2006/06/24
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 2005年の1月8日から1月19日の間に

 フリーページにおいてUPしたものを

 再度ブログでUPしているだけです。




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 カウンターに数名座れるだけのスペース

 ボックス席にして10人も座れない

 そんな、こじんまりとした

 雰囲気のあるショットバーで俺と先輩は待っていた





 ボックス席に座った

 もちろん先輩なだけに上座 

 ボックス席に上座があればだけど

 俺は入り口に背を向けるように下座に座った






 カランカラン






 扉に付いていたベルが鳴る







 「里香ちゃんお疲れ♪」







 先輩が入り口に向かい声を掛けた

 反射的に俺も振り向くと

 そこには里香ちゃんと真知子が立っていた




 「あら・・♪・・お疲れさん」









 里香ちゃんは先輩の隣に

 真知子は俺の向かいに座った・・




 「真知子ちゃん、それじゃkuzooが寂しいからさ

               隣に座ってあげてよ♪」


 「そうだよ真知子!隣に座りなよ♪」










 『余計なこと言うなよ・・・』内心俺は思っていた









 「kuzooちゃん隣イイ・・・?」


 「どうぞどうぞ♪」










 嫌だと言える程その頃の俺は、まだまだクズじゃなかった








 合流した当初は4人でバカ話してた

 エロ話や面白い客の話、先輩の失敗談 etc・・・

 次第に酒の量も増えていくと

 自然と2×2のカップル同士の会話へと流れていった







 まぁ俺と真知子はその時点ではカップルじゃないけど








 「kuzooちゃんこの前の帰りに事故ったんだって?」


 「おっ?よく知ってるね?先輩から?」


 「うん・・大丈夫なの?」


 「大丈夫じゃなかったら飲みに来ないよね♪ (笑 」






 「ふ~ん・・・」


 「ふ~ん? ん?ナニナニ?」







 「だったらさ・・」


 「だったら・・・? ナニ?」






 「電話くらい出来たんじゃないの?」


 「あぁ~電話ね・・・♪」


 「そう! 電話っ!」


 「イヤイヤ・・マジで電話欲しかったの・・?」


 「欲しくなかったら、番号教えないと思うんだけど?」


 「それにさ・・kuzooちゃんが教えてって言うから教えたのに・・」


 「ほぉー・・・」








 当時・・まぁ今でもか 

 番号聞くのなんて挨拶みたいなモノ

 正直、自分から聞いたのなんか忘れてた








 「ほぉーってナニよっ!」


 「いや~電話したかったんだけどさ・・・」


 「したかった・・けど?」


 「電話できなかった・・・」


 「なんで?」 







 まさか捨てたなんて言えず

 誤魔化そうかとも思っていた








 「飲み屋の女になんか電話したくなかった?」


 「はい? それはないよ」


 「それじゃ・・・誰にでも教えてると思ったの?」


 「んー・・・それは思ったな (笑 」


 「ヒドーイっ!私そんな女じゃないからっ!」







 イヤイヤそれはあるだろ?と、

 お客さん捕まえるのに電話は教えたりするだろ?と、

 思っていたが口には出さなかった








 「里香ちゃん!私誰にでも教えないよね?」


 「そうそうそう真知子ちゃんは教えないよー」










 2人がかりで攻めるんですか・・・・。










 「先輩もどう思います?!」


 「それは、kuzooが悪いなっ! (笑 」







 3人がかりで攻めるんですね・・・・。












 「じゃ今度は電話してねっ!」



 「電話したくても・・出来ないの!」



 「だから・・なんでよ?!」



 「事故った時に落としたみたいなんだよね・・」








 ナイス言い訳ナイス俺っ! 自画自賛







 「あっ・・そうか・・ゴメンネ」


 「イイよー今日また真知子ちゃんに逢えたし♪」








 そこからは

 また2人楽しく飲んでいた







 里香ちゃんに俺の事を話してた事

 今回、里香ちゃんが気を利かせて

 先輩にkuzooちゃん連れてくるようお願いしていた事



 が




 それを真知子は最初は断っていたらしい









 「なんで断ったのよ?」


 「だって電話が来ないって事は私の興味ないって事でしょ?」


 「ほぉー (笑 」


 「笑い事じゃないからっ!」


 「ほぉー スミマセンね」








 でも里香ちゃんが







 「直接kuzooクンに気持ち聞かないとわからないでしょ?」



 の、一言に押し切られた事

 先輩から連絡があり

 今夜kuzooちゃんが来ると判り嬉しくてドキドキしてた事








 「の、割には入り口で逢った時無表情じゃなかったか?」


 「緊張してた・・・(笑 」


 「こんな顔に緊張するんだ?変わった特技だね (笑 」


 「特技じゃないっ!」









 この時点で俺は

 もう騙されててもイイかな?って思ってた

 むしろ、好きになっていたと思う









 すでに夜も明ける頃にお開きになった




 「kuzoo~俺は里香ちゃん送ってくからな~真知子ちゃん頼んだぞ」


 「真知子の事よろしくね~」


 「よろしくされます~ (笑 」










 その時には2人手をつなぎ

 朝の繁華街を歩いていた




 「kuzooちゃん・・どうする?」


 「んっ?」


 「お腹減ってない?」


 「小腹は減ったかな~」


 「ラーメンでも食べてく?」


 「それより・・・」


 「それより・・・?」


 「今日は電話番号じゃなくって」


 「送ってくからさ・・家教えてよ♪」


 「フ~ン・・送るだけ?」


 「それは・・・送るだけは無いな! (笑 」


 「襲うんだ?」


 「襲うねぇ~」









 「いいかな?」













 「いいよ♪ 特別ね♪」

















 タクシーの中 2人初めてのKISS









 着いた場所には、高級マンション・・・








 「こんなトコ住めるくらい 高給取りなんか?!」


 「まぁ~イロイロね・・・。」


 「・・・? へぇ~」







 ホテルのようなフロントを抜け

 エレベーターに滑り込む










 そこが2度目のkissの場所となった








 そして、それこそが2人初めての夜の(朝か?)始まりだった











△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 おおおおおおおっ! 

 なんか・・・カッコ良さげー!


 まだまだ続きますよ


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Last updated  2006/06/24 01:11:22 AM
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