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2011年04月14日
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1週間くらい前ですが、京都国際マンガミュージアムでやっているベルサイユのばらの原画展を見に行ってきました。
こうやって見ると、ベルばらの線って結構体周りなんかは太く、緩急を鋭く効かせて描かれていることが分かります。
池田先生の絵って瞳の部分とかが細やかなので、すごく繊細に描かれているイメージがどことなくあったのですが、実際には勢いのある、のびのびとした力強いタッチなんだな、と驚かされました。
女性に対する差別をなくそうと紛糾し、漫画界でも女性が台頭し始めた時代。
その勢いが絵柄にも表れているのかもしれません。

さて、今回のベルばら展は最初の部分からオスカルが衛兵隊に志願して・・・といったくらいまでの場面が展示されていたのですが、展示の最初と最後ではかなり絵柄が異なっています。
これは、ベルばらを読んだ当初から気付いていましたが、これはオスカルたちの成長を描いたが故に頭身や顔のバランスなどが変化したのだ、と私は決めつけていました。
ですが、今回の展示の説明にこうあったのです。
「池田先生は漫画的な絵柄に疑問を持ち、人物のデッサンを習いに行ったのだ」と。

これにはさすがに驚きました。
連載途中に絵柄を変更する例がないわけではありませんが、非常に珍しいですし、それを積極的に行ったというのは本当に稀なのではないでしょうか。
でもそれだけに池田先生にはこだわりがあったのだな、と思うと、やはり偉人だなと思います。

また、そんな池田先生のエピソードとして次のようなものもありました。
連載開始前、歴史物は女の子たちには受けない、と一般的に思われており、ベルばらのアイデアを池田先生が出した時も編集者は渋い顔をしたそうです。
それでも池田先生は「きちんと面白く描けばヒットする」「1回目で人気が出なければすぐ打ちきりでもいい」とまで仰り、見事、ベルばらは連載1回目から人気ナンバー1に躍り出たそうです。

何に関しても、本当に最初にやった人というのはすごいとしかいいようがありません。





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最終更新日  2011年04月14日 16時15分39秒
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