような気になる場合があります。

気持ちの行き違いとはこういうものです。

この程度なら、「行き違い」「すれ違い」です。
一時的なものであれば、ある程度しょうがないと割り切れます。

しかし、これが悪意あってテイクされ続けると、どうでしょう。
例えば、上司、教師、家主といった立場を利用して、いつまでも奪い続けている人がいたらどうでしょう。

こんな場合に限って、テイクする人は、あまり悪気がありません。当然だと思っています。
そうなると、かなりややこしくなります。

テイクすることに手加減がないのです。
おとなしい人は、文句もいえずにテイクされ続けることになります。

見返りがあればまだマシです。
給料が上がるとか、その都度感謝されるとかなら、わだかまりも消えます。

ところが、少しの悪意と、悪気のない言動の両方でテイクされ続けると、どうしていいのやら混乱してきます。
本人は、生まれながらにして「フリーライダー」なのです。

こんな場合、どうしようもないときは、「離れる」しかないようです。
いろんな方法で、とにかく「離れる」。

可能であれば、周囲の人すべてがその人から「離れる」。
そうすると、やっと自覚することができます。
自分の言動が少しおかしいと、やっと気づくのです。

 悪気があってされる迷惑行為  悪気なくされる迷惑行為 と、比べてみましょう。
道徳的には前者の方がよっぽどひどいと思ってしまいます。
しかし、実は、後者の方がとんでもなく迷惑です。手加減がありませんから。

こんな種類の人もいるのが事実です。離れましょう。
本人も好きでそんな気質をもって生まれたわけではないのです。

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