どうして押入はこうも使い難い構造になっているのでしょうか? そんな押入が今でも平然と作り付けられ、住宅が販売されているのにも納得いきません。
などなど、かねてから押入には大きな不満を持っていました。特に階段下の押入は、上部分が斜めになっていることもあり、輪をかけて使い難いです。
そこで、思い切ってこの階段下の押入を改修することにしました。ホームセンター(コーナン)に「押入れの改造」というDIYのチラシがあったので、これを参考に解体から着手しました。
まずは板や桟を下から叩き、打ち込んである釘を浮かせてから、 くぎ抜き で釘を抜いて解体するのがポイントのようです。確かに、釘の頭は材にめり込んでいて、くぎ抜きが掛かりません。
チラシには「カナヅチで」とありましたが、今ある木材も再利用したいので ゴムハンマー を使いました。
[下から叩いて浮き上がった押入中段の板]
やさしく叩いてもまったく浮き上がらないので、思い切り叩きました。その音の大きなこと。まるで太鼓を叩いているようです。かなり叩きましたが、写真程度しか浮きません。
さて、釘を抜こうと思いましたが、あろうことか浮き上がったのは釘ではなく、桟の方でした(^_^;。釘はほとんど浮いていません。
[下から叩くと桟ごと浮き上がった]
これ以上叩いても桟が浮いてくるだけなので、僅かに隙間のあいた桟と板の間にバールを差し込み、てこの原理でこじる事に変更しました。
[桟と板の間に差し込みバールでこじる]
こちらの方法のほうが、騒音も少なく、円滑に作業が進みました。
今度は、浮いた板を上から叩くと、板が沈んで釘が頭を出します。それをくぎ抜きで抜きます。しかし、中にはこじった段階で板を突き抜けて桟に刺さりっぱなしという釘も多数ありました。
[浮いた釘をくぎ抜きで抜く]
この後も同じ要領で解体を進めました。
[中段の板を外したところ]
[桟を外したところ]
[前板と奥の板を外したところ]
以上で押入の解体が終了です。押入に張ってある板の色が、一部違うのを発見しました。
(つづく)
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