刺繍大好き♪のぞみのステッチダイアリー

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2012.11.19
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カテゴリ: 京都和歌物語
朱色は御所の錦、白は御所の雪、ピンクと黄色は春と秋。


嵯峨菊は古来、大覚寺の大沢池に浮かぶ菊ヶ島に群生していて、その美しさに惹かれた嵯峨天皇が殿上の花瓶においけになられたと伝わっています。



     ひともとと 思ひし花を 大沢の


            池のそこにも 誰か植ゑけん (友則)


       花・・・ここでは桜ではなく菊
       大沢の池・・・大覚寺境内にある池のこと



大覚寺






   絹糸のような・・



嵯峨菊





   名古曽(なこそ)の滝がある大沢の池です。




    滝の音は 耐えて久しくなりぬれど


          名こそ流れて なほ聞こゑけれ (大納言公任)



   (滝の流れる水音は、聞こえなくなってからもうずいぶんになるけれど
    その名声だけは伝わって、今でも人々の口から聞こえてくることだよ。)



大覚寺大沢池


  この歌が詠まれた公任の時代に滝はすでに枯れていたようですけど、
  歌によって、千年のちの今日にも伝わりました。

  公任はこのほかにも素晴らしい歌をたくさん残していますけど、どうして定家が百人一首に
  この歌を選んだのか、少しだけわかった感じがしました。





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Last updated  2012.11.19 21:25:15
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