刺繍大好き♪のぞみのステッチダイアリー

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2014.09.04
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 花は儚いから美しい・・

 先月は雨が多かったとはいえ、京都市は猛暑日もしっかりあって、短いながらも夏を感じました。
 けれど9月に入ってから、そんな厳しい季節に咲いた花は心なしか元気なく見えます。
 夏の果てを感じる今、そんな花たちを詠んだ和歌をアップしたくなりました。


  もろともに 折るともなしに打ちとけて
          みえにけるかな あさがほの花 (後撰和歌集)

朝顔




 炎天下に咲きながらも、淡い色をした美しい花です。
 道端のフェンスに絡まって毎年のように咲く場所があるのですけど、今年はひとつも咲いていませんでした。

  たかまどの野辺のかほ花 おもかげに
          見えつつ いもは忘れかねつも (万葉集)
  (高円山の野に咲く顔花のように、あなたのことが頭に浮かんで離れることがありません)


昼顔



 朝顔と昼顔の次は源氏物語から、このお花の歌です。


   心あてに それかとぞ見る白露の
            光そへたる夕顔の花 (夕顔)
あなた様はもしかして・・あの源氏の君?)

   夕露に ひもとく花は玉ぼこの
            たよりに見えし えにこそありけれ (源氏)  
     (夕暮れの露でつぼみが花開くように、あなたがお顔をみせて下さるのは
      通りすがりの道でこうしてお会いしたご縁なのですね・・)


夕顔



 なでしこの花。

    咲きまじる 花はいづれとわかねども
            なほ常夏に しくものぞなき (源氏物語・頭の中将)


なでしこ

  夏の果てに、体が夏を忘れてしまわないように
  その刻印を刻みたい・・・





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Last updated  2014.09.04 20:11:18
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