刺繍大好き♪のぞみのステッチダイアリー

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2018.01.08
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カテゴリ: wonderful kyoto
父は友人の京友禅職人と西陣織職人に頼んで、特別に成人式の振袖と帯をあつらえてくれた。










ある日、振袖のときに私も連れて行ってもらい、花の柄を入れるのを間近で見せてもらった。
自分で描いてみる?と言われて、手を震わせながら色を置いた。
振りの裏側の部分で目立たない小花を一つ描かせてもらったが、とてもむつかしかった。
“ス~ッと色を置くようにね。”と言われたのを覚えている。
筆はねっとりとして、まるで油絵の絵の具を含んだように重たかったが、色を置くと生地に染み込んでたちまち染まっていく。
だから、職人のように迷うことなく描かなければならないのだ。







お父さん、こんなにしてくれなくてもいいのにと当時は思ったが、今になって振り返ると父の深い愛情を感じる。
そして成人式の帯と振袖は、一生の宝物になった。

今日は街行く新成人の着物姿を見て自分のときを思い出した。





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Last updated  2018.01.08 13:51:17


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