次の本を読み終わりました。
一部は専門的ですが一部は大変おもしろく読みやすい。
読後の感想としては、
「流し読み、飛ばし読みでもいいから、すべての人に読んで欲しい」
と思いました。
そんなわけで、今日はこの本、『 免疫学問答 』を紹介します。
免疫学問答
~心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ』
( 安保徹
/ 無能唱元
、河出文庫、 河出書房新社
、2006、480円)
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
命を落とす人、拾う人の差はどこにあるのか?
対症療法中心の現代医療はかえって病気を増幅している
。
不要なものは過剰な手術・放射線・抗がん剤・薬
...。
痛み、発熱、下痢などは免疫の治癒反応。
病気の本質と免疫の本来の力を知れば、ガンも恐れることはない
。
あなたを救う最先端の免疫学の知識をわかりやすく説く。
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以下、読書メモです。
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・がんが治った人の共通点
〇玄米、菜食、体を動かす 「 心静体動 」
・全粒粉もよい。ただし、日本ではほとんど売られていない。
△手術、抗がん剤、放射線療法
・痛み止めで、せっかく現れた治癒反応を台無しにしてしまう
・ 医療が病気をつくっている
・ガンに対して化学治療さえしなければ、患部の悪化はそう早いものではない。
免疫力によって治す余裕は充分ある。
☆大切なことは、食欲を失わないこと。
「 食えれば死なない 」
大敵は食欲が落ちるところにこそある。
・”You are what you eat. "
・原因は、目の前に見える症状以外にある。
・病気とは自分を救うために (免疫力が) 戦っている姿
・ガンを直接攻撃することは、生命を直接攻撃する意味でもある。
・リンパ:脊椎動物の体内を循環する透明な液体
リンパ球の分類:T細胞・B細胞・NK細胞
=「免疫」の仕事を担当
・交感神経
!心の深い悩みやストレスが私たちの交感神経を過度に緊張させ、
病気をつくることが圧倒的に多い。
!ガンの原因は、働きすぎと心の悩みである場合が非常に多い
→交感神経の緊張を持続させるような生活をやめること
=趣味の時間や睡眠時間を増やすこと
◎「恕(じょ)」:大目に見る、ゆるやかな心
・「いそがない、がんばらない、なまけない」
○笑い
・笑いが免疫能を高める
☆「いつもニコニコ副交感」
→リンパ球が多いから、長生きの人が多い。
・「甘え」の世代=副交感優位=ストレスに弱い
→独立自尊の気概が必要です。
勇気が必要だ。
ストイックになることです。
・タバコを吸うメリットはリラックスすること
1日数回吸うだけだった昔なら、ストレスを除き、長寿の秘薬だった。
・なにものも、過剰摂取はよくない。
・いい悪いは一概に決められない。
〇「 軟酥鴨卵(なんそおうらん)の術 」
↑自隠禅師が考えた瞑想法。一種の自己催眠療法。
詳しい説明がネット上にありました
。
・いつも前向きでいるなどということは不自然
・すべてはTPOによる。
・行雲流水、流れるままに無理せず生きてゆく。
・孔子の説いた「中庸」そのもの
☆重要なのは、人生を明るく考えること
"You are what you think."
〇 刺絡療法(しらくりょうほう)
・手足の指先にある井穴(せいけつ)や
頭頂部の百会(ひゃくえ)というツボに針を刺し、
わずかに出血させる瀉血(しゃけつ)という方法がもと。
↑ これの説明もネット上にありました。mayoさんのブログです。
・これを改良し、刺して血を採る方法をやめ、
単にそこへ刺激を与えるやり方に変えた。
・基本的には、薬指を除いた4本の指の付け根を押しもむだけ。
(1本の指を20回ずつ)
・この療法をおこなうと、
白血球の顆粒球とリンパ球の比率が理想値に近づいてくる。
すると、どんな病気でも目に見えて軽快していく。
・転移は治る前兆
・ガン細胞は熱に弱い。
転移の発熱は、人間のからだに備わった天然の温熱療法。
ガンがリンパ球に打ち負かされ逃げ出す、それが転移です。
・転移先のガンは元のガンより小さくなっている。
・ガンは免疫力だけで戦える。
解熱剤を使って熱を下げたり、免疫力を下げる治療を行えば、
ガンは生き延びてしまい、転移は命取りとなる。
・本来、ガンは自然退縮するのが普通。
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この本の中で「 ストレスの自己コントロール 」の話が出てきました。
私が今までいろんな本を読んで感じてきた
「 いい加減がよい加減
」というひとつの法則が、
ここでも強調されている気がしました。
ガンに対抗する手段については、いろんな考え方があると思いますが、
基本的には「人間本来の免疫の力」を信じて
あまり医療手段に安易に頼りすぎない方がいいのかな、と思っています。
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